【激安タブ】N-one NPad Plusのレビュー。WEB閲覧、YouTube、漫画用やな
N-oneさんから最新タブレット「NPad Plus」を貰った!ありがとう!まあ良くある低価格タブレットなんやけど、どんなもんじゃい!ってことでレビューしていく。なお、レビュー公開時点の価格は26,900円。
ちなににレビューを受けたのは寝室のゴロ寝用タブレットを踏んで逝ってしまったから。どうせWEB閲覧、YouTubeの視聴、漫画読むくらいだしと思って安いタブレット探してたところに以来きたから丁度ええわと思って二つ返事で受けた。
▼動画も公開してます!↓
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N-one NPad Plusのデザイン
低価格タブレットは野暮ったい見た目が多かったけど、もうそんなのは昔の話。最近のタブレットはどれもこれも見た目や質感がめちゃ良くなってる。
ってことでクオリティーはもはや特筆すべき点では無くなった気がするけど、N-one NPad Plusを触るとフラットなサイドフレームを採用していてスタイリッシュやし、厚みも7.5mmでめちゃスリム。質感も悪ない。
▼なんかオタク感があまり強くないキレイ系って感じがするわこれ。ベゼル太いけどホールドしやすいからこれで良い。↓
▼ちなみに付属品はこんな感じ。日本向けモデルやから充電器プラグは穴あき。↓
- 本体
- 保護フィルム(貼付け済み)
- 充電器(日本仕様、10W)
- 充電ケーブル
- MicroSDトレイ取り出しピン
- クイックガイドとか
N-one NPad Plusのスペックとベンチ
N-one NPad Plusが搭載するSoCはMediaTek MT8183。メモリは6GBでストレージは128GB。この価格だとメモリやストレージ容量はなかなか魅力的ちゃうかな。
最近はUNISOC T616ってSoCを搭載するタブレットがアホみたいに出てるけど、まあ、性能はどっこいどっこい。T618タブと比較しても動きの違いはよう分からん。
▼AnTuTuベンチ回したら総合スコアが212,620点、GPUスコアが48,029点ってとこやね。エントリーに片足突っ込みそうなミドルって感じ。↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
▼その他のベンチマーク結果は以下の通り。値段相応な感じ。↓
N-one NPad Plusを使って感じたこと
ここからは実際にN-one NPad Plusを使って感じた事を残しておく!
WEB閲覧、YouTube、漫画用には良い
N-one NPad Plusを使ってみて普通に使えるなって思ったのが
- WEB閲覧
- YouTubeの視聴
- 漫画とか読書
まあ、こんなところ。めちゃくちゃ快適って訳じゃないけど、これくらいの動きやったらサブ機として使ってええかなって思った。
ただ、YouTubeや漫画は低スペでも結構サクサク動くけど、WEBブラウジングは思っているよりも重い。
▼これくらい動けば俺はギリ許容範囲。みんなどう?↓
MT8183搭載タブレットN-one NPad PlusのWEBブラウジングはこんな感じ。寝室のゴロ寝用タブとして使ってるけど、ニュース読むくらいならまあ良いかなって感じ。遅いけど。 pic.twitter.com/3xSz87SjhY
— GARUMAX (@GaruJpn) December 19, 2022
ちなみに余談になるけど、ディスプレイは2,000×1200だから10.36インチでも綺麗だし、高リフレッシュレートじゃないけどちゃんと60Hzでてるからスクロール時の違和感も無い。
この前レビューしたタブレットなんか謎の55Hz駆動で体感もガックガクやったから、このあたりはちゃんとしてるみたいね。
著作権コンテンツは画質悪い
YouTubeは高画質で再生できるけど、NetflixやAmazonプライムビデオなど著作権コンテンツを楽しんでいる人、強いて言えば高画質で再生したい人にN-one NPad Plusは向いとらん。
というのも、Widevineレベルが「L3」で高画質再生できんから。
L3ってのはHD画質じゃなくてSD画質でしか再生できない。分かりやすく言えばDVD画質ってところやね。最近の高解像度テレビでDVD見たらめっちゃ荒いやろ?それと同じことが起こる。
再生出来ないってわけじゃないから見れりゃ良いって人なら別にええけど、俺みたいにこれまで高画質でずっと再生してきた身からすると、今さらSD画質はきつい。
まあ、寝室ゴロ寝用タブレットで映画見ないからWidevine L3で良いけど、NetflixとかAmazonプライムビデオの視聴もタブレットで観るって人は注意やで!そういう人はWidevine L1のやつが良い!
ゲーム用に選んだらアカン
N-one NPad Plusはゲームも快適!みたいに言うてたけど、GPUスコアが4万点台でどないせいって話やね。
性能なんかよう分からんって人もおるやろうから、最新のSoCはGPUスコアが45万点前後って感じ。これの10倍くらい強いってことやな。
まあスマホやタブレット向けゲームって軽いゲームも多いから遊べるタイトルは多いけど、原神とか重量級ゲームをこれで遊ぼうとは思わんかな。だから、ゲーム用にって考えている人にはオススメせん。
原神での動作検証
とりあえず検証結果は残しておく。
原神はワープを多用するんでローディングの長さも合わせて確認。レギュレーションは以下の通り。
①デフォルト設定でフレームレートを60FPSに設定
②3点のワープポイントを2往復:ローディングの快適性確認
③元素爆発(全員分):派手なエフェクトによる高負荷時の最低FPS確認
※ワープを行う際にロード画面でFPSが下がるから、最低FPSは元素爆発時とする。
▼N-one NPad Plusはデフォルトで「低」。検証はフレームレートを60に設定して行う。↓
▼デフォルト(手)設定/60FPSで元素爆発時の最低FPSは19。数値はあくまで目安なので実際の滑らかさ・カクつき・読み込み速度は動画を見てね。↓
ってことで俺はこれで原神プレイしろって言われても無理やわ。分かってたけど。
あと、ジャイロも非対応やからARやVRコンテンツも駄目。ゲーム用にタブレット探してるんやったら、流石にミドルハイ〜ハイエンドのタブレットにしたほうが良いで。
スピーカーのLR配置は逆ちゃう?
N-one NPad Plusは横持ちした時に左右にスピーカーを搭載するステレオタイプ。音質はめちゃくちゃ良いって訳では無いけど普通に使えるレベル。音量も結構出る。
ここまでは良いねんけど、LRテストしたらスピーカー配置逆やろー!って思った。
横持ちした時にノッチが上部にくる配置、これに合わせて音量ボタンも上からアップ・ダウンって並ぶからこの持ち方が普通やと思うやん?
▼なんでーなんでーなんでやねんねんねん。↓
画面ひっくり返せばLRが正常になるから大丈夫♪
とか言うわけ無いやろボケェ!
おかしいやろ!!!!
まあ、これまでレビューしてきたタブレットで同じような配置の製品もあったけど、大多数の製品とは逆やから違和感MAX。メーカーさんはこれ聞いてどう思うか知らんけど、沢山タブレットをレビューしてきた俺からするとこの配置はおかしいと思うわ。
あとついでにやけど、他にこれ逆やろって感じたのは画面の回転。
縦長表示されるアプリとかって、大体が電源ボタンが上部または左上部や右上部になるよう表示されるんやけど、N-one NPad Plusは縦表示アプリやと電源と音量ボタンが下部になる。そうなるとスクショとかめちゃ撮りづらい。
ナビ用としては向かん
低価格タブレットって車のナビ用として結構人気なんやけど、N-one NPad PlusはSIM非対応やからA-GPS(基地局を利用する位置情報)が使えん。一応GPSは搭載しているから位置情報自体は取得できるけどね。
そうなってくると車のナビ用としても使うんやったら、普通にSIM対応のタブレットに格安SIMでも突っ込んで使ったほうが位置情報の精度高いしそっち選んだほうが良い。
俺は寝室ゴロ寝用として使ってるからWi-Fi環境下でしか使わんからどうでも良いけど。
カメラはオマケ
低価格タブレットでカメラなんか期待はしてないけど一応撮影。うん、値段なりやね。インカメラが500万画素だからWEBカメラとしても微妙って印象しかない。
▼上がアウトカメラ、下がインカメラ。↓
ちなみにカメラユニットにはAI CAMERAって書いてたけど、AIのオン・オフとかないし、シーンを認識しているようなアイコンもでてこん。撮影時と吐き出された写真で目に見えるような違いも感じん。
ほんまAI CAMERAか〜?AI CAMERAって言いたいだけちゃうんか〜?
N-one NPad Plusまとめ
値段相応やね。この価格やったらこんなもんでしょ。これじゃなきゃ駄目とか思える部分も正直ない。
ただ、SIM非対応ってのもあるけどT618搭載モデルと比較して若干安価だから、低価格タブレットを探してるんだったらチェックして良いかもね。この価格でメモリ6GB、ストレージ128GBってのもあんま無いし。
個人的にはWEB閲覧、YouTube、漫画や読書用に寝室に置いておくタブレットとしてはギリ使えるレベルやったし、スピーカー配置以外はまあ良いかなって感じ。
よかろう、踏み潰すまでワシの寝室に置いたろ!
ってことで、俺は割と使えるなって思ったんやけど、このレベルのタブレットは得意・不得意が明確に出てくるから、レビューを参考にして使えそうなら考えてみて。
俺はタダで貰ったけど、レビュー公開時時点やとAmazonで6,000円オフやったから20,900円で手に入るみたい。この価格やったら割と美味いから買うならクーポンあるタイミングがオススメ。