Bluboo S1の性能と仕様評価、ライバル機種、販売店まとめ

Bluboo S1

Bluboo S1は中国のBlubooが手掛ける最新のSIMフリースマートフォン。性能をチェックしたが5.5型のSHARP製フルHD(1920×1080)ディスプレイを備え、SoCにはMediaTekの最上位”P”シリーズのHelio P25を採用、メモリは大容量な4GB、保存容量は64GB、デュアルカメラを備えたハイエンド寄りの端末だ。

デザインは流行りの”ベゼルレス”を採用しており、左、上、右のベゼルが非常に狭く、大型ディスプレイを備えるが端末はコンパクトに仕上がっている。

以前、Bluboo S1と非常に良く似たMAZE Alphaよりもコンパクト&軽量だ。

以下はBluboo S1の動画

Bluboo S1の価格と発売日。

発売日は2017年7月で発売済み

Bluboo S1は現時点でGEARBESTが独占販売しており、定価は159.99ドルだが、2017年7月14日までは、毎日10台限定で半額というとんでもないセールを行っている。詳細については「Bluboo S1を取り扱う販売店まとめ。」に記載しておく。

Bluboo S1の仕様表とスペック。

項目スペック
OSAndroid7.0
SoCMediaTek Helio P25
2.5GHz
8コア
GPU:Mali T880
メモリ4GB
保存容量64GB
SDスロット搭載
最大256GB
液晶5.5型(1920x1080)
SHARP製
背面カメラ13MP+3MP
デュアルカメラ仕様
前面カメラ5MP
対応バンド2G: GSM 1800MHz,GSM 1900MHz,GSM 850MHz,GSM 900MHz
3G: WCDMA B1 2100MHz,WCDMA B8 900MHz
4G LTE: FDD B1 2100MHz,FDD B20 800MHz,FDD B3 1800MHz,FDD B8 900MHz,TDD B38 2600MHz
SimサイズNanoSIM×2
DSDS
4G+3G
Wi-Fi802.11a/b/g/n
バッテリー3500mAh
端子:USB Type-C
サイズ縦14.8mm
横7.4mm
厚さ8mm
重量169g

搭載されているSoCは2.5GHzの8コア仕様でGPUはMali T880を搭載する。メモリは4GBも搭載しているのでメモリ不足に陥ることは少ないだろう。保存容量は64GBで最大256GBのMicroSDも対応しており保存容量も拡張可能だ。

Helio P25のベンチマーク

当サイトはスマートフォンの性能を数値化するベンチマークスコアを収集しており、Bluboo S1と同等性能のスコアも収集済みなので参考にどうぞ。

  • Helio P25の総合性能は83000点前後、3D性能は15000点前後。

以下は現行世代の各性能体の参考スコア

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

Bluboo S1の電波に関して。

Bluboo S1は日本国内向けの製品では無いので、技適の関係上から利用する場合は自己責任となる。

Bluboo S1が対応しているバンドをチェックしたが、LTEではバンド1/3/8、3Gではバンド1/8に対応している事から、ソフトバンク(ワイモバイル)で利用されている必須バンドには対応している。但し、SIMフリースマホでは対応していれば尚良なAXGPのバンド41には対応していない。

また、これらのバンド情報はBluboo S1の仕様から日本で利用されているバンドと照らし合わせているだけに過ぎないので、実際に利用できる事を保証するものではない。

Bluboo S1の良いところ。

ここからは個人的にBluboo S1に魅力を感じた良いところをピックアップしたいと思う。

日本語に対応している。

Bluboo S1は日本語に対応している

Bluboo S1の仕様をチェックしていたところ、Languageの項目に”japanese”を発見。恐らくAndroidのマルチランゲージでの日本語対応の可能性が高く、独自機能に関しては日本語化されていない可能性が高いが、XiaomiのMIUIのように全く日本語に対応していない訳では無いので嬉しいポイント。

3辺ベゼルレスデザインで、大画面なのにコンパクト。

5.5型の大画面を搭載しながらも非常にコンパクトなBluboo S1

Bluboo S1は下部以外の3辺のベゼルが非常に薄い3辺ベゼルレスデザインを採用しており、大画面を搭載しながらも非常にコンパクト。

Bluboo S1画面占有率はなんと90%。写真撮影時もスマートフォンと周囲の風景に境目が無いような錯覚すら体験できる。

コストパフォーマンスに優れるパーツ構成

Helio P25、メモリ4GB、SHARP製の5.5型フルHDディスプレイ、保存容量64GBとハイエンド寄りの仕様だ。

Bluboo S1は低価格ながらも、ハイエンド帯のパーツ構成となっており、コストパフォーマンスに優れる端末だ。

スマートフォンの性能を数値化するAnTuTuベンチマークスコアでも総合が80000点、ゲーム性能を左右する3Dスコアが15000点と価格からすると驚くような性能を持ち合わせている。長期利用でも不満の少ない動作が期待できるだろう。

スマートフォンのトレンド機能「デュアルカメラ」を搭載

1300万画素のメインカメラと300万画素のサブカメラのデュアルカメラ仕様

2つのカメラを搭載する事で1つのカメラで撮影するよりも、より明るく精細な写真が撮影出来るデュアルカメラを搭載。

1300万画素のカメラと奥行きを感知する300万画素のカメラを備えるBluboo S1は被写体をメインカメラで捉え、300万画素のカメラで”ボケた背景”を撮影する仕様。Bluboo S1は2つのカメラを駆使することで背景をボカし被写体を際立たせる撮影を実現。

この価格でデュアルカメラを搭載している事は驚きだが、中華スマホのカメラはスペックほど美しく撮影出来る製品は少ないので、カメラ性能が気になる方は実機レビューをチェックしてからのほうが良いだろう。

4G+3Gのデュアルスタンバイに対応

販売店に確認したところ、Bluboo S1のデュアルスタンバイは4Gと3Gが同時に待ち受け出来るデュアルスタンバイだった。一部の端末では4Gまたは3G+2Gのデュアルスタンバイもあり、2Gは日本で停波となっている事からデュアルスタンバイを活かせないが、Bluboo S1なら音声通話に3G、データ通信に高速通信可能な4Gを別々のSIMで利用可能。

OTGに対応している。

USB周辺機器が利用できるOTGに対応している

OTGとはUSB機器をスマートフォンで認識して利用できる機能で、今や当たり前の様な機能だが、実は低価格なスマートフォンでは対応していない製品も数多い。

Bluboo S1はUSB機器が接続出来るので、ゲームパッドに対応しているアプリを利用する場合はコントローラーを利用したり、USBメモリを挿してデータをやり取りするような事も可能だ。

ディスプレイガラスはGorilla Glass 4を採用。

3辺ベゼルレスでの衝撃から画面割れを守る為に非常に硬いgorilla Glass 4を採用しているBluboo S1

ベゼルレスデザインになると気になるのがディスプレイガラスの強度。ベゼルが薄いぶん衝撃がダイレクトに伝わるので落下時はディスプレイガラスも割れやすくなる。

Bluboo S1では強化ガラスのGorilla Glass 4を採用しており、同価格帯の端末と比較するとディスプレイガラスにはコストをかけている印象だ。

Bluboo S1のイマイチなポイント。

僕が感じたBluboo S1のイマイチなポイントを残したいと思う。

形状的に横に持ちにくい。

3辺ベゼルレスはスタイリッシュな反面、横持ちでの利用では持ちにくい。特に横持ちで利用するゲームなどでは左右の幅が異なることに加え、ベゼルが細い側で誤タッチが発生する恐れがある。

実際にシャープが以前3辺ベゼルレスデザインのスマートフォンを取り扱っていた際に利用していたが、横持ちは非常に持ちにくかった。

Bluboo S1のライバル機種。

ここでは様々な観点からBluboo S1のライバル機種となりうる端末をピックアップしたいと思う。

MAZE Alpha

MAZE Alpha

仕様的にBluboo S1と非常に似通っており、基本動作性能に関わるSoCやメモリ搭載量、画面解像度はBluboo S1と同等で価格も近い端末。

MAZE Alphaも2017年6月30日に発売したばかりの端末で当サイトで記事を公開した時も非常に注目を集めていた。

ディスプレイサイズは6型でBluboo S1よりも一回り大きいが、大容量バッテリーやデュアルカメラ仕様はMAZE Alphaが長けている。

価格は219.99ドルで日本円だと2.5万円で手に入る。日本での同価格帯は性能が2ランク下のミドルスペック端末なのでMAZE Alphaも非常にコストパフォーマンスの良い端末だ。

MAZE Alphaに関しては以下の記事で詳しく書いているので宜しければどうぞ。

Bluboo S1まとめ。

Bluboo S1

3辺ベゼルレスデザインを採用しながら、ライバル機種となるMAZE Alphaよりもコンパクトに収まっており、持ちやすい端末を探しているならBluboo S1は魅力的に感じると思う。

低価格ながらもMediaTekの最上級”P”シリーズのSoCを採用するなど、性能的のも申し分ないので、安くてパワフルな中華スマホを探しているならBluboo S1は要チェック端末だ。

Bluboo S1を取り扱う販売店まとめ。

Bluboo S1は現在GEARBESTにて独占販売中で発売記念セールとして端末価格が半額となるセールを行っており、UTC時間の9時(日本時間だと18時)に10台限定で半額の79.99ドル(約9,132円)で購入可能だ。

▼これは発売記念セールと言えども驚異的な安さだ。↓

GEARBESTでは発売記念キャンペーンで79.99ドルで購入可能

更に通常20ドル(約2,200円)のケースと画面保護シートも無料ギフトとして貰える太っ腹ぶり。Bluboo S1が欲しい方は18時に限定10台のセール価格を狙おう。

GEARBESTは海外ネットショップなので、まだ利用したことが無い方は「GEARBESTの注文方法。住所の記入方法や配送選択、支払い方法まで詳細解説」の一読をどうぞ。

購入は以下から

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