2027年登場予定のGoogle Pixel 11aとPixel Tablet 3は「Tensor G6の制限版」を搭載?
制限付きでコストを下げてくると期待。
次期モデルとして登場が期待されている「Pixel 11a」「Pixel Tablet 3」についての一部情報が噂されています。SoCは制限付きのTensor G6を採用するらしいですよ!
制限付きTensorはAI処理が低め?
Pixel aシリーズはGoogle製スマホの廉価グレードにあたるもので、パーツ、チップなどのコストを抑えることで低価格化を実現した人気モデル。日本でもPixel 6aや7aが高コスパモデルとして結構な人気を博していました。
で、今回はその次期の次期モデルのお話で、そもそも2027年に登場する見込みなので遠い話にはなります。
当然のごとく現時点ではまだ公式情報は出ていないんですが、海外メディアサイトAndroid Authorityによれば、GoogleはすでにPixel 11a、およびタブレットモデルのPixel Tablet 3を開発中とのこと。Googleの内部資料から明らかになったそうです。
中でも気になるのがSoC。近年のGoogle Pixelシリーズは自社開発SoCのTensorを採用するんですが、今回のPixel 11a、Pixel Tablet 3は「制限付きのTensor G6」を採用するようです。
同メディアいわくこのSoCは「Tensor G6を製造する際に、AI処理を担うTPUに欠陥が生じたものを流用したもの」とのこと。
欠陥が生じたチップは通常は廃棄するのですが、コストを節約すべくこれを流用し使えるようにしたうえで採用するみたいです。結果としてTPUが担うAI性能が絞り込まれた制限付きチップになるということに。
性能はどうなる?価格差にも期待
CPUとGPUについては触れられていないので今のところは影響はないものとみられます。とはいえPixelシリーズはAI機能をウリにしていただけに、それを重視する人にとっては影響は大きそうです(なお筆者的には日常的な処理性能とゲーム性能があればいいと思っとるのであまり重要視していませんが‥)。
とはいえ、Pixel aシリーズのいちばんの魅力はコスパの良さなので、性能が良くて価格も安ければ御の字。
もちろんAI処理の制限がどれほどの影響を及ぼすかは気になるところではありますし、ハズレ石モデルがまともに動かないようだったらそれはそれで問題ではありますが‥今後の情報に期待したいところです。
ちなみに現時点ではPixel 9の廉価にあたるPixel 9aはまだ発表されていません。Pixel 8aは2024年5月発表なので、Pixel 9aは2025年の5月頃に発表されると思われます。Pixel 8aのときは4万円ほど無印より安かったので、今回もそれと同じぐらいの価格差になるのかな‥と思ったり。
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