motorola edge 20 / 20 Lite / 20 Pro はどれも5G対応で1億カメラ付きだけど食指が動かんかった

モトローラがedge 20シリーズを発表したんだけど、どのモデルも5Gに対応していて1億800万画素カメラを搭載。どんなスマホなのかチェックしてみる。

motorola edge 20 liteはDimensity 720を搭載

motorola edge 20 liteのハイライト

  • ミドルレンジ中位クラスのスペック
  • 90Hz/有機ELディスプレイ
  • 1億800万画素カメラ搭載
  • 5000mAhバッテリー搭載

edge 20シリーズで一番安いモデルはmotorola edge 20 liteで価格は349.99ユーロ(約4.6万円)〜。

SoCは5G対応のMediaTekのDimensity 720、メモリは6GBまたは8GB(地域で異なるみたい。公式での標準は8GBっぽい)でストレージは128GB。性能は5段階中の真ん中レベルだから普段使い中心なら特に不満なく使えそうね。AnTuTu Verだと総合スコアが約30万点、GPUスコアが約10万点くらい。

ディスプレイは6.7型の有機ELで90Hz対応でバッテリーは大容量な5000mAhを搭載していて30Wの超急速充電にも対応してる。

カメラは標準カメラが高画素な1億800万画素カメラを搭載。その他、広い範囲を撮影できる超広角&ドアップで撮影できるカメラ、深度カメラの構成。インカメラも高画素な32MPを搭載。

指紋センサーはサイドの電源ボタン一体型でイヤホンジャックも有り。

正直日本国内ではXiaomi Mi 11 Lite 5Gみたいなコスパモンスターが似たような価格で出てるから、4.6万円で出てもコスパ重視だと太刀打ちはできないな。1億800万画素カメラを使いたいってんなら有りかもだけど。

motorola edge 20はSnapdragon 778Gを搭載

motorola edge 20のハイライト

  • ハイエンドクラスのスペック
  • 144Hz/有機ELディスプレイ
  • 1億800万画素カメラ搭載+30倍ズーム対応
  • デスクトップPC風に使える
  • 4000mAhバッテリー搭載

edge 20シリーズでの中間モデルはmotorola edge 20で価格は499.99ユーロ(約4.5万円)〜。

SoCは5G対応のSnapdragon 778。メモリは6GBまたは8GB(これも地域で変わるみたい。公式での標準は8GBっぽい)、ストレージ128GB。性能はハイエンドクラスのパフォーマンスを持っていて、AnTuTuだと総合性能が約51万点、GPUが約15万点くらい。

ディスプレイサイズは6.7型で有機ELなのはLiteと同じだけど、滑らか表示は一気に上がってゲーミングスマホ並の144Hzに対応しちゃってる。

SoCのゲーミング性能も高いからゲーム用途でも結構快適に動いてくれそうだよね。

バッテリー容量はLiteよりも少なくなっていて4000mAh。SoC自体が省電力性能に定評ある7xxシリーズだから俺みたいなゲームほとんどしないライトな使い方だったら1日は十分バッテリー持ちそう。

カメラは標準カメラが1億800万画素カメラのほか、光学3倍ズーム、超広角&マクロカメラを搭載。Liteには無い30倍のスーパーズームに対応しているのが特徴。

その他、Liteでは対応していないデスクトップ機能も使えるみたい。外部ディスプレイに接続することでPC風に操作できるやつね。

motorola edge 20 proはSnapdragon 870を搭載

motorola edge 20のハイライト

  • ハイエンドクラスのスペック
  • 大容量12GBメモリを選べる
  • 144Hz/有機EL/Amazon HDR対応
  • 1億800万画素カメラ搭載+50倍ズーム対応
  • デスクトップPC風に使える
  • 4500mAhバッテリー搭載

edge 20シリーズの最上位モデルがmotorola edge 20 pro。価格は699.99ユーロ(約9.1万円)。正直この価格ならSnapdragon 888搭載モデル選べるからコスパ重視の人には向かないかな。

SoCはSnapdragon 870で中身はSnapdragon 865+と同じくらいの性能。このSoCってモトローラだとmoto g100ってスマホに搭載されていて、日本でも発売中。執筆次点で価格確認したら5.8万円くらいだった。

1億800万画素カメラを搭載しているって付加価値はあるんだけど、高いよね。以下はmoto g100のレビュー記事

moto g100のレビュー!サイズが問題なければ国内最強クラスの高コスパスマホ

メモリの搭載量は最上位モデルらしく何に使っていいか分からないレベルの12GBも選べる(他にメモリ6GB/8GB版あるみたいだけど、公式での標準は12GBっぽい)。ストレージはUFS 3.1で256GBとハイエンドらしい構成。

ディスプレイはedge 20とサイズやリフレッシュレートは変わらず6.7型/144Hzなんだけど、Amazon HDRってのに対応しているから対応コンテンツであれば視聴時の映像美に差が出てきそうね。

カメラは1億800万画素カメラを搭載していてペリスコープ式の光学5倍ズームに対応、その他、超広角&マクロカメラを搭載。edge 20では30倍ズームだったけど20 Proは最大50倍ズームにパワーアップしてる。

edge 20と同じようにデスクトップ風に使える機能はmotorola edge 20 proでも対応。バッテリー容量は4500mAhでedge 20シリーズのなかでは中間容量。超高速充電も他モデルと変わらず30W。

モトローラでこの価格かぁ。感が否めない

今はコスパ時代。メーカーもそれを狙ってびっくりするようなスマホを日本市場にも流してきてる。そんな状況だから、「モトローラでこの価格かぁ」って感じが拭えない。日本に入ってくるならもう少し高くなりそうだし。

安いモデルはコスパモンスターモデルに太刀打ちできそうにないし、中間モデルもより性能の高いモデルが安く手に入る、最上位モデルはそれこそ海外モデルのGalaxy S21とかトップブランドのスマホと数千円差くらい。それならGalaxy買うわってなる。

ウーン、ウーン、ウーン。って感じ。これだけスマホ選び放題の時代だから、購入する前にどうしても比べちゃうよね。比べちゃったら自然にこの端末への選択肢は消えてた。

g100はSnapdragon 870搭載して価格的にも結構良い感じに攻めて来てたから期待してたんだけどね。俺の中ではモトローラはブランド的に一軍ではないし、そういった意味でもこの価格をみて全く食指が動かんかったなー。皆はどう感じた?

ページトップへ