Nothing Phone (3)スペックまとめ!日本版はFeliCa対応!SD 8s Gen 4搭載の個性派ハイエンドスマホ
海外でひと足お先に発表されていて、日本版は追ってお知らせと案内されていた「Nothing Phone (3)」が日本でも正式発表されました!という訳で日本版のスペックをチェックしていきます。
■Nothing Phone (3)日本版■
初出時価格→124,800円(12+256GB)
初出時価格→139,800円(16+512GB)
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Nothing Phone (3)の詳細スペック
SoC | Snapdragon 8s Gen 4 |
メモリ | 12GB/16GB |
容量 | 256GB/512GB |
ディスプレイ | 6.77インチ、有機EL、2,800×1,260、最大120Hz |
アウトカメラ | 5,000万画素(メイン) 5,000万画素(超広角) 5,000万画素(光学3倍望遠) |
インカメラ | 5,000万画素 |
バッテリー | 5,150mAh 65W充電 15Wワイヤレス充電 5W逆充電 |
サイズ | 160.60×75.59×8.99mm |
重量 | 218g |
対応バンド | 3G:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 4G :1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 30 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 / 71 5G:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n25 / n28 / n30 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n77 / n78 |
OS | Nothing OS 3.5 (Android 15ベース) |
防水防塵 | IP68 |
備考 | 背面ドットディスプレイ搭載 |
Nothing Phone (3)の外観・デザイン
▼カラーは海外版と同じくホワイトとブラックの2色展開!↓
NothingPhoneらしい個性が爆発したような背面スケルトンのデザインは、やっぱりインパクトありますね~。目立つこと間違いなし。
見た目は超個性的ですが防水防塵は最高等級のIP68に対応するなど安心設計なのが嬉しいですねぇ。誤って水ぽちゃしても耐えられる仕様となっています。Good。
画面サイズは6.77インチでサイズは160.60×75.59×8.99mm。重量は218gとスマホとしては大型な部類となるので購入前にサイズが合うかチェックしておきましょう。
Nothing Phone (3)の性能・パフォーマンス
処理性能を左右するSoCはSnapdragon 8s Gen 4を搭載!
このSoCは現行最上位ラインではありませんが、性能を数値化するAnTuTuスコアは200万点を超えるハイエンド水準なのでパフォーマンスで心配する必要は無し。
少し前に同じSoCを搭載するPOCO F7をレビューしたんですが、ゲーム性能も凄くて原神の最高設定でも高負荷時に50FPSを超えてました。凄い。なのでゲームもガンガン遊べますよ!
メモリとストレージの組み合わせは以下の通り。
- メモリ12GB+ストレージ256GB
- メモリ16GB+ストレージ512GB
メモリは12GBでも十分ですけどストレージは乗り換え前に今使っているスマホの容量を確認して選びましょう。
▼Snapdragon 8s Gen 4がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
Nothing Phone (3)のディスプレイ
ディスプレイは6.77型。解像度は2,800×1,260とFHDクラスよりも高解像度なパネルを搭載。画素密度は300ppiを超える460ppi(数字が大きくなる方が高精細)なので高画質動画もバッチリ楽しめそうですね~。
ディスプレイの輝度は通常輝度800nit、屋外輝度1600nit、ピーク輝度4500nitと記載されていました。おー、屋外でも結構見やすそう!
ちなみにパネルはもちろん黒色の表現力に長けるAMOLED(有機EL)。滑らか表示は一般的なディスプレイの2倍にあたる120Hzの高リフレッシュレートにも対応するなどしっかりハイエンド水準なのもGood。
ただリフレッシュレートは30Hz~120HzみたいなのでAoD(常時表示)はちょっとバッテリーを食っちゃいそうかなー。
Nothing Phone (3)のカメラ
カメラはハイエンドモデルの多くが採用しているメイン+超広角+望遠の3カメラ構成!いや~、ついに望遠カメラが来ましたね!
メインカメラは1/1.3インチという大型センサーの5,000万画素。もちろん光学手ブレ補正にも対応しているので手持ちでもシャキッと撮影できる仕様となっています。
超広角カメラは視野角114°の5,000万画素。広い範囲を撮影するときに便利なカメラなんですが、超広角としては高画素の5,000万画素なのがGood。超広角カメラって画素数が高くなると結構精細さが変わってくるので嬉しい!
そして望遠カメラですが、光学3倍のペリスコープ望遠を搭載!ちなみに6倍までは画質劣化の無いロスレスズームに対応、最大60倍のロマン望遠にも対応しちゃってます。
もちろん望遠カメラも光学手ブレ補正に対応!そうそう、望遠カメラはマクロ撮影にも対応しているので光学望遠レンズの強烈なボケ味を活かした撮影も楽しめそうですね~。
インカメラも5,000万画素のカメラを搭載!最近はショート動画での自撮り撮影も盛んでインカメラ性能も重視されてきたので、高画素カメラ搭載は嬉しい人も多いんじゃ?
ちなみにAIを組み込んだカメラエンジンのTrue Lens Engine 4に対応しているので、より綺麗に撮影できるようになっているんだとか。
動画撮影では、全てのカメラで4K/60FPSでの撮影に対応しているのもGood!動画で思い出を残すのが主流になっているので、高画質&滑らかに保存できるのは嬉しい…!
▼あと他のNothing製スマホにも採用されているんですけど、プリセットがめちゃくちゃ使いやすいです!↓
これ自身で煮詰めたプリセットも保存できるので、撮影時は試してみて下さい!
Nothing Phone (3)のスピーカー・サウンド関連
スピーカーについては大きく言及されていませんでしたが、シンメトリックステレオスピーカーを搭載しているとのこと。
シンメトリックは左右対称といった意味なので、音の偏りのない臨場感あるステレオサウンドが楽しめそうですね~。
なおイヤホンジャックは記載が無かったので非対応のようです。
Nothing Phone (3)のバッテリー関連
バッテリー容量は5,150mAhを搭載。仕様表を見るとインド向けのみ5,500mAhだそう。いや~、正直バッテリーは多いに越したことは無いので、日本版も5,500mAhは欲しかったですねぇ…笑
5,150mAhというバッテリー容量ですが、最近はスタンダードなスマホでも6,000mAh台に突入していて、中には7,000mAhクラスもチラホラ出てる状況。なので、ちょっと物足りなさはあります。まあ5,000mAh超えてたら十分って人も多そうですが。
充電周りはそこそこ良さげ。有線での充電は66Wなのでバッテリー容量を考えると十分高速。ワイヤレス15W充電にもしっかり対応しているのもGood。逆充電は5Wなのでアピールするほどでもないですが、アクセサリー系を充電するなら十分かなー。
Nothing Phone (3)のOS・機能
搭載するOSはAndroid 15ベースのNothing OS 3.5を搭載。
Nothingのスマホは個性的な筐体の世界観をソフトウェアにもしっかり落とし込んでるのが凄いところで、ハードをソフトの一体感が凄まじいんですよね!これはぜひ体験してもらいたい!
GLYPHインターフェースはドットディスプレイで表現
あとNothingスマホは背面がピカピカ光るGLYPHインターフェースが特徴的ギミックですが、Nothing Phone (3)のGLYPHインターフェースは背面に備わった小型のドットディスプレイで表現されるように変化しました。
▼ドットディスプレイになったことでアニメーション表示もOK。これまで以上に複雑で表現力豊かなギミックへと進化しています。↓
Essential Spaceも対応
最近のNothing系スマホはAIが分析・整理・要約してくれるEssential Spaceに対応していていますが、もちろんNothing Phone (3)も対応!本体側面には素早く記録を残せる専用のEssentialキーも搭載しています。
僕もNothing Phone (3a)のレビューで試したんですけど、Essentialキーを押すとスクリーンショットを撮影して保存(押し続けるとボイスメモも残せるようになってます)、その内容をAIが分析して要約してくれます。
スマホを触っていて気になった時はEssentialキーを押してサクッと保存することで、後から情報を分かりやすく表示してくれる便利な機能なので、Nothing Phone (3)を手に入れたらぜひ試してほしい!
日本版はFeliCa(おサイフケータイ)にも対応!
個人的に「防水防塵」「ワイヤレス充電」「FeliCa」はスマホを選ぶ上で重要なポイントになっています。
というのも、これらって既に使っている身からすると対応していない場合、スマホの扱い方がガラッと変わってしまうからですね。
特にFeliCaなんて通勤や通学・買い物などで使っている人も多いので、どんなに魅力的なスマホでも非対応ってだけで購入候補から外れてしまうレベルの機能…。
なのでNothing Phone (3)がFeliCaに対応している点はめっちゃ嬉しかったポイントでした!なんなら防水防塵もワイヤレス充電も対応してますからね。素晴らしい!
Nothing Phone (3)まとめ
Nothing Phone (3)の発売日は8月28日で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ12GB+容量256GB:124,800円
- メモリ16GB+容量512GB:139,800円
おおおお。結構良いお値段するんですねぇ。
ちなみに同じSoCを搭載するPOCO F7は12+256GBで54,980円なんですよ。なのでNothing Phone (3)の価格はSoCがSnapdragon 8 Eliteなら納得感あるラインだとは思うんですけど。
確かに個性的デザイン、GLYPHインターフェースやEssential Space、望遠カメラ、防水防塵にワイヤレス充電、FeliCa対応と付加価値の高い機能が満載なNothing Phone (3)ですが、こうも価格差があるとちょっとビビってしまいますね…笑
楽天モバイルでも扱うようですし、もしかしたらMVNO系でも扱うかもしれないので、MNPでの割引なども狙って手に入れるのも一つの手かも知れません。
モノとしては超個性的な見た目でありながら超優等生。見た目が気にいったという理由で乗り換えても仕様がしっかりしているので全然OKなのでぜひ検討してみて下さい!
公式サイトも公開されているのでチェックしてみてね!
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓
■Nothing Phone (3)日本版■
初出時価格→124,800円(12+256GB)
初出時価格→139,800円(16+512GB)
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