画面が縦に伸びるだと!?Lenovoのローラブル式ノートPC・スマホのコンセプトモデルが明らかに

ThinkPadなどノートPCを主に手掛けるLenovoより試作型のノートPCとスマホのコンセプトモデルが公開されましたよ!なんと画面が伸び縮みするという新しいタイプ。製品化に期待しちゃうよねこれ。

直接画面が縦に伸びる新型設計

ケータイWatchによれば、Lenovoはローラブル(画面巻取り)式の新型ノートPCとスマートフォンをデモで発表していたそうです。

製品自体は昨年10月のLenovo Tech World 2022で登場していたそうですが、当時はオンライン上での発表でした。実際に実機を触れるタイプの発表に登場するのは初となります。

▼ このコンセプトモデル、画面が直接伸びるというのが特徴!普通のノートPCだったはずが、みるみる縦方向に画面が伸びていっとります。↓

完全に伸び切った場合、目視で比率は2:3ぐらいになっていますね。またソフトウェアは伸縮状態に合わせて自動で解像度を変更してくれるそうです。

設計としては、折りたたみスマホに用いられるものと同じタイプの柔らかい有機ELディスプレイを採用し、それを巻き取って本体内部に収納する仕組みだそうです。

▼Motorolaが設計したスマートフォン版のコンセプトタイプ。ノートPC同様に伸縮できるのが特色!トントンと側面のボタンをタップすると自動で画面が伸び縮みする仕組みです。↓

伸ばしていない場合、画面サイズは5インチと小型。しかし伸ばした場合は6.5インチにまで大型化するため、使用シーンに応じて柔軟に変更できるのは結構便利そうな印象!

さらに伸ばしていない状態のとき、使っていない部分は背面にサブディスプレイとして使えるとのこと。無駄がなくていいですね。

あくまでコンセプトモデルなので、実際にこれが製品化される可能性は高くはありません。とはいえ可能性はゼロではなく、いずれ出るものと期待はできます。

というのも、実はこのタイプの製品は前から公開されており、この巻取り式ディスプレイを用いた伸縮タイプのモデル、1年ほど前にもTCLがコンセプトモデルとして出典していました。

TCLが折り畳み&巻き取り型ディスプレイのプロトタイプを展示!

今回はTCLに加えてLenovo(Motorola)もコンセプトモデルを製造できている段階にあり、それ故に徐々にローラブルスマホが製品化される可能性もある…ワクワクもんですね。

仮に製品化されたら、折りたたみ同様に小型と大画面を両立できるモデルが増えるのでぜひとも歓迎したいところ!利便性もだし、何よりロマンがめっちゃ感じられて楽しそうですしね。

とはいえ、折りたたみスマホ同様に柔らかい材質なので、製品化にあたっては耐久性は課題となるでしょう。あと製造コストも考えれば価格もかなりの高さになるのは想像に難くない。

そういう点もクリアーして、いずれローラブルスマホの第一号機を発表するのは一体どこのメーカーなのか。今後に期待です。

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