ワイモバイルの利用料金を解説!利点だけでなく注意点もチェック!

僕がワイモバイルを使い始めて早くも6年目に突入しようとしてます。もちろん、各種割引は終了してしまっているのですが、それでも扱いやすいんでずっと使ってるんですよね。

今回はワイモバイルの利用料金について利点だけじゃなく注意点も含めて解説。過去に何度か利用料金の紹介はしていたんだけど、結構内容が変わってるので現時点での利用料金プランをピックアップしています!

ワイモバイルって良いの?

利用料金の前に基礎知識です。ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド的な立ち位置のサービスで特徴は大手キャリアよりも利用料金が安いのに回線品質が安定していることです。最近はソフトバンクショップにワイモバイルショップも併設され、サポート面も抜きん出ていることも見逃せないポイント。

エリアはソフトバンクと同じで通信品質も大手キャリア譲り。なので、「利用料金は安くしたいけど、通信品質は落としたくない!」って方にめっちゃ人気です。格安SIMは通信品質が不安定で利用不可レベルの通信速度低下が仕様的なものなので、そういった通信品質だと常用は難しいって方や、格安SIMの通信品質が合わなかった方に合っている回線サービスです。

ちなみに僕は格安SIMの通信品質が合わなかったクチだったんだけど、大手キャリアの利用料金には流石に戻れずワイモバイルに。これが大当たりだったのでこんなに長期間愛用しているんですね。なので、僕にとっては最高に相性の良いSIMです。同じような考えの方は気に入って頂けるはず。

ワイモバイルのプランを解説!

▼まず、ワイモバイルのプランをチェックしてみましょう。プランは大きく分けて容量の異なるプランが3つ、そして、それぞれのプランが様々な割引で安くなるスタイルです。

ワイモバイルの公式サイトを見ると月額1,480円!と大きく記載されていますが、これは最安プランかつ割引をフルセットで適用された内容。

ワイモバイルの最安となる1,480円で利用するには敷居が高い

前述通り、1,480円って利用料金が大々的にアピールされているのですが、これはかなり敷居が高い内容です。この利用料金になる適用条件は以下の通り

  1. おうち割 光セット(A)を適用する場合
  2. 家族割引で2台目以降

1と2に分けましたが、これは契約人数としても見ることが出来ます。1は一人で契約する場合に家族割引が利用できないので、代替として「おうち割 光セット(A)」を抱き合わせ契約することで割引恩恵を受けるタイプです。

▼この「おうち割 光セット(A)」は家の固定回線をSoftbank 光(ケーブルを引くタイプ)、またはSoftbank Air(電波を使う設置が簡単なタイプ)のいずれかを利用することでスマホプランSなら500円が割り引かれます。↓

ってことで、一人で各プランの最安を利用するには「固定回線をセットにする」しかなく、超絶面倒くさくて敷居は高めです。

続いて2ですが、これは最低でも家族2人で利用する場合に発動する「家族割引サービス」を利用する方法です。

▼「家族割引サービス」では2台目以降の月額が500円割引(最大9回線まで適用OK)となり、最安で利用可能となります。↓

「おうち割 光セット(A)」を利用するよりも敷居は低いですが、それでも最低2名で利用しなければなりません。

で、これら「おうち割 光セット(A)」と「家族割引サービス」は併用できません。これは注意ポイントです。

こんな感じでワイモバイルの1,480円という価格は家族持ちだと難易度中、単身だと難易度高レベルなのは留意いただきたい部分です。また、これらの割引方法は各プランで割引額は違えど割引方法は共通しています。

ワイモバイルの利用料金は少しずつ”通常料金”に戻る仕組み

続いての注意ポイントですが、ワイモバイルのプランは利用する年月で徐々に通常料金に戻ります。世間では”少しずつ値上がる”とか言われているのですが、それは間違えで通常料金から割引され低価格という恩恵を受けるので、値上げではなく本来の利用料金に戻るというのが正しいです。

余談はさておき、利用料金が「通常料金に戻る」過程で金銭的に利用者の負担額が増えていくってことには変わりません。なので、目先だけの料金だけじゃなくて、「どのくらいの期間」「どれくらいの利用料金でつかえるか」を把握しときましょうってお話です。

▼先程の利用料金をチェックしてみましょう。容量が増えていたり、利用料金が割り引かれて安くなっていたりしますが、よく見ると「特典の期間」がしっかり書いていますね。↓

まず、容量は「データ増量無料キャンペーン2」で増量していますね。でも、これは1年間の限定的な特典で、13ヶ月目から同じ容量で利用するには「データ増量オプション(月額500円)」を利用しなければなりません。

続いて利用料金ですが、新規契約またはMNP(乗り換え)だと何もしなくても「新規割」が発動して利用料金から700円割り引かれます。が、これは6ヶ月限定の特典。

それ以外の割引は前述通り敷居の高めな「おうち割 光セット(A)」や「家族割引サービス」を組み合わせるタイプ。敷居が高めなだけあり、これらのサービスを維持すると割引はずっと継続します。

で、敷居高めの割引は条件が厳し目なので置いといて、だれでも比較的簡単に恩恵を受けられる新規割とデータ増量無料キャンペーン2について利用料金の推移をチェックしてみます。

プランS プランM プランR
使い始め(新規割残6ヶ月+データ増量残12ヶ月) 1,980円 2,980円 3,980円
新規割終了(7ヶ月目〜/データ増量中) 2,680円 3,680円 4,680円
データ増量(要らない/13ヶ月目〜) 2,680円 3,680円 4,680円
データ増量(要る/13ヶ月目〜) 3,180円 4,180円 5,180円

こんな感じに誰でも簡単に恩恵を受けられる新規割やデータ増量無料キャンペーン2は結構早めに特典が終了してしまうので、この赤文字部分の利用料金も加味して検討するのがおすすめです。

なぜ、僕がワイモバイルを使い続けているのか

ワイモバイルのSIMが届きました

利用料金の解説では割引というカラクリがあるので、当初抱いていたワイモバイルに対する見方が変わったかもしれません。それでも僕がワイモバイルを愛用する理由も書いておきます。

ちなみに僕はワイモバイルを単身契約している(妻はdocomoが良いらしい)ので、使い続ける理由の内容も単身契約での話しです。

通常料金に戻ったとしても、安い

僕はワイモバイルでの割引はすべて終了して通常料金に戻ってしまいましたが、それでも大手キャリアで単身契約するよりも安いです。なので、別に大手キャリアに戻る予定は有りません。だって、安いんですから。もちろん、出戻りすることで改めて割引恩恵を受けられますが僕は面倒くさくてそのままです。

通信速度がやっぱりド安定

ソフトバンクのサブブランドだけあり、ソフトバンクの息がかかりまくり。そもそも、対格安SIM的な立ち位置でリッチな回線と低価格な料金を武器に展開してきたブランドなので、通信品質はド安定です。

お昼の時間帯だけでなく、四六時中パソコンでネットワークに繋いで記事を書いている僕が「ワイモバイルの回線はド安定」と言い切っているんですから、ド安定もいいところです。ちなみにこの6年で回線に不満を覚えたことはないですね。だから使い続けてます。

標準で10分かけ放題が付いてる。オプションで通話かけ放題が1000円で安い

僕は通話をよくするのでワイモバイルの通話かけ放題サービス「スーパーだれとでも定額(月額1,000円)」を利用しています。大手キャリアだと5分かけ放題でも1,700円ほど金がかかるけど、ワイモバイルなら10分まではプランに標準で付属しているので無料、大手キャリアだと通話かけ放題サービスが2,700円くらいだけどワイモバイルなら1,000円。通話をよくかける方も圧倒的に安いんですよね。

スマホと抱合せじゃなくても良い

ワイモバイルの良いところはSIMだけで契約できることです。僕もSIMだけ契約組。ちなみにSIMだけの契約だとAndroidでもiPhoneでも利用できるSIMが発行されるのですが、iPhoneとの抱合せはiPhone用SIMが配布されるので、後々AndroidのSIMフリーモデルに機種変更する予定の方は注意事項です。(iPhone用SIMはAndroidで使えないので手数料3,000円支払ってAndroidでも使えるSIMに変更する必要がある。)

ただ、注意点もあってSIM単体契約はすぐにローミングサービスが使えないというデメリットがあります。

▼SIM単体契約について質問が結構多かったので別記事で詳しく書いてみました。↓

ワイモバイルのSIM単体契約を解説。利点や欠点もまとめて紹介

世界中のスマホが利用できるバンド構成

ちょっと難しい話になるんですが、SIMフリーのスマートフォンでも「ワイモバイルの周波数」を掴めないと満足に使えません。ですが、ワイモバイルの周波数は僕が長年スマートフォンのスペック表とにらめっこする限り、9割以上のスマートフォンで合致しています。

なので、スマートフォンなどのガジェットが好きな方は「ワイモバイル」を愛用している方が非常に多いんです。僕もそのうちの一人。

Yahoo!プレミアムがコミコミ

▼利用料金の中にはYahoo!プレミアムの料金がコミコミなのも見逃せないポイントです。特に僕はQRコード決済でPayPayを利用しているんですが、プレミアム会員だけのお得な特典が満載なんですよね。↓

僕はPayPay使っていて、Yahoo!プレミアムの恩恵で特典を受けまくっているので使い続けてます。

大手キャリアのソフトバンクと扱いがほぼ一緒

ほぼ一緒って書いたのは僕の利用する範囲内の話だからです。でも、格安SIMでは難しかったことも、さすがソフトバンクのサブブランドだけあり対応が柔軟です。

例えば僕はPayPayを利用してるんですが、チャージに「まとめて支払い」が利用できます。まとめて支払いはスマホ代金と一緒にあとから請求されるキャリア支払いという方法なのですが、これがバッチリ使えます。格安SIMもGoogle Payを利用した方法で対応が増えてきましたが、扱い安さは大手キャリア譲りのワイモバイルが一枚上手です。

その他、LINEの年齢認証ができるのもLINEを活用しているユーザーには嬉しいポイントですね。年齢認証を行わないとID検索が出来ないので結構不便なんですよね。

ワイモバイルまとめ

確かに利用料金は割引価格が目立っているので通常価格に戻る過程で負担は増えるのですが、それでも

  • ソフトバンクのようにショップが非常に多く困ったときに駆け込むことができる
  • ソフトバンクと同じエリアと電波を使っているサブブランドなので格安SIMでは太刀打ちできない回線品質を使える
  • オプションサービスも充実していてソフトバンクと遜色ない使い心地で利用できる
  • 通話かけ放題サービスが非常に充実している

などなど、通常価格でも大手キャリア回線の価格を考えると利用する価値は大いに有るはずです。なので僕はワイモバイルを愛用しているってわけですね。

もちろん、合う合わないはありますが、「大手キャリアと同じ使い勝手」「料金を安くしたい」と考えているのであれば、高い満足度をワイモバイルで得られると思います。回線の乗り換えを検討されている方の参考になれば幸いです!ワイモバイルは以下からどうぞ!

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