「GPD Pocket 4」発表!Ryzen AI 9 HX 370搭載で画面回転可能な8.8型UMPCが爆誕!
持ち運びからタブレットスタイルから片手操作もこなせるGPD Pocketの新モデルGPD Pocket 4が発表されましたよ!スペックと特徴をチェックしていきましょう!今回は発表会にお呼ばれしたので実機を触ったレポートも交えてお届けします。
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GPD Pocket 4の詳細スペック
CPU | Ryzen 8840U Ryzen AI 9 365 Ryzen AI 9 HX 370 |
メモリ | Ryzen 8840U版:16GB Ryzen AI 9 365版:32GB Ryzen AI 9 HX 370版:64GB |
容量 | Ryzen 8840U版:1TB Ryzen AI 9 365版:1TB Ryzen AI 9 HX 370版:2TB |
ディスプレイ | 8.8インチ / 液晶 / 2,560×1,600 / 144Hz / タッチ入力対応 |
インターフェース | USB-A×2 / USB Type-C(3.2Gen 2) /USB Type-C(USB4) / イヤホンジャック / LANポート / HDMI端子 / 取り替えモジュール(初期搭載はMicroSDスロット) |
電源 | 100W |
バッテリー | 45Wh |
サイズ | 206.8mm×144.5mm×22.2 mm |
重量 | 770g |
OS | Windows 11 Home 64ビット版 |
備考 | – |
8.8インチサイズの小型ボディ。カラーは1色
GPD Pocket 4はノートパソコンとしてはかなり小型でコンパクトなのが特色!いわゆるUMPCというタイプとなっています。
画面サイズは8.8インチで、大きさもそれ相応でコンパクト!カバンやリュックにも入れやすく様々な場所で作業しやすいように設計されています。カラーはブラックの1色のみ。
▼底面に吸気口、側面に電源キー兼指紋センサーやUSB端子。HDMI端子といったインターフェースが集中しています。↓
▼また左側の奥の端子は換装できるのも特徴!デフォルトではMicroUSBスロットですが、SIMスロットに替えて外でも通信できるようにしたり、他PCやサーバーとつなぐための端子に変えたりも出来ます。こちらのモジュールは別売りなので購入の際は忘れぬよう注意です。↓
画面は回転可能。タブレットスタイルにもなるぞ!
▼ディスプレイ部分は回転できる様になっております。背面向きに傾けたり、その状態で畳んでタブレットスタイルとして使ったりといった柔軟性もGood!↓
▼回転センサーとタッチパネル搭載なのでこういう感じで8.8型タブレットPCとして使えるんで電子書籍とかスマホライクな使い方をしたりってニーズにも応えられます。↓
特徴的なキーボードだがキーピッチは大きい
▼小型モデルはキーボードが小型になっているものが多いのですが、GPD Pocket 4はしっかり大きなキーサイズなのも特徴!筆者はUMPCをほとんど触っていなかったのですが打ちやすさもそれなりにあり、見た目以上に快適に打てました。↓
▼また先代モデルのPocket 3より若干大型化しております。ただしキーピッチや配置はそのままで、キーボードカバーがそのまま使えるようになっています。結構意外。↓
▼普通のノートパソコンと比べて変わっているポイントとして、クリックを担うボタンは左上に、タッチパッドは右上に配置されているのが特徴ですよ!↓
▼これによりGPD Pocket 4を両手で持った際に「左手でボタンを」「右手でタッチパッドを」それぞれで操作できるようになっているという仕組み。↓
▼あと右側のカドにストラップホールが開けられているので、ストラップを通して片手で操作しやすくなっているのもポイント!タッチパッドはクリック操作もできるんで、実質片手操作可能という個性があるのも面白いですね(`・ω・´)。↓
重さは770gと結構あるのでスマホやタブレットのように長時間片手で使うには厳しい印象はありましたが、短時間程度なら簡単な作業も片手でこなせるっていうのは実に面白いなって感じました(`・ω・´)。
CPUは3バリエーションあり
GPD Pocket 4のCPUはの3つが用意されていますよ!
- Ryzen 8840U
- Ryzen AI 9 365
- Ryzen AI 9 HX 370
用途やコストに合わせて柔軟に対応できるのもGood。とことん作業やゲーム向け性能を求めるならRyzen AI 9 HX 370にしたり、記事書きといったカンタンな作業用途なら安価なRyzen 8840Uにしたり。
▼もともと8840Uでも性能は結構良さげだったんだけど、今回のモデルからはゲームも重視したいというユーザーさん向けにハイエンドなCPUを選べるようになっているので、楽しく迷えそうです(`・ω・´)。外部モニター出力や外付けGPUも使えるのでその点も加味して選ぶといいでしょう。↓
▼Ryzen AI 9 HX 370なら性能だけでなくメモリと容量も大容量なので、仮想OSを複数動かせることもできるとか。ものすごいコアな使い方も応えてくれるナイスなコンパクトモデルです。筆者もこういうことやってみてぇ。↓
小さいのに144Hz対応とハイスペなディスプレイ
ディスプレイもかなり視認性が良かったですよ!8.8インチと小型ですが2,560×1,600の高解像度。
▼加えて最大144Hzの高リフレッシュレートも対応でゲーミングモニターばりのスクロールのなめらかさも優秀です。↓
流石にサイズが小さめなので分割画面といったことは物理的に難しいんですが、WEBを流し見したり記事書いたりとかする分には長時間使っても眼が疲れにくそうでした。あとタッチ操作対応で追従性もバッチリ高くこの点もハイエンドらしい印象を受けた。
GPD Pocket 4まとめ
GPD Pocket 4の発売日は2025年2月ですでに予約開始中。記事執筆時点の価格は以下の通り!カッコ内は予約時の割引価格になります。
- Ryzen 8840U版:16GB/1TB:146,700円(143,700円)
- Ryzen AI 9 365版:32GB/1TB:199,700円(196,700円)
- Ryzen AI 9 HX 370版:64GB/2TB:247,900円(244,900円)
筆者が触った感じかなり筐体クオリティは非常に高く、キーの打ち心地もタッチパッド、ディスプレイのレスポンスもGood。外付けディスプレイでゲームしたり出先で作業したり、マジで何でもできそうな万能感を感じました。小さいのにスゲーわ。
▼作業やゲーム意外にも様々な用途に対応するための1台とのことですが、本機は特にこれまでのPocketシリーズで需要の声が多かったロケ先配信用途を重視したそうです。今や配信が誰でも出来て需要の多い時代なので結構アリに感じる(`・ω・´)。↓
GPD Pocket 4の購入先
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓