Mibro Liteのレビュー!有機ELで表示が超綺麗!睡眠と血中酸素の精度は課題が残る
- レビュー
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Mibroの「Mibro Lite」をメーカーさんにご提供頂きました!有機ELに対応し表示がとってもキレイな丸形スマートウォッチですよ!機能性が豊富なので実機レビューで試してみました。
良かった点
- 丁度いいサイズ感
- 有機ELを搭載で表示が超きれい!
- リマインド機能が充実
- 各機能の並び替えができる
- 電池もちは良く、5日は持つ
注意点
- 常時表示に時間制限がある
- 血中酸素濃度、睡眠センサーの精度が怪しい
- 腕を持ち上げたときに画面が反応しないことがある
- タッチ反応が鈍く、操作性に難あり
- 通知のテキストの文字数の制限があり、最後まで表示できないことがある
Mibro Liteのレビュー
▼Mibro Liteくんの見た目はシンプルな丸形形状!まさに腕時計らしい造形に仕上がっています。ボディの質感は価格相応で特別高級感はありませんが、かといってオモチャのような安っぽさはありません。バンドはサラサラなゴムな質感でした!↓
▼サイズ自体は丁度いい印象!大きすぎず、小さすぎずって感じ。厚みも目視1センチ以下なのでぶつかりにくく取り回しやすかったっす。↓
▼お気に入りなのはこのベゼルの銀色の装飾!十字方向にあしらわれ、さらに光が当たるとキラっと光ります。カッコよくてお気に入りっす。↓
▼ボタンは側面に1つのみ配置。押し心地は硬めです。押すと機能一覧に飛び、長押しで電源ON/OFFができる役割となっています!↓
付属品・同梱物
- 充電ケーブル
- 説明書
▼付属品は充電ケーブルと説明書の2点!充電ケーブルはマグネットで充電する専用品となっています!↓
Mibro Liteの実機を触って気づいた事
スマホアプリ「Mibro Fit」と連携できる
▼Mibro LiteはMibro Fitなるアプリで、スマホと接続することができます!運動データから文字盤デザインのダウンロード、各種設定もここから行う仕組み。翻訳が怪しいのは中華製品なんでご愛嬌っす。誤訳を気にしたらキリがないのでスルー。↓
普段使いに嬉しい機能を搭載
▼Mibro Liteの対応機能は以下の通り!基本的な部分は網羅しているって印象です。ただ機能は揃っているもののそれぞれの作り込みはまだまだだなって思うところもありました。詳細は下で解説します。↓
タッチ操作 | ○ |
振動機能 | ○ |
スピーカー、マイク | ✕ |
ディスプレイの常時表示 | ○:最大20分まで。アナログ表示固定 |
歩数/距離/カロリー | ○ |
心拍数測定 | ○:常時測定もできる |
睡眠データ測定 | ○ |
ストレスデータ | ✕ |
周期データ | ✕ |
血中酸素濃度測定 | ○ |
天気予報 | ○ |
リモートシャッター | ○:アプリからのみ、振って撮影 |
音楽コントロール | ○:音量調節にも対応 |
連携スマホの通知の表示 | ○:特定アプリのみ、文字数制限あり |
Bluetooth切断時の通知 | ○ |
タイマー/アラーム/ストップウォッチ | ○ |
探す機能 | ○ |
長時間着座の警告通知 | ○:水分、薬を飲むなどの各種リマインダーあり |
その他 | 深呼吸リラックス機能 疲労度測定 防水防塵IP68 タッチ操作ブロック(サイドキー3秒押しで解除) |
IP68の防水防塵に対応。水濡れの誤操作防止にタッチロックも使える
Mibro LiteはIP68の最高クラスの防水防塵等級を取得済み!雨にぬれても水に浸かっちゃっても壊れないので安心して使えました!
実際、雨の日でも壊れず使えていました!ただ水に濡れた状態だとタッチが認識されにくかったり、誤タッチの操作が起こってしまったため、ロック解除までタッチ操作をブロックするタッチロックをオンにしておく必要はありました。こういうときに便利ね!
ディスプレイが綺麗で視認性バッチリ
このディスプレイの綺麗さがとてもお気に入り。なんと有機ELのディスプレイを積んでいるのです。画面とっても綺麗!発色はもちろん、明るさも出るため野外でも視認性が良かったっす。Mibro ColorよりもColorがキレイとはこれいかに。
▼ディスプレイが綺麗なので、使っているときは必然的にモチベが上がる!あとデフォルトの文字盤デザインも機能的でシンプルな見た目なんですが、これがまた非常にカッコいい!さらにアプリで24種類の文字盤をえらんで追加することもできます。↓
▼さらに、スマホの写真を文字盤に設定することもできます。画像の他には時刻の色、位置(上・中・下)をカスタマイズできます。写真だとわかりにくいんですが、このカスタム文字盤は時計の文字がJPEG画像のような色のにじみ感があり、近くで見るとちょっと気になった。↓
常時表示に対応したが最大20分までの制限あり
▼いいニュースはMibro Liteは常時表示に対応していること!腕を上げたりボタンを押して画面を表示させなくてもうっすら時刻がわかるため本物の腕時計感覚のように使えてとても便利!↓
▼悪いニュースは常時表示に時間制限があるという意味不明な仕様になっていること。デフォルトでは5分、設定で最長20分までしかできません。また、常時表示のデザインもアナログのみで、デジタルの文字盤はありませんでした。↓
筆者的には対応してくれただけありがたいんですが、何故時間制限を設けたかはよくわからんです。電池もちのためなのかな?この部分はアップデートでさらに改善されることを祈るばかりっす。
心拍数常時測定に加えて、疲労度が測定できるようになった
▼Mibro Liteは測定していない状態でも心拍数を計測・記録・表示してくれる心拍数常時測定機能を搭載!さらに、これに加えて疲労度を常時測定することもできるようになっています!UIもデカい数字にグラフ式なので見やすい!↓
運動測定機能を搭載!サッカーからヨガにも対応
▼運動を測定してくれる機能は当然ながら搭載。運動のラインナップは競技が多く、サッカーも水泳も筋トレもヨガにも対応しています!↓
▼運動中は時間、心拍数、推定消費カロリーが表示されるシンプルな仕組み。また、右のページはスマホの音楽コントロールになっており、音楽を聞きながらの運動がやりやすい仕組み!ランニングなら距離と歩数も出てきます。↓
機能の並び替え・追加・削除ができるのは便利でいい!
▼天気予報、睡眠データ、音楽コントロールといった各種機能は文字盤を左にスワイプでアクセスできます。カスタマイズ機能に対応しており、長押しすると機能を追加したり削除したり並べ替えができるんです!これいいね!↓
電池もちは良好で5日は使えた
電池もちは良好!ライトな使い方なら公式通り8日ほど持ちます。で、筆者の場合は常時心拍数測定オン、通知全部受信、腕を持ち上げて画面表示といったバッテリーを食う設定を全部使ってましたが、それでも5日は持ちました。一日20%ほど減っていくペース。
▼充電速度は並レベルで満充電には1~2時間ほどかかっていましたが、十分良いです。寝てるときに充電しておくが吉でしょう。↓
リマインド機能が充実。水分補給に薬服用の時間もある
▼心拍数や運動だけでなく、リマインドでのお知らせも充実しています!長時間座っているときの警告だけでなく、水分補給や目を休めるために遠くを見る、さらに薬を飲む時間のリマインドもできるようになっております!忘れっぽい筆者にとっては非常に助かる。↓
▼実際のリマインダー画面。シンプルかつわかりやすい表示がGood!↓
機能一覧は使いづらくなっている
▼右側のボタンを押すと心拍数とか設定とか様々なアプリを選べる画面が出るんですが、ここは使いづらい印象。前のMibro Colorではタイル式だったのがこちらではリスト形式になっているため、一度に出るアプリの数が4つに減っています。アイコンも小さい(´・ω・`)。↓
また操作感度も微妙。安い車のカーナビ並かそれ以下に感じました。縦配置リスト式で、ここを縦にスワイプしスクロールして選ぶ方式なんですが、このスクロールがツルツル滑るような動きで、しかも止まりにくい。某配管工弟のように滑ります。
しかもリフレッシュレートが低くタッチの反応も若干ながら鈍いせいで、アプリ1つ選ぶのすら苦労することもありました。筆者が慣れるべきなんでしょうが、まずこのツルツル挙動を直して欲しい。アップデートに期待したいところです。
血中酸素濃度測定や睡眠センサーの精度は怪しい
Mibro LiteはApple Watch 6のように血中酸素濃度を測定する機能を搭載しております。身体の具合をパーセンテージで数値化して表示できる機能なんですが、正直、精度は非常に怪しいっす。
▼というのも、筆者環境で測ってみたら結果は98%なんでしたが、今までずーっとこの98%しか出てきていません。疲れている時や呼吸を止めてる状態の測定でも、ずっと98%しか出てこない。そもそもうまく機能していない可能性があります。↓
▼また、睡眠時間を測定する機能もあるんですがこれもうまく機能していません。7時間ほど熟睡してても5時間51分と記録されているし、そもそも装着して寝てもまったく記録されていないこともありました。どういうことなの。↓
腕を上げての画面表示の反応がやや鈍い
スマートウォッチは腕を上げるとジャイロがそれを検知して画面を点灯させてくれるモデルが殆どで、Mibro Liteもその1台。ですが反応がかなり鈍く、腕を上げても画面が出てこないことがたびたびありました。
反応させるようにやや大げさに動かさないとダメっぽい。ひねるだけだったり、ゆっくり動かすと反応しづらかったです。腕を何回か上げ直したり、わざわざボタンを押さなきゃいけないのはスマートウォッチとしてストレスが溜まる(´×ω×`)。
スマホの通知お知らせ機能は課題点が多い
▼筆者的に「スマートウォッチに絶対欲しい要素」である、連携スマホの通知を表示してくれる機能に対応しています。ただ、対応アプリに制限があり、アプリで表示されているもの以外の通知が出てこないのは残念。↓
▼さらに、通知の上限文字数は50文字ほどのため、通知の文章次第では見切れて最後まで表示されないこともままありました。大まかな通知の内容はわかるものの「返信が必要か、不要か」などを判断するには情報不足感が否めません。↓
まとめ
前に出したMibro製スマートウォッチ「Mibro Color」と比較すると有機EL採用でかなり質感良いなって印象。ここが違うだけで普段使いの満足度は大きく変わるところなので、このチョイスは非常にナイス!
その反面、まだまだ煮詰めて欲しい部分は多く、睡眠データや血中酸素濃度は特に改善して欲しいと思えます。セール価格で45ドルで買えるのならこの欠点は目を瞑れますが、定価100ドルならもう一踏ん張りして欲しいところですね。
課題点はあるものの筆者としては運動測定、常時心拍数測定、音楽コントロール機能といった部分をよく使い、かつ画面がキレイなスマートウォッチを探している方にオススメ。定価は100ドルと安くはないので、セールを狙うのがオススメですぞ!
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