水拭きができるロボット掃除機「ECOVACS DEEBOT U2 Pro」のレビュー!

DEEBOT U2 Pro

どうも!一生毒男こと柳生です!

今回はECOVACS ROBOTICSが提供するロボット掃除機こと「DEEBOT U2 Pro」を手に入れましたので実機レビューをお届けしますよ!3万円台と手に入れやすい価格かつ水拭きに対応したこの掃除機。性能はどれほどのもんなんでしょうか。

ちなみに筆者はロボット掃除機に初めて触るアナログタイプの人間だったりします。それも踏まえて所感をお届けします!

DEEBOT U2 Proの良かった点とイマイチだった点

世界シェアTOP3に入るECOVACS ROBOTICSのロボット掃除機。水拭きと毛の吸引に重視したモデルで3万円台と手を出しやすい価格が魅力の1台です!

良かった点

・日本語完全対応。スペアパーツもありサポートも充実!

・モップを取り付けての水拭きも可能。フローリングのベタつきも抑えてくれる

・とにかく「毛」に強い性能、ペットのいる環境でもバッチリ

・スマホアプリでコントロール可能!各種設定から掃除の指示、スケジュール清掃もできる

・4段階から吸引力を柔軟に設定可能

・日本語のナビ音声がカワイイ

イマイチだった点

・本体から発する言語のデフォルト設定は英語

・設定、掃除モード変更などはスマホアプリが必須

・マッピング機能がないため、場合によっては充電ドックに戻れなくなることもある

・進入禁止テープが別売り

DEEBOT U2 Proの付属品!スペアまで同梱されており充実!

▼DEEBOT U2 Proの付属品は以下の通り。必需品はもちろん、ブラシのスペアに大容量のダストタンクなどなど、結構充実した構成が嬉しい!スペアもあるので、しばらく安心して使っていけそうだなって思いますた。↓

充電ドック、充電ケーブル、ゴム製駆動ブラシ、フィルター、かき集めブラシ(スペア付き)、大容量ダストタンク、モップ(使い捨て5枚付き)、説明書

付属の説明書は日本語に完全対応!筆者はロボット掃除機を初めて触ったんすけど、初期設定もこれのおかげで難なく行えてGood。↓

DEEBOT U2 Pro

DEEBOT U2 Proの機能一覧!

▼DEEBOT U2 Proの搭載している機能はこちら。↓

自動帰還 ○:スケジュール掃除終了 or バッテリー残量不足時
リモコン ○:スマホアプリを使用
水拭き ○:モップ取り付け時
衝突回避・落下回避 ○:赤外線センサー、ジャイロセンサー、落下防止センサー、バンパー
マッピング
自動ゴミ回収
掃除スケジュール ○:アプリから設定可能
立ち入り禁止エリア指定 ○:別売りの時期境界線テープが必要
スマートスピーカー ○:Google Home、Amazon Alexaに対応
段差乗り越え 1.8cm
サイズ 縦339mm×横幅337mm×高さ79mm

アプリは無くても動くけど、アプリがないとできないことは多い

このDEEBOT U2 Proは専用アプリ「ECOVACS HOME」をスマホに導入して接続することができるんす。

このアプリがないとただの掃除しかできないので、導入は必須。なお、本体はWi-fiの2.4GHz規格のものしか検出できない点には注意しましょう(本体にアンテナが入っていないので物理的に5GHzを検出できない)。

DEEBOT U2 Pro
アプリストアから「ECOVACS HOME」と検索すればすぐに出てくる

アプリ操作はシンプル!そしてできることが多く便利

▼接続するとこんなメイン画面になります。下中央のボタンを押すだけで清掃/停止を切り替えできる仕組み。じつにシンプルでわかりやすい!↓

掃除方式の切り替えもできるんす。四角い部屋を丸く掃いて壁際にほこりが溜まってれば壁際を這わせられますし、設置場所からうずまきを描かせるスポット清掃も出来る!↓

このスポット清掃は1部屋だけとか、他の場所を掃除している時や立ち入ってほしくない場合、あるいは汚れがひどくて自分で掃除したくないなんて場合に便利でした。アプリからでしか指定できないのはネックながらも、使い勝手はいい印象。

▼さらに設定画面を開くと吸引力の調節、水拭きモードでの水量調節、そしてアクセサリーの残り使用日数の確認もできるんす。日数は取り替えたらリセットを押す手動方式となっております。うっかりリセットを押し忘れないように注意せんとなりません。↓

また清掃予約機能でスケジュールを決めておいたり、DEEBOT U2 Pro本体の名前の変更もできたり、アクセサリーの使用状況の確認もできるので、専用アプリとして満足なクオリティす!名前を変える意味は2台めを持たない限り特になさそうですが。

デフォルトでの音声は英語!日本語に変えられるので変えておこう

▼DEEBOT U2 Pro本体の音声は英語なので英語力のない筆者からしたらなんのこっちゃわからん。というわけでアプリを用いて、音声を日本語に変えておきましょう。ちなみに日本語音声は結構カワイイす(ここ重要)。

てっきりオバハンみたいな声かと思ったら結構若い感じだった!

実際に動かしてみた。思ったより静かでイイネ!

▼上部の光るボタンをポチっと押せば清掃開始!ウィンウィン動いてくれるのですが、掃除機としては思っていたより清掃音が静か!お隣さんが怖ぇえアパート住まいでも安心して動かせるのが気に入った!↓

DEEBOT U2 Pro
見てるとどんどん愛らしく感じてくるのはロボット掃除機ならではな魅力…かも?

そのくせ吸引力も十分あって、床に落ちたゴミもしっかり拾い上げてくれる。髪の毛にホコリ、ポテトチップスの食いカスも猫砂(BB弾サイズ)もしっかり吸い込んでくれてます。

ジャイロセンサーを用いており、結構賢い動きをしてくれる

掃除時の基本的な動きとしては蛇腹のような動きで、直進→ぶつかりそうになると180°急旋回→直進の繰り返し。ここまでならただのロボット掃除機と同じ動きなんですが、このDEEBOT U2 Proはジャイロセンサーを用いてかしこ~い動きをしてくれるんです。

動きとしては、蛇腹のように部屋中を掃除した後、壁際部分を掃除しつつ、掃除できていない箇所に向かう…という流れ。

さすがに「きっちり隅から隅まで掃除!なんてのは人力で行うこと」になりますが、ざっくり掃除する場合ならバッチリ!軽い汚れが気になる時にもサクサク動かしたくなります。

数部屋掃除させると帰還できないことも時にあった

▼掃除が終わると充電ドックに自動で帰還するのはいいんですが、DEEBOT U2 Proはマッピング機能がなく、充電台に戻る際はキョロキョロしながらゆっくり戻っていきます。まるで立ったばかりの赤ちゃんのようなヨチヨチ挙動のように。↓

DEEBOT U2 Pro

で、部屋をまたいで掃除させているときにバッテリー不足で帰還する際、充電ドックまでの距離が長いと確実に途中で行き倒れます。

そのため一部屋+廊下or縁側などの範囲の掃除なら難なく戻ってくれるんですが、数部屋を一気に掃除させるのはなかなか厳しいなって印象でした(´・ω・`)。

筆者の環境はワンルームワン廊下、築ワン年のちいさめのアパートなので特段こういうことは起こりませんが、デカめの家だとこういうことは割と起こるので注意しましょう。2~3部屋ぐらいなら問題なく戻ってくれます(実家にて検証)。

モップ取り付けで水拭きモード起動!フローリングならサラサラに

▼DEEBOT U2 Proはロボット掃除機ではなかなか珍しいモップ水拭きモードを搭載!モップのプレートを取り付け、タンクに水を入れれば水拭きモードで掃除してくれますぞ。↓

この部分から水を入れることができる

で、水拭きモードにしておけば、ホコリやゴミの掃除に加えて水拭きも同時にやってのけるので、フローリングを裸足で歩く時は結構サラサラって感じになっててとっても気に入ってます。はだしでも不快感感じないってすごくいい!

一応、拭きたてのときは掃除後のスジが少し残るのは気になるけど、時間が経てば消えるので特に問題なし!

▼またモップは「青いタイプ」と「白いタイプ」の2種類がございます。

DEEBOT U2 Pro
青いタイプは特殊繊維を使用しており、洗って再度使えるタイプ。白いのは1回使い捨て式。
DEEBOT U2 Pro
モッププレートはマジックテープでくっついているタイプ

青いタイプをキホンで使うんすけど、汚れが尋常じゃなかったりいつもと違う場所で行ったりな状況で白いのを使うって感じでした。使い捨てな分、気兼ねなく使えるのはイイ!

一応注意点として、タンクに水を入れたまま引き出したりで動かすと結構水がボロボロ漏れてきます。設計上仕方ないけどちょっと気になった。

タンクとブラシを入れ替えれば「毛」特化の掃除ができる

▼「掃除機の回転ブラシは結構毛が挟まってしまう…」そんな悩みを打ち消してくれるのがこのゴム製回転ブラシ。細かいホコリや毛が絡まること無くしっかり吸引してくれるのが嬉しいね!しかもデフォルトで付属しているっていう太っ腹。↓

左がゴムブラシ、右がデフォルトのメインブラシ。ブラシ交換は楽ちんだった

で、筆者の環境の場合だと普段はリビングで毛付き回転ブラシでホコリや食いカスを掃除。で洗面台など毛が落ちている場面だと毛が絡まるのが気になるのでゴム製回転ブラシ…なんて使い分けができるんす。

ただしゴム製ブラシは通常のブラシより吸引力が劣るので、スマホアプリの設定で調整が必要。強めに設定しておきましょう。

▼また、吸い込んだゴミを入れておくタンクは2種類あって、水拭きできるタイプ大容量なタンクがあるんです。↓

左が大容量タンク、右が水拭き用タンク
タンク上部はフィルターをセットする部分。なお大容量と水拭きタンクとではフィルターサイズが異なる
タンクはゴミ捨てが楽ちんな設計。パカっと開いてゴミ袋にダストシュート!おしまい。

ゴム製メインブラシを使うなら吸引力を強くしておこう

▼おうちにペットがいる所は換毛期などで毛がモッサリ落ちていることもありますよね。うちの実家もそうです。そんなときは「大容量タンク」+「ゴム製メインブラシ」の組み合わせが吉!↓

実家の愛猫。スーパー甘えん坊な男の子。

で、実際にペットのいる家で試してみたんですが、効果はバツグン。10分ほどDEEBOT U2 Proを泳がせておき、ダストボックスを開けるとモサモサの大塊がダストボックスの7割を埋めておりました!吸引力バッチリ!そして鼻炎と猫アレルギー持ちの筆者は死んだ。

ゴム用メインブラシなので長い毛であってもくっつかず清掃してくれるのもとても良かった。メンテナンスでくしゃみ地獄になることなく清掃できました(*’ω’*)。

ケーブルに注意!進入禁止エリアを指定できるテープが別売りなのは惜しい!

画像は公式サイトから引用

DEEBOT U2 Proはロボット掃除機の特性上、掃除範囲にケーブルが落ちていると車輪と絡まってしまったりすることもあるので、うかつに充電器などのケーブルを床に置けないんですよね。

そんなときのために進入禁止エリアを指定できるのですが、これには専用の磁気テープが必要。ただし別売りっす。これだけ付属品が充実してるのでこんなこと書くのはえらい贅沢と思うんですが、このテープも付属してほしかったというのが本音(´・ω・`)。

DEEBOT U2 Proの実機レビューまとめ

DEEBOT U2 Pro

ロボット掃除機といえばル○バっていうイメージがありますが、このDEEBOT U2 Proもバッチリな性能を持ち、満足度をたっぷり味わえるモデルですよ!

手厚いサポートはもちろん専用アプリとの連携から多彩な掃除モード、静音性も良く、マッピング機能やデカい家の掃除などにこだわらないかぎりは満足行くモデル。少なくとも筆者は大満足です!価格は32,800円と性能・機能性を考えればとてもリーズナブル!

筆者自身、ロボット掃除機が初めてというのもあるのですが、この投資をしておけばちょっとした汚れ程度にヤキモキすることもなく、定期的なフローリング掃除も行ってくれるのです。部屋がキレイなだけで結構気分がアガるね。

初めてロボット掃除機を買いたい方も、性能の安定している新しいモデルを探している方にも、フローリングの部屋に引っ越したての方にもオススメできるオールラウンドモデル!星乃珈琲店のパンケーキ並に美味な1台なのでした。

ガルマックス編集長 NAOKI
ちなみにDEEBOT U2 ProをリリースするECOVACSは、ロボット掃除機で15年の実績を持つ老舗で世界シェアTOP3に入る超有名メーカー。

日本公式サイトもあり消耗品も国内からもちろん購入可能!修理サポートもあるので、現在、日本でもシェアがどんどん広がってるメーカーなのです!

ちなみにウチのロボット掃除機もECOVACS製!安心して使えるブランドです!

DEEBOT U2 Proの購入先

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