「aiwa tab AB10L」発表!MT8766搭載のエントリータブレット。ただし注意点も有り!
aiwaからMediatek MT8766を搭載するエントリークラスの10.1型タブレット「aiwa tab AB10L」が発売されたので特徴とスペックをまとめました!
aiwa tab AB10Lの特徴
aiwa tab AB10Lの特徴は以下の通り!
aiwa tab AB10Lのハイライト
- 平凡なデザイン
- エントリークラスのスペック
- 10.1インチ、WXGAディスプレイ搭載
- ステレオスピーカー搭載
- 背面:500万画素、前面:200万画素のカメラ搭載
- 5,000mAhのバッテリー搭載
- LTE通信に対応。ただしSIMのサイズはmicroSIM
- 5種類の衛星測位システムに対応
▼aiwa tab AB10Lのデザインは黒を基調としており、良く言えば普遍的、悪く言えば代わり映えのしないようなものとなっています。↓
SoCはMT8766を搭載。性能的にはエントリー帯とのことで、動作の快適さに関してはあまり期待は出来なさそう。
メモリ/ストレージは3GB/32GBとこれまたエントリーでよく見る組み合わせ。搭載SoCなどを考えるとこんなもんか感はありますけどね〜。
▼ディスプレイサイズは10.1インチ、解像度はWXGA(1,280✕800)なので、どうしてもドットの粗さは目立ってしまいそう。このあたりもエントリーらしいといえばらしいですが…↓
スピーカーはステレオらしいですが、製品のアピールポイントに書いてないところから、あまり期待はしない方がいいかも。
カメラは背面500万画素、前面200万画素で、エントリーにしては背面カメラの画素数が多めかもって印象ですが、筆者の気のせいかもしれません。
搭載バッテリーは5,000mAhと、10インチクラスとしてはちょっと物足りなさそうなラインを攻めてきています。充電能力も5V/2Aの記載があるので、急速充電にも対応してなさそう。まぁこの辺はエントリータブレットなら普通なのであまり目くじら立てるところではないですが。
▼aiwa tab AB10LはLTE通信に対応しているのを公式ページでしっかりとアピールしていますが、対応するSIMサイズはmicroSIMとかなり前時代的。今日々どんなエントリーモデルでもnanoSIMが主流だけに、この仕様には正直困惑しております。↓
▼わざわざmicroSIMを採用するくらいだから、同梱品にSIMアダプターを入れているのかなと思って確認したところ、まさかのアダプター同梱無し。あのさぁ…↓
▼GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSS(みちびき)といった衛星測位システムに対応しているのは評価点。ナビ代わりとしても使えそうです。↓
発売日は7月25日。aiwa tab AB10Lの記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ3GB+容量32GB:22,800円
aiwa tab AB10Lはaiwa tab初のLTEに対応したタブレットですが、スペックはエントリー帯。
公式サイトでアピールされている「バランスの取れたスペックで使いみちは自由」という謳い文句は『「エントリー帯相応に」バランスの取れたスペック』と読み換えないといけない点は注意が必要です。
また、アピールしているLTEに関してもSIMサイズがmicroサイズと10年以上前に主流だったサイズをタブレットで今更採用されても困るんですよね。しかもアダプターを同梱していないのは、もはや「ワザとか?」と聞きたくなるレベル。
まぁ、SIMトレーはアダプターをきちんとハマらない状態で使用すると中で外れて使い物にならなくなったりするので、使用は自己責任だったりはするんですが、最初からnanoSIMを採用すればいいんじゃとか思ったり。
価格は2.3万円とaiwa tabらしい微妙なライン。先述のツッコミどころを考えると高い気もしますし、購入を検討している方は他の製品ともしっかりと比較した方がいいかもしれませんよ!
SoC | Mediatek MT8766 |
メモリ | 3GB |
容量 | 32GB |
ディスプレイ | 10.1型/1,280×800/液晶 |
アウトカメラ | 5MP |
インカメラ | 2MP |
バッテリー | 5,000mAh/10W |
サイズ | 244 × 9.8 × 163mm |
重量 | 480g |
対応バンド | 4G: B1/B3/B8/B18/B19/B26/B28/B41 |
OS | Android 13 |
備考 | GPS対応 |