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QualcommとLofeltがタッグを組んだ!高品質な触覚フィードバック対応スマホ出るかも!

触覚フィードバック機能をメインで開発しているLofeltがプレスリリースにてQualcomm Incorporatedの子会社であるQualcommTechnologies,Inc.とパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。

触覚フィードバック機能をSnapdragonのオプションとして提供予定

肝心の契約の内容ですが、Lofeltの強みである「触覚フィードバック機能をSnapdragonのソフトウェアオプションとして追加し、Snapdragonを搭載する機種へと組み込むことができるようにする」といったもの。

Under the agreement, Lofelt will work together with Qualcomm Technologies to deliver its enhanced haptic solution to OEMs (original
equipment manufacturers) as a software option for designs based on the Snapdragon Mobile Platform.

Lofelt Qualcomm Partnership-PDF

Lofeltの触覚フィードバック機能はカスタマイズ可能であり、iOSやAndroid機種向けに提供されているLofelt Studioと互換性があるので、端末メーカーはLofeltの触覚フィードバック機能を生かして端末に組み込むことが可能になっています。

触覚フィードバック機能のオプションが選択できるSnapdragonの初商用モデルの登場は2021年の後半を予定しているそうです。結構先の話ですね。

あると便利な触覚フィードバック機能。搭載端末が増えることに期待!

今回取り上げた触覚フィードバック機能は実は少し前から存在しており、iPhoneやMacなど既に商用ベースでも当該機能を搭載していたりしますが、以前よりもできることが増えるに従い操作が煩雑になってきている端末であれば便利な存在になってきています。

実際にApple Watchの触覚フィードバック機能なんかはかなり繊細で多彩な反応を返してくれるので、私自身もかなり重宝しています。

また、近年では触覚フィードバック機能はゲームでも扱われてはじめており、PS5で同梱されているDualSenseコントローラーでも触覚フィードバック機能が採用されていたりと搭載機が続々と広がってきています。

しかし、Android端末を製造しているメーカーで触覚フィードバック機能を独自に開発できるのは、コストや技術力の問題から上位の僅かなメーカー程度。その上各社で対応している度合いや機能面が違ったりと執筆段階ではかなり足並みがバラけている印象です。

その中でオプションとはいえ、Snapdragonが標準で触覚フィードバック機能をサポートする事で大手メーカーのみならず、中小メーカーでも機種のグレードにあわせて触覚フィードバック機能を搭載することが可能になるのではないかと想像しています。

ただし、格安機種のみならず5G搭載のミドルレンジ上位モデルでも採用されているMediaTeKなど、Snapdragon以外のSoCをメインで採用するメーカーは今後の端末の搭載SoCの傾向がどのように変化するのかが気になるところです。

触覚フィードバック機能がオプションで用意されたSnapdragonの登場は2021年後半とのことでまだ少し先ですが、これを機に触覚フィードバック機能に対応した端末が増えることに期待しています!

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