脅威の2画面搭載!超ロマンなノートパソコン「GPD DUO」が日本上陸したので実機レポ!

純正でデュアルモニターという超ロマン仕様!

柳生です。GPD Technologyの最新ハイエンドモデルGPD DUOを触ってきたのでレポート形式でお届けしていきますよ!こりゃ欲しくなるやつだ!

GPD DUOが登場!圧倒的すぎるロマンを感じる

仕事や作業に欠かせない相棒となるノートパソコンですが、今回はその作業効率(とロマン)に極振りしているとんでもない1台が登場しました。その名もGPD DUO。

▼写真を見たらどういうものか1発で分かるでしょう。YES、デュアルモニター搭載モデルなんす。これだけでももう異質な風貌。

しかもこのディスプレイ、ニ枚とも有機ELなんです。

バックライトによる白っぽさのない黒表示も可能。さらに解像度も2,880×1,800というFHD(WUXGA)クラスの1.5倍の高精細ドット仕様。タッチ操作まで対応。イカれたハイスペック構成です。

▼実際見るとマジで画面綺麗。目が覚めるほど綺麗です。しかし何より‥見た目のインパクトめちゃくちゃやばくて笑っちまう。スタバで一番ドヤれるマシンではないでしょうか。↓

▼筆者もマルチモニターで仕事してたんでよくわかる。このモデルはかなり作業効率が高められるものとなっています。たとえば下の画面でニュースみながら上で動画流したり。ゲームしながらWiki見たりTwitter(X)見たりとかできるってワケ。↓

▼外出で2画面運用したい場合はモバイルモニターを持ち運ぶという手もありますが、それだとケーブルだったり嵩張りがあって不便。それを解消できるってのは大きなメリットだと思います。↓

▼ちなみにメインディスプレイは下側で、上側はサブディスプレイという扱いになります(本体にくっついたモバイルモニターという認識でOK)。もちろんWindows+Pキーの画面表示変更も対応。解像度も上と下で同じ。↓

▼またFn+F3で上の画面(サブ画面)のオンオフも切り替え可能となっています。1画面のみにしたかったりバッテリー消費を抑えたい時に有用。↓

▼結構繊細な作りながらも柔軟性は素晴らしく、画面の角度の制限がありません。つまりサブ画面を後ろに倒して使うこともできますぞ!あとこのサブ画面、回転あるいはヒンジの角度でのセンサーを持っているらしく、角度を変えたら自動で向きを変えてくれます。↓

▼つまり、サブ画面をうしろに倒せば対面相手にも見えるんで、画像みたいなプレゼンも可能。こんなもん持って営業に来られたら筆者はもう話に集中できる気がしません。うっかりそのままサインしそう。↓

▼タッチ操作も対応なのでこういうふうに折りたたんでサブ画面によるタブレットPCスタイルも可能となっとります。スタイラスペンも使える(4096段階検知式)ので液タブな使い方もできるぞ!マジで何でもできる。↓

▼サブ画面側には映像入力ができるType-C端子を備えており、スマホやゲーム機などを接続できるようになっていますよ!多機能すぎて恐ろしい。↓

▼インターフェース(入出力端子)ですが、SDスロット、Type-C端子×2(うち1つはUSB4)、USB端子が2つ、指紋センサー内蔵型の電源キーが側面に配置されていました。↓

▼さらに背面にはLANポート端子、HDMI端子、OCuLinkポートが配置。今どきノートパソコンでSDスロットとLAN端子あるってのは結構レア。同時に充実っぷりも見事なもんです。ロマンだけでなく実用性も確保されている!↓

▼外部映像出力も可能なので、やろうと思えば3画面や4画面も可能。筆者はやったことないけどデイトレード運用にもいいっぽい。↓

▼たたむとこんな感じ。形状は四角さあふれるクラシカルなデザインになっております。これだけみたらLAN端子も相まって、昔のノートパソコンって感じで懐かしさがありますね(`・ω・´)。↓

▼設計上仕方ないとはいえ、ネックとしてはやはり厚みと重さ。厚みに至ってはMacBook2枚分はありますし、重さも手に取った感じかなりずっしりで、おそらく2キロは越している可能性が高いっす。↓

▼またメイン画面は自立可能ではあるものの角度次第では倒れる可能性もあり、それを防ぐために自立させるスタンドがついています。なので軽量なノートパソコンよりは取り回しの難度が高く、扱いには注意が必要。↓

▼キーボードはUS配列のみという点は注意です。日本語入力は可能で普通に使えるものの、Enterキーが小さかったりといった点はふつうのノートとは異なるので慣れはいりますね。↓

▼上位モデルのCPUはAMD Ryzen AI 9 HX370というチップを採用。TSMC製の4nmプロセッサで、3DMarkのベンチマークにおいてはGeForce RTX2050に並ぶGPU性能とのこと。↓

またもう1つのCPU搭載モデルも用意されており、そちらはRyzen 7 8840Uとなっています。あちらは筆者も搭載モデルを触ったことがあり性能は実用上申し分ないぐらい良かったんで、コスパを考えるとかなりアリだなと思えます。

▼GPD DUO、画面2つなので相応の処理性能に加えて冷却性能も必要になるためか、ファンも2基まるまるブチ込むというこだわった設計になっています。筆者が抱えたり触った感じでは熱はあまり感じず適温という印象。熱さは気になりませんでした。↓

とはいえ通常使用時における場合だったので、3Dゲームとか重たいやつをブン回せばこれより冷却ファンの音とか熱とかは気になる可能性も出てきます。

▼バッテリー容量も80Wh。動画視聴では連続30時間(150ニトでヘッドホン仕様・ネットワークオフ状態)とのこと。デカさと重さはデュアルディスプレイだけじゃあなく、バッテリー容量の確保のためでもあるとのことでした。↓

3Dゲームしたり編集ソフトを使うとなればかなりバッテリーは削られる可能性は高いんですが、ここは実機を触ってから判断してみたいところですね。充電自体はPDであれば30分で50%というペースで結構早いのもGood。

GPD DUOのお値段と発売時期

株式会社天空CEOの山田拓郎氏

GPD DUOの発売および製品発送は12月13日を予定とのこと!価格は以下の通り(カッコ内は予約した場合の特別価格)です。

  • メモリ32GB+容量1TB(Ryzen 7 8840U):250,700円(246,700円)
  • メモリ32GB+容量1TB(Ryzen AI9 HX370):294,000円(290,000円)
  • メモリ64GB+容量2TB(Ryzen AI9 HX370):325,000円(321,000円)

ロマンはもちろんなんですが、実用性もしっかり感じられてかなり欲しくなった1台でした。価格は安くはないんだけど、これだったら全然アリだと思う。オレだったらローン組んででも買うよ。

▼Wang氏によれば今回の製品はかなり挑戦的な製品とのこと。一応この手のデュアルモニターパソコンって他社でもあるんですが、それらと比べ高性能かつインターフェースを重視したそうです。↓

GPD Technology社CEOのWang氏

クラシカルな見た目もさることながら、これぞまさに次世代のお仕事ノートパソコン!って感じで、未来を感じさせる1台でした。これマジでレビューしてみてぇなぁ!

■GPD DUO■

[先行予約特典]

Ryzen 8840U版は246,700円
Ryzen AI9 HX370(32+1TB)は290,000円
Ryzen AI9 HX370(64+2TB)は321,000円

GPD DUOロゴ入りの専用ケース、USBメモリ、液晶クリーナーとマルチカードリーダー、イヤホンも貰えます!

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