「DOOGEE V11」発表。65W充電に対応した8,500mAhバッテリー搭載のタフネスモデル

DOOGEE V11

DOOGEEが5G対応のタフネススマートフォン「DOOGEE V11」を発表。この類の製品では大容量バッテリーを搭載することが多いんだけど、素早く充電できる超急速充電に対応しているのがウリ。あと非接触の体温計もついてるみたい。

DOOGEE V11の特徴

DOOGEE V11の特徴をザックリピックアップするとこんな感じ。

DOOGEE V11のハイライト

  • ミドルレンジクラスのスペック
  • 頑丈なタフネスモデル
  • HDディスプレイを搭載
  • 65W充電対応の8,500mAhバッテリー
  • 5Gに対応している

DOOGEE V11はアウトドアや工事現場とかでも使える頑丈さがウリのタフネススマートフォン。

▼防水防塵は最高等級のIP68/69K、耐衝撃はMIL-STD-810G準拠。まあこのあたりはタフネススマホとしては普通。3Mからの落下でも耐えるらしいよ。角落ちならって感じだけど。↓

搭載するSoCは5Gに対応するDimensity 700。結構前に出たSoCだけど最近コスパを重視するスマホでよく積んでるやつね。AnTuTuだと総合27万点、GPUが6万点くらい。高性能ではないけどアウトドアとか現場仕事用とか限られたシーンで使うくらいなら十分かな。

▼めっちゃ電波が入るようにアンテナ付けまくっていてゲームでも有利!とか言ってるけど、電波が強かったとてゲーム性能お察しなGPUのSoC搭載モデルで言われてもなって思った。↓

▼ディスプレイはHD+でコストカットの対象になってるっぽい。まあHD+でも使えないことは無いから割とどうでも良いけど、写真とか見るときは粗いだろうなー。↓

▼MIL-STD-810Gの耐衝撃性能をクリアしながら出来るだけガワを薄く仕上げてきているあたりは頑張ってるなって感じよね。タフネスってどうしても超巨大になるからこういったスリム化は大歓迎。その調子で頑張ってほしい。↓

▼カメラは48MPのメイン、8MPの超広角、使うことはないだろう2MPのポートレートカメラを搭載。とりあえず頻繁に使ってる超広角ついてる付いてるから合格。↓

画質は1mmも期待してないかな。だいたいガッカリ画質だったから綺麗に撮れたらラッキー程度に考えておこう。そうそう、前にレビューしたBlackview BL8800 Proはカメラが割と綺麗だったからこのレベルだったら当たり。

▼あと、非接触の赤外線温度計も搭載。正直、これまで触ってきたスマホの赤外線温度計の精度がどれも終わってたんで期待値0だけど、もしレビューすることがあれば精度を見てみよう。↓

まあここまではよくあるタフネスって感じではあるんだけど、充電仕様は結構注目しているポイント。

バッテリー容量は8,500mAh。タフネス界隈では10,000mAhを超えるアホみたいな容量を搭載しているモデルもあるから、まあ割と多い方よねって感じではあるけれど、一般的なスマホよりも2倍ほど容量が多いんでライトに使っていたらそこそこ電池は持ちそうだなって感じよね。使ってないから分からんけど。

で、バッテリー容量が多いと充電にめちゃくちゃ時間がかかのがしんどいけど、DOOGEE V11は65Wの超急速充電に対応しているのが凄い。というか偉い。

▼わずか1時間ちょっとで8,500mAhを充電できるんだって。タフネスで65Wクラスってあったっけ?無かったはずだけどあったらごめん。でも大容量バッテリーを搭載しているからこそ嬉しい仕様よね。素晴らしい。↓

ただ、急速充電に対応しているのは嬉しいんだけど、パカパカと充電キャップを開け閉めするのは嫌かな。ここ開け閉めを繰り返すと劣化して防水性能が下がるんだよね。まあ速く充電できたほうが良いから買ったら有線で充電すると思うけど。

まあ、そんなことをしてたらイザ水没した時にキャップの部分から水が入って壊れたりするんだろうな。どうせサブ機として使うと思うし壊れてもしゃーないと思って急速充電堪能しながら使おう。買えばだけど。

▼そういやワイヤレス充電にも対応してた。さすがに有線レベルの速度は無理だけど、10Wで充電できるから寝てる時に充電するなら10Wでも良いんじゃないかな。↓

お、対応バンドは良い感じだなー。

  • NR: N1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78/79
  • FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
  • TDD: B34/38/39/40/41
  • WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19
  • CDMA: BC0/BC1/BC10
  • GSM: B2/3/5/8

ザックリ見る限り主要キャリアでのプラチナバンドも合致してるし、5Gなんてドコモのn79にも合致しちゃってる。あのPixel 6aですら対応していないのに!これ、すぐにでも日本で出せそうなバンド構成よね。まったく困らん構成だわ。合格。

DOOGEE V11まとめ

執筆時点でAliexpressで239.19ドルで購入可能。日本円換算だと3.2万円かー。超円安だからお得感が無くなってるのは残念だなー。そんなこと言っても安くなるわけじゃないから言ってもしゃーないけど。

お得感は薄くなってるけど、本格的なタフネス仕様、大容量バッテリー搭載で65W超急速充電に対応していながら3万円強って価格はまだまだ魅力的に感じる範囲かなー。

技適あるか分からんけど対応バンドが充実しているのも良かったし、気になる人は公式サイトもチェックしてみてね。

▼DOOGEE V11の詳細スペックと対応バンドは以下からどうぞ↓

DOOGEE V11のスペック・対応バンドまとめ

■DOOGEE V11■
初出時価格→239.19ドル
過去最安値→239.19ドル

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