Mac向けOutlookが無償化!Mac App Storeからダウンロードできるぞ!

Microsoftが提供しているメールクライアントソフトであるOutlookのMac版が無料になったとのことです。詳細は以下より。

Mac版Outlookが無償化!!

インプレスやASCIIといった国内の複数メディアによると、現地時間3月6日にMicrosoftが、自社のメールクライアントソフトであるOutlookのMac版を無償化したと発表したとのこと。

 米Microsoftは3月6日(現地時間)、Mac版「Microsoft Outlook」を無償化したと発表した。これまでは「Microsoft 365」サブスクリプションなどを必要としたが、今後は不要となる。

Microsoft、Mac版「Outlook」を無償化 – forest.watch.impress.co.jp

以前のOutlookはMicrosoft 365やOfficeの買い切り版を契約、または購入しないと使用することができませんでしたが、今回の発表からMac App Storeから無料で入手できるようになっています。

▼Mac App Storeでのページはこんな感じ。Officeソフトのダウンロードは以前より無料で出来ていましたが、Outlookに限りシリアルコードの入力無しで使えるということでしょうね。↓

ちなみにですが、必要バージョンはmacOS 11.0(Big Sur)以降が必要との事なので、対応したMacをお持ちでOutlookを使いたい方はmacOS 11.0以降のバージョンへのアップデートが必要となる点は注意が必要です!

試しにインストールしてみたところ、確かにシリアルコードの入力は求められませんでした。

▼ただ、Officeの契約をしていないため、「ライセンス」の部分は「アクティブ化されていません」と出ています。↓

▼WordやExcel等、他のMicrosoftソフトを使いたい方はMicrosoft 365の契約もできますよ!↓

無償化によるユーザー増加からの広告収入増加を狙っているのかも?

Mac向けのOfficeソフトウェアですが、既にAppleシリコンに対応していたり、iCloudの連絡先やカレンダーをOutlookに同期できたりとMacで使いやすいように最適化されています。

最近のMicrosoftはOfficeソフトウェアの刷新を進めており、OutlookはPWA(Progressive Web Apps:ブラウザで実行できるアプリケーションのこと)化を果たしていたりと、かなり改修が進んでいる状況ではありました。

Microsoft自体の収益モデルもOSやOfficeの売り上げでの利益よりも、広告収入で収入を得る方向へシフトしつつある状況ではあるっぽいので、今回の無償化も間口を広げることによるユーザー増加→広告収入の増加を狙っているのかなとか思ったり。

どちらにせよ、Macをメインに使用しているユーザーからすればメールクライアントの選択肢が増えることにも繋がる(Officeを購入しているユーザー以外)と思いますので、試しに導入してみるのもいいかもしれませんね!

ページトップへ