楽天モバイルの回線契約数が700万件を突破!黒字化まで頑張ってください

楽天モバイルの回線契約数が700万件を突破したみたいです。おめ。ぜひ黒字化を目指して頑張ってほしい。他社の状況も調べてみました。

楽天モバイルの契約者数が700万回線を突破

今朝三木谷さんがつぶやいていました。6月16日付との事です。

MNOとしての楽天モバイルが始まってから4年ちょい。すでにドコモ/au/ソフトバンクの3社寡占が進んでいた中での参入にしてはかなり奮闘しているのではないでしょうか。

他社とかシェアとかってどうなの

700万という数字がどんなものなのか。ドコモ、au、ソフトバンクの数字を調べてみました。以下は総務省の「通信市場の動向について」です。

モバイル市場の状況

通信市場の動向について – soumu.go.jp

えーなになに。MVNOを含めると移動系通信の契約数は2億1,888万件で、内訳はMNOが84.8%、MVNOが15.2%。

MNO 84.8%
1億8,561万件
MVNO 15.2%
3,327万件

MVNOの中ではドコモが34.9%、KDDIが26.8%、ソフトバンク20.4%、楽天モバイルが2.6%。うーん2.6%。

ドコモ 34.9%
7,638万件
KDDI 26.8%
5,866万件
ソフトバンク 20.4%
4,465万件
楽天モバイル 2.6%
569万件

三木谷氏発表の「楽天モバイルの単体加入者回線数(BCP、MVNO除く)」とは集計要素が違うので700万とは別の数字になっており、データの集計日も違うのであくまで参考ですが、既存の3社と並ぶにはまだまだ道のりは長そうです。

楽天モバイル、というか楽天グループ頑張れ

楽天モバイルは営業利益も唯一のマイナス。ドコモ/au/ソフトバンクが原価や販管費を4~5兆円かけて5~6兆円を売り上げた(1兆円の黒字)のに対し、楽天モバイルは7,000億円かけて3,700億円を売り上げた(3,300億円の赤字)って事ですよね。

楽天のモバイル事業は単体でごっつい赤字を垂れ流しており、今のところはグループの金食い虫です。ただ2022年度は4,900億円の営業損失を出していた事を考えると改善傾向にあるとも言えます。2024年はどうなるか。

広告費はかさむけど露出を減らすわけにはいかない。もう止まれない。楽天モバイルはあの手この手で色々なキャンペーンを打ってきます。楽天グループの他事業とのシナジーや資金調達で凌げるのかどうか。

現在は三木谷リンクがユーザにとっては嬉しいキャンペーンです。誰でも申し込むたびに最大14,000ポイントが貰え、三木谷さんのサイフから1万円が社会のために寄付されます。

楽天モバイルは三木谷リンクで最大14,000ポイント還元。現在契約中でも回線追加OK

ページトップへ