Xiaomi Black Friday 2024 1100x150

ドローンの規制、200g以上から100g以上に強化されるかも

200g未満のドローンを持っている方は、飛行前に国土交通省での許可申請が必要になるかもしれないのでチェックしときましょう。

100g以上のドローンも航空法の規制対象に

これまで200g以上のドローンを対象に航空法の規制が設けられていたんですが、100g以上に規制が拡大する方針が固まったようです。

普及が進む小型無人機(ドローン)について、政府は、これまで200グラム以上としていた航空法の規制対象を拡大し、100グラム以上にする方針を固めた。小型でも飛行速度が速いドローンが手軽に入手できるようになり、危険性が増していることを踏まえた。今後、省令を改める。

日本では、2015年に初めてドローンに対する規制が導入された。航空法で、イベント会場、人口密集地の上空、夜間や操縦者から見えない場所で飛ばす場合などに国の許可が必要とされている。

ドローン規制強化、100グラム以上に 危険性指摘受け

これまで200g未満のドローンは上空150m以上の飛行や空港周辺での飛行を除いて規制の対象外でした。僕もドローン飛行マップで飛ばしても良さげな場所を見つけては趣味で空撮を楽しんだものです。

ドローン業界も規制の対象外である200g未満にフォーカスした機体を数多くリリースするようになり、ここ数年で一気に高性能化が進みました。

最近だとDJI MINI 2が人気ですよね。200g未満でありながら高度3000mまで飛行でき、GPS+GLONASS+GALILEOの高精度位置情報も取得可能。超小型でありながら目視外飛行まで出来てしまう性能を持っています。

このような200g未満の小型ドローンの高性能化に伴い、今回の規制拡大の流れになったんでしょうね。

申請が必要な航空法の規制範囲。これまで遊べていたエリアでも許可申請の対象になることも

200g未満のドローンでも前述通り上空150m以上の飛行や空港周辺での飛行は禁止されていたんですが、規制拡大後はそれらに加え「人工集中地区の上空」での飛行ができなくなります。

  • 地上又は水面から高さ150m以上の空域(重量に関わらずアウト)
  • 空港周辺の空域(重量に関わらずアウト)
  • 人口集中地区の上空(今までは200g以上だったのが100g以上でアウトに)

例えば、人の少ない公園や河川敷で遊んでいた方は、そのエリアがドローンの飛行禁止にあたる「人口集中地区の上空」に該当すればアウト。飛ばすなら国土交通省で許可申請が必要になります。

具体的にいつから始めるのか等の情報は確認できませんでしたが、ドローン愛好家は今後も要チェックなニュースとなりそうです。

許可申請は、飛行する日から10日前までに国土交通省で許可申請(無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書:記入見本サンプル/PDF)を行う必要があるのでお忘れなく。

100g未満は室内向けばかりだし、趣味でドローン空撮は敷居が高くなるね

僕も趣味でドローンを飛ばしていたんですが、200g未満の機体だったので結構気軽に飛ばせていたんですよね。

今後、規制拡大で100g以上の機体も航空法の規制対象がスタートしたら、「人が居ないし空港も無いし150m以上の上空には飛ばさないから遊んじゃお」ってのは難しくなります。

遊ぶにしても飛行可能エリアであるかの確認であったり、必要ならば許可申請の提出と趣味としてのドローン飛行はまた敷居が高まった印象ですね。

これまで規制対象外だった200g未満に絞って機種を選んでいるドローン愛好家の方も多いと思うので、まずは航空法の規制範囲や許可申請手順をチェックしておきましょう。

▼100g未満のドローンをAmazonで検索してみました。うーん、ほとんど室内飛行向けですね。↓

ページトップへ