Xperia XZ2/XZ2 Compactの外観レビュー!デザイン変更後のメリット・デメリット
どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です!
ガルマックスに海外版のXperia XZ2/XZ2 Compact(H8296/H8324)の2モデルが届いて早数日。デザインが大刷新となり暫く使ってみてメリットやデメリットが見えてきました。
日本では2018年の夏頃にリリース予定ですが、海外版と外観は大きく異ならないので是非チェックしてみて下さいね!
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Xperia XZ2とXZ2 Compactの外観をグルリとチェック!
▼ディスプレイの右側面には上部がボリュームキー、中央が電源ボタン、下部がカメラのシャッターボタンとなっており、シャッターボタンは半押しAFが利用できます。↓
まだXperiaシリーズに電源ボタン&指紋認証が備わっていなかった頃は丸い独自デザインの電源ボタンだったので、指紋認証位置の変更に伴い昔のデザインが復活すると思っていたら・・・なんだか面白みの無いデザインになっちゃったなーという印象です。
▼ディスプレイの左側面はXperia XZ2は何もなし、XZ2 CompactはSIMトレイが備わってます。↓
▼Xperia XZ2のSIMトレイは本体の上部。↓
▼底面にはUSB Type-Cの端子が備わっていました。↓
Xperia XZ2/XZ2 Compactの外観レビュー!デザイン変更に伴うメリット・デメリットまとめ!
実際にXperia XZ2とXperia XZ2 Compactを触って感じたメリット・デメリットをまとめてみました!
18:9の大画面になったけど横幅は”ほぼ変わらない”
Xperia XZ1シリーズから外観で大きく変更となった部分の1つがディスプレイの比率。従来の16:9から18:9の比率に変更となりました。Xperiaシリーズだと初。
ディスプレイサイズを比較してみましょう。
- Xperia XZ1:5.2型
- Xperia XZ2:5.7型
- Xperia XZ1 Compact:4.6型
- Xperia XZ2 Compact:5型
超ディスプレイがデカくなってる!!!
XZ2なんてPremiumの5.5型よりデケー!XZ2 Compactなんて5型でコンパクト?!!!!って感じですよね。
でも、横幅のサイズを見てみると
- Xperia XZ1:7mm
- Xperia XZ2:72mm
- Xperia XZ1 Compact:65mm
- Xperia XZ2 Compact:65mm
あれ、横幅がXZ2 Compactは同じ。XZ2に関しては小さくなっているじゃねーか!!!
そうなんです。これが18:9ディスプレイの利点の1つなのです。18:9ディスプレイは縦に長く横幅がスリムな形状となるので、従来よりも大きな画面を搭載しながらも横幅は据え置き。
スマホの握りやすさって横幅で決まってくるので、大画面になっても持ちやすさが従来と変わらず超絶Good!
▼Xperia XZ2を持ってみた。持った感じは従来の5.2型と変わりません。↓
▼こっちはXperia XZ2 Compact。こちらもCompactらしい持ちやすさは健在。↓
ベゼルが薄くなったので横持ち片手撮影のホールド感が絶望的
Xperia XZ1 Compactの実機レビューで16:9&上下の極太ベゼルに対して「横持ち撮影の時に下部ベゼル部分を親指でホールド出来るので片手でも撮影しやすい」と絶賛していたのですが、18:9のトレンドディスプレイを取り入れた事による上下ベゼルの縮小で、横持ち片手撮影時のホールド感は失われたと言っても過言ではありません。
▼Xperia XZ2シリーズは伝統のシャッターボタンは健在。しかし、下部ベゼルが薄くなったことでホールド感は損なわれ、横持ち片手撮影は落下してしまいそうで使用感は損なわれた印象です。↓
僕は左手に物を持って右手でカメラのシャッターを切る様な使い方が多いのですが、Xperia XZ2シリーズはホールド感が低くなり、落下リスクが高くなったので使う気になれません。
特にXperia XZ2は大型であることに加え背面はガラス素材で滑るため、ケースなどを取り付けていない状態では横持ち片手でホールド出来ず。ズルズルと滑って落としそうになります。
Xperia XZ2シリーズを購入したら両手でしっかり本体を持って横持ち撮影しましょう。
もっこり背面は”持ちやすい”が、卓上では揺り籠みたいに揺れる
▼背面の形状も大きくデザイン変更が加わりました。重ねて見るとカナリもっこりしている事が分かります。↓
背面に丸みを持たせる事で端末を持った時のフィット感はXZ1シリーズよりも高いです。コレはGoodな部分。
但し、背面がもっこりしているので、画面を上に向けて卓上に置いた際は揺り籠なみに揺れます。グラングラン超揺れる。
卓上にスマホを置いてポチポチ押して使う方はかなり使いにくいかも。僕はスマホの電卓をよく使うのですが、Xperia XZ2シリーズでは揺れまくるので使うのやめました。
Xperia XZ2よりXperia XZ2 Compactの方が指紋が付きにくい
▼背面はXperia XZ2がガラス素材で光沢があり少々指紋が目立ちます。Xperia XZ2 Compactはサラリとした触り心地で指紋は目立ちにくいです。上側の写真がXZ2、下側がXZ2 Compact。↓
見た目の高級感が高いのはXperia XZ2ですが、指紋が付きにくくて扱いやすいのはXperia XZ2 Compact。
まぁ、僕はケースとか付けちゃうんで関係ありません。
指紋認証の位置が変わった。でも少々低くて使いにくい
遂にXperiaらしかった伝統的な指紋認証の位置が変更となりました。
XZ1シリーズまでは画面右側面の電源ボタン一体型で、卓上に端末を置いている場合やポケットから取り出しながらのロック解除で位置的にはGoodだったのですが、指紋認証の精度が非常に低かったのです。
Xperia X DualやXperia XZ1 Compactの実機レビューでも指紋認証ユニットの失敗率に関して言及していたのですが、XZ2シリーズでは背面に大きい指紋認証ユニットが位置変更され、指紋認証速度や精度も申し分なしです。
▼Xperia XZ2/XZ2 Compactは指紋認証位置の高さが下部から測定してほぼ同じ位置。どちらの端末を選んでも指紋認証ユニットの使い心地は大きく異なりません。↓
指紋認証の位置が低くてカメラを触っちゃう
Xperia XZ2とXZ2 Compactの背面を見るとカメラ位置と指紋認証位置が他の製品と比較して非常に低い位置となってます。指紋認証ユニットはほぼ端末の中央付近。
▼Galaxy S9+とXperia XZ2を並べてみました。明らかにXperia XZ2の指紋認証ユニット位置が低い。↓
▼暫くXperia XZ2を触ってましたが指紋認証ユニットの位置が低く、自然に指が届くのはどちらかと言えばカメラレンズの位置です。無意識で指紋認証ユニットをタッチした場合、結構な確率でカメラレンズを触ってしまいました。↓
多くの端末が人間工学的に自然と人差し指が指紋認証ユニット近くにくるよう設計されているのですが、Xperia XZ2とXZ2 Compactは残念ながら位置的に決して使い勝手が良いとは言えません。なれるまで頻繁にカメラレンズを触るはずです。
日本のキャリアで実機展示が始まればチェックしてみて下さい。気をつけないとカメラレンズをタッチしまくってます。
何やってんだSONY。イヤホンジャック非搭載
Xperiaはカメラと同じくらいサウンドも素晴らしいシリーズ。お気に入りの楽曲をお気に入りのイヤホンやヘッドホンで愉しみたいからこそXperiaシリーズを選んできた方も少なくありません。
しかし、残念ながらXperia XZ2シリーズから、イヤホンジャックが廃止となってしまいました。
Xperia XZ2とXZ2 Compactの付属品の紹介レビューに書いている通りUSB Type-C→イヤホンジャックのアクセサリーは付属しているものの、充電中は利用できないなどのデメリットもあります。
有線イヤホンやヘッドホンを愛用している方は、Xperia XZ2またはXZ2 Compactを購入した場合、以下のようなアダプターを別途持っておくと非常に便利です。
▼充電しながら有線イヤホンやヘッドホンを利用できる便利なアダプター↓
BlueSea Type-C to Type-C&3.5mm イヤホンジャック対応 2in1 変換ケーブル 充電通話可能 シルバー 1206-001Silver
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海外版は2枚のSIMが挿入できる。SIMピンも不要
僕の手元にある端末は海外モデルのXperia XZ2/XZ2 Compact(H8296/H8324)です。
海外モデルは2枚のSIMを挿入して同時待ち受け出来るDSDSに対応しているので、SIMトレイも2枚のSIMを乗せる事が可能な形状となってます。
▼Xperia XZ2は上部、XZ2 Compactは本体の側面にSIMスロットが備わっています。SIMピン不要で利用できるので出先のSIM変更も簡単。SIMサイズはNanoSIM×2です。↓
SIMトレイ2とMicroSDは排他的
Xperia XZ2とXZ2 Compactに搭載されるSIMトレイは2枚のSIMを挿入できますが、SIMトレイ2はMicroSDと排他的利用となってます。
つまり、DSDSでSIM2枚を挿入するとMicroSDでのデータ容量拡張が出来ず、MicroSDでデータ拡張するとDSDS機能が利用できない困ったちゃん。
最近はZenFone Max Plus (M1)なんかの低価格モデルでも2枚のSIMとMicroSDが全てトレイに乗せられるトリプルスロットを採用してきてるので、Xperia XZ2シリーズは少々時代遅れなSIMトレイを採用してます。使い勝手が変わってくるので知っておきましょう。
充電端子はUSB Type-Cを採用
Xperia XZ2とXZ2 Compactは充電端子にUSB Type-Cを採用しています。
▼USB Type-C端子は裏表関係なく差し込めるので、MicroUSBと比較して扱いやすいです。↓
Xperia XZ2とXZ2 Compactの外観レビュー総評
従来モデルから大刷新となったXperia XZ2とXZ2 Compactのデザイン。個人的に大画面化と背面への指紋認証ユニットの位置変更に関してはGoodでしたが、このデザイン変更の兼ね合いで変わってしまった横持ち撮影時のホールド感と、背面が湾曲していることによる卓上利用時の不安定さは残念でした。
そして最も残念だったのがイヤホンジャックの廃止。「これはやっちゃイカンだろ~」って感じてしまいましたが、これも時代の流れでしょうか。
持ちやすい形状、大画面、精度と使いやすさが向上した指紋認証ユニットなど、今までXperiaシリーズを愛用されてきた方は使い勝手が大きく変わるので、日本のキャリアで展示が始まれば是非触りに行って下さいね!
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▼購入は僕も何度も利用しているエクスパンシスさんがオススメ!執筆時点の価格は以下の通り!↓
- Xperia XZ2が85,585円
- Xperia XZ2 Compactが69,435円
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