iPhone SE(第2世代)のレビュー!スマホに疎い初心者から詳しい人までこれ買っとけば安心
2020年4月24日、遂に第2世代のiPhone SEが発売開始!iPhone 8のデザインを採用しながらiPhone 11シリーズと同じ世界最高峰の処理性能を発揮するA13プロセッサーを搭載しながら税込5万円以下で手に入ってしまう大注目モデル!
果たして、新しいiPhone SEはどんな端末なのだろうか。ガルマックス編集部でも実機を購入したのでレビューをお届けします!
本記事はファーストインプレッションを経て実機レビューに更新されます!更新時はTwitter・Facebookでお伝えするのでフォローよろしく!
- 2020/4/30:iPhone SE(第2世代)とiPhone 11で撮影した動画の比較を掲載しました!
- 2020/4/27:カメラについて情報を追加しました!
- 2020/4/24:ファーストインプレッションを公開しました!
目次をクリックすると各項目へ移動します
- 新しいiPhone SEのスペックや価格は?
- iPhone SEシリーズって「ハイコスパモデル」だったのね
- 付属品をチェック。超急速充電器やワイヤレス充電器が欲しくなる
- 4.7型のiPhone SE。今となっては”コンパクト”に感じちゃう!
- 見た目は”まんまiPhone 8”なんだけど、画面ガラスの形状が違うらしい
- 圧倒的なパフォーマンス。性能は確かに高いが、iPhone 11とのベンチマークの差が気になる
- やっぱり、ホームボタンって使いやすいね
- iPhone SE(第2世代)のカメラをチェック!
- iPhone SE(第2世代)の電池持ちってどうなの?
- iPhone SE(第2世代)まとめ|スマホ初心者から玄人までこれ買っとけばOK
新しいiPhone SEのスペックや価格は?
▼新しいiPhone SEのスペックや特徴は以下の記事でまとめているのでチェックしてみてね!↓
▼こちらは購入前に一読頂きたい記事!iPhone 8や11との違いや容量選びに悩んだときのアドバイスなど色々書いてるんでチェックしてみて下さい!↓
iPhone SE(第2世代)は対応バンドが凄い!SIMフリー版がオススメ!格安SIMとの組み合わせで激安運用も!
iPhone SEだけってわけではありませんが、iPhoneは対応バンドが充実しているのも魅力の一つ!特にApple Storeで購入できるiPhone SE(第2世代)はSIMフリーなので、回線が変わっても使い続けられるのがいいところ!ドコモ、au、ソフトバンク(ワイモバイル)の主要キャリア全てで快適な通信ができますよ!
▼ガルマックスでは格安SIMのnuroモバイルをiPhone SE(第2世代)で使ってみた!問題なく通信できてます!現在、100円ポッキリキャンペーンも開催しているので、激安なiPhone SE(第2世代)と激安なnuroモバイルの格安SIMで、超激安で試してみて下さい!↓
iPhone SEシリーズって「ハイコスパモデル」だったのね
遂にiPhone SEシリーズの立ち位置みたいなものが確定的になったなーって印象っす。
初代iPhone SEのサイズ感が好きって方には残念な部分なんだけど、iPhone SEって「小さなiPhoneシリーズ」ではなくて、過去モデルのパーツを流用してコストをカットしながら現行モデルと同じ現行の処理チップを搭載した「ハイコスパモデル」という位置づけだったみたい。
なので、初代iPhone SEのサイズ感が好きで頑なに乗り換えなかった野郎ども!もう、そのサイズのiPhone SEはきっと出ないぞ!受け入れるのだ。もう、受け入れるしかないのだ。(現行のiPhoneより)iPhone SE(第2世代)もコンパクトだから!
付属品をチェック。超急速充電器やワイヤレス充電器が欲しくなる
付属品は上記の通り。充電器はいまとなってはオマケ程度の5W版。新しいiPhone SEは18Wの超急速充電にも対応しているので、個人的には超急速充電器を別途購入してでも欲しいところ。
▼あと、iPhone SE(第2世代)は、ワイヤレス充電にも対応してます。これまで初代iPhone SEや6s、7シリーズなど非ワイヤレス充電対応モデルを利用しているユーザーさんは是非使って頂きたい。まじでライフスタイル変わっちゃうくらい便利だから!↓
4.7型のiPhone SE。今となっては”コンパクト”に感じちゃう!
僕は現在、iPhone 11使ってるんだけど画面サイズが6.1インチあるんでデカイんですよね。これに結構ゴツめのケースまで付けちゃってるものだから更にデカイ。流石に僕にはでかすぎるな〜と買ってからずっと思ってました。
▼で、新しいiPhone SEなんだけど、こんな感じで現行のiPhone 11と比較した場合、iPhone SE(第2世代)ですらコンパクトに感じてしまう。以前は4.7型でも大きく感じてたんだけどなー。不思議。↓
▼しかしながらコンパクトと言っても4.7型。iPhoneって戻るボタンが左上にあるんで、手の小さい僕は背面に貼り付ける落下防止リングを付けないと画面端へのタップは操作しにくい。ま、慣れたけど。↓
見た目は”まんまiPhone 8”なんだけど、画面ガラスの形状が違うらしい
▼ボディーはiPhone 8の筐体を流用しているんで懐かしい感じなんだけど、今となっては野暮ったさも感じるし、前面がほとんどディスプレイとなっている現在主流のデザインと比べると古臭さも感じる。↓
▼ディスプレイのガラスは新しいiPhone SE用に再調整されているみたいで、ネット上ではiPhone 8用のガラスフィルムは端が浮くとの情報も入ってます。↓
そんな情報も出てるんで保護ガラス・フィルム系を購入するなら専用品が良いかもね。僕はいつものPDA工房フィルムにしようかと思ってます。オススメはガラスフィルムと同じ硬度でありながら割れない「9Hシリーズ」がオススメ!
500円以上のご購入時に適用すると100円オフ!
圧倒的なパフォーマンス。性能は確かに高いが、iPhone 11とのベンチマークの差が気になる
今回の新しいiPhone SE、現行のiPhone 11シリーズと同じSoC(処理性能を左右する頭脳のような重要なパーツ)を搭載しています。低価格なのに高性能。ハイコスパモデルたる部分です。
▼という訳で、ガルマックスではAnTuTuを用いて端末性能を数値化してみました。左がiPhone SE(第2世代)、右がiPhone 11のスコアです。↓
iPhone SE(第2世代)がリリースされる前に複数の大手メディアで「Geekbench」を用いたCPUスコアが紹介されていて、それを見る限り新しいiPhone SEとiPhone 11シリーズはほぼ同等のスコアだったのですが、総合性能を測定するAnTuTuではなぜか大きなスコア差が現時点で確認できました。なぬー!!!!
バッテリー持ちを良くする為にクロックダウンをAppleはやっとるんちゃうんか?うーん、なんでこんなに差があるんだろうね。不思議。
ま、こんな感じで測定するベンチマークアプリでの結果は性能差の割合的に大きな差が見られるたですが、どちらのベンチマークでも新しいiPhone SEはiPhone 11と比較してマルチコア性能が低くなる傾向でした。
一方で感覚的な部分だと実際に使ってみてサクサク感はiPhone 11と変わらんです。ってか差が分からんです。スマートフォン全体で見てもiPhone SE(第2世代)の性能は非常に高く、多くの方にとってはオーバースペックなんじゃないかと。
こんな高いパフォーマンス、何に使うの?と感じるライトユーザーさんもいらっしゃると思いますが、性能は高いに越したこと有りません。高パフォーマンスなモデルは長期的な利用でも快適に使える期間が長く、また、気になるアプリが高パフォーマンスを要求する場合でも性能がネックになることもないでしょう。これだけの性能があれば向こう2年は超快適に使えそうです。
やっぱり、ホームボタンって使いやすいね
僕はiPhone XSからのiPhone 11を愛用しているので、ホームボタン搭載のiPhoneは久しぶり。新しいiPhone SEにはホームボタンが搭載されているので久々に使ったんだけど、やっぱりiPhoneはホームボタンは使いやすいなーって改めて感じました。
▼とにかくホームボタンはロック解除が楽。マスクを使っていてもサクッと指紋で解除できる快適性はiPhone 11より圧倒的に勝る点です。やっぱりホームボタンって最高に使いやすいよ。↓
iPhone SE(第2世代)のカメラをチェック!
まだ全ての検証は終わってないですが、ファーストインプレッションで晴天時の屋外撮影や室内での料理撮影をテストした限り、iPhone 11と大きな差は感じず。「おっ!なかなかやるな!」という印象。
晴天時に撮影した写真
▼左がiPhone SE(第2世代)、右がiPhone 11。屋外撮影では撮影位置を固定してテスト。ややiPhone 11の画角が広い。カメラにとって好条件となる晴天時の撮影ではiPhone SE(第2世代)、iPhone 11は互角といったところです。↓
▼先程の写真を一部切り出し。左がiPhone SE(第2世代)、右がiPhone 11ですが、気持ちiPhone 11が高精細に見えます。が、大きな差は無いので精細さに関しても気にする必要はなさそうです。↓
夜景撮影ではシーンにより大きな差が出た
▼まずは光量が結構あるシーンでの撮影。iPhone 11はナイトモードを搭載しているのですが、このシーンでは発動せず。つまり、ナイトモードの無いiPhone SE(第2世代)と同じ条件下での撮影となります。ナイトモードが発動していない状態では大きな差は感じない結果となりました。左がiPhone SE(第2世代)、右がiPhone 11です。ややiPhone 11が明るめに撮影できるようです。↓
▼一方で、ナイトモードが発動する更に光量の少ない場所では大きな差がありました。左がiPhone SE(第2世代)、右がiPhone 11ですが、iPhone 11はナイトモード(3秒)が発動し、光量の少ない場所でも非常に美しい写真が撮影できます。このようにiPhone SE(第2世代)はiPhone 11シリーズと同等の性能は持ち合わせていますが、カメラの機能は差別化が図られています。↓
室内料理撮影もiPhone 11と比較して大きな違いは無い
▼料理撮影も同様の結果で大きなさは感じない。左がiPhone SE(第2世代)、右がiPhone 11です。↓
ポートレートは物撮りしたいなら上位モデルを
続いてはポートレート撮影です。
▼iPhone SE(第2世代)はシングルカメラ仕様なのでiPhone 11シリーズのような複数のカメラを利用した高度なボケ味撮影とは異なりソフトウェアでボケ味を表現するタイプです。これがiPhone SE(第2世代)のメインカメラで撮影したポートレート写真↓
▼iPhoneの写真編集機能を使って被写体だけピックアップする写真に切り替えてみました。しっかり被写体が背景と切り離されていることが分かります↓
iPhone SE(第2世代)のポートレートモードは被写体が「人物」のときだけ反応し、モノでは認識しません。iPhone 11シリーズは複数のカメラで被写体と背景の距離を測定するので人物以外のモノでもボケ味撮影ができるので物撮りしたいのであればiPhone 11シリーズ(もっと言えば小さめの被写体でも撮影できる望遠カメラを搭載したiPhone 11 Pro)がオススメ。
ソフトウェア処理でボケ味を表現出来ているのであれば技術的に物撮りポートレートも実現できそうな気がするので、Appleには物撮りポートレートも視野に入れてアップデート頂きたいなと期待してます。
メインカメラでの動画撮影は定点向き。結構白飛びやノッキングが発生する
▼iPhone 11とiPhone SE(第2世代)で動画を撮影して比較してみました。空の青色などiPhone SE(第2世代)は色飛びが確認できます。また、歩き撮影では映像にノッキングが見られることから動画撮影重視であれば上位モデルがオススメ。↓
インカメラは初代SEと比較して画質が飛躍的に向上。画角は固定でやや狭さを感じる
▼iPhone SE(第2世代)は初代SEからインカメラ仕様もグッと向上。白飛びが軽減され実用性が大きく向上しました。↓
▼iPhone 11との比較では「画角」に違いがあります。iPhone SE(第2世代)ではインカメラでの画角は1つだけですが、iPhone 11は画角が切り替えられるようになっており、より広い範囲で撮影出来ます。1枚目がiPhone 11での通常インカメラ画角、2枚目がより広い画角に切り替えた状態。↓
iPhone SE(第2世代)は、初代iPhone SEから画質が大きく向上していますが、画角はiPhone 11の通常画角よりも狭く、また、広い範囲を撮影できる画角に切り替えることが出来ないので自撮り好きの方はご留意を。ま、普段僕はあまり自撮りすることは無いんで気にならないポイントではあります。
▼そうそう、iPhone SE(第2世代)はインカメラでもポートレートが使えるようになりました。↓
▼インカメラでのポートレートはメインカメラと同様にソフトウェアによるボケ味表現になるのですが、この辺りのチューニングは秀才で特に実用性で問題はなさそうです。以下は編集で被写体のみをピックアップしてみた写真ですが、しっかり背景と被写体が切り分けられている事が分かります。もう、これくらい自然なポートレートが撮影できるのであれば、相当なコダワリがある方以外は十分満足できる域に達しているのではないかと思います。↓
カメラまとめ
晴天時は室内撮影では大きな差はなく、夜間撮影もよほど暗いシーンでなければ十分な実用性を持っています。まだ動画などは後日掲載となりますが、以下を重視するのであれば上位のiPhone 11シリーズが向いています。
- 非常に暗い場所で撮影することが多い
- 動画は「歩き撮影」が多い
- 複数人と自撮りすることが多い
上記はiPhone SE(第2世代)では苦手な部分です。特にコダワリがなければiPhone SE(第2世代)のカメラで十分な満足度を得られるでしょう。
ーーーー以下、ファーストインプレッション時のまとめーーーー
これから本格的な検証を行うのですが、現時点で気になったことや、これから検証してみたいことなどをまとめておきます。
- ポートレート撮影はソフトウェアによるもの。iPhone 11と比較して被写体に近づいて撮影できるので人物撮影は扱いやすい。一方で物撮りは被写体が認識しないので物撮りポートレートは出来なかった
- ナイトモードは搭載されていないので夜間撮影では差が出そうなんで、発売日夜に撮影行ってくるわ
- 動画撮影はかなり前後のノッキングが気になった。ぶっちゃけこれで歩き撮影はキツイのでアップデートに期待している
ーーーーここまでーーーー
iPhone SE(第2世代)の電池持ちってどうなの?
ファーストインプレッション段階でiPhone SE(第2世代)のバッテリー持ちにが気になってました。なんてったって僕はiPhone 11ユーザーでバッテリー容量もiPhone SE(第2世代)と比べると非常に大きいバッテリーを搭載しているので。
で、実際に使ってみると、これまでiPhone 11では丸1日使ってバッテリー残量が約30%くらい残ってましたが、同じような使い方でiPhone SE(第2世代)は5〜10%ほどバッテリーが残ってます。画面サイズが小さくなったこともあってか省電力性能はそこそこ良いみたい。
但し、僕はバッテリー持ちがiPhone 11と比較して「持ちが悪くなった」のは事実です。そりゃ、バッテリー容量が異なりますからね。それは仕方がない。
ちなみにiPhone SE(第2世代)はワイヤレス充電にも対応しているので、仕事場ではワイヤレススタンドを使うことでこのバッテリー持ちの悪さはカバー出来ていて、特に実用性に不満はありません。
一方で、一度もワイヤレス充電などで途中充電しない場合は先程の通りバッテリーが切れるおそれもあったことから、僕は超軽量で薄型の低容量モバイルバッテリーをお守り代わりに購入しました。最近のスマホはバッテリー持ちが結構良くなりましたからね。もう、数千mAhの重いバッテリーは不要かなーって思いまして。
iPhone SE(第2世代)まとめ|スマホ初心者から玄人までこれ買っとけばOK
実機を数日触ってのまとめです。これはスマホに対して興味がそれほど無いって方にオススメしたいモデル。もちろん、お子さんに持たせるスマホ、ご両親に持って頂くスマホとしては非常に秀才なモデル。特にiPhoneは使っている方が多いので、なにか困った時も誰かに聞けるってのは強い部分です。
過去にリリースされた筐体を使い回すことで見た目的に新鮮さはありませんが、中身は現行ハイエンドと同じ処理性能をもち、初代SEから大幅に進化したカメラなど予算5万円前後なら最強クラスのスマホです。
もちろん、iPhone 11シリーズと比較して昨日などは差別化されている部分もあるのですが、iPhone SE(第2世代)で十分という方が圧倒的に多いのでは無いかと感じます。今やスマホは1人1台の時代。コストを抑えながら長く愛用できるスマホを探しているのであれば、iPhone SE(第2世代)はベストバイな端末と言えそうです。
ーーーー以下、ファーストインプレッション段階のまとめですーーーー
実機レビュー前に、「これは非常に人気の高くなるモデルだろう」とお伝えしていましたが、これは実機をパパっと触ったファーストインプレッション段階でも変わりません。
現時点で気になるポイントとしては夜間での撮影能力や動画撮影能力、バッテリー持ちといったところ。
特にバッテリー持ちはチップが最新になって省電力性能が高くなったとはいえ、やっぱり約3000mAhを超えるバッテリーを搭載するiPhone 11を利用する僕としては、約1800mAhクラスのバッテリーを搭載するiPhone SE(第2世代)の電池持ちは非常に気になるポイント。この点は検証を重ねてお伝えしたいと思います。
あと動画撮影時のブレがグワングワンのバインバイーンのクソレベルだったのでアップデートでなんとかして欲しいのと、ポートレートはソフトウェアで処理してるんなら人物だけじゃなくて物撮りもいけるっしょ!という安易な発想に着地したので、Appleにはポートレート機能の強化アップデートを是非ともお願いしたい。
ーーーーここまでーーーー
▼予約開始は4/20(月)の10:00から。発売日はコロナで5/11(月)に延期!Appleストアよりも遅れます。↓
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