空撮ドローン「GoolRC T5G」を飛ばしたのでレビュー。
どうも、ガルマックスの猶木(ナオキ)です。
スマートフォン系ガジェットを数多くレビューしている私のもとに、「ドローン飛ばして下さい」というレビュー依頼がやってきた。
いいぞよ。引き受けよう。
という訳で、空撮ドローン「GoolRC T5G」を実機レビュー。
【関連】極小ドローン「CCP NanoDrone Camera」フライトレビュー!
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飛べ!俺のドローン!男心をくすぐる機能満載ドローン「GoolRC T5G」実機フライトレビュー!
まず始めに、私はドローンを初めて操作します。つまり、ドローンに関しては初心者観点でのレビューとなります。
ちなみに、ラジコンヘリは10年ほど前に少しかじっており、操作の仕組み自体は知っているので、その点も踏まえてレビューします。
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「GoolRC T5G」の同梱物は非常に充実
本体、プロポ(コントローラーのこと。これからプロポと呼びます。)、日本語説明書、充電器以外に、替えのプロペラ2枚、空撮撮影保存用MicroSD(4GB)、パソコンに映像を取り込むアダプターまで同梱されていました。全てセットとなっているので、他に用意するものは一切なし。
▼非常に充実した同梱物↓
▼乾電池すら用意する必要はありません。ドローンもプロポも充電式のバッテリーを搭載しています。これはプロポの充電池↓
▼充電は黄色いケーブルでパソコンやUSB充電器から充電可能。充電中は消灯、充電が完了すると赤く光るので分かりやすい。ちなみにドローンのバッテリーは45分の充電で実飛行時間は8分~10分といったところ。↓
男心をくすぐる本格的なプロポ
トップ画像でプロポに大きな液晶のようなモノが搭載されているの気になりますよね。これは飾りではなく、ドローンが捉えた映像をリアルタイムで表示する液晶がプロポに組み込まれています!めちゃくちゃカッコイイ!男心くすぐられまくり!
▼使用する時は、日光を遮断して見やすくするフードを起こして使用。↓
▼持ち運び用の取っ手付き。こちら側に空撮映像を保存するMicroSDを挿すスロットが搭載されています。↓
▼こんな感じにドローンが捉えた映像をリアルタイムで映し出します。↓
ドローンはギリギリ室内で飛ばせるサイズ。
ドローンは直径約35cm(プロペラガードを含む)位あるので、室内で飛ばすにはギリギリのサイズ感。ちなみに6畳程度あれば飛ばせます。
▼本体裏には赤と青のLED。これは設定モードや充電の残量等で光り方にパターンがあるので実用的な装備となっています。ちなみに真ん中の黒いボックスは映像を捉える為のカメラで固定式となっています。↓
▼足やプロペラガードを付けてみました!もう超カッコイイ!テンション上がってきた-~!↓
ドローンの基本操作。
ドローンは基本的にスロット、左右旋回、前進後退、左右水平移動の4つの操作を2本のスティックで操作します。
▼番号を割り振りました↓
- スロット。一番下が出力0、上が出力MAX。無段階で出力調整が可能です。
- 左に倒すと左に旋回、右に倒すと右に旋回。ドローンを左右にクルクル回せませます
- 上に倒すと前進、下に倒すと後退
- 左に倒すと左に水平移動、右に倒すと右に水平移動
初めてドローンを飛ばす際は、まずはスロット操作のみで、ドローンを浮かせる練習から始めましょう。
慣れてきたら、右スティックで前進後退/左右水平移動を練習。ある程度慣れてきたら旋回も加えていくと段階的に操作方法を練習できるのでオススメ。
録画以外に撮影も可能。
プロポの左右に黒いボタンが2つ付いていますが、映像の録画ボタンと画像撮影ボタンに分かれています。
▼左のボタンを押すと録画開始/停止、右のボタンは画像撮影ボタンとなっています。↓
早速「GoolRC T5G」を飛ばしてみた。
私の近場では自治体が煩いので、室内で飛ばす事に。
ちなみにドローンのフライト可能なエリア確認は以下のサイトがオススメ。但し、自治体により独自の制限を設けている地域もあるので、野外で飛ばす際は各自治体に確認しましょう。
【参考】dji-フライングエリアの制限
※動画は音が出ますので御注意下さい。
▼恐る恐る飛ばしてみました。初飛行の感想は、「かなり安定している」の一言です。が、大墜落をかまします。↓
▼これがドローンのカメラで撮影した映像。音声は入りません。映像は粗いですが、空撮の雰囲気は十分感じることが出来るので満足。↓
アクロバット飛行を室内でしてみた。
飛行と充電を繰り返した3フライト目の映像。こんなことが出来ました。
▼ドローン飛行初心者がこんな事できます。↓
このアクロバット飛行は超カンタン。ホバーリング(空中で静止)飛行が可能となったら誰でも簡単に操作出来ます。
操作方法は、ホバーリング中にプロポの右に並んでいるシルバーのボタンをワンクリックすると、ピピピッとプロポからブザーが鳴り始めるので、ブザーが鳴った後に右スティックを上下左右いずれかに倒すと、その方向へクルリと回転します。
▼操作は簡単。アクロバットボタンを押してから右スティックを倒すだけ。↓
ヘッドレスモードを搭載しているので、初心者にも安心。
ドローンの場合、ヘリコプターと違い、飛ばしてしまうと何処が「頭」か分からなくなってしまいます。
操縦は頭に対して操作するので、何処が頭か分からなくなると、思いもよらぬ方向へ進んでしまいます。
そこで重要な機能が「ヘッドレスモード」。時の如く「頭が無い」モードで、頭の向きに関わらず、スティックを倒した方向へ進む直感的な操作が可能となり、初心者には必須のモードです。
注意点はヘッドレスモードをオンにした時点で、プロポの向きに対してドローンの頭位置が記録されるので、操縦者は設定した向きから変更しないこと。
▼プロポの右ボタン真ん中を押すとヘッドレスモードに。ドローンのLEDが独特の点滅パターンに切り替わるので分かりやすいです。↓
室内でリターンモードは使わないほうが良い
▼「GoolRC T5G」は、飛ばし始めた位置を記録して、ドローンが飛行中にプロポの右ボタン群の一番下を押すと自動的に飛ばし初めの位置に戻ってきます。が、結構勢い良く戻ってくるので野外で使用しましょう。↓
「GoolRC T5G」はかなり頑丈。
何度かフライトを繰り返し、動画のような「これはイッた」と思うような墜落を何度もかましたが、未だに破損箇所はありません。
この頑丈さは、空飛んじゃう系ラジコンではかなりありがたい。ドローンを初めて操作する場合にもかなりオススメな丈夫さを持ち合わせています。
「GoolRC T5G」はドローン入門機として秀才。
室内でも練習できるサイズ感で操作性も非常に機敏で、しかも頑丈。ドローンの練習機としては非常にリーズナブルで入門機としては非常に良い機体です。飛行性能はびっくりするほど高いですよ。アクロバット飛行でもかなり安定した挙動でしたもん。
また、空撮が可能であり、飛ばした後に映像を確認するのも空撮型ドローンの醍醐味で非常に楽しめます。
「GoolRC T5G」のパッケージを購入すると、他に何一つ準備する必要がないオールインワンパッケージも購入者にとって嬉しいポイントですよね。
今度は、外で飛ばせる場所を探して本格的な空撮にチャレンジしてみます!
あ、練習は室内がおすすめ。野外ですと風があるので、機体の操作が慣れていないと風に流されてしまいますので、操作に慣れるまでは室内で練習しましょう。私の撮影した動画は、6畳のスペースでの飛行撮影ですので、その程度のスペースがあれば練習可能ですよ。
ドローン入門機として「GoolRC T5G」はおすすめ出来るだけの製品です。
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