OPPO R11sの実機レビューとスペック。性能、特徴、価格まとめ

OPPO R11s

どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。

世界シェア4位のOPPOが日本へ投入した「OPPO R11s」。早速実機を手に入れたので、OPPO R11sの実機を用いてスペックや仕様の解説、特徴の紹介や最安値などをまとめてみました。

目次をクリックすると各項目へ移動します

OPPO R11s仕様特徴まとめ

ここでは簡単にOPPO R11sがどの様な端末なのか仕様特徴を簡単にまとめてます。

実は日本で馬鹿売れしている海外スマートフォン「OnePlus 5T」をリリースするOnePlusはOPPOの別ラインブランドです。という訳でOPPO R11sの外観はOnePlus 5Tと非常によく似ています。

OPPO R11sの仕様特徴は以下(日本仕様のモデル)

  • ミドルハイエンドの中でも上位の処理能力を持っているパワフルな性能
  • 18:9の縦長ディスプレイを採用
  • ダブルレンズカメラを搭載することで暗所でもノイズの少ない撮影が出来る
  • 背景をボカしたクオリティーの高い写真が撮影できる
  • インカメラに力を入れておりAIを組み込んじゃってる
  • ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルの全ての電波で利用できる

    OPPO R11sは世界シェア4位のメーカー端末

    これまで日本には参入していなかったのでOPPOというメーカーを知らない方も多いのではないでしょうか?

    実は、AppleやSamsung、Huaweiに次ぐ世界シェア4位の超有名メーカーです。僕も2017年に台湾へ行った時は真っ先に立ち寄ったメーカーさん。

    日本ではOPPOのハイブランドであるOnePlusが非常に人気で、最近だと最新のOnePlus 5Tがバカ売れしています。

    僕もOPPO端末、OnePlus端末の実機を持ってますが、端末の出来栄えや独自カスタマイズされたOSの出来栄えは凄く良いですよ。流石、世界シェア4位のメーカー品。

    日本ではASUSやHuaweiなどが一般的に認知され始めましたが、同じくらいクオリティーの高い端末を保有するOPPOの端末が気軽に購入できるようになった嬉しいの一言。

OPPO R11sの発売日と価格

日本国内での発売日は2018年2月9日。価格はビックカメラで実質57,255円。

Amazonでも売ってましたが62,510円だったのでビックカメラがお得でした。

↓PDA工房さんでは12種類の保護フィルムと背面のスキンシールを多数販売しています。↓

↓画面まで保護できる手帳型ケースなど沢山の種類がリリースされているのでお気に入りのケースを見つけて下さいね!↓

OPPO R11sのスペック(性能と仕様)をチェック!

項目 仕様
OS  ColorOS 3.2(Android 7.1)
SoC  Snapdragon 660
メモリ  4GB
保存容量  64GB
MicroSD  最大256GB
ディスプレイ  6.01型/AMOLED/18:9
解像度  2180 x 1080(FHD+)
バッテリー容量  3205mAh
アウトカメラ  2000万画素+1600万画素
インカメラ  2000万画素
カラー  ゴールド、レッド、ブラック
サイズ  155.1 × 75.5 ×7.1mm
重量  153g
ネットワーク  ※日本モデルの仕様です。
FDD-LTE:Band 1、2、3、4、5、7、8、18、19、20、26、28
TD-LTE:Band 38、39、40、41
W-CDMA:Band 1、2、4、5、6、8、19
ドコモ回線  フル対応
ソフバン/ワイモバ回線  フル対応
au回線  au VoLTE SIMでフル対応
良いところ  SD660搭載でパワフル
18:9の縦長ディスプレイ
ダブルレンズカメラ搭載
インカメラも高画素
日本向けに投入予定

Snapdragon 660のAnTuTuスコア

AnTuTu 最新

OPPO R11sは執筆時点で最新世代のミドルハイスペックSoC「Snapdragon 660」を搭載しています。

Snapdragon 600番代はミドルハイスペック帯ですが、この性能帯でも下位と上位に分かれており、Snapdragon 660は上位のモデルで非常に高性能。

▼OPPO R11sの実機が手元に届いたのでAnTuTuベンチマークスコア(ver7の新基準スコア)をどうぞ。総合スコアは135509、GPU(3D)スコアは30885。↓

OPPO R11sのAnTuTu総合スコアは135509、GPU(3D)スコアは30885。

ミドルハイスペックの下位モデルであるSnapdragon 630はAnTuTuアプリver7の新基準スコアで総合スコアが6.8万点、3D性能が1.8万点前後。上位モデルのSnapdragon 660はグッと性能が向上しています。

以下は現時点の各性能帯スコア平均。以下のリストは市場で一般的に搭載されていることの多い各性能帯の型番をピックアップしており、常に最新のスコア情報が表示されるようになってます。

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き

これだけの性能があれば普段使いで困ることはありません。

ゲームも重くて遊べないゲームを探すほうが難しいです。OPPO R11sは今後2年くらいの長期利用でも全く問題ない性能です。

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

Geekbench 4で測定したスコア

▼Geekbench 4で端末性能を確認している方は以下をどうぞ。シングルコア性能が1626、マルチコア性能が5860でした。↓

OPPO R11sのGeekbench 4スコアはシングルコア性能が1626、マルチコア性能が5860でした。

PCMark for Androidで測定したスコア

▼PCMark for Androidで端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ。スコアは5949でした。↓

OPPO R11sのPCMark for Androidスコアは5949でした

OPPO R11sの対応電波

docomo

結論から言うと、OPPO R11sはドコモ、au(au VoLTE SIM)、ソフトバンク(ワイモバイル)の全キャリアで利用できます。

今後MNPでキャリアが変わってもOPPO R11sは使い回しして利用できるのでGoodですね!!!

あと、台湾や韓国なんかで利用されている電波にも対応しているので、渡航する時は現地の安いSIMを挿して利用できるのも嬉しいポイント。

ドコモは安心して利用できます

▼ドコモ回線はLTE/3G共にフル対応。実機でドコモ回線を利用しましたが、VoLTEもバッチリ利用できます。(検証は楽天モバイルSIM)ドコモで販売している端末と遜色ないエリアと電波の掴み具合で利用できます。

OPPO R11sはドコモの電波にフル対応。通話も高品質なVoLTEを利用可能です

ソフトバンクとワイモバイルも安心して利用できます

ソフトバンクとワイモバイルは全く同じ電波を利用しているのでまとめて紹介します。

▼ソフトバンクとワイモバイルの電波もTD-LTE含めフル対応しているのでキャリア販売モデルと遜色ないエリアと電波の掴みで利用できます。今回はワイモバイルSIMで確認しましたが、バッチリVoLTEも利用できます。↓

OPPO R11sはソフトバンクとワイモバイルの電波に合致、VoLTEにも対応しています

ちなみにソフトバンクSIMで利用する場合は、IMEI制限に引っかかる場合が有るのでソフトバンクショップにOPPO R11sを持っていって機種変更手続きしておいたほうが安心です。

au回線はau VoLTE SIMに対応!

今回、OPPO R11sを触って一番驚いたのが、au VoLTE SIMに正式対応していたこと。

au VoLTE SIMは電波が対応していても”端末がau VoLTE SIMに正式対応”していないと電波が対応していても使えないんです。

結構多いんですよ。バンドがau VoLTE SIMに対応しているのに正式対応していないがために利用できない端末が。

▼OPPO R11sはau VoLTE SIMに対応しているのでバッチリ通信できました。キャリアモデルと遜色ないエリアとバンドの掴み具合で利用できます。(検証はmineoのAプラン)。もちろんVoLTEに対応。↓

OPPO R11sはau VoLTE SIMに対応しているのでau回線でも利用できます

OPPO R11sの同梱品をチェック!

OPPO R11s

OPPO R11sを購入したら付属品として何が入っているのか。開封の儀!

▼箱はスライド式。かなり高品質な化粧箱で開封時のドキドキ感がヤバイ。↓

OPPO R11sの外箱はスライド式で高品質な外箱でした

高品質な専用ケースが付属!

▼OPPO R11sの付属品には高品質なケースまで付属!少し柔らかめで肌触りはサラリとしたマッドな仕上げ。↓

OPPO R11sには専用のケースが付属しています

▼ケースの内側はOPPO R11sが傷つかないように毛が生えてます。↓

OPPO R11sの専用ケースは傷防止の毛が生えてます

イヤホンマイクも付属!

▼嬉しいイヤホンマイクも付属していました。若干iPhoneチックになってきました。

OPPO R11sにはイヤホンも付属しています。iPhoneに付属しているイヤホンに激似です。

▼イヤホンが入っているケースの中には充電ケーブルも入ってます。

イヤホンが入っているケースの中には充電ケーブルも入っています。

ダッシュチャージ対応の充電器が付属

▼ダッシュチャージに対応した付属の充電器は縦長デザイン。↓

OPPO R11sの充電器はダッシュチャージに対応

同梱品一覧!専用アクセサリーも続々登場!

同梱品は以下の通り

  • OPPO R11s本体
  • 専用ケース
  • イヤホンマイク
  • 充電器
  • 充電ケーブル
  • クイックガイドと保証書
  • SIMピン

既に日本で販売済みなので保護フルムや保護ケースなどのアクセサリー類も充実。端末を購入する際は一緒に手に入れておきましょう。

じゃないと以前僕が購入したXperiaのように購入してすぐ落として傷だらけになるかもしれません。

↓PDA工房さんでは12種類の保護フィルムと背面のスキンシールを多数販売しています。↓

画面まで保護できる手帳型ケースなど沢山の種類がリリースされているのでお気に入りのケースを見つけて下さいね!↓

OPPO R11sの外観をチェック

OPPO R11sの外観をチェック

ディスプレイは18:9の人気比率を採用

ディスプレイはトレンド比率の18:9を採用!縦長で横幅がスマート!ナビゲーションキーが画面上に表示されるのでベゼル部分はゴチャゴチャせずスッキリした印象です。↓

OPPO R11sのディスプレイ側は18:9ディスプレイを備えているのでほぼ画面

美しいメタルボディーと薄い本体

▼背面は美しいメタルボディー。非常に薄くスタイリッシュです。

OPPO R11sの背面はメタル素材で薄くスタイリッシュです

ボタンや充電端子

▼本体の左側面にはボリュームキー。一般的なAndroidスマホと反対の位置ですがスクリーンショットが撮影しやすい配置です↓

OPPO R11sの本体左側面にはボリュームキーが備わっています

▼電源ボタンとSIMスロットは本体の右側面。↓

OPPO R11sの電源ボタンとSIMスロットは本体の右側面に備わっています。

▼下部にはスピーカーと充電端子。あと、この薄さでイヤホンジャックが搭載されているのはGood!しか~し、この価格帯なら裏表関係なしに差し込む事のできるUSB Type-Cを備えている事が多いのですが、OPPO R11sはなぜかMicroUSBを採用してました。

OPPO R11sの下部にはスピーカーとイヤホン端子、MicroUSB端子が備わっています。

SIMスロットはMicroSDと共用

▼SIMスロットはスロット1とスロット2でNanoSIMを2枚挿入できます。スロット2はMicroSDと共用となるタイプでした。

OPPO R11sのSIMスロットは2枚のSIMを挿入できますが、スロット2はMicroSDと共用タイプです

OPPO R11sの機能をチェック

OPPO R11s

iPhoneに激似なUI

OPPO R11sはAndroid 7.1.1を搭載していますが、OSはカスタマイズされたColorOS(執筆時バージョンはV3.1)を採用しており、この独自OSがiPhoneをパクったリスペクトしたような仕上がりとなっています。

▼初期アプリはこんな感じで少なめ。iPhoneの様にアプリがホームに全て表示されるタイプでした。↓

OPPO R11sのホーム画面は全てのアプリがホーム画面に表示されるタイプ

▼ディスプレイの下部からのスワイプアップでコントロールセンターにアクセス出来ます。↓

OPPO R11sの画面下からスワイプアップでコントロールセンターにアクセス出来ます

▼設定画面もiPhoneによく似ています↓

OPPO R11sの設定画面もiPhoneに似ています

Androidを搭載していますがiOSっぽいUIなのでiPhoneからの乗り換えでも操作は簡単に覚えられそうです。

長期的利用でも安心なパワフルな性能

OPPO R11sはSnapdragon 660を搭載するパワフルなモデル

スペックの項目でも紹介しましたが、Snapdragon 660、メモリ4GBの構成は長期的な利用でも動作に不満が起こりにくいパワフルな構成です。

スマートフォン向けコンテンツは年々クオリティーが挙がってますが、その代償として高いパフォーマンスを要求します。

昔購入したハイエンドスマートフォンを久しぶりに使ったら動作が凄くもっさりしている!って経験された方もいらっしゃるかと思いますが、コンテンツやOSなどの動作要求スペックが購入した時点より上がっている事が原因であることが多いのです。

OPPO R11sは恐らく6万円前後の買い物になってきますが、2年以内に動作に不満がでて買い換えを余儀なくされるなら、少し奮発して手に入れたい性能です。

DSDSに対応しているので2枚のSIMで同時待ち受けが可能

DSDSとは、デュアル・シム・デュアル・スタンバイの略で、2枚のSIMを同時待ち受け出来る便利な機能です。

音声通話はキャリアSIM、データは安い格安SIMを利用して音声通話とデータ通信を別々に組み合わせて使ったり、ビジネス用とプライベート用の音声通話SIMを挿してどちらの番号からも発着信出来たりなどとっても便利な機能。

OPPO R11sでDSDSを利用する時に注意したいのが、DSDSを利用するとMicroSDが利用できないこと。

▼外観の項目でもお伝えしましたが、スロット2はMicroSDと共用となっています。このため、MicroSDで容量拡張を行うとDSDSの利用が出来ません。

OPPO R11sのSIMスロットは2枚のSIMを挿入できますが、スロット2はMicroSDと共用タイプです

au VoLTE SIMをメインで利用する方はDSDSは向かない

OPPO R11sは4G(LTE)+3Gの同時待ち受けが可能なのですが、au VoLTE SIMは通話もデータもLTEを利用します。

音声通話にau VoLTE SIMを選択した場合、2枚目のSIMは必然的に3Gしか利用できなくなり、2枚目のSIMをデータSIMに設定すると、LTE全盛期のこの時代にネットを速度の遅い3Gで利用しなければなりません。

au VoLTE SIMを利用する方は1枚SIMでの運用か、2枚目のSIMではドコモやソフトバンク、ワイモバイルの音声通話SIMを挿して2つの電話番号を利用する通話目的でのDSDS利用がオススメです。

ちなみにau VoLTE SIM×2のDSDSも出来ません。理由は4G+3GのDSDSなので、4G(LTE)を利用するau VoLTE SIMでは4G+4Gとなってしまい、対応外となるからです。

ゲームモードが充実している

OPPO R11sはゲーマーに嬉しい機能が充実してます。設定の中にゲーム加速機能という項目があるのでゲーム中の妨害をシャットアウトする機能を利用可能。↓

OPPO R11sの設定からゲーム妨害の項目へアクセスするとゲームプレイ時の妨害をシャットアウト出来ます

ゲーム中は通知をシャットアウト

OPPO R11sはゲームプレイ中の通知をシャットアウトする機能が備わってます

ゲームで遊んでいて白熱している最中、メールの通知や着信通知など煩わしいと感じるのですが、OPPO R11sにはゲームをプレイしている最中に通知をシャットアウトする機能が備わってます。

大好きなゲームのプレイ中は邪魔されたくない!って方は非常に魅力的な機能ではないでしょうか?

このようなモードが備わっていない端末だと、通知設定を手動で切り替える必要があるのですが、OPPO R11sならサクッと設定できる手軽さも魅力的です。

高フレームで描写

OPPO R11sは30FPSのゲームを60FPSで表示する独自の機能が備わってます

一般的なゲームは30FPSですが、OPPO R11sでは独自にゲームプレイ時に60FPSの描写ができる機能を搭載してます。

ゲームなどで動きのある描写はパラパラ漫画と同じで30FPSなら1秒間に30枚の描写を行ってますが、60FPSだと1秒間に60回も描写するので非常に滑らかな動きになります。

ナビゲーションキーはオンスクリーン型。非表示も可能!

▼OPPO R11sのナビゲーションキーは画面に表示されるタイプなので暗所でも視野性がよくて操作しやすいです。↓

OPPO R11sのナビゲーションキーはディスプレイに表示されるオンスクリーン型

▼[設定]→[その他の設定]→[ナビゲーションキー]でナビゲーションキーの戻るボタンの位置を任意で左右のどちらかに固定する事が可能です。

OPPO R11sはナビゲーションキーの戻るを任意で左右のどちらかに固定することが可能です。

非表示モードでは操作方法が変わる

▼ナビゲーションキーの項目でナビゲーションジェスチャーを選択するとナビゲーションキーが非表示となり画面を最大限に利用することが可能。

OPPO R11sはナビゲーションジェスチャーをオンにすることでナビゲーションキーを非表示に出来ます

このナビゲーションジェスチャーは、ナビゲーションキーが完全に非表示となり、各種ボタン操作は[ジェスチャー]で行うので操作方法が変わります。

上記の画像に表示されているように、各種操作方法はアニメーションで説明があるので操作方法が分からず困ることはありません。

操作方法は以下の通りです。(ボタン表示の場合、左からアプリ履歴、ホームボタン、戻るボタンの設定時)

  • コントロールセンターは画面左下からスワイプアップ
  • ホームボタンは画面中央下部から上部にスワイプすることでホームに戻ります
  • アプリ履歴は画面中央下部からスワイプアップした状態で指を画面から離さずホールドすると表示
  • 戻るは画面右下からのスワイプアップ

ジェスチャーを覚えてしまえば結構快適に使えます。

顔認証でのロック解除が凄く速い

▼OPPO R11sはインカメラを利用した顔認証が利用可能です。↓

OPPO R11sは顔認証が利用可能

OPPO R11sは設定から顔を認証して解除が出来ます

顔認証ですが、ロック解除がメチャクチャ速いです。

ディスプレイに顔を向けて電源ボタンを押すとホーム画面が表示されます。最初、顔認証が正常に設定できていないかと思ったほど。でも、顔を向けていないとロック解除されないので、単純に認証速度が凄く速いんだと気が付きました。

いろいろなシチュエーションで顔認証してみた結果は以下。

  • 暗所:利用できない
  • 薄暗い場所:顔認証の設定項目の[薄暗い場所でscreenの輝度を補正]をオンにすると高確率で利用できる
  • 室内:全く問題なし
  • マスク:ロック解除出来る
  • 横顔:ロック解除出来ない
  • 片目を閉じる:解除出来る
  • 両目を閉じる:解除出来ない
  • 写真:解除出来ない
  • 濃い色レンズのサングラスやメガネ:解除出来ない
  • メガネを付けて顔登録してメガネを外す:解除出来る

目を隠したり瞑ったり、サングラスをつけたりするとロック解除できないので、目を中心に認証している感じ。

インカメラを利用する顔認証は薄暗くなると認証率が下がるのですが、顔認証設定項目で薄暗い場所でスクリーンの輝度を補正する設定があるり、オンにすると真っ暗な場所以外では高確率で顔認証出来ちゃいます。

速度も精度も高いので是非使ってみて下さい。

顔認証と指紋認証は併用出来る

▼iPhone Xは顔認証出来ないシチュエーションだとパスコードなどの入力系ロック解除となりますが、OPPO R11sは指紋認証ユニットも備わっているので顔認証が利用できない時もスピーディーな指紋認証が利用できます。

OPPO R11sは顔認証と指紋認証が併用出来る

ツインアプリ機能は搭載しているけど対応アプリが少ない

OPPO R11sは[マルチ起動アプリ]という1つのアプリに対して2つのアカウントで同時利用できる機能が備わってます。

ASUS端末でも搭載されている便利な機能で、少し前に「ZenFone Max Plus (M1)の実機レビューとスペックを解説!特徴、最安値まとめ!」でレビューした端末にも同様の機能が備わっており、TwitterやLINEを2つのアカウントで同時利用できる便利な機能でした。

▼OPPO R11sは[設定]→[マルチ起動アプリ]から設定できるのですが、ASUS端末の同等機能と比較して設定できるアプリが少なかったです。↓

OPPO R11sのマルチ起動アプリは対応しているアプリが現時点でなかった

上記の説明には(WhatsApp、BBM)と書いているので、これ以外で利用できるのか不明。

一応、ASUS端末でクローン設定できたLINEやFacebookアプリをOPPO R11sのマルチ起動アプリで利用できるのか導入して試してみましたが、設定画面にはなーんにも表示されずに試すことが出来ませんでした。

OPPO R11sは借りている端末で長期的な利用が出来ずこれ以上の検証が出来ないので、「このアプリならマルチ起動アプリで設定できた!」という情報があれば是非お伝え下さい!

OPPO R11sのディスプレイをチェック!

OPPO R11s

流行りの18:9ディスプレイを搭載

OPPO R11sは18:9の縦長ディスプレイを採用

Gallery S8が採用したことで爆発的に普及が進んでいる18:9の縦長ディスプレイ。バッチリOPPO R11sでも採用してます。

現在一般的な16:9のディスプレイと比較すると、画面サイズは同じでも18:9ディスプレイは横幅がスマートになり持ちやすく、縦長で表示出来る情報が多い結構良いこと尽くめな比率なのです。

一度、縦長ディスプレイを利用しちゃうと16:9ディスプレイに戻れなくなっちゃうくらい快適ですよ。

縦長ディスプレイは1画面で表示出来る情報量が多い

▼縦長ディスプレイなので表示領域が16:9よりも広いので1画面で沢山の情報を表示出来ます。

OPPO R11sは縦長ディスプレイなので1画面で多くの情報を表示することが可能です。

6型超えの大型ディスプレイだけど横幅がスマート

▼OPPO R11sは6.01型で数値だけみるとかなりの大型の様に感じますが、縦長で横幅はスマートなので、横幅は16:9の5.5型とほぼ同じ大きさ。従来の5.5型と同等の持ち心地で大画面なのです。↓

OPPO R11sは18:9ディスプレイを搭載しているので16:9の5.5型と同等の横幅でインチはアップ!

2つのアプリを並べての操作性もアップ

▼画面分割して2画面表示した際も横幅が広いので窮屈にならず操作性もアップ!

OPPO R11sはマルチ画面操作も縦長ディスプレイで表示範囲が広くなるので操作性が良いです

ディスプレイは美しいAMOLED

OPPO R11sはAMOLEDを採用しているので発色が凄くきれいです

OPPO R11sに搭載されるディスプレイは液晶ではなく有機ELのAMOLEDです。

AMOLEDは液晶のように裏からバックライトを照射するのではなく、自ら光るので黒色はより引き締まりコントラスト豊かな発色を楽しめます。

僕もAMOLEDを搭載するOnePlus 5Tを持ってますが発色がメチャクチャ良くて驚きました。

但し、AMOLEDは美しい発色性の代償として、長時間同じ画像を表示すると焼付きを起こしたり、直射日光下では液晶と比べて視野性が劣る事が多いです。

とは言っても、AMOLEDが登場してから長い年月が経ち、メーカーもAMOLEDの特性をよく知っているので、最近のAMOLED搭載端末は焼付きが起こることも非常に少なく、輝度も高くなり視野性も非常に良くなってます。

屋外で利用してみましたが、明るさに不満はありませんでした

実機が手元に届いたので屋外撮影で持ち出しましたが、視野性に関しては特段不満は感じませんでした。輝度も十分なので困ることは少ないハズ。

アプリ毎に画面比率を選択出来る

▼最近は動画アプリやゲームアプリでも18:9に対応している事が多くなってきましたね。YouTubeは左右に黒帯がでて16:9表示で視聴可能ですし、デレステは18:9にアプリが対応しているので、OPPO R11sでは全画面でプレイできます。↓

OPPO R11sでYouTube動画を視聴すると、左右に黒帯が出てきて16:9で視聴出来ます。

OPPO R11sでデレステを起動すると18:9のフル画面で利用可能です

しかしながら、ここで紹介しているアプリは極々一部。

18:9表示はアプリによって対応が変わるので、アプリによっては16:9表示しか対応しておらず、18:9で表示すると画面の左右や上下がカットされ、動画では字幕が切れてしまったり、ゲームでは画面端のボタンが押せなかったりする場合があります。

▼OPPO R11sは18:9非対応コンテンツも従来通り楽しめる様に、設定から任意でアプリ毎に比率を設定できます。設定項目へは[設定]→[ディスプレイおよび輝度]→[全画面のアプリ表示]。↓

OPPO R11sはアプリごとに画面比率を指定できます

18:9ディスプレイを搭載した端末は数多く実機を触ってきましたが、これほどまでに細かく比率を指定できる端末は稀なパターン。

18:9ディスプレイを搭載した端末は初めてなんだけど、今利用しているアプリが18:9に対応しているか分からないという場合でも安心して乗り換え出来ますね。

OPPO R11sのカメラをチェック!

OPPO R11s

シャッター音は消さない。しかも超大音量

▼以下のTwitterはビックカメラで展示していたOPPO R11sのデモ機の設定画面。シャッター音のオン・オフ項目が確認できます。

このTweetを発信した時に「SIMを挿すとシャッター音に関する項目が利用できなくなって言われている」とコメントを頂いたのですが、一般販売モデルの実機では以下のようになってました。

▼項目はSIMの有無に関わらずシャッター音のオン・オフ出来る項目自体が削除されています。↓

OPPO R11sの製品版ではシャッター音のオン・オフ項目が削除されている

という訳で残念ながらシャッター音はオフに出来ません。

シャッター音がオフに出来ないのは日本市場向けモデルでは一般的なので仕方が無いのですが、我慢できなかったのがシャッター音。

今回、料理の撮影で言ったお店でOPPO R11sを含む3台の端末で撮影していたのですが、OPPO R11sだけはシャッター音が大きすぎてスピーカーに持ち合わせていた絆創膏を急遽貼るという事態に。

スクリーンショットも盛大にシャッター音が響きます。

これは改善したほうが良い。絶対。煩すぎる。

暗所にも強いダブルレンズカメラを搭載

OPPO R11sは1600万画素と2000万画素のダブルレンズカメラを搭載

OPPO R11sのメインカメラは2000万画素と1600万画素のカメラを組み合わせたダブルレンズ仕様となってます。

美しい背景ボケのある写真が撮影できる

最近のスマートフォンカメラは一眼レフで単焦点レンズを取り付けて撮影したような”背景をボカして被写体を際立たせるポートレート撮影”が気軽に撮影出来るようになってきましたが、OPPO R11sのダブルレンズカメラも背景をボカすポートレート撮影がバッチリ楽しめます

▼まるで一眼レフで撮影したような美しいボケ味撮影モードも自慢の1つのようです。↓

OPPO R11sは2つのカメラを利用して美しい背景ボケのある写真を撮影可能です

▼実機で撮影してみましたが美しく背景がボケてくれます。(1枚目が通常で2枚目がポートレート撮影)↓

OPPO R11sで通常撮影

OPPO R11sのポートレート撮影で背景が美しくボケる

残念ながらHUAWEI端末でおなじみのワイドアパーチャ(撮影後にピント位置やボケ味の再調整が出来る機能)は非対応となってます。

▼ポートレート(人物)撮影なのでバストアップに最適な画角と全身写真が撮影出来る画角にワンタップで切り替えられる様になってました。↓

OPPO R11sのポートレート撮影はバストアップと全身写真が撮影できる画角をワンタップで切り替えられます

昼夜とわない美しい写真が撮影できる

OPPO R11sは昼でも夜でも美しい写真を撮影するために昼夜(周囲の明るさ)でダブルレンズカメラの組み合わせが切り替わるタイプ。

光を多く取り込める場合は1600万画素カメラをメインに、薄暗くノイジーになりがちなシーンでは2000万画素カメラを組み合わせF値1.7、4倍(2.0μm)の受光領域を作りだし、薄暗い場所でもノイズの少ない写真を撮影できるように工夫されてます。

また、前述したボケ味撮影を楽しむ時も2つのカメラを利用して異なる被写界深度(ピント)で被写体を捉える自然なボケ味撮影を可能としています。

OPPO R11sで撮影された写真

▼公式サイトで紹介されていたOPPO R11sで撮影した写真。プロの方が撮影しているようですが、これだけの写真を撮影出来るポテンシャルを秘めている事に驚きですね

実機で撮影したフルオート写真

さて、実機が届いたのでフルオートでパシャパシャ撮影してきました。縮小加工のみ施しています。

▼昼間の屋外撮影ですが非常に美しい写真が簡単に撮影できます。これなら記念撮影で使っても良いなと感じる仕上がりでした。↓

薄暗い場所で料理を撮影してきました

▼なんかエエ感じのお店でお料理を撮影してきました。こちらもフルオート撮影です。間接照明で薄暗い場所でもそれなりに撮影できました。↓

夜景はシャープでくっきり。かなり綺麗に撮影できる

▼夜景撮影ですが、手持ち撮影でもこれくらいクッキリした写真がフルオートで撮影出来ます。手ぶれ補正がかなり効いている恩恵でしょう。↓

2倍デジタルズームは十分許容範囲

▼OPPO R11sはデジタルズームを搭載しており、ワンタップで1倍と2倍を切り替えられます。デジタルズームは画質劣化するのですが、僕がOPPO R11sで撮影した2倍ズーム写真を見る限り、十分実用的な画質でした。↓

動画は超手ぶれ補正が効く。が、音の拾い方がおかしかった

▼FHDで動画を撮影してきました。かなり手ぶれ補正が協力で片手でOPPO R11sを持って歩きながらの撮影でもブレが大きく軽減しています。でも、音の拾い方がおかしかったです。(※解像度が低い場合は歯車マークを押して解像度を変更して下さい!)↓

音の拾い方が変だったので複数回撮影してみましたが、結果は変わらず。

持ち方かなぁとも思ったのですが、これまで様々な端末で同条件にて撮影してきた事に加え、今回も同様の方法で撮影していたので、動画撮影時の集音がOPPO R11sではイマイチだったと〆ておきます。

インカメラにも2000万画素カメラを搭載

OPPOはインカメラに対しても非常に力を入れて開発しています。OPPOもインカメラの性能をOPPO製品の大きな訴求点として挙げているくらいです。

AIを組み込んでしまったインカメラ

OPPO R11sはインカメラにAIニューラルネットワークアルゴリズムを組み込んで学習する事により最も美しいとされる自撮りが可能です

一般的な自撮りの美顔モードは、撮影者が美顔モードの強度などを選択しながら決められた枠内で撮影を楽しんでいましたが、OPPO R11sはAIニューラルネットワークアルゴリズムを搭載することで、性別や年齢、肌の質感などの情報を自動でデータベース化して学習。どの様なシチュエーションでもカメラまかせで驚くほど美しい自撮りを楽しめるようになってます。

OPPOさん、昔から自撮り自撮りって凄く拘ってましたけど、AIまで組み込んじゃうなんて並々ならぬ拘りが伝わってきます。

一昔前のインカメラはおまけ程度だったのですが、自撮り需要が高まり恐ろしく進化している部分ですね。

▼以下はOPPO R11sでの自撮り写真。↓

▼素晴らしいですねぇ。僕も実機のインカメラで撮影してみました。いつも通り、美顔モードの欠点でもある”横顔の顔伸び”を強調しようと頑張りましたが、OPPO R11sに関してはメチャクチャ美しく補正しやがるので、美顔クラッシャー破れたりという感じ。凄いよAI搭載インカメラ

OPPO R11sのバッテリーをチェック!

OPPO R11s

動画連続再生時間の検証では、かなりの長時間再生が可能だった

バッテリー容量は3205mAhで平均よりもちょっと多いくらいですが、動画連続再生時間の検証では驚くほどの長時間再生が可能でした。

▼輝度設定は中間固定、いつも再生している長時間動画を利用して22時59分に再生開始。バッテリーが切れたのは11時05分で連続再生時間は12時間6分。このバッテリー容量では驚異的な電池持ちです。

OPPO R11sの動画連続再生テストでは12時間6分の驚異的な電池持ちでした

動画以外の利用でも体感で電池持ちが良いと感じました。ガルマックスではOPPO R11sのバッテリー持ちは良いと評価します。

付属の充電器と充電ケーブルは大切に扱おう

OPPO R11sに付属している充電器はダッシュチャージという超急速充電に対応した充電器で、その辺の電気屋では売ってません。また、5V4Aに対応しているMicroUSBケーブルも僕は見たことがありません。

ちなみにですが、OPPO R11sで超急速充電するにはダッシュチャージに対応した充電器、その充電器からの出力に耐えることの出来る5V4A対応のケーブルが必要。

つまり、付属の充電器と充電ケーブルを利用しないと超急速充電の恩恵は得られないので注意して下さいね!

OPPO R11sまとめ

OPPO R11s

世界シェア4位。言っちゃえばスマホ四天王メーカーの1つですよ。

この巨大メーカーが満を持して日本へ投入する端末でOPPO R11sを選んだと言うことは、日本市場に対して”勝算”のある端末だということですし、実際に実機を触って底力の凄さを感じました

既に日本ではHuaweiやASUSなどの海外メーカーが人気を博していますが、OPPOの参入で大きく勢力図が変わりそうな予感がします。

特にドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルのどこでも利用できるのが素敵ですよね。

本体もスタイリッシュで格好いいですし、カメラの画質も満足できる出来栄えでした。

これから6万円以下でSIMフリースマートフォンを探す方は購入検討の候補に加えて問題ありません。OPPO R11sは出来栄えの非常に良い端末です。

是非、お買い求めの際は安いところでゲットして下さいね!

OPPO R11sの最安値をチェック!

僕が探した中での最安値はビックカメラで実質57,255円。

Amazonでも売ってましたが62,510円だったのでビックカメラがお得。

↓PDA工房さんでは12種類の保護フィルムと背面のスキンシールを多数販売しています。↓

↓画面まで保護できる手帳型ケースなど沢山の種類がリリースされているのでお気に入りのケースを見つけて下さいね!↓

OnePlus 5Tも要チェック!

OnePlus 5Tは残念ながら日本では正式発売していませんが、OSは完全に日本語、現行、最もハイエンドなSoCであるSnapdragon 835を搭載して400ドル台で購入できるハイコスパ端末。

僕の運営するガルマックスからも既に数百台も売れてしまっている超人気モデルです。OPPOの別ラインブランドなので是非実機レビューをチェックしてみて下さいね!

ページトップへ