「HONOR X40 GT Plus」発表。Snapdragon 888搭載で定価3.6万~のコスパ重視モデル

HONORからHONOR X40 GT Plusが登場。Snapdragon 888を搭載した6.81インチのスマートフォン。見た目のデザインや6.81インチの144Hzディスプレイを搭載しとります。

HONOR X40 GT Plusが登場。去年のモデルとほぼ同じ

なんか見たことあるぞって思ったらこれ昨年10月に登場したHONOR X40 GTとほぼ同じ見た目とスペック。なんとSoCまで昨年のモデルと同じでSnapdragon 888でした。まさかの2世代前。

使えなくはないんですが‥流石にハイエンドというにはそろそろ無理があるような気はする。そもそも888自体も発熱と電池持ちがネックなSoCですし、別端末ですがライトユースでもほんのり発熱するレベル。ゲームなんてしたら触れなくなる。

HONOR X40 GT Plusは冷却システムは搭載してて放熱板も16,300mm2というデカさなので実際使ったらそれほど発熱は気にならないかもしれませんが‥はてさて。

▼デザインもX40 GTとほぼ同じですがちょっと変わってます。円形カメラユニット、それの中心にスポーティーなGTロゴあとホワイトの場合はグリーンのアクセントカラーがあるってのも独自性があるし結構カッコいい(`・ω・´)。↓

ディスプレイですが、意外なことにこれX40 GT無印とほぼ同じスペック。なんとサイズに至っても同じ6.81インチで大画面化すらしていません。何がPlusなのかサッパリわからん。

スペックは液晶ディスプレイで2,388×1,080のFHD+クラスな解像度。最大144Hzの高リフレッシュレートも対応となっています。

さすがに液晶なのはハイエンドSoCとして考えると残念ですが、まぁでも価格を考えればこんなもんかとも思う。コスパ重視モデルですからねこれ。

カメラは「5,000万画素メイン」「200万画素マクロ」「200万画素深度測定」のトリプル構成。超広角カメラがないのは正直残念。

いっぽうEIS(電子式手ブレ補正)には対応してるしAI、ナイトモードも使えるし、SoCのグレードも考えれば性能は悪くはなさそうです。多分。

デカめなモデルなんですがバッテリー容量は4,800mAhとちょい小さめな印象を受けます。今や小型なXperia 5 Vですらも5,000mAh搭載な時代ですしね。Snapdragon 888だし電池持ちもちょっと心配する印象は拭えません。

急速充電は立派で最大66Wまで対応となっています。電池持ちはさておき充電速度は心配することはないかもしれん。

HONOR X40 GT Plusの価格は以下の通り。

  • メモリ12GB+容量256GB:1,799元(約3.6万円)
  • メモリ12GB+容量512GB:1,999元(約4万円)

スペック的には数世代前のハイエンドスマホの廉価モデルって印象こそありますが、それゆえか価格自体はかなり安いです。Snapdragon 888搭載で3万円台は凄いぞ‥。なんてったって、今でもAnTuTu V10スコアだと総合約90万点、GPU約23万点クラスですからね。発熱は懸念ポイントですけど。

安く高性能なモデルを探してるなら選択肢にはなりそうですが‥これ中国モデルなので常用するには厳しさも感じるところではあります。中国ユーザーさんやマニア向けといえる1台でしょう。グローバル版でたら興味は出るかも。見た目好きだし。

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