Chromebook Plus発表!上位モデルらしい付加価値が盛り込まれたChromebook!
Googleが提供しているOSであるChrome OSを搭載したPCのChromebookに上位グレードが登場!その名もChromebook Plus!
Chromebook Plusの特徴
Chromebook PlusはWindowsで言うところの「Pro」みたいなもので、実際に無印Chromebookには無いPlusならではの特徴があるのでご紹介。
▼ChromeOSにプリインストールされているGoogleフォトではPlus限定で消しゴムマジックが使用可能。Pixelでお馴染みの画像編集機能がChromebookでも使えちゃいます!↓
更に、Adobe Photoshop Web版、Adobe Express、LumaFusionといったしっかりとした編集アプリも使えちゃうのも魅力の一つ。
▼アメリカでの話ですが、新しくChromebook Plusを購入した方はLumaFusion(29.99ドル)を25%割引で入手できちゃったりとChromebook Plusユーザーならではな特典もあります!↓
▼ビデオ通話中も音声の明瞭さと照明の強化、背景ノイズを消したり、数回タップするだけで背景をぼかすことができたりとAI技術を駆使した機能が利用可能とのこと。↓
対象のアプリは純正のGoogle Meet以外にもZoomやMicrosoft Teamsなどのサードパーティー製ビデオ会議アプリを使用していても機能するので、アプリに囚われずに高品質なビデオ通話ができるのはGOOD!
2024年以降はChromebook Plusでアクセスしたサイトのコンテンツ(GoogleレビューやSNSなど)の文章を手助けしてくれたり、画像生成機能を用いた壁紙など、Googleが培った機械学習のノウハウを存分に活かしたアップデートが予定されているようです。
要求されるシステム要件はChromebookとしては高め!
▼Chromebook Plusのシステム要件は以下の通り。低めのスペックを有した機種の多いChromebookとしては、かなり高めな要件となっています。↓
- CPU:Intel第12世代Core i3以降、またはAMD Ryzen 3 7000シリーズ以降
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:128GB以上
- カメラ:1080p以上、時間的ノイズ低減機能付き
- ディスプレイ:FHD(IPS)以上の解像度
特にストレージに関しては最低でも128GB以上と定められているので、Chromebookの泣きどころの一つであった物理的なストレージ容量の不足もある程度解消しているおり、Plusならではな機能も活用できそうな気がするぞ!
Plusならではの付加価値をどこまで押し出せるかがキモになりそう
今までのChromebookはどうしても「低価格だけど低スペック」なイメージが付いている事や、高性能なモデルは相応どころかWindows機よりも高価だったりと価格面でのネガや、そもそも高性能Chromebookを生かす場面がそうそう無かったりと選ぶ理由のパンチが弱かったのが難点だったりしました。
しかし、今回のChromebook Plusで今まで不遇な扱いを受けていたハイスペックなChromebookにも日が当たるようにしたのは注目すべき点ではないかと考えています。
今のところ、通常のChromebookと比べると少し機械学習機能が追加されてクリエイティブ作業が快適になったくらいではありますが、Plusを対象としたアップデートへの意欲も高そうですし、これからの展開には要注目ですね!