LINEモバイル「端末保証」の詳細と注意点【更新】
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▼2017/1/18更新▼
サービス開始となったLINEモバイルの端末保証ですが、ようやく”保証内容”が判明したので追記しています。
大手キャリアでは当たり前となっている端末保証はLINEモバイルなどの格安SIM業界ではまだまだ端末保証サービスを提供しているところは少なめ。
LINEモバイルでも数多くのSIMフリースマートフォンをセット販売していますが、今までLINEモバイル独自の端末保証は無く、メーカー保証のみとなっていましたが、本日、LINEモバイルがLINEモバイルで購入した端末向けの”端末保証”と、LINEモバイル以外の端末向け”持込端末保証”の2種類を発表したので利用料金や利用時の流れ、注意点などを解説します。
※LINEモバイルの端末保証の発表は2017年1月17日で詳細発表(保証内容等)は18日です。本日は発表内容についてお伝えします。
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LINEモバイルの端末保証は”LINEモバイルで購入した端末向け”と”持込端末向け”で2つ用意されている。
LINEモバイルで購入した端末は”端末保証”、LINEモバイル以外で購入した端末は”持込端末保証”に加入する形となります。
LINEモバイルの”端末保証”または”持込端末保証”に加入すると月額が発生し、端末が故障した際には一定額を支払う事で”修理”または”交換”の保証が受けられます。
月額と利用料金は”端末保証”と”持込端末保証”で若干違います。
LINEモバイルで購入した端末の場合は月額450円。LINEモバイル以外で購入した端末は月額500円で、月額は加入初月無料となっていました。
端末保証を受ける際は一定額を支払って修理又は交換となりますが、こちらも”端末保証”と”持込端末保証”で支払額が異なります。
- LINEモバイルで購入した端末は1回目の利用時に5,000円、2回目の利用時に8,000円の一定額が必要。
- LINEモバイル以外で購入した端末は1回目の利用時に4,000円、2回目の利用時に8,000円の一定額が必要。
端末保証を受ける際に支払う金額は修理・交換のどちらでも提示された一定額となります。
※LINEモバイルで購入した端末は”交換”、他所で購入した端末は”修理または交換”となります。
保証内容について。
保証内容の詳細に関しては2017年1月18日のサービス開始日に発表予定としています。保証内容については発表後に追記します。
2017/1/18追記:保証内容が判明したので追記します。
LINEで購入した端末の保証内容。
LINEモバイルで購入した端末は、基本的に”交換”対応となります。
端末が「故障・水濡れ・破損」時に利用可能で、盗難には対応していません。原則として端末保証はLINEモバイルで端末セット購入時に加入が可能で、加入日から3年間が保証期間となります。
1年で利用出来る回数は2回で最大6回まで保証が受けられます。但し、交換端末が無い場合は別の端末での交換となります。
▼LINEモバイルで購入した端末は”契約成立初月”からの保証となります。↓
自前の端末を保証する持込端末保証の内容。
LINEモバイル以外で購入した端末は、Android、iOS(iPhone)でも利用可能。修理や交換に必要な保証上限額は5万に設定されていますが、iOSの場合のみ交換対応は負荷で修理対応のみとなってます。
こちらも原則として”LINEモバイル契約時に同時申し込み”が必要となるので注意しましょう。
保証内容は「故障・水濡れ・破損」で盗難には対応していません。持込端末保証はLINEモバイルでの検査が必須ですので、端末が届くまで約2週間が必要です。
持込端末保証も年2回まで利用できますが、保証期間は、端末の発売日から3年(自然故障の場合)、落下や水濡れでの故障は持込端末保証を解約するまで保証対象となります。
一点、注意したいポイントは”保証開始月”です。
▼持込端末保証では”加入翌月”から保証開始となります。月初に申込んだ場合は翌月まで保証が無い状態ですので注意しましょう。↓
LINEモバイルの端末保証はいつ加入できる?
LINEモバイルの端末保証は原則”LINEモバイル契約時”にしか加入できません。
但し、現時点でLINEモバイルを利用されている方は2017年2月17日までは加入可能となっているので、端末保証に加入されたい方は忘れずに申し込みましょう。
持込端末保証は”IMEI番号”の個別識別番号の登録が必須。
持込端末保証は加入時に端末の個別識別番号である”IMEI番号”の登録が必要です。登録を忘れると保証が受けられないので注意して下さい。
Android端末の場合は「設定」→「端末情報」→「デバイスの状態(OSバージョンにより”端末の状態”と表示されている場合あり)」→「IMEI情報」で確認可能です。
iPhoneの場合は「iPhoneやiPadの【製造番号(IMEI)・モデル・シリアル】の調べ方」をどうぞ。
端末保証を受ける時の流れはどんな感じ?
いざ故障した!端末保証を利用しよう!となった時の流れを解説。ここでも”端末保証”と”持込端末保証”で対応が異なるので違いを知っておきましょう。
LINEモバイルで購入した端末は端末保証のサポートに連絡すると交換端末を発送してくれます。最短で翌日に端末が届くのでスマホが利用出来ない時間はグッと短くなります。
一方、”持込端末保証”では修理または交換となるので、故障端末を発送してLINEモバイルで故障具合を診断してから修理・交換のどちらかで対応となります。
端末を診断中は手元にスマホが無いと困ってしまいそうですが、LINEモバイルでは持込端末保証向けに”貸出端末のレンタル”も用意しているので、一台しか端末を持っていない方は端末をレンタルすることで”手元にスマホが無くなる”状況を避ける事が可能です。
端末をLINEモバイルに送る際に注意すべき事。
LINEモバイルで購入した端末で加入できる”端末保証”も他所で購入した端末で加入できる”持込端末保証”もLINEモバイルに端末を必ず送るので、発送する前にやるべきことをまとめます。
データは”必ず”バックアップする。
端末を交換する場合は今まで使っていた端末を送ると手元に戻ってきません。
また、端末を修理する場合も基盤交換などでは端末に保存されていたデータは戻ってきません。LINEモバイルの端末保証を利用する場合は”データ”は一切責任を負わないとしています。
電話帳のデータ、画像、メールはもちろんですが、忘れがちなのは”アプリ”の機種移動です。
例えばLINEアプリは違う端末にLINEアカウントを移行する場合、セキュリティー対策として事前に旧端末でアプリ移行の事前準備が必要です。詳しくは「LINEモバイルでLINEの引き継ぎや新規登録、公式アカウント利用方法と注意点まとめ。」をどうぞ。
この様にLINEアプリ以外でも”アプリのアカウント引き継ぎ”が必要となる場合があるので端末が動くようであればデータのバックアップと合わせて各アプリの引き継ぎもしましょう。
また、端末が故障した場合は”操作不可”の全損も考えられますので、常日頃からデータのバックアップはして下さいね!
端末を送る前にはSIMやアクセサリー類を外しましょう。
端末を送る前に、LINEモバイルで契約したSIMやケースなどのアクセサリー類は全て取り外してから発送しましょう。
私はスマートフォンじゃ無いのですが、以前、ノートパソコンのメモリを増設してから本体が故障して”端末交換対応”となった時にメモリを付けたまま端末を送って後から気が付き、問い合わせたのですが「破棄しました」となんとも悲しい返答を頂いたことがあります。
端末保証は加入すべきなの?!
これは賛否両論あるのですが私は加入する派です。
特にSIMフリー端末では家電量販店などでも気軽に購入可能ですが、その代わりに故障した際はメーカー保証となります。メーカーの保証は基本的に自然故障以外は有償修理となり、思っているよりも高くつく場合もあります。
例えば、先日書いた記事「honor6 Plusのバッテリーが2年未満で膨張。早すぎるバッテリートラブルに不信感」では、メーカー保証の1年が過ぎ更に2年未満という期間で故障したため、有償修理となり結構な修理額に膨れ上がる可能性があるとお伝えしました。
格安SIMを提供している会社(MVNO)が保証サービスを提供していない場合は「モバイル端末用保険」も利用可能ですが、保証サービスを提供しているMVNOで契約する場合は利用金額も安いので、明日発表される保証内容次第では加入検討しても良いと思います。
追記:利用料金が安かったので保証内容が気になりましたが、思っていたよりも手厚い保証内容だったので、LINEモバイルを利用する方は加入して良いと思います。持込端末もメーカーが発売した日から3年間は自然故障も保証されますし、加入している限り保証が続くのも安心感が高いです。
忘れちゃいけないのはLINEモバイルの端末保証は”原則”SIM契約時にしか加入出来ないので、これからLINEモバイルを契約する方は注意してくださいね!
【公式】LINEモバイル