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Nothing Phone (1)のレビュー。不満だった点・良かった点まとめ

Nothing Phone (1)の試用機会を頂いたので実機を使って分かった不満だった点・良かった点をレビューしながらお届けしますよ!

背面がガラス張りでしかも光るLEDライトを備えた、すごく奇抜なデザインのNothing製スマホ!Snapdragon 778G+の高スペックで、個性も質感も性能も満足な1台です。これはマジでオススメしたいぐらいクオリティ高かったぜ!

Nothing Phone (1)のスペック、ベンチマーク、検証結果まとめ!

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これはクセになる!上質デザインが気に入った

前々からデザイン自体はご存知の方も多いと思いますが、Nothing Phone (1)は他では見られない超個性的なルックスが魅力!なんといっても背面ガラス張りが特徴的で、まさに近未来的なSFチックな見た目っす。こういうのメチャ好き。

▼ディスプレイデザインも大変Good。なんといっても上下左右のベゼル幅が均一なのが素晴らしいっす!これ、ハイエンドスマホであってもそうそう見られない。地味っちゃ地味なんだけど、相当作り込みに拘っているんだなって感じ取れます。↓

▼パンチホール穴も小さく、存在は気になりにくかったです(`・ω・´)。↓

▼背面。ガラス張りで中が見えるメカチックな外観がすごくカッコいいです。弱点としては指紋がすげー目立つんで、背面用のフィルムも買おうか悩むところですね(´・ω・`)。↓

▼カメラはデュアルカメラでそれぞれが独立しているような盛り上がりになってます!この部分のデザインもすごく好き。ポケット入れるときに引っかかることはありますが許容範囲っす。↓

▼側面、背面は丸みがほぼなく、それゆえに手に取った感触はなかなか刺激的!でも毎回手に持つたびにクオリティの高さを感じられるので思わずニンマリしちゃうんす。あと背面がガラスのおかげでグリップも良く滑り落としにくい。↓

▼側面がフラットでカドがまる~い形状のお陰で、ゲームや写真撮影するときの横持ちのフィット感が素晴らしいのなんの。すごく指にフィットするお陰で安定性がすごい。すごいぞ!!↓

ただケースが付属していない上、背面がガラスということもあり落としたときは間違いなく終わるっていう焦りが出てくる。なのでNothing Phone (1)を買うときはフィットするケースは同時に調達しておきたいな~とも思いました。

▼重さは実測196g。200gいきそうなぐらいで重めの部類です。この重量クラスのスマホに慣れた筆者としては全然いいけど、iPhone miniなど小型・軽量クラスのスマホを使ってきた人にとっては慣れるまで時間はかかるかも。↓

各種ボタン配置は以下の通りです!

▼左側面に音量キーが配置!ボタンはフラットで面積も広く押しやすい。さらに音量の上下が分かれているタイプかつ電源キーの反対側にあることで音量キーも片手で安定して押しやすく、さらにスクショもしやすくてお気に入り!↓

▼右側面に電源キー。音量キーと同様にフラットで広めで押しやすいっす(`・ω・´)。↓

▼上部にはなんもなし。↓

▼下部に充電端子とSIMスロットがありました。↓

▼SIMトレイの中もバッチリNothingフォントが入っています。作り込みが丁寧で好き(語彙力死んだ)。↓

▼余談なんですがこのNothing Phone (1)の外箱も個性的です。ほかのスマホと違ってすっげー薄い。「これにスマホ入ってんのかぁ?」って思っちゃった。↓

▼付属品は充電ケーブル、冊子類、SIMピンの3点で、充電プラグはありませんでした。↓

▼外箱は赤いヒモみたいになってる部分をペリペリ~って剥がすタイプなんで一度開封すると戻せません。興奮するあまりさっさと開けちゃったせいで開けてないキレイな外箱の写真撮れませんでした。アァーー!!もったいねー!!↓

ハイエンドに劣らぬ快適性能

Nothing Phone (1)の搭載SoC「Snapdragon 778G+」はミドルハイな位置づけですが、AnTuTuスコアが50万点を超えているだけあってハイエンドと遜色なくサックサク動きます(`・ω・´)。

アプリの起動、切り替えもスムーズだし、後述の120Hzリフレッシュレート表示も相まって非常に快適です。

▼3Dゲームも動作良好!Asphalt 9も60FPS表示に対応(残念ながら120Hzは非対応でした)しており動作も安定していました。↓

▼3Dゲームもバッチリ動き、筆者の持ってるGalaxy S20 FE(Snapdragon 865)と比較しても違いを感じられないレベル。PUBGも玄人が好むスムーズ+極限の構成も組めました。↓

どっちも5,000万画素のデュアルカメラ搭載

カメラのクオリティはスゴく良かったです!さらにカメラのアプリ自体も立ち上がりが早く、撮りたいシーンを見つけたときに素早く応えてくれるのも気に入った!

カメラは「5,000万画素メインカメラ」「5,000万画素超広角カメラ」のデュアル構成で、特に超広角カメラがメインと同じ5,000万画素カメラなのが特色です。

▼色あいは肉眼で見たときとほぼ変わらず忠実!かつ細部のディテールもクッキリしておりかなりキレイです。↓

▼真っ赤な花は色は忠実!画像は掲載につき縮小されているためわかりにくいですが、花びらの境界線も描写できていました。かなり綺麗です。↓

▼逆光で撮影!HDR対応のおかげか日陰となっている部分もバッチリ写せています。↓

▼特に暗めの屋内においても、窓の外の風景が写せているのが凄いと感じました。撮って出しでこのクオリティはマジで凄い。↓

▼AIオンオフは設定から切り替えるタイプでした。左がAIオン、右がAIオフ。暖色の色が強化される違いが出ています。AI補正はナチュラルで派手さはなく違和感もないので基本的にオンが良いですね(`・ω・´)。↓

▼超広角カメラで撮影。左が通常、右が超広角カメラです。画素数が5,000万と高いおかげか、広範囲かつ細部の描写も行き届いていて気に入っています。↓

▼基本的に色合いはほぼ変わらないんですが、夕方で暗めだと通常撮影と明るさがちょっと変わりますね。ただ個人的には許容範囲。超広角カメラでもキレイに撮れるのは確かです。↓

▼逆光にも強く明暗差のあるシーンでもしっかり描写できていました(`・ω・´)。↓

▼ポートレートカメラで撮影。残念ながら物撮りは非対応でした。顔を認識しないと背景がボケないのでがんばってスマホのカメラを向けて撮った。クオリティ自体は良好です。↓

▼マクロモードは超広角カメラを使って撮影するタイプ。被写体に寄れる限界は4cmまでなので微妙です。↓

▼こちらはメインカメラの2倍ズームで撮影。こっちのほうがずっと綺麗で寄れる。なのでマクロで撮影したい場合はメインカメラで2倍ズームしたほうが圧倒的に良いです。↓

▼Nothing Phone (1)は望遠カメラが無いためデジタルズームのみなんですが、何故かズームが最大20倍まで対応していました。上から順に1倍、2倍、10倍、20倍で並べています。やはり10倍も20倍もメッチャ粗い。↓

▼Nothing Phone (1)の場合は2倍にワンタップでズームができ、かつ2倍までなら粗さも気にならずいい感じに撮影できます。画角を絞りたい場合や遠くの被写体撮影に便利!それ以上のズームは実用的ではないです。上が1倍、下が2倍ズーム。↓

▼5,000万画素モードで撮り比べ!左が通常(1,200万画素)、右が5,000万画素で撮影。5,000万画素の場合、空の色が白飛びしています。↓

高画素であればディテールが細かくなるんですが、Nothing Phone (1)の場合は大きな変化は感じられませんでした。細部のデコボコの明暗が若干濃くなるぐらい。筆者的には通常モードで十分キレイだし…使う場面はないかなー。

▼見比べるとこんな感じ。左が通常(1,200万画素)、右が5,000万画素モードで切り出した写真です。↓

▼ナイトモードは少し特殊で、暗所を認識したら自動でナイトモード切り替えボタンが出てくるのでそれをオンにするという仕組みでした。↓

▼メインカメラで夜景撮影。クオリティはバッチリ!撮影は1~3秒ほどで短く、また上述したように本体形状が横持ちのときに手にフィットするため安定させやすくキレイに撮影しやすいのもGood。↓

▼またナイトモードでも2倍ズームにワンタップで切り替えできるため、ちょっと遠い被写体もお手の物。白飛びをバッチリ抑え、色も出せています。↓

▼超広角夜景撮影。メイン同様に色合いもディテールも明るさも良好!特に暗い屋内で大活躍でした(`・ω・´)。ただし撮影時間は3~4秒ほどとインカメラより若干時間がかかるのでブレないように気を使いました。↓

▼インカメラで撮影。ポートレート撮影にも対応していました。ただ切り出しは結構怪しい部分があり、耳の横のマスカットや、その下の赤い実がボケてなかったりします。↓

▼動画撮影。手ぶれ補正にバッチリ対応!歩きで生じるブレもバッチリ抑えられてます。↓

Glyph interfaceのLEDライト、めっちゃ目立つ!

Nothing Phone (1)を語るうえでは外せないのがこの背面に埋め込まれたLEDライト。これはどうやら「Glyph interface」って呼ぶみたいっす。とにかくこの光るギミックが目立つもんで、これを見せたら友達やバイト先でも話の種になりました。

このLED、着信や通知でメチャクチャ光る。光る。光る!夜とか暗い部屋だとメチャクチャ目立つんで、ゲームや動画視聴でイヤホンしてて音が聞こえてなくても、光ってくれるおかげで通知の有無がすぐわかります。↓

▼設定画面では明るさを変えたり就寝時間内に光らないように設定することもできます。また「背面を上にして置くとサウンドを消音してライトだけ光らせる」ことも可能。結構カスタマイズ要素あって作り込まれている印象を受けました。↓

さらに充電しているとき、下部のLEDで充電残量がわかるってのも面白くて好きです(`・ω・´)。基本背面を上に置くことはなかった筆者ですが、見てるのが楽しいんでついついひっくり返して置いちゃいますねこれ。

▼画像ではほぼ満充電されていますが、半分ぐらいだとこのLEDのバーも半分になります。↓

あと通知に未読がある場合、一定時間おきに短時間光るリマインダー機能もありました。通知を消さない限り一定時間おきにフラッシュするので、気になる場合はGlyph interfaceオフ推奨ですね。

着信・通知音もバイブレーションの感触も良い

Nothing Phone (1)の着信・通知の音も完全オリジナル。すっげぇクオリティ高いです。他では絶対ないようなセンスが秀逸。

プリインストールされている音がいずれも独特なサウンドで、よくある壮大系・癒し系の音楽ではなく、「電子音」を主体としているんですよね。「ピピピッ」とか「カチッカチッ」とかそういう感じの音。

▼音が音なのですごい部屋に響き渡るため、別室や遠くからでも通知や着信がすぐわかるようになっているのは良いですね。あとLEDライトも音に連動して光るので見ていて楽しいです。↓

他にもキーボードの打鍵音、スクショの音もカチッカチって感じな音にカスタマイズされており、細かい部分ながら楽しめました。

あとこれは地味な部分かもしれないんだけど、Nothing Phone (1)はバイブレーション自体の感触もハイエンドやゲーミングスマホのように良かったんですよね。かなり良いバイブモーター使っているみたいだ!

振動自体が強く、それでいてキメ細かく震えるので、文字入力もすごく心地よく打てました。とにかく楽しくてニヤニヤしちゃう(不審者)。

さらにこの振動も通知、着信音に合わせて震えるし、アプリごとに各々変えられるんでポケットの中に入れてるときにどのアプリから通知が飛んできたかもすぐ判別付けられました(`・ω・´)。

120Hzディスプレイは視認性もバッチリ

Nothing Phone (1)のディスプレイは6.55インチ、左上パンチホール形状、有機ELを用いた上質なスペック。あと120Hzリフレッシュレートも対応しているんですごくなめらかに動きます。

▼とくに視認性が良くて、有機ELを使っているおかげでとっても引き締まったキレイな色合いが良かった!10億色表示にも対応しているため色の表現もスゴくメリハリがあるし、どの角度から見てもキレイで映像の劣化を一切感じさせないって凄い。↓

▼あと最大輝度もばっちりで、屋外で地獄みてぇな直射日光を食らっていても画面が見えるのもGood。文句なしで100点満点!↓

指紋認証、顔認証は速い。マスクで解除に対応はいいね!

▼まず指紋認証なんですが、ディスプレイ下埋め込みなんで手探りはしにくいです。でも位置自体は下側に寄っているお陰で指を上に動かさなくて良く、認証自体はラクちん!認証速度もすげー速い。↓

▼特に顔認証。なんとマスクでの認証に対応していました!お陰で出かけてるときにめっちゃ便利でした。マスク状態では体感7~8割の認証率で弾かれることもあったのは惜しいけど、今後のアプデで認証率も上がると期待したい!↓

Android 12搭載。独自機能もあるがベースはシンプル

Nothing Phone (1)のOS自体はピュアなAndroid 12で、SAMSUNGのOne UIやXiaomiのMIUIみたいなメーカーカスタマイズOSではありません。なのでUIデザイン自体は普通。

▼ただ一部では改良されており、通知バーのSIM、Wi-Fi、Bluetoothボタンがデカく丸くなるようになったり、アプリアイコンを4×4サイズに巨大化させられたりと独自の機能も組まれています。レイスの顔でっかくなっちゃった。↓

▼横持ち時では通知メニューが改良されており、左側にコントロールメニュー、右側に通知メニューがまとまるようになっているのも良かった!こっちのほうが通知見るときにスクロールせずに済むのでありがたいです。↓

▼またUIデザインはほとんどピュアなAndroidなんですが、カメラとレコーダーのUIはカスタマイズされており、黒と赤を貴重としたデザインになっています。↓

▼試験機能ですがテスラの自動車と接続できる機能もありました!筆者は持ってないんで試せなかったんだけどどういう使い方ができるのかすごく気になる。Nothing Phone (1)とテスラ持ってる人がいたら誰か教えてください。↓

OSのカスタマイズ要素は少なくもどかしいところも多い

惜しいのがピュアなAndroidベースゆえにカスタマイズ要素がそこまで多くないこと。例えばスクリーンショットの音は消せない(マナーモードでも消えない)し、3ボタンのナビキーの位置もいじれません。

▼ジェスチャー式の場合はこのナビバーも消せないので、長期間使うとこれが焼き付きそうで怖いところっすね。↓

カメラの音も日本のSIMを突っ込むと消せなくなっちゃいます。しかしこれは日本スマホでは仕方ないので割り切るしか無いですね。撮影音自体はおとなしめなのでわずらわしさは感じないです。

またWi-Fiのボタンがモバイルデータとテザリングと合体しているせいで、Wi-Fiをオフにしたい!ってときにさっさと操作できないのも不便でした。ポケットWi-Fiで電波拾わない場所によく行く筆者にとっては結構致命的。

しかし…Nothing Phone (1)はNothing初のスマホということもあり、最初からこういう部分に期待するのは酷な話でしょう。

むしろGlyph interfaceや着信音、一部アプリのオリジナルUIをカスタマイズできているだけでも凄いと思います。今後のモデルやバージョンアップにも期待したいですね(`・ω・´)。

電池はなかなか持つ。ワイヤレス対応は便利でいいね!

Nothing Phone (1)、普通に色々撮影したりSNS見たりでで使ってたんですが終日バッテリーが持ちました。朝4時に出て、夜11時に帰ったときには14%残ってた!ハイエンド級の性能を持ちつつもこの電池持ちって結構凄いわ。

筆者は基本的に外出時はライトユースでしか使わないんですが、Nothing Phone (1)の電池持ちは結構心強いな~って思えます。もちろんゲームしまくってればかなり電池は食うんで過信は禁物ですが。

▼PCMarkのバッテリーテストも12時間超え。平均よりも良い!↓

▼急速充電したところ、15%から100%までは1時間半ほどのペースでした。メッチャ速い!ってわけじゃないけど十分良い。↓

あとワイヤレス充電も対応してるので、帰ってトンッと充電台に置くだけで充電できるのも助かりますね(`・ω・´)。筆者は10Wまでの充電器しかなかったので15Wの充電の速さはわかりませんが、寝る前に置けば朝には満充電できてるんで満足。

Nothing Phone (1)まとめ

Nothing Phone (1)は何度も書いているんだけど、すっげぇクオリティ良いです!んでもって個性の塊。触っててメッチャ楽しめる1台です。

性能よし、見た目よし、質感よし、画面よし、カメラよしで、Nothingスマホの第1号としては素晴らしい完成度。今後のモデルにもかなり期待できますね。OSのカスタマイズもどんどん進んでいってくれるとなお良い!

「画面とカメラがキレイなスマホが欲しい」「他の人とは違うスマホを持ちたい」「触ってて楽しいスマホを求めてる」というユーザーさんは是非とも触ってみてください(`・ω・´)ケースも一緒に買うのがオススメ。

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