arrows 5G(F-51A)のレビュー!実機を使って良かったところ、イマイチなところ

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ドコモの5G端末として登場した「arrows 5G(F-51A)(F-51A)」。久々の富士通のハイエンドモデルです。実機を入手したので使って良かったところ、イマイチに感じた部分をレビューでお届けします。

▼動画も公開しました!↓

目次をクリックすると各項目へ移動します

arrows 5G(F-51A)の良かった点とイマイチな点

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arrows 5G(F-51A)は、富士通のハイエンドスマートフォンです。

しばらくハイエンド帯の製品をリリースしていませんでしたが、本機はSnapdragon 865を搭載するガッチガチのハイエンドモデル。5Gに対応していて、Sub-6だけでなくミリ波に対応していることも特徴の一つ。ちなみにドコモでは118,008円とハイエンドらしいお値段です。

■良かったところ■

・軽量なボディー

・反応の良い指紋センサー

・泡で洗える仕様

・富士通独自の便利機能

・ミリ波に対応

■イマイチなところ■

・巨大なパンチホール

・SoCの性能を発揮できていない

・期待はずれのカメラ

・Photoshop Expressの連携による画作りも期待はずれ

・arrowsらしい機能や仕様が少し無くなってしまったところ

arrows 5G(F-51A)の詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。

arrows 5Gのスペック、対応バンド、特徴まとめ!

arrows 5G(F-51A)の付属品:本体のみ。充電器やケーブルは別途必要

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キャリアモデルはSIMフリーモデルと違って付属品はシンプル。必要なものは別途購入してねスタイルです。arrows 5G(F-51A)も例外ではなく、本体、USB-Cからイヤホンジャックへ変換するケーブル、クイックガイド、SIMピンといった内容でした。

充電器やケーブルはこれまで使っていたものを使いまわしても良いのですが、新しいスマホは充電規格も高速化しており、古い充電器やケーブルだとその恩恵が得られない場合があるので、新調も検討したほうが良さげですね。

保護フィルムも付属してませんが、PDA工房でarrows 5G(F-51A)の保護フィルムがリリース済み。arrows 5G(F-51A)はディスプレイが湾曲しているので、曲面まで貼ることができる「Flexible Shield」がオススメです。

これは標準的なPerfect Shield。このタイプは平らな部分に貼り付けるスリムフィルムなので注意

▼タイアップクーポンを発行中。500円以上のご購入時に適用すると100円オフ。割引クーポンをコピーしてレジで適用して下さい。↓

arrows 5G(F-51A)のデザイン

arrows 5G(F-51A)の価格を考えると、外観は安っぽくチープだなという印象が拭えませんでした。また、パンチホールがビックリするほど大きく、野暮ったさを感じる部分でもあります。

▼ディスプレイは6.7型。巨大なパンチホールが気になる。↓

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▼背面はデザインはシンプル。ドコモのでっかいロゴはご愛嬌。↓

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▼カメラは出っ張りが大きい部類ですね。カメラユニット周りもレンズ周囲がグレーで目立ってしまい安っぽいなという印象。↓

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▼右側面には電源ボタンとボリュームボタン。中央寄りに配置されているんで、カーホルダーへ装着する時にボタンが干渉するかも。

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▼上部と左側面はボタンやポートはなくシンプル。↓

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▼下部はカラーがブラックで、プラスチック感が凄くてチープ。下部にUSB-Cポートやスピーカーが配置されてます。↓

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▼SIMスロットはSIMピンを利用して開くタイプ。SIMスロットはNanoSIM×1のシングルタイプでMicroSDスロットはなし。※追記:本体側にMicroSDスロットが備わっていました。

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追記:完全に見過ごしていました。arrows 5Gは本体にMicroSDスロットが備わっているタイプでした。本記事の検証項目も修正しました。ご連絡頂いた皆様ありがとうございます。訂正してお詫び申し上げます。

軽量で持ち心地は悪くない

▼ディスプレは6.7型で大型なのですが、筐体が大きいので手に取ると軽く感じます。さすがに片手操作は厳しいですが、このサイズなら持ちやすい部類かなと。

arrows 5G(F-51A)の性能

arrows 5G(F-51A)の頭脳にあたるSoCというパーツはSnapdragon 865で、各社フラッグシップモデルに搭載されているハイエンド帯の凄く良いやつを搭載してます。メモリ8GBにストレージが128GBとスペック的には申し分ない感じ。

ベンチマークでは異常にスコアが低かった

端末の性能はサクサクとかヌルヌルとかで表現されることも多いのですが、分かりやすく数値化するベンチマークアプリのスコアでも判断することができます。

ガルマックスではAnTuTuベンチマークアプリで端末の性能を数値化してチェックしているのですが、Snapdragon 865の平均的な総合スコアは55万点を超える製品が大多数です。以下でスコアをまとめているのでチェックしてみて下さい。

スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼arrows 5G(F-51A)もSnapdragon 865を搭載しているのですが、AnTuTuでの総合スコアは469,732点前後で異常に低いです。

arrows 5G

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ!↓

スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

「CPUブースト」をオンにしてもスコアに大きな変化がない

arrows 5G(F-51A)はゲームモードを搭載していて、このモードに追加したアプリは性能を開放する「CPUブースト」という機能が利用できるんですが、オンにすると若干のスコア向上は見られるものの、それでも同じSoCを搭載する他機種よりスコアがとても低いです。

ガルマックスはAnTuTuベンチマークアプリを使って端末の性能を数値化していたんですが、AnTuTuの不具合であるおそれもあるんで、「PCMark for Android」や「Geekbench 5」でも検証してみたところ、スコアが低い傾向は変わらず。

ベンチマークアプリの問題ではなく、arrows 5G(F-51A)に問題がありそうです。

発熱が多いのでセーフティー機能が働いてるかも

検証時に気になったのは発熱ですね。ベンチマークを測定しているときに発熱を測定していたのですが、ベンチマークを測定しているときにarrows 5G(F-51A)はちょっと温度が高かったです。

もしかしたら発熱対策が不十分で熱による故障を防ぐためにセーフティー機能(パフォーマンスを強制的に下げる機能)が働いているのかも。

実用では問題ないけど、低スコアは気になるよね

実用では、普段使いやゲームで動作の鈍さは感じませんでした。恐らく、僕の使う範囲ではパワーがセーブされていたとしても不自由しない性能だったからだと。

でも、ハイエンドスマートフォンは「世界最高峰の性能を体験できる」のも魅力の一つでしょう。

僕は、こういったベンチマークアプリで「お!最新SoCはこんなに高いスコアが叩き出せるのか!」というベンチマーカー的な楽しみ方もしていたので、低スコアは正直ガッカリしました。

ちなみに、ベンチマークアプリでの低スコアは本体故障のおそれもあるんですが、調べてみたら他の人から同様の声が挙がっていたので、個体の問題でもなさそうです。

arrows 5G(F-51A)の機能・仕様の検証結果

ガルマックスが力を入れている、実機レビューでしか分からない検証項目です!

通知ランプ
指紋認証 ○:画面内蔵。速度・精度は申し分なし
顔認証
アプリクローン
PCモード
外部映像出力 ○:HDMIケーブル接続でミラーリングできる
戻るボタン入れ替え ☓:デフォルトは左
ジェスチャー操作
クイックランチャー ○:スライドイン機能
DRMコンテンツ ○:FHDまで対応/HDRなし
ゲームモード ○:パフォーマンスが上がる
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
○:MicroSD対応/内部ストレージ化はできない
2回線同時待ち受け -:シングルSIM仕様
ノッチ隠し
高リフレッシュレート ☓:60Hz
表示モード ダークモード
画質調整 「配色」から柔軟に設定可能
逆充電
スピーカー ステレオスピーカー
イコライザー
Photoshop Camera
PUBGモバイルのグラフィック設定 スムーズ+極限 :○
最高クオリティ&フレーム設定→HDR+極限
備考

指紋センサーの出来栄えが良い

arrows 5G(F-51A)は画面に指紋センサーを埋め込んでいるタイプ。

▼指紋センサー位置は中央寄り。画面内蔵指紋センサーの位置は下部側となる場合が多いのですが、巨大な筐体を持ち解除するなら、arrows 5G(F-51A)の位置がより操作しやすく感じました。

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画面内蔵指紋センサーは、ロック解除速度が物理センサーに劣ることが多いのですが、arrows 5G(F-51A)の画面内蔵指紋センサーは高精度&高速で、出来栄えはとっても良いです。

このような機能は普段から頻繁に使う部分なので、arrows 5G(F-51A)を使って良かったと感じる部分でした。

独自機能は便利だが、切り捨てた機能や仕様も恋しい

富士通といえば便利機能を沢山搭載しているイメージがありますが、arrows 5G(F-51A)は生まれ変わった新しい富士通のハイエンドスマートフォンで、切り捨てられた機能や仕様は富士通ファンだと恋しいものがあるかもしれません。

例えば、

  • MIL規格準拠の頑丈なボディー
  • プライバシーモード
  • 虹彩認証

など、arrows 5G(F-51A)では対応していません。とは言いましても、ピュアOSのようにシンプルになりつつも独自の便利機能を色々搭載しているので、実際に使い続けている機能をいくつかピックアップしてみます。

スライドイン機能でよく使うアプリや便利機能を素早く呼び出せる

▼画面端に表示されているバーをスワイプすることで、登録しているアプリや便利機能に素早くアクセスできるもの。親指の可動範囲でタップできる円形ランチャーです。↓

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良いところは前述した通り、素早くアプリや機能にアクセスできること。使ってイマイチだったのは、スライドバーの位置が上部付近に固定されていて扱いやすい位置に変更出来なかったことかな。

また、設置できるのは右スワイプバー、左スワイプバーの2箇所のみ。各スワイプバー展開時に表示出来るランチャーは、各1つしか登録できません。

なのに、設定画面では4つのランチャーを設定可能。

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2つしか呼び出せない仕様なのに4つのランチャーを登録する意味も分からないし、わざわざ表示ランチャーを切り替えるために設定画面に入って切り替え作業するなら、ランチャーの意味とは…と思ってしまう謎仕様は気になったポイントです。

なぞってコピーは画像の文字もコピーできるので便利

なぞってコピーは、本来コピーすることが出来ない文字をコピーすることができる機能。

▼以下のように画像に埋め込まれている文字をコピーしようと長タップしても選択できないときってありますよね。↓

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▼なぞってコピーは、画像に埋め込まれた文字でもコピーすることが出来るんです。アプリとかで文字がコピーできないときも、なぞってコピーを使えばコピーできるのでめちゃくちゃ便利。こんな感じでなぞった部分がオレンジに反転してコピーボタンが出てきます。↓

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▼メモ帳にコピーしたテキストを貼り付けることができた。うん、これは便利。

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もちろん、テキストをコピーする場合のように完璧なコピーとはならず、一部、誤った文字で認識されることもありますが、それでも、文字コピー出来なかったものが簡単にコピー出来るのはとても便利で利点が際立つ機能でした。

指紋ロック解除と同時にアプリを素早く起動できる

指紋ロック解除時にアプリを起動することができる「FASTフィンガーランチャー」は結構便利に使ってる機能です。

この機能は

  • ロック解除時に指紋に割り当てられたランチャー(最大4アプリ表示)タイプ
  • ロック解除と同時にダイレクトにアプリを立ち上げるタイプ

に分かれてます。

例えば、親指でロック解除する場合、ランチャータイプだとロック解除→ホーム画面を表示するか、ロック解除→ランチャーに登録したアプリを起動するかを選択できる使い方が可能。

一方で、ダイレクトにアプリを立ち上げるタイプは、任意のアプリを素早く起動できますが、必ず、そのアプリが立ち上がります。どちらも一長一短なところがあるので、その辺りはお好みでどうぞ。

僕はPayPayをランチャータイプに登録して使ってますが、ランチャータイプは指紋センサーに指を置き続けるとランチャーが表示→登録しているアプリアイコンにそのまま指をスライドして離すと起動。この時、ゆっくり目に操作しないとアプリが起動しない場合があるので操作の慣れも必要です。

ディスプレイは60Hz固定なので見劣りする

60Hzと表しているものはリフレッシュレートで、この数値が高ければ「より滑らかな表示」が可能です。60Hzは安いスマホでも対応しているベース的なリフレッシュレートです。

arrows 5G(F-51A)クラスのハイエンドスマートフォンは、多くが90Hzや120Hz、中には144Hzというリフレッシュレートに対応している製品が多いです。が、残念ながらarrows 5G(F-51A)はハイエンドらしからぬ60Hz表示のみ対応。これは価格的にも残念と言わざるを得ない部分ですね。

パンチホールが大きく、表示が不自然

ディスプレイは画面占有率を高めるた、インカメラ部分をくり抜いた「パンチホール」を採用。仕様上、パンチホール部分は表示欠けが起こるので、「目立たないように小さくする」って方向性が多いのですが、arrows 5G(F-51A)は大きすぎます。

▼パンチホールが大きいことで、上部のシステムバーの幅が不自然に広く、せっかくの大画面を活かしきれてません。

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この巨大なパンチホールが「野暮ったいな」という印象となり、結果的にデザイン性までイマイチに感じてしまう部分となりました。もう少しパンチホールを小型化することは出来なかったのでしょうか。

ステレオスピーカーは音質が小さくチープ

ハイエンドスマホでステレオスピーカーを搭載していることは当然で、それ以上の音質に着目するものなのですが、iPhone 11と比較してarrows 5G(F-51A)のステレオスピーカーは音がチープで音量も小さいです。

ステレオスピーカーのサラウンド感も少なく、音の広がりにも欠けてます。実用では問題ないのですが、迫力ある大音量を期待していたのであれば、悪い意味で裏切られるかも。

5G対応は現状、あまり利点には感じなかった

arrows 5G(F-51A)は、ドコモ5Gに対応するモデル。一般的なSub-6だけでなく、より高速な通信ができるミリ波にも対応している事が特徴なのですが…皆さんも御存知の通り、ドコモ5Gはエリアがまだまだ狭く、ミリ波どころかSub-6の電波すら対応しているエリアが極小です。

恐らく、ミリ波が飛び交ってる時にはarrows 5G(F-51A)は随分と古い機種になっていると思います。このような状態なので、arrows 5G(F-51A)のミリ波対応は、僕の物欲を刺激する要素としては小さすぎました。

arrows 5G(F-51A)のカメラは全体的に低品質に感じた

arrows 5G

構成 48MP(メイン)、16.3MP(超広角)、8MP(望遠)
AI カメラ設定からオン・オフできる
撮影モード 写真・ビデオ、Photoshop Expressモード、ポートレート、ワイプ撮影、Live Auto Zoom、AIスロモ、マニュアル
ズーム 光学3倍。以降はスライダーで最大10倍まで対応
シャッター音の消音 消音不可
マニュアルの設定幅 ISO:100〜3200、WB:4種から選択可、SS:1/2〜1/4000、露出:-2〜+2
写真解像度 12Mまたは48MP
ビデオ解像度 4K、FHD、HD
スローモーション 非搭載
手ブレ補正 モード有り

arrows 5G(F-51A)のカメラは、通常カメラ超広角カメラ望遠カメラのトリプル構成。ウリはPhotoshop Expressモード。どんな写真に仕上げてくれるのかチェックしてみましょう。

▼まずはiPhone 11と比較。通常撮影での色合いはナチュラル傾向です。↓

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arrows 5G(F-51A)/AIオフ
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arrows 5G(F-51A)/AIオン
iPhone 11
iPhone 11

iPhone 11と比較するとarrows 5G(F-51A)は「ちょっと空が暗いな」と感じる仕上がりに。

▼カメラで好条件となる明るい昼間では、パッと撮影して綺麗に仕上がる写真が多いですが、やはり全体を通して「もう少し明るかったら良いな」と思うことが多かったですね。↓

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超広角は明るくなりすぎる場合があった

僕はカメラで撮影する時に最低2枚撮影するんです。スマホで記念撮影することが多くなったので、撮影の失敗対策です。超広角カメラでも2枚撮影したのですが、明るさ調整がグダグダでした。

▼1枚目に撮影した写真はなぜか白飛びしまくりで明るすぎる写真。↓

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▼2枚目に撮影した写真は明るさが調整されそこそこの画質に。↓

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写真に写っている走行中のゴミ収集車の位置的に、パシャ、パシャと短い間隔で撮影している事が分かると思います。この短時間で撮影した写真の仕上がりにこれだけの差があるのは見過ごせないポイント。

超広角カメラで撮影する場合は、失敗対策に複数枚撮影したほうが良さそうです。

望遠は使いやすい。ワンタップで3倍にズームして綺麗に撮影できた

arrows 5G(F-51A)は光学3倍のズームカメラを搭載。カメラアプリからワンタップで倍率変更が可能で、3倍以上はスライダーで最大10倍までズーム可能。3倍以上はどんどん画質が劣化するので、扱いやすさと画質から3倍を使うことが多くなりそうです。

▼光学レンズなので画質劣化が無くクリアに望遠撮影出来たのはGood。僕は猫を飼ってるので、普段から少し離れて撮影することが多く重宝しそうなカメラです。↓

料理の撮影は良い感じ

▼料理の撮影ではそこそこ良い感じ。これぐらいの画質なら普段の料理撮影でも使いたいなと思えた仕上がりでした。↓

ポートレートは望遠でも使える。クオリティーも高い

背景をボカして被写体を際立たせるポートレート撮影の出来栄えは非常に良かったです。arrows 5G(F-51A)では、ポートレート撮影時に通常カメラだけでなく望遠レンズにも切り替えられるので、人物だけでなくフィギュアなど物撮りもOK

▼以下は望遠レンズを使ったポートレート撮影。一発パシャ撮りでこのクオリティー。非常に扱いやすく物撮りメインの方は気に入って頂けるはず。↓

arrows 5G

フィギュアでこれだけイージーに物撮りできるスマートフォンは少ないので、arrows 5G(F-51A)カメラの良いところと言えます。

暗所や夜景に弱い。3万円のスマホで撮影したほうが綺麗なレベル

夜間撮影能力の低さは驚きました。沢山スマホは触ってきたんですが、夜間撮影は3万円ほどのスマホで撮影した写真のほうが綺麗なレベル。

▼まずはiPhone 11と比較。arrows 5G(F-51A)は非常にノイジーで残念な画質です。↓

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arrows 5G(F-51A)/ノイズだらけでフォーカスも甘い
iPhone 11
iPhone 11
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arrows 5G(F-51A)/光量の強い看板が白飛びしてディテールが失われている
iPhone 11
iPhone 11

AIは暗所と認識すると「夜景」「花火」「イルミ」と認識する場合があるんですが、シーン認識の精度がガバガバで、検証した時は何故か「逆光」となっていました。このAIシーン選定は固定されるとユーザー側で変更出来ないのも痛いポイントです。

「ハイエンドスマホなんだから夜景もバッチリでしょ。」とか思ってたら凄く残念な写真ばかり出てくるので、僕がarrows 5G(F-51A)で夜景を撮影することは無いかな。

Photoshop Expressモードもイマイチな仕上がりになることが多かった

arrows 5G(F-51A)は写真を良い感じに仕上げてくれる「Photoshop Express」と連携していることもウリですが、挙動を見る限り、なにかarrows 5G(F-51A)向けの特別なチューニングが施されるようには見えません。

またPhotoshop Expressモードで撮影した加工写真は

  1. arrows 5G(F-51A)で撮影した写真を「後からPhotoshop Expressアプリで画質調整した写真」と比較して大きな違いがない
  2. arrows 5G(F-51A)で撮影した写真を「他のスマホでPhotoshop Expressを使って画質調整した写真」と比較して大きな違いが無い

という挙動を確認したので、単にカメラアプリからPhotoshop Expressアプリに写真を渡すショートカット的な連携に感じます。

しかも、Photoshop Expressモードを利用すると、写真渡し→処理となるので、撮影完了までに7秒前後かかります。Photoshop Expressのアプリで後から画質調整しても同じ写真に仕上がるなら、わざわざ時間のかかるPhotoshop Expressモードを利用する意義を感じません。

Photoshop Expressモードの仕上がりが微妙な原因

Photoshop Expressモードで撮影した写真が全て微妙というわけでは有りません。

▼1枚目は通常写真、2枚目はPhotoshop Expressモード」↓

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通常撮影
arrows 5G
Photoshop Expressモード/白飛びが抑えられ色鮮やかになった

上の画像のように、Photoshop Expressモードを使うことでパリッとした鮮やかな写真に仕上がることもあります。

全体的にイマイチだなと感じたのは、イマイチな写真に仕上がることが圧倒的に多いからです。

原因を探ると、何故、このような事が起こるのかちょっとだけ見えてきました。

  1. Photoshop Expressの加工で綺麗と感じる写真は、ベースの写真が綺麗な場合が多い
  2. Photoshop Expressでイマイチと感じる写真は、ベースの写真も汚い場合が多い
  3. arrows 5G(F-51A)カメラ自体が微妙な画質に仕上がることが多いので、イマイチに仕上がる割合が圧倒的に多くなる

こんな感じがします。以下はイマイチなパターンの写真。

arrows 5G
arrows 5G(F-51A)の標準カメラで撮影。ご覧の通りノイズが大きく低品質に仕上がってしまった。
arrows 5G
低品質な写真をPhotoshop Expressで通すと、より粗さが際立つ仕上がりとなってしまった。

arrows 5G(F-51A)のカメラチューニングが甘いことで、全体的に微妙に感じる写真に仕上がることが多く、その微妙な写真をPhotoshop Expressの汎用画質調整機能に通すだけでは逆効果になるってことです。

このようなサイクルで、全体的に「微妙だな」と感じることが多くなってました。

arrows 5G(F-51A)で適切なシーン選択が行えるようになり、それを基にPhotoshop Expressの「arrows 5G(F-51A)向け」チューニングが行えるようになれば、ハードウェアの限界をソフトウェアで超えるGoogle Pixelのような方向性に十分化ける可能性は秘めているので、今後に期待したいところ。

動画撮影時の手ブレ補正をチェック

▼1920×1080/60FPS(30FPSの記載の誤りでした)で撮影した動画です。手ブレ補正は、「徒歩の揺れを気にするような撮影」であれば結構良い感じになるのですが、何も配慮せず撮影すると以下のように徒歩の振動が画面バウンドしたり映像のチラツキが起こります。↓

手ブレ補正の効きはそこまで悪くは無いんで、普段使いでは特に問題なし。歩き撮影することが多い人はちょっとブレを気にしてやるとarrows 5G(F-51A)だけでもブレの少ない動画を撮影できるはずです。

arrows 5G(F-51A)のまとめ:僕はイマイチに感じる部分が多かった

arrows 5G

僕がドコモ端末で一番期待していたarrows 5G(F-51A)。発売を待ちわびて「新しい富士通のハイエンドスマホはどんな感じに変化したんだろう」とワクワクしながら触っていましたが、その出来栄えは僕にとってイマイチと感じる部分が多かったですね。

その理由は

  • 野暮ったい筐体
  • 謎の低パフォーマンス
  • 夜景や暗所にめちゃくちゃ弱いカメラ
  • それを補うPhotoshop Expressの仕上がりがグダグダ

arrows 5G(F-51A)は発売後に、色んなところでイマイチだと声が挙がってるのも知ってますが、僕も同感でイマイチ・微妙と感じます。これらをソフトウェア・アップデートなどで改善できるのであれば、富士通は、早めにアップデートに関するアナウンスをしたほうが賢明でしょう。

このような結論となりましたが、パフォーマンスの最適化やカメラ画質のチューニングはソフトウェアの調整で改善できそうな気もするので、これらが解消されると化けるポテンシャルは秘めてると思います。

もし、早期の改善が出来ないのであれば、それはまた「富士通のハイエンドスマホはやっぱりイマイチだな」とレッテルを貼られて終わりそうな気がします。そうなって欲しくないし、富士通に期待している人も多いと思うので、早期の改善アップデートを待ってます。

arrows 5G(F-51A)の割引クーポン・セール・購入先まとめ!

arrows 5G(F-51A)の発売日は2020年7月30日発売で、価格はオンラインショップ価格が118,008円です。

■通信キャリア(MNO)■

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