Nintendo Switch 2 自腹レビュー!大型化した筐体の操作感やマウスモードの使い勝手など実機で試す
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どうもこんにちは。ガルマックスのtatsuです!2025年6月5日。初代Switchからおよそ8年ぶりに発売されたNintendo Switch 2が抽選で当たり運良く手に入ったので、触ってみてどうなのかレビューしていきます!
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スペック、ベンチマーク、検証結果
それなりに大きくなった感覚はある!
まずはNintendo Switch 2の筐体についてチェックしていきます。
▼今回入手したのはマリオカート ワールドのバンドル版(日本語・国内専用モデル)ですので、箱の下部分にチラッと記載されています。↓
箱はかなりコンパクトになっていて驚きました。
なんせ初代Switchの最初の方だと箱はそれなりに大きかったので、本体が大きくなっているのに箱は小さくなっている…受け取り時は驚きました。(2回目)
▼箱を開けるとSwitch 2の使い始め方法が簡単にですが記載されています。このあたりの親切さは流石任天堂ですね。↓
▼本体とジョイコンはこんな感じで収納されていました。なるほどこういう配置をすることで箱をコンパクトに凝縮しているんですね。↓
▼付属品その1はこんな感じ。HDMIケーブルにJoy-Con 2のアクセサリーが入っています。↓
▼付属品その1はこんな感じ。ドックに充電用のType-Cケーブル、ACアダプターは同梱されていました。↓
▼ACアダプターの出力は39Wから60Wへと容量アップしています。↓
TVモード時のゲームプレイ中の消費電力が初代Switch(後期型)だと約7Wでしたが、Switch 2では約19Wと2倍以上まで増加しているので、その影響が強いのでしょう。
余談ですが、初代Switchの純正ACアダプターであるHAC-002(JPN)の商品ページでは「Switch 2で充電はできるが電力不足なのでTVモードでは使えない」との記載が追加されています。
▼Switch 2の本体のみだとこんな感じ。背面のロゴ、やけにデカいなぁ…↓
左右のJoy-Con 2接続部分はどちらのJoy-Con 2か分かるように色分けと+/−表記がされているのも工夫ポイントでしょうね。
▼Joy-Con 2を取り外す際は赤丸で囲ったボタンを押しながら真横へ引き抜けばOK。初代Switchではボタンを押しながら上へ引き上げる方式だったので、手間は掛からなくなりました。↓
ちなみにJoy-Con 2接続時はわりかしカッチリ付いている感じで、簡単に外れそうになる…なんてことは無さそう。多分。
▼スタンド部分を開くとmicroSD Expressスロットが用意されています。ココに配置されているのは通常時にアクセスしにくいようにする配慮でしょうね。↓
▼Joy-Con 2はこんな感じ。初代Switchとは違い、黒ベースで差し色が入っている。みたいなカラーリングに仕上がっています。↓
▼本体スタンドは以下の角度まで無段階で調整可能なので、テーブルモード時でも好きな角度へカッチリ決めやすいです。↓
▼本体重量は395g。↓
▼Joy-Con 2単体の重量は66g。↓
▼Joy-Con 2接続時の本体重量は526g。↓
どの計測結果でも公式の重量よりも軽いと出ましたが、10g以下ではあるので半分誤差かも。筆者としては重かった…よりは嬉しいですけどね〜。
初代SwitchやSteam Deckとサイズ比較
Nintendo Switch 2は初代Switchから一回り大きくなったとありますが、実際にどうなのか。実質的なライバルとして扱われているSteam Deckとも比較していきます!
▼ケースをつけたままでアレなんですが、最初に初代Switchとサイズ比較。一回り以上サイズアップしていますね。↓
▼OSこそ違うものの、間接的なライバルとして名前が挙げられやすいSteam Deckと比較。先ほど大きくなったと言及したSwitch 2ですが、Steam Deck相手だと一回り、二回りも小さく感じてしまいます。↓
Switch 2がサイズアップした際に気になるのは持ち心地の変化ですが、実際に握り込んだ感想としては「危惧していたほどグリップしにくくはなっていなかった」です。
というのも、Joy-Con 2自体が初代Joy-Conよりも角が取れて丸くなっているので、手の収まりが良くなっているんですよね。
ただ、先ほど出てきたSteam Deckと比べると持ちやすさはワンランク、ツーランクも落ちてしまうので、現状の評価にはなりますが「初代Switchと持ち心地と比べると同じか少し良くなった」程度のレベルに落ち着くかなって感じです。
ドックは丸っぽくなった!
Nintendo Switch 2の専用ドックですが、形が微妙に変わっています。
▼全体的なシルエットは初代Switchのドックよりもかなり丸みを帯びています。なんだか可愛らしさを感じるのは私だけでしょうか?なお、本体と同じようにドックもSwitch 2ロゴがデカいですね(笑)↓
▼ドックには背面に給電用のType-C端子、HDMI、LAN端子が配置されています。こちらは別途プラスチックパーツで隠せるようになっています。↓
▼ドックの左側面にはUSB Type-A端子が2つ並んでいます。↓
▼電源ケーブル、HDMIケーブルを接続した際はこんな感じで後ろ側の端子を隠せます。見た目はかなりスマートになりますね!↓
初代Switchのソフトは遊べるが、通常ソフトでは画像補正などは無い
Nintendo Switch 2は初代Switchとの後方互換性を有している為、Switch 2でも初代Switchのソフトをゲームカード、ダウンロード共に遊ぶことができます。
▼ソフトによっては初代SwitchのソフトをSwitch 2で遊ぶ際に画質や機能面でのアップグレードが受けられるソフトがあり、初代Switchのソフトしか持っていない方でもSwitch 2で遊ぶ価値というのがあったりします。↓
ただ、それはアップグレードに対応したソフトに限った話。
対応していないソフトに関しては、携帯モード時での解像度は低いままで高リフレッシュレートも対応していなかったりと初代Switchで遊ぶ時と変わらなかったりします。
携帯モード時で遊ぶ際は初代Switchで遊ぶよりも画面が大きいという利点はありますが、その分ドットの粗さは目立ちやすいので、人によっては帯に短し襷に長しな感じになってしまうかも。
Switch 2のアップグレード版は無料でアップデートできるソフトもあればアップグレード料金(Switch 2 Edition)がかかるソフトもあり、対応はソフトによってまちまち。
執筆時点では有料・無料や発売前タイトル含め30本ほどで数は多くないですし、発売済みのタイトルによってはアップグレードがされるかどうかも不明ですので、大半のSwitchタイトルは初代Switchと同等の体験が出来るくらいで考えておくほうがいいでしょう。
マウスモードは緊急的な使い心地で快適ではない
Nintendo Switch 2の新しい機能として、マウスが使えるようになったというものがあり、それにしたがってJoy-Con 2を使用したマウスモードも用意されています。
▼ケースを装着した状態ではありますが、実際にJoy-Con 2を置いた時はこんな感じ。このように置いた際はマウスモードへ自動的に切り替わるようになっています。↓
▼マウスモード時はメニュー画面など対応した場面でマウスカーソルが表示されるようになっています。↓
肝心の持ち心地はハッキリ言って最悪の一言。
上記のイメージ画像を見るとしっかり持てているじゃん!と思うかもしれませんが、そもそもJoy-Con 2の厚みがそこまであるわけではないので、グリップ力が皆無で安定感が基本的に無いんですよね。
また、各トリガーを左/右クリックを担っている以上ボタンが隣接しすぎているのも問題でしょう。
ただ、カーソルの追従性は思ったよりもマシでした。机の上で動かした際の飛び具合も感じられなかったので、全くダメというわけでもなさそうです。
そもそもの話Switch 2は外付けでマウスも利用できるので、よっぽど緊急とかでない限りは外部のマウスを使った方が絶対良いのは間違いないです。それくらいにはJoy-Con 2のマウス機能は利用したくないなと思いました。
内蔵ディスプレイはかなり綺麗になった印象!
Nintendo Switch 2の内蔵ディスプレイは7.9インチと初代Switchの6.2インチ(有機ELモデルだと7.0インチ)から大幅なサイズアップを果たしています。
解像度も1280×720とHD相当の解像度から1920×1080とFHD相当の解像度までめでたくワンランクアップしております。
やはり解像度アップの効果は絶大で、対応ソフトだとかなりキレイに感じることができちゃいます。なんだかんだ言っても解像度向上って偉大なんやなと思いますね〜。
リフレッシュレートも可変ではありますが120Hzに対応しているので、滑らか表示に対応しているのも嬉しいポイントですよ!
Nintendo Switch 2のレビューまとめ
ニュースになったりと世間でもかなり話題になっているNintendo Switch 2ですが、実際に購入して軽く使ってみた印象としては「進化は感じるが、遊びたい専用ソフトが無いなら急いで買う必要もないかな」と思いました。
本体スペックはかなり向上しており、初代Switchのアップグレード対応ソフトだと新たな体験が可能だったりと魅力的な要素はバッチリ存在しています。
ただし、アップグレードに対応していない大多数の初代Switchのソフトは初代Switchで遊んだ際と大差ないですし、肝心のSwitch 2専用ソフトはまだ発売から時間が経っていないこともあってか、半分以上はSwitchのアップグレード版や他機種の移植版などが大半なんですよね。
特に他機種の移植版(ホグワーツやサイバーパンク、ストリートファイター6)などはPS4/PS5やPCなどでも遊べちゃうタイトルなので、わざわざSwitch 2で遊ぶタイトルでもない気がしちゃうんですよね〜。
あとSwitch 2専用タイトルは8000円など一昔前のフルプライスゲームと変わらないくらいの値段まで上がってしまっているので、ソフトを揃えるにしても金額が跳ね上がってしまうので勇気が必要なんですよね。ソフトの容量もガツンと増えているみたいですし。
ただ、執筆時点では抽選販売が基本なこともあり入手が難しい状況ですし、これから先の入手性がどうなるのか分からないのが正直なところ。
欲しいソフトが出るのに本体が手に入る目処が付いていない…みたいな状況になるのも悲しいですし、抽選に応募して当たったら購入しておく。とか店頭で定価販売していたら買っておく。みたいなまったりした感じでいいと思います!
あ、あと転売品で酷い場合だとマリオカート同梱版で10万円を超える場合があるらしいですが、個人的にはそこまでの価値は無いと思いますし、ちゃんと正規の定価で購入した方が絶対良いですよ!
▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓