VKworld T2 Plusの実機レビュー!変態端末をこよなく愛する上級ガジェッター向け携帯スマホ!

VKworld T2 Plus

どうも、中華スマホ大好きなガルマックスの猶木(なおき)です!

海外ネットショップで見つけた変態スマホ「VKworld T2 Plus」が届きましたよ!僕が買った時は300ドル近い値段だったのに、発売して間もないですが既に200ドルくらいで投げ売りされて涙目ですよ!

でも、届いた端末は凄く変態チック!ちょっと変わったスマホが欲しい方は実機レビューを楽しんで下さい!

目次をクリックすると各項目へ移動します

VKworld T2 Plusのメリット・デメリット

[良かった]

  • パカパカタイプのスマホケータイで電話しやすい
  • 画面を閉じるとスマホとして使える2画面仕様
  • 本革を使った高級感漂う外観
  • 内蔵着信音がオシャレ
  • 持っていだけで満足感が得られる変態仕様

[イマイチ]

  • 外側の画面には保護フィルムが貼ってるけど、気泡だらけで作りの雑さが伝わってくる!バンザイ!メイド・イン・チャイナ!
  • そもそもテンキーが日本語に対応していない!
  • 専用のテンキーアプリを入力に設定すると背面画面での入力もテンキーとなりタッチでの入力が出来ない!
  • 逆にGood入力などのタッチ系の入力アプリを選択すると、テンキーでは数字でしか打てない!
  • この事から、携帯スタイルの入力に設定するとスマホスタイルで利用したとき、文字入力の必要が有ると画面ひらいてテンキー入力、逆にタッチ入力だと携帯スタイルで文字入力が発生した時に画面を閉じてスマホスタイルで入力する必要がある!
  • 内側のディスプレイはタッチ非対応!
  • テンキー利用時のブラウザ閲覧はスクロール出来なかったりクリック出来なかったり運次第!
  • 携帯スタイルだと、ほぼ何も出来ない!

[総評]

VKworld T2 Plusは機能的!と思って買う端末じゃありません!変態端末をこよなく愛する事が出来る変態デバイス大好きガジェッター向きの端末です!

自分の手の中に変態端末を握りしめている事に高揚感を得て満足出来る上級変態ガジェッター向きの端末です!

僕、VKworld T2 Plusが大好きですよ!

携帯スタイルでの利用はWEBページでスクロールが出来ない&クリックできない!画面タッチで対応しようと思っても内側の画面は非タッチなのでどうしようもない!テンキーIMEを設定するとスマホスタイルでの文字入力じもテンキー利用を迫られるなど、怒涛のクソ仕様考え抜かれてない仕様で迫ってきます!

でも、ご安心下さい!テンキー入力を捨てて画面を閉じてスマホスタイルで使うなら、貧弱な性能の分厚いスマホとして使えます!

変態端末好きのガジェッターさん!コイツを!コイツを愛してあげて下さい!使い勝手なんてどうでも良い端末です!

VKworld T2 Plusのスペックを紹介!

項目スペック
OSAndroid 7.0
SoCMT6737
メモリ3GB
保存容量32GB
MicroSD最大64GB
ディスプレイ4.2インチ×2
解像度1280 x 768 (WXGA)
アウトカメラ800万画素
インカメラ200万画素
バッテリー容量2000
カラーブラック
背面パネルは革
サイズ12.20 x 6.40 x 1.65 cm
重量 217g
ネットワーク2G: GSM B2/B3/B5/B8
3G: TD-SCDMA B34/B39 WCDMA B1/B8
4G: FDD-LTE B1/B3/B7/B8/B20
ドコモ回線
ソフトバンク回線必須バンド対応
ワイモバイル回線必須バンド対応
au回線

対応電波をチェック!

電波に関してはまさかのソフトバンクとワイモバイルの必須バンドに対応!3Gのバンド1と8、LTEのバンド1と8にバッチリ対応しています!但し、海外製品ですので技適に関しては留意しておいて下さい!

VKworld T2 PlusのAnTuTuスコア!

AnTuTu 最新

▼AnTuTuのVer7で測定したVKworld T2 Plusのスコアは総合スコアが35906、GPU(3D)スコアが1520でした!↓

AnTuTuのVer7で測定したVKworld T2 Plusのスコアは総合スコアが35906、GPU(3D)スコアが1520でした!

スコア的には非常に低く、3Dスコアも低いのでGameにも向いていませんが、操作感は想像以上にサックサク。ディスプレイが1280 x 768 (WXGA)という低解像度だからでしょうか。

ブラウザーでガルマックスを閲覧していたのですが、スクロールのカクつきもなく結構警戒に動いてます!

ちなみに現在主流となっているAnTuTuのスコアは以下の通り!

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き

VKworld T2 Plusは2018年3月発売の新製品ですが、中身は貧弱パーツのオンパレードなので期待は禁物!この端末の魅力はスペックなんかじゃないんだ!

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

VKworld T2 Plusを開封!付属品をチェック!

VKworld T2 Plusを購入すると何が付属するのか、他に揃えるものは有るのか?実機開封~付属品チェックまでを本項目でお届けします!

ブラックとゴールドの美しい外箱!

▼外箱は黒をベースにメーカー名や端末名がゴールドの高級感高い外箱です!↓

VKworld T2 Plusの外箱はブラックのカッコイイ外箱

▼外箱はお弁当箱タイプで蓋を開けると本体やアクセサリーなどが綺麗に詰まってました!↓

VKworld T2 Plusの外箱蓋を開けると美しく梱包されている

取扱説明書は英語オンリー!

▼取扱説明書は英語のみ!いつもは”スマホ使っている方は特に困ることは無い”と書くところですが、変態端末でテンキーの割り振りなどよく分かりません!実際に使って身体で覚えろってことですね!よっしゃ燃えてきた!

VKworld T2 Plusの取扱説明書や保証書は日本語記載はありません。

充電器は日本のコンセントに挿せない形状!

▼付属の充電器は日本のコンセントに直接挿す事の出来ない形状です!

VKworld T2 Plusの充電器はコンセントに挿せない形状

充電器の性能は5V1Aの通常充電タイプなので、わざわざ日本のコンセントで利用するためのプラグ変換アダプターを購入してまで使う必要はありません!その辺に転がっているメインスマホの充電器で十分です!

VKworld T2 PlusのためだけのMicroUSB接続型イヤホンが付属!

最近、裏表関係なしに挿せるUSB Type-C端子が流行ってますが、VKworld T2 Plusは寄せ集めたパーツで作られた様なスマホなのでそんな最新の端子なんか備わってません!

▼しか~し、イヤホンはビックリした!なんと、イヤホンの先端がMicroUSBなのです!

ちなみに、MicroUSB端子を備えているスマホに接続したところ、音は出ませんでした!これは正にVKworld T2 Plusの為だけのイヤホンです!

VKworld T2 Plusはイヤホン端子が備わっていないので、壊れたらイヤホンマイクが簡単に手に入りません!取扱い注意!

端子先端がロングタイプのMicroUSBケーブルが付属!

▼充電するための大切なMicroUSBケーブルが付属。↓

VKworld T2 Plusのケーブルが付属

端子先端は通常よりも長いロングタイプとなっています!↓

VKworld T2 Plusのケーブル端子はロングタイプ

通常のMicroUSBでもVKworld T2 Plus本体に挿すと充電できますが、挿し込みが浅いので気がつくとポロリと外れている事がありました!

ロングタイプのMicroUSBケーブルは中々売っていない貴重なケーブルなので大切に扱いましょう!

VKworld T2 Plusの外観をチェック!

ここからは特徴的なVKworld T2 Plusの外観をチェックします!

画面を閉じても画面?!”2つのディスプレイ”を搭載!

VKworld T2 Plusで一番特徴的な部分がコレ

▼どっからどう見ても携帯電話。↓

VKworld T2 Plusは完全に携帯電話形状

▼パカリとディスプレイを閉じると・・・もう一つディスプレイがある!そうなんです。閉じた状態だとスマホスタイルで使えるんです。

VKworld T2 Plusは閉じると天板がディスプレイとなっておりスマホとして利用できます。

背面ディスプレイの保護フィルムは貼ってるけど、気泡だらけ!

▼背面のディスプレイには保護フィルムが貼られていますが、ご覧の通り気泡が入りまくり!

VKworld T2 Plusは保護フィルムを貼っているが気泡だらけ

頼むから勝手に貼らないで!こっちで貼るから同梱しといて!と言いたくなるような仕上がりですね!ホコリもバッチリ挟まってました!

こんなマイナー機種。保護フィルムなんて売ってないよね?

はい、売ってません。

という訳で、PDA工房さんに制作して頂きましたよ!じゃじゃ~ん!

VKworld T2 Plusの保護フィルムはPDA工房さんで販売中です。

しかも、フィルムタイプは10種類以上から選べます!背面も内側もどちらのディスプレイもリリース!以下から購入できるので是非どうぞ!

テンキー凹凸の無いフラットタイプ。残念ながら日本語非対応

▼携帯スタイルで利用するテンキーはフラットタイプでクリック感はバッチリ!残念ながらテンキーは数字とアルファベットの印字しかありません!

VKworld T2 Plusのテンキーは日本語表示なし

▼カーソルは決定ボタンを囲うように上下左右のカーソルキーが備わってます。エッチング加工も施されており中々高品質ですよ!

VKworld T2 Plusのカーソルキーはエッチング加工が施されているので非常に高品質

背面は全ての端末で柄が異なる革張りデザイン

背面はなんと革張り!匂いはなんだかプラスチックみたいですが、レザーって書いているので革でしょう!これ、端末により革のデザインが変わるので、購入した場合、同じ柄のものは届かない!個性的で良いですね!カッコイイ!↓

VKworld T2 Plusは革が貼り付けてある

バックカバーを開いてSIMスロットやバッテリーへのアクセス!

▼背面の左側面にバックカバーを開く際に爪などを引っ掛ける凹みがあります。↓

VKworld T2 Plusはバックパネルを開いてSIMスロットなどにアクセスするタイプ。

▼バックカバーは爪穴に爪を突っ込んで溝に沿ってスライドすることでパチパチっと簡単に外れました!↓

VKworld T2 Plusのバックパネルを外してみました

バッテリーは絶縁テープが貼っているので注意

▼電源ボタンを長押ししても全然電源が入りません!バッテリーを見てみると絶縁テープが貼っていました!初めて利用する時は絶縁テープを剥がしてくださいね!↓

VKworld T2 Plusのバッテリーには絶縁テープが貼っています。利用時は剥がしましょう

SIM×2とMicroSDが挿入可能!

▼VKworld T2 PlusはMicroSIMが2枚、MicroSDが1枚、全て挿入可能となっています!↓

VKworld T2 PlusのSIMスロットは2枚のSIMと1枚のMicroSDが入ります

一応。DSDSには対応していますが、バンドが対応していないので宝の持ち腐れ!でも、しっかりDSDSを利用しながらもデータ容量が拡張出来る仕様は素晴らしい。

Xperia XZ2シリーズGalaxy S9シリーズの外観レビューでも取り上げたのですが、フラッグシップモデルでも2枚のSIMと1枚のMicroSDの全てが挿入できないんですよ。

対応バンド的にアレですが、使い勝手は抜群な仕様です!

スクリーンショットが取りやすいボタン配置とキャップ付きの端子まわり

▼ボリュームキーは本体の左側に備わってます。↓

VKworld T2 Plusは側面にボリュームキーが付属しています。

▼そして電源ボタンは右側。↓

VKworld T2 Plusの充電端子はキャップ付き

Androidのスクリーンショットはボリュームダウンキーと電源キーの同時押し。左右にスクリーンショット撮影するためのボタンが配置されているので指でボタンを摘む感じでスクリーンショット撮影が出来て楽ちん。

▼充電用のMicroUSB端子はキャップ付き!↓

VKworld T2 Plusの充電端子のキャップを外すとMicroUSB端子が現れます

VKworld T2 Plusの機能をチェック!

ここからはVKworld T2 Plusの機能についてチェックしてます!

端末の表示言語は日本語を選べる!

▼これは嬉しいポイント!初回起動の言語設定時点で日本語を選べます!また、[設定]→[言語の入力]→[言語]からも言語の選択が可能です!↓

VKworld T2 Plusは初回起動時点から日本語を選択可能です。

シンプルな初期アプリ

▼初期アプリは以下の通り、テンキーの設定で必要なSmart T9IME以外は特段独自アプリは入っていないシンプルな構成でした!↓

VKworld T2 Plusは非常にシンプルなアプリ構成です

Playストアも日本圏を利用可能!

▼アプリの導入はPlayストアを利用するのですが、日本語圏のPlayストアを利用可能です!

VKworld T2 Plusはプレイストアも日本語圏を利用できます。

テンキー用IMEは日本語非対応!残念!

▼Smart T9IMEというアプリがテンキー用の専用IME。↓

Smart T9IMEというプリインストールアプリでテンキーの設定が可能です。

▼アプリを起動して指示に従って設定を進めます。どうやら、GoogleのIMEとSmart T9IMEは併用不可みたいです。↓

Smart T9IMEはGoogle IMEとの併用が出来ない

▼設定が完了するとテンキーで入力出来る言語も設定可能!日本語なし!残念!

Smart T9IMEは日本語に対応していないのでテンキーでの日本語入力には非対応です。

Smart T9IMEを利用しないとテンキーでのアルファベット入力不可。でもタッチパネルでの文字入力に非対応!

素晴らしいクソ仕様を発見しましたので皆さんにも聞いてほしいので報告しまっす!

初回起動後はテンキー入力は数字のみ。Smart T9IMEを利用して言語をEnglishに設定する事でテンキーでのアルファベット入力が出来ました!

しかし!画面を閉じたスマホスタイルでの文字入力もテンキーを利用する画面のまま!

前述した通り、タッチ入力に対応しているGoogle IMEとテンキー入力の専用アプリSmart T9IMEは併用出来ないので、スマホスタイルで文字を打ちたくなったら携帯スタイルにしないと打てません!

逆に、Google日本語入力などを利用してタッチパネルでの入力の場合、携帯スタイルで文字入力が必要となった場合、画面を閉じてスマホスタイルで文字を入力する必要があります!

しかも、画面を閉じるとロック画面になって解除が必要という素晴らしく面倒くさい仕様となっています!

使い勝手が良いと口が裂けても言えません!が、全世界でVKworld T2 Plusを購入した方の全てがどっちつかずの仕様に困り果てる姿を見抜けず、VKworld T2 Plusを企画した全ての人が誰一人「これ、使いにくくね?」という声が挙がらなかったという企画段階からの甘さと適当な経営陣の判断が醸し出す荒削りな感じが中華スマホらしくて素敵です!

VKworld T2 Plusのカメラ性能をチェック!

ここからはカメラ性能をチェックします!

撮影モードは[写真撮影(通常撮影/パノラマ/美顔モード)]と[動画撮影]だけのシンプルな構成!

フルオートでパシャパシャ写真撮影してきた!

撮影後の画質調整は行ってません!撮影した写真を縮小加工のみで掲載しています!今回の撮影は写真担当のrubyさんに撮影して頂きました!撮影技術が高いとスマホのカメラでもこんなに美しい写真が撮影出来るなんてビックリ。これだけの写真が撮影出来るポテンシャルを秘めているなんて素敵!↓

▼料理を撮影してみました!こちらも非常に美しく美味しそうな写真に仕上がっていますね!案外、VKworld T2 Plusのカメラ性能は高いんだなぁ。↓

動画撮影もしてきたよ!

▼動画撮影してきました!手ぶれ補正は利用できますが効き方が弱いので手ぶれ補正は期待するほどではありませんが、画質自体は非常に綺麗なので普段使いでもバッチリ利用できる性能ですね!↓

VKworld T2 Plusの総評と最安値まとめ!

いやー、個人的には本当に素晴らしい製品でした。こんなに記事を書きながら腹を抱えて笑えた端末は凄く久しぶりです!凄く楽しい時間を提供してくれたVKworldさんをこれからも応援したくなりました!

性能や使い勝手なんかどうでも良いくらい、変態チックで持っているだけで僕は幸せです!

テンキーが日本語に対応していないので、日本人が利用する場合は決して使い勝手の良い操作感ではありませんが、IMEのクソ仕様素晴らしい仕様のおかげでテンキーが対応している言語の国の方も2画面の利点を活用出来ないという仕様なので、テンキーが日本語に対応していない!って、悔しがらずに済むのもGood!

変態機種を持っているだけで幸せという僕と同じ考えの方は最高な端末ですよ!

VKworld T2 Plusを便利そうだ!と思って購入した場合、1秒位で投げ捨てたくなります!購入される場合はいつも以上に入念な検討を重ねてから購入に踏み切って下さいね!

VKworld T2 Plusが最安値でゲット出来る海外ネットショップを以下でまとめています!激安で売っているショップで購入して下さいね!

執筆:猶木/撮影:ruby

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