GMK NucBox4発表！Ryzen 7 3750H搭載ミニPCの詳細をチェック！

GMKが新型パソコンNucBox4を発表！モバイル向け高性能版プロセッサのRyzen 7 3750Hを搭載したミニPCです！

NucBox4の特徴

NucBox4の特徴は以下の通り！

▼NucBox4のデザインは今までのGMKのミニPCとは打って変わり天板が八角形の独特なもの。↓

 

個人的には四角形のボディと違ってなんだかタフな印象を受けました。四隅の傾斜部分がタフネススマホでよく見かけるようなデザインに見えるからですかね？

▼NucBox4の搭載プロセッサはRyzen 7 3750H。Zen+世代のモバイル向け高性能版プロセッサですね。↓

 

Ryzen 7 3750Hは2019年に発表されたプロセッサで執筆時点（2022年1月）では3年も前の型落ちになりますが、腐っても高性能版。第10世代Coreシリーズの高性能版であるCore i5-10200Hと同等の処理性能を誇っています。

バトロワ系などガッツリ負荷がかかるゲームは荷が重いですが、軽めや古めのゲームなら十分に遊べるくらいの性能は有しています！

ただし、近年はプロセッサの進化スピードがかなり早くなっているので、流石にRyzen 7 3750Hが現行世代の上位モデルに食らいつけるほどの性能ではなくなっているのは頭に入れておいてください！

▼メモリ/ストレージはあらかじめDDR4 16GB/NVMe SSD 512GBが搭載済み。必要に応じてメモリは最大64GB、SSDは最大1TBまで増設可能です。↓

 

また、追加で2.5インチSATA接続のストレージ（HDD、SSD）が1つ増設できるので、ストレージ不足で困ることはまず無いかと思います！

▼NucBox4はWindows 11 Proをプリインストール済み。↓

 

Windows 11がリリースされてはいますが、格安ミニPCでは未だにWindows 10がメイン。幸いにもRyzen 7 3750HはWindows 11に対応しているプロセッサですので安心してWindows 11を使えますね。（だからこそプリインストールされているとも言えますが）

さて、ミニPCで気になるのが端子類の多さですが、NucBox4が搭載する端子類は以下の通り。

• HDMI×2
• USB 3.1×4
• USB Type-C×1
• 有線LAN端子×1
• イヤホンジャック×1
• MicroSDスロット×1
• 電源用DC端子×1

▼端子の配置は以下のようになっています。Type-C端子は電源ボタン側に配置されているようですね。↓

 

端子類はミニPCとしては特別多くも少なくもない標準的な数で過不足ない感じです。USB 3端子が4つあるのは個人的に嬉しい点ですね。

ちなみにType-C端子は4K/60Hzまでの映像出力にも対応しているので、汎用性に優れるのもポイント高し。

▼NucBox4の内部に関するイメージ画像も用意されています。↓

 

基板中央部分にプロセッサが配置され、その上に冷却ファン、一番上には排気用の穴が設けられているようです。

流石にモバイル用とはいえ高性能版のHシリーズを搭載しているので、冷却システムは廉価帯のミニPCよりもある程度しっかりしていると思いたいですね。

競合製品より少しお得かも？

公式直販での価格は599.99ドル（約7万円）とRyzen 7 3750H搭載のミニPCとしてはまぁこんなものかなって感じの価格設定です。

ただ、同じRyzen 7 3750Hを搭載するミニPCのMINISFORUM UM700LはNucBox4と同じくらいの価格ですがメモリ8GB/ストレージ256GBと半減し、HDMIが1つになった代わりにDisplayPortに変更されていたりと細かい点が異なります。

NucBox4にはメモリがあらかじめ16GBも搭載されているので、個人的によっぽどメモリを食うような作業をする予定がない限りそのまま使うのがいいかなと思います。そういった点ではUM700LよりNucBox4の方が少しお得とも言えるでしょうね。

そもそもメモリを食う作業＝高負荷な作業の場合が多いので、そういう用途で使えるPCを考えている方はNucBox4では力不足の可能性があるので、もっと高性能なPCの方がいいかもしれませんね。

逆にめちゃくちゃヘビーな作業をする予定が無いのであれば、型落ちながらも程よく性能が良いので、ちょっとしたゲーム程度なら過不足なく遊べるかと思います。

ソコソコ性能が良いミニPCをお探しの方は是非購入候補に入れてみてはいかがでしょうか？

▼NucBox4の詳細なスペック・対応バンドはこちら↓