M2 Pro搭載Mac miniのマザーボードや冷却機構はM1モデルよりも巨大化している?
先日発表されたばかりのM2 Pro搭載Mac miniを分解したユーザーが、YouTubeにて結果を投稿しています。詳細は以下より。
M2 Pro搭載Mac miniの基盤や冷却機構はM1搭載モデルよりも巨大化している?
▼海外のテック系YouTuberのLuke Miani氏は、「M2 Pro搭載のMac miniを分解してみた」動画をYouTubeに投稿。IntelプロセッサーやM1プロセッサーを搭載していた旧モデルとも比較して解説しています。↓
当該動画によると、M2 Pro搭載Mac miniには以下のような特徴が見られたとのことです。
- マザーボードがM1搭載Mac miniよりも巨大になっている
- ヒートシンクが大きくなり、それに伴ってか冷却ファンが以前のモデルよりもズレて配置されている
- SSDチップのパターンが裏表で合計8箇所用意されており、ベースモデルでは裏表1箇所ずつ使用されていた
- SSDのベンチマーク結果は読み書き共に3,000MB/s付近である
- M2 Proチップのヒートスプレッダ部分にはアップルロゴが刻印されている(Luke Miani氏曰く「Big Boy(大物)」とのこと)
- 電源ユニットは2018年モデルと同じ150Wだが、M2 ProモデルでもM1、M2モデル同様に過剰な容量である
最後にLuke Miani氏はM2 Pro搭載Mac miniは、現状のラインナップではコストパフォーマンスに優れた最高のMacであるという評価を下していました。
M1モデルからは巨大化しているが、発揮できる性能の割にはかなり控えめな規模に留まっている!
今回、M2 Pro搭載Mac miniの分解レビューが投稿されたことで、M1モデルよりもM2 ProはCPUのダイが巨大化しているだけに、プロセッサやマザーボードが巨大化し、M1よりも発熱がある分、冷却機構が大きくなっているのは当然とも言えるでしょう。
ただし、巨大化しているとはいえ、コンパクトな旧Mac miniの筐体を維持したままですので、発揮できる性能の割にはかなり控えめな規模のサイズと言ってもいいでしょう。何せ現行のミドルレンジ帯デスクトップCPUとタメを張れるくらいの処理性能との話もありますし!
寧ろ、同じプロセッサを搭載したMacBook Proよりも筐体に余裕がある分、ピークパフォーマンスを長時間維持できるのではないかという期待も持てますね。
以前、ガルマックスでも「M2 ProのCPU性能はM1 Maxを凌駕しているかも?」という記事を投稿していますが、この流れから推測するに、M2 Pro搭載Mac miniは結構なダークホースかもしれませんよ!
■Mac Mini 2023 / MacBook 2023■