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CUBOT X20 Proのレビュー!実機を使って感じた良いところとイマイチなところ

おはこんばんは!この記事を書いている10月下旬、青森の5℃という気温の寒さに鳥肌が立っている柳生です!

今回はスマホ実機レビュー!「CUBOT X20 Pro」のレビューでございます!公式のCUBOTさんいわく「カメラに注力した」という機種だそうで、カメラを中心にレビューを行いました!

目次をクリックすると各項目へ移動します

更新履歴

  • [11/5]PCMark、3DMark、A1SDの各種ベンチマーク結果を追加。
  • [11/5]COD:Mobileの設定幅について追記

CUBOT X20 Proの詳細なスペック表

製品情報
端末名 CUBOT X20 Pro
型番/別名 X20 Pro
発売年 2019年9月
発売地域 海外:SIMフリー
メーカー・ブランド CUBOT
備考 日本語対応
Googleサービス対応
日本のスマホと変わらない使い心地
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G 1/8
4G LTE 1/3/7/8/19/20
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n
Bluetooth 4.2
SIMサイズ・スロット NanoSIM×2
ネットワーク関連備考 DSDS対応
本体仕様
ディスプレイ 6.3インチ/液晶/画面占有率92.8%/水滴型ノッチ/2.5Dガラス
解像度 2340×1080/FHD+/画面比率19.5:9
画素密度 410ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ157.1mm
横幅74.6mm
厚さ8.1mm
重さ 200g
本体色 ブラック系/ブルー系/ゴールド系
システム仕様
OS Android 9.0 Pie
CPU(SoC) MediaTek Helio P60/MT6771
AnTuTuベンチマーク

AnTuTu(参考値):総合スコア約138000点、GPUスコア約29000点
Geekbench(参考値):シングルコア約1400点、マルチコア約5700点
PUBG Mobile:スムーズ+高まで設定可能
COD Mobile:フレームレート「高」まで設定可能

メモリ/保存容量
組み合わせ メモリ6GB+容量128GB
ストレージカード MicroSD対応/最大256GB/片方のSIMスロット共用
カメラ
背面カメラ 12MP(IMX486)+20MP(IMX350)+8MP
特性:広角+深度+超広角
AI:対応
インカメラ 13MP(IMX214)
AI:対応
機能仕様
GPS GPS、A-GPS
生体認証・ロック解除 指紋認証:非公表
顔認証:対応
センサー 加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、環境光センサ、磁気センサ
防水/防塵・タフネス等級 非対応
イヤホンジャック あり
NFC 非対応
バッテリー
バッテリー容量 4000mAh
充電 有線充電:対応
ワイヤレス充電:非対応
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Proの価格と購入先

CUBOT X20 Proの割引前参考価格は以下の通りです。

  • メモリ6GB+容量128GB:250ドル(約2.7万円)

▼以下のページで割引情報も掲載しているのでチェックしてみてください!↓

最安値!CUBOT X20 Proの割引クーポン・セール・購入先まとめ

CUBOT X20 Proのレビュー!外箱と付属品から見ていこう

ナリが豪華!黒箱に金色のアクセントカラーはオシャレだ

▼Proと謳うだけあって外箱の印象はGood。黒色で金色の印字がされており。材質もしっかりしてて豪華な雰囲気です!↓

CUBOT X20

CUBOT X20

付属品はなかなか充実している!

▼付属品は充電ケーブル、SIMピン、説明書(日本語非対応)、そしてケースの4つ!↓

CUBOT X20

CUBOT X20

CUBOT X20

▼充電ケーブルは日本のコンセントに合わないので、別途で変換アダプターを用意しましょう!こんなやつです。↓

CUBOT X20

CUBOT X20

日本の家電量販店では中々見られないので、ネットショップで買うのがオススメ。また通販サイトによっては、無料で付属として付けてくれるショップがありますよ。

国内用変換プラグCタイプ
株式会社ヤザワコーポレーション
売り上げランキング: 37,126

ケースはやわらかい素材!キズや衝撃をある程度防いでくれそう

▼付属のケースは半透明型でちょっと黒っぽいです。ふにゃふにゃの素材なので衝撃もやわらげてくれますよ!厚さもあり、耐久性は良さそうです。↓

CUBOT X20

CUBOT X20 Pro

ケースを付けたら持ち心地がブ厚く感じるのはいつものこと。筆者はできればケースなしで使いたいタイプなんですが、スマホの材質がガラスとか割れやすいものだと泣く泣くケースつけたくなります(泣)

そうそう、出っ張ってるカメラユニットはケースより薄いので、平面においた時にガタつかなくなりますよ!CUBOT X20 Proには、基本的にケース装着がオススメですぞ。

フィルムは最初から貼ってあるけど、過信は禁物

▼CUBOT X20 Proは最初からフィルムが画面に貼ってあります!が、あくまで輸送時の傷防止用なので、強度やキズ耐性はまったくなし!というかもうキズついてる。というわけなんで、早めに保護フィルムを買うことをオススメしますよ!↓

CUBOT X20 Pro

PDA工房さんで保護フィルムを作ってもらいました!

▼というわけで、PDA工房さんで保護フィルムを作っていただいた!本記事で紹介している実機で制作しています!↓

CUBOT X20 Pro CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Proの外観をチェック!

ボディはガラス製で重厚な質感

▼外観をぐるっと撮影。全体的にツルーっとしたガラスボディ。キレイですが指紋が目立ちます。ロゴはCUBOTだけととてもシンプル!↓

CUBOT X20

CUBOT X20

シンプルだけど裏を返せば地味でもあるデザイン。ケースを付けるユーザーさんなら気にならんかもしれません。でもこういうシンプルさ、筆者はスキなんす。

▼側面をぐるっと撮影、右側に電源と音量ボタン、左にSIMトレー!下部は充電ケーブルで、イヤホンジャックはありません。↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

▼一番の特徴はやはりコレ。トリプルカメラとフラッシュライト部分!その形状から「iPgone11 proみたい」とまで言わしめてます。↓

CUBOT X20

CUBOT X20 Proの機能・仕様レビュー!

CUBOT X20 Proの持った感じは重い!ただただ重い!

まず持った感じ。結論からイイますと「すっげぇ重い」。その重さは200g。タフネスやスタミナスマホを除いたミドルレンジスマホの中ではトップクラスで重いです。長時間持つと疲れそう。

掴んだ感じは悪くなく、ガラス製なんでイイカンジにグリップがあります。ただ筐体サイズがタダでさえデカい上にこの重さなんで両手持ちは必須といえるんす。

青色の通知LED搭載!

▼CUBOT X20 Proのレシーバー右側に埋め込まれている形で通知LEDを搭載!とても嬉しいポイントですね!↓

CUBOT X20 Pro

通知が来たことが一発で丸わかりなので大変助かるポイント。省かれ気味な機能を完備してくれてて驚きでした。ただし青色にしか光らないです。まあコストで考えたら仕方ないのかも。

MicroSDを内部ストレージ化できた!

▼CUBOT X20 ProはMicroSDを内部ストレージとして認識する機能を搭載!アプリをインストールしたりなど、普通の外部ストレージでは出来ないこともできちゃいます。↓

CUBOT X20 Pro

保存容量128GBと大きいんですが、それでも物足りないならMicroSDを挿して内部ストレージ化しちゃいましょう!

デュアルSIM対応でAPN設定が豊富だった

▼CUBOT X20 ProはDSDS対応!SIM2はMicroSDと二者択一なので大容量プランをとるか大容量ストレージを取るか選ばされます。↓

CUBOT X20 Pro

▼国内の格安キャリアに対応したAPN設定がデフォルトで入ってるので格安ユーザーさんに嬉しいポイント。↓

CUBOT X20 Pro

ソフトバンク系回線を利用しているユーザーに限り最強スマホのベースとして利用可能

▼CUBOT X20 Proはソフトバンク・ワイモバイル系の必須バンドしか対応していないのですが、普段からソフトバンク系の格安SIMやワイモバイルを利用しているユーザーさんは、ソフトバンク回線を利用する100GBデータSIMを活用した最強スマホも構築可能!詳細は以下の記事をご確認ください!↓

デュアルSIMを活用!音声SIMとデータSIMを分けた最強スマホの構築方法

各種ベンチマークをチェック!

Antutuスコアはコチラ!ミドルレンジ真ん中です

▼Antutu Ver8で計測。Antutu Ver7とはベンチマークが大きく異なりますのでご注意ください。↓

CUBOT X20 Pro

このぐらいだと日常使いはもちろん、軽いゲームも快適画質に設定した3Dゲームもこなせるレベル!ゲームにこだわらない人であれば快適に動かせますよ!

PCMark for Android

3DMark

A1SD

▼ストレージの速度チェックでは読み込み229.27MB/sでストレージ速度に左右されるゲームでは少し物足りないけれど、普段使いでは特に気になることはない数値。↓

PUBGは中画質設定になった!ゲーム性能は並ほどあります

▼PUBG Mobileで計測!デフォルトでは標準画質でした。↓

CUBOT X20 Pro

▼設定はスムーズ+高まで設定可能です。

▼すごく快適ってわけではないんですが、普通に動かせるレベル!もしも微妙なカクつきが気になれば快適画質に落としてプレイするのがイイでしょう!↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

COD:Mobile

▼COD:Mobileでの設定はグラフィック低+フレームレート高まで設定可能。動作はカクつきや鈍さを感じるシーンがあるので設定を下げるなど調整が必要です。↓

OSは純正Android 9搭載!

▼OSはプリプリでピュアピュアなAndroid純正仕様。ホームのレイアウトと初期アプリはこんな感じで実にシンプルで最低限!カスタマイズ好きに仕上がってます。↓

CUBOT X20 Pro

指紋認証ができないので要注意!顔認証だけだぞ

CUBOT X20 Proには指紋センサーが無く、指紋認証が出来ません。なので指紋認証がメインなユーザーさんはスタイルを思いっきり変えることになるんで要注意。

ちなみに顔認証は使えます。認証速度は約1秒~2秒ほどで並ぐらいでした!ただマスク装着や暗所だと認識してくれないので注意。

CUBOT X20 Proは着信音と通知音が独自に追加されてる

▼CUBOT X20 Proの通知音を選択している動画!ご覧の通り純正よりも多く追加されているのでサウンド選びが楽しくなりそうだ!(音が出ます!)↓

CUBOT X20 Proのカメラ性能はイカに!?

今回のCUBOT X20 Proのカメラスペックは12MPのAI対応メインカメラ、8MPの超広角カメラ、そして20MPの深度測定カメラのトリプル構成となっております!編集長のナオキさんによれば「CUBOTのカメラ開発陣が変わったらしい」とのこと。今回のカメラの出来はどうなっているんでしょうか。

日中の風景写真!色彩は忠実で悪くない

▼まずは日中の風景から!デフォルトの設定で、AIをオフにした状態で撮影してあります。↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

日中や明るい室内の風景は、AIがオフの状態だと非常に実風景に忠実な色合い。個人的には高評価!

AIオンにすると色彩が濃くなってメリハリがすごい!使い所が難しい

▼CUBOT X20 ProはAI機能を搭載しており、15のシーンに対応してくれるんです。ビル群や秋のシーンにも対応するなどちょっとめずらしいシーンもありますね!ただしローカライズが甘く、英語のままや韓国語まで混ざってるのが気になる。↓

CUBOT X20 Pro

▼AIをオンにするとこんな具合に。色彩とコントラストが向上しており、メリハリが目立つようになります。↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

▼青空のAIだと、全体的に青みがかかります。↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

AIは一見便利なんですが、このCUBOT X20 ProのAIは被写体によっては過剰すぎるチューニングを施してしまうみたい。

▼植物をAIオンで撮影したんですが、予想以上に色彩が濃くなってます。花は白飛びして、花びらの間の影がなくなったのは痛いところ。精細さもなくなってるので若干ボヤボヤするんす。↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

▼最後の標識写真は、右下のあずき色の屋根まで青っぽくなっちまってる。ここは非常によろしくねぇ!↓

CUBOT X20 Pro

色鮮やかな写真が好きな方なら問題はなさそうなんですけど筆者はここまで過剰なのは好きじゃない!基本的にAIはオフのほうがいいかも。

ご飯画像はまあまあ美味しそうになってる

▼焼きサバ定食を撮影!ちなみにAIはオフにしてあります。↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

悪くはないんですが、全体的に黄色みがあるのでご飯によっては不自然な仕上がりになりそうです。あったか~いご飯なら良さげです!

▼実際の色調に近く撮れたNokia 9で撮影するとこんなかんじでした。もちろん無加工です。↓

CUBOT X20 Pro

見た感じ、美味しそうに撮れてるのはこの焼鯖定食に関してはCUBOT X20 Proに軍配が上がりますね!

広角カメラは使い物にならないかも…

▼8MPの超広角カメラが使えて便利!画角も広い!でも周りがぼやけてしまう!!なぜだ!!まるでアクションシーンみたくなってしまう。あんま使い物にならんです。悲しい。↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

どこぞのRPGゲームの戦闘画面に移行するみたくなってる。カップめん調べて戦うとかどんなシチュなのだろうか。

夜景モードは正直ツライ!照明に非常に弱くてアウト

▼夜景モードで撮影したんですが光源や照明にかなり弱く白飛びしまくる!そして思ったより明るくない!そしてノイズ。これはツラい。2枚目のコンビニは中が白飛びしてます。↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

結論。夜景はアウト。ちなみに撮影時間も2秒ぐらいかかってえらい長いです(泣)。使えーん!!!!!

背景ボケは黒色が弱点!境界線がボケてしまう!

▼深度測定カメラを用いた背景ボケモードで撮影!↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

黒色部分がどうしてもぼやけてしまってます。その他の色はしっかり分けられている分、非常に惜しいポイント。画素数が高い分悔やまれるところですね!

望遠はそのままズームした感が強い

▼望遠は2倍ズームまで可能!光学はなくそのままデジタルでズームしたっぽく見えます。↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Proのカメラの評価まとめ

  • 日中風景:○!イイカンジ!
  • 室内:○!こちらもイイカンジ
  • 食べモノ:△。食べ物によって見栄えが大きく異なりそう
  • AI:△。過剰なので被写体を選ぶ
  • 夜景:×。
  • 広角:×。周りにボケが無ければ○だった!
  • 望遠:△。精細さはない!
ガルマックス編集長 ナオキ
やっぱりCUBOTカメラはCUBOT画質だった(´・ω・`)期待してたんだけどな(笑)写真撮影好きの方はこんな感じの写り具合なので知っときましょう!柳生さん、寒い中でカメラ撮影ありがとう!

CUBOT X20 Proのディスプレイをレビュー!

水滴ノッチのディスプレイ!ベゼルは細くないので注意しよう

▼まず初めにディスプレイのベゼルは公式画像だとえらい細いんですが、実機は普通に1mm以上のベゼル幅はあります。公式画像はハメコミ合成とはいえあれは過剰な気がする!↓

CUBOT X20 Pro

ちなみに、純正OSゆえにノッチありスマホで見かけるノッチを隠す設定はありません!

画面占有率が高いので動画視聴は迫力あるよね

▼CUBOT X20 Proは水滴ノッチとほぼベゼルレスのおかげで本体に対する画面はたっぷりサイズでデカいです。エンタメ好きなユーザーさんに嬉しいポイント!↓

CUBOT X20 Pro

CUBOT X20 Proはスピーカー品質がよくない

▼スピーカー孔は2つですが、画像の右側の穴はマイクになってます。左側だけから音が出るシングルスピーカータイプ。

CUBOT X20 Pro

ぶっちゃけ品質は良くない。高音と低音で聞こえにバラつきが出たり、音量に寄っては音割れっぽくなってしまいます。さらにイヤホンジャックも無いので変換アダプターを使うか、Bluetoothを使うことをオススメします。

CUBOT X20 Proのバッテリーは中々優秀だった

CUBOT X20 Proのバッテリー容量は4,000mAhと大きめ!電池もちも中々よく、バックグラウンドアプリを動かしつつSNS、ゲーム、カメラなどをメインに一日使ってたんですが30パーセントほどまで持ちこたえてました。

ただし急速充電には対応していないらしく充電速度は並。20分で13%ほど回復します。参考にどうぞ!

CUBOT X20 Proのレビューを終えての所感

CUBOT X20 Proはカメラ重視と謳われつつも、カメラの性能はまだまだ課題が残るレベルと思いました。やっぱり光源に弱いのが大きな弱点。夜景はもっと頑張って欲しいところではあります。

その他の機能性は良いだけにかなり惜しい機種と言えますね!何よりメモリ6GB+保存容量128GBというフラッグシップ並の構成でこの価格設定は普通に魅力的なのでなおさらです!CUBOTの今後の成長に期待しましょう!

★★★気に入った!★★★

  • 純正OSでシンプルで、プリインアプリも少ない
  • 大容量バッテリーによる良好な電池もち
  • 内部ストレージ化可能、通知LED搭載、FMラジオ対応など機能性に優れている
  • 通知音、着信音のセンスも良い!

★★★気になった…★★★

  • 本体重量が重い
  • カメラ重視機種の割にカメラの性能はイマイチ
  • 指紋認証が非搭載
  • スピーカー品質が悪く、イヤホンジャックもない

■メモリ6GB+容量128GB■

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