FLEXISPOT「デスクバイク V9」のレビュー!デスクワークしながら運動できる!ペダル部分は対策必須

パソコン作業しながらでもサイクリング運動ができるという面白いコンセプトのデスク台「FLEXISPOT デスクバイク V9」をメーカーさんに提供いただいたのでレビューをお届けします!

良かった点

  • 比較的スリムなサイズなので6畳ほどの部屋にも対応可能
  • ペダルが1~8段階の強度で柔軟に調節できる
  • ケーブルがないため取り回しGood
  • 机の高さ、奥行きポジションを細かく変えられる
  • デスクワークの時間をそのまま運動に充てられて効率的

注意点

  • 2人はいないと組み立てが大変
  • デスクトップPC環境の場合、配置の工夫がいるかも
  • カップホルダーが浅く倒れるリスクあり
  • ペダルの滑り止めの出っ張りがあるため、裸足で漕ぐとかなり違和感を感じる
  • 場合によっては乗り物酔いになるかも?

FLEXISPOT デスクバイク V9のレビュー

▼こんな箱で筆者ん家に届いたんすけど、箱めちゃでけぇ。しかも重さも34キロと結構あって、1人で組み上げる結構大変だった。これ最低2人はいるっすね、一人暮らしキラーや。゚(゚^ω^゚)゚。↓

箱右上に「重量超過」のシールが。何があったのだろう

▼組み立て方が記されている日本語対応の説明書が付属していました。ごく一部を除けば日本語翻訳精度はいい感じ。組み立て方の他に、使用時の注意点も書かれています。↓

▼その他の付属品はねじと六角棒スパナ、そしてカップホルダー用のラバーの3つでした。↓

▼重さ、人手さえクリアすれば組み立てはかなり簡単。「本体に天板を差し込み」「ねじを入れ」「たたんであるペダルをガチャっと出す」だけです。手間が思ったよりも少なくて結構ラク!↓

▼デスクバイク V9はコンセントはなく電池で動くタイプで、単三電池2本を電池入れに突っ込むだけで電源が入ります。で、フタしてカップホルダーのラバーをかぶせれば準備OK!↓

FLEXISPOT デスクバイク V9を触って気づいた事

それでは組み上がったので実際にFLEXISPOT デスクバイク V9を使いながら気がついた点などをピックアップします!購入前の参考にしてみてください!

思ったよりサイズがスリム!車輪はしっかりしてる

▼デスクバイク V9、サイズが思ったよりスッキリしているって印象です。横幅は60センチ、奥行きは125センチほど。一人暮らしの部屋でも置けちゃうサイズ感。↓

▼足にくっついてるローラーは接地部分がゴム製なので、転がしたときの音もキズの心配もないのが嬉しい!ロック機能はないけど動かし始めが結構硬いので、早く漕いでも動くってことはなかったです。↓

あと、デスクバイク V9はコンセントにつなぐケーブルが無いため、動かすときはケーブルやコンセントの存在を気にしなくていいので取り回しが大変良いです(っ´∀`)っ。

天板の大きさは必要最低限。アームレスト付きは嬉しい!

▼柳生宅のパソコンセットを導入!天板の広さは横、奥行きともに約60センチ。これ、ノートパソコンなら余裕だけど、デスクトップパソコンで使う場合は結構ギリギリだったっす。↓

▼一応キーボードとマウスパッドはギリギリ並べられるんすけど、タイピング時の打点がズレるんで結局ボツ。マウスパッドをさらに奥に置き、キーボードを中央に置くことにしました。↓

※乗ってるスマホは初代iPhone SEで小さいのでスマホを乗せたときのサイズの参考にはなりません

▼ウラには左右に調節用レバーが配置されており「左側はデスクの位置」「右側はデスクの高さ」を調節できるんす。調節幅はかなり広く、さらに細かい位置に合わせられるので柔軟に位置を決められてGood!↓

▼ちなみに、ノートパソコンだとこんな感じでスペース的に余裕でした。画像は公式ページから引用してます。↓

▼天板の下部分はアームレストが配置されており、質感は上質!さわり心地は少しやわらかいぐらい。タイピングを長時間してても疲れにくいし、頬杖のときひじを置いても痛くないので便利。

裸足だと痛い!サドルは座り心地が良い!カップホルダーが浅い!

▼致命的なネック。デスクバイク V9のペダル、まんま自転車のそれの形状なんですよ。つまり滑り止めの突起が出ているため、裸足や靴下で漕ぐと痛くてメチャクチャツライ。もはや作業に集中できんレベルです。↓

温泉によくある「乗るだけで足のツボが刺激される的なあの板」を彷彿とさせる感触

▼裸足でチャリンコのペダルを漕いでも大丈夫!なんて方を除きこの部分は対策必須。これ用のシューズを用意するかスリッパを使うか、タオルをペダルに巻くなどしましょう。↓

海外には家でも靴で過ごすって国はあるのでこの仕様はわかるけど、裸足・靴下で屋内を過ごす日本文化に合わせてこの点は改良してほしかったです(´・ω・`)。たとえばペダルをフラット形状で素材をラバーなものにするとか…。

▼実際にパソコンしながらシャカシャカしてみましたが、感触はジムにおいてあるサイクリングのそれと変わりません。ペダルの回し心地はしっかりしており、静音性もあるため夜に漕いでも怒られない。漕ぎ心地は実にいい感じです!↓

思いっきり高速で回すと流石にデスクの上が揺れて危ないんでゆったりめのペースが吉

ゆったり回しながら作業してましたが、音が静かなので運動してる感をほとんど感じず集中できました(っ´∀`)っ。これで作業終える頃には一日で10キロほどの距離となっており、「気がついたら身体を鍛えられている」っていう実にフシギな感覚です。精神と時の部屋です。

▼またサドルがデカくて柔らかいため座り心地も良好!長時間座ってても疲れにくく、作業に没頭できるぐらいに良かったです。クッションの厚みもあったんで、漕いでるときの身体の揺れもしっかり受け止めてくれました(`・ω・´)。↓

▼サドルも調節レバーがついていて、レバーをひくと普通のイスみたく浮き上がり高さを調節できます。ただこの浮き上がりの力は結構強く、体重55キロの筆者が全体重をかけてようやく下がるぐらいに強かったっす。細かい調節は効かせにくかったのはネックですね。↓

▼注意点として、天板の下にはカップホルダーが付いていますが、めちゃくちゃ浅いので漕いでるときにうっかりヒザをコップに当てると100パー倒れてコップと飲み物がご臨終になります。丈夫な水筒やフタを閉めたペットボトルを使いましょう。↓

これはまだ元気に輝いていた頃のレインボーグラス(1,980円)。とても良いコップでした

運動の記録と運動負荷の調節もできる

▼デスクバイク V9は運動記録メーターが備わっております。乾電池を入れればすぐピッ!って音とともに起動し、距離、運動時間、消費カロリー、スピードといった様々な表示を行ってくれます!液晶下のボタンは表示切り替えの役割。↓

この記録計は放っておくと自動で電源が切れ、漕ぐとビープ音とともに電源がオンになるタイプ

乾電池を突っ込めばあとはペダルを漕ぐだけ。面倒な設定は一切不要!ライトな運動として使いたかった筆者にとってかなりウレシイ!

▼その下のダイヤルはペダルの強度で、いわば自転車でいうギア。数値がデカいほどペダルが重くなるので、運動負荷の細かな調節が聞く仕組み!回し心地は結構硬い。個人的には3~4ぐらいが作業しながら漕ぐのにちょうどよく感じます。↓

トップギアとなる8は結構重く、ママチャリで上り坂をひたすら登るかのようなツラさを味わえる

一人称視点のゲームをしていると乗り物酔いしそうになる

これはかなり個人差があると思うんですが「モニターで見ているコンテンツによっては酔いそうになる」事がありました。とくにMinecraftなど一人称視点のゲームをペダルを漕ぎながらプレイしていると乗り物酔いみたいな現象に見舞われます。゚(゚^ω^゚)゚。

これ、「ペダルを漕ぐ感覚」と「身体、視点の揺れ」にズレが生じてしまい、それによって乗り物酔いみたいな状態になるみたい。筆者はリアルでも頻繁に自転車に乗るので、それとのギャップも強いから起こるのかも。なので間違いなくゲーム用途には向きません。

もっともデスクバイク V9はゲーミング用途のデスクではないので仕方ない。文書作ったりネットサーフィンとかそういう仕事・作業用で想定されているので割り切りは必要ですな。

まとめ

ずーっと座っていると腰に負担はかかるし運動不足になってしまう、このご時世だから外はあんま出歩きたくないしジムも行きにくい、多くの人が自宅警備員在宅ワークに従事する流行の現代にとってまさにピッタリなデスク、それがデスクバイク V9。

調べたら2年ぐらい前から発売していたようですが、今こそ「これいいんじゃね?」って思える面白い製品でした(`・ω・´)。

価格は47,300円!結構高いけど、パソコンしながら身体を動かせて時間を効率的に使える意味でも検討すべきと思います。ペダル部分の対策は必須だけど。

またデスクバイク V9は、身体面だけではなく精神面でもプラスな存在といえます。というのも、身体を動かさないとメンタル面で落ち込んだり病みやすくなってしまうのが人間なので、身体を動かすことで精神面も健康にする!ってのを考えれば、デスクバイク V9は有意義な投資でしょう。

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