ガルマックスの猶木(ナオキ)です。【楽しく面白く的確に】をコンセプトにデジタル製品の様々な話題を書いて生きています。スマホやPCガジェットが大好きでスペック表とにらめっこするのが趣味です。製品発表会のお誘いや執筆依頼などお問い合わせ下さい。

ROG Phone 2(テンセント版)の対応バンドはドコモ、au回線だと電波の掴みが悪くなるので注意!

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ROG Phone 2のGlobal versionだと思っていたら、TencentモデルのGlobal ROM版が届いたガルマックスのナオキでございます!

事の経緯はこちらを見ていただくとして、Global versionとTencentモデルでは対応するバンドに大きな違いがあるので注意喚起として情報を発信します!

なお、一部のブログで「通信できるから問題ない」という発言が目立っていますが、そういう問題じゃないので、しっかり正しい知識を得てから検討頂ければと思います!

なお、一部のブログで公開されたバンド関連の記事内容がガルマックスとは見解が異なるが、どうなの?という問い合わせが沢山届いてるので、本記事では誤った情報を鵜呑みにして後から後悔しないために、対応バンドの解説も含めて紹介するのでじっくり読んでくださいね!

Tencent版の対応バンド

まず、Tencent版ですが、中国市場向けにリリースされた廉価モデルなので、対応バンドもGlobal versionよりも少なくなっていることが特徴です!以下は、公式サイトのTencentモデルの対応バンドです!

  • FDD-LTE (频段 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8)
  • TD-LTE (频段34, 38, 39, 40, 41)
  • WCDMA (频段 1, 2, 3, 4, 5, 8)
  • TD-SCDMA (频段 34, 39)
  • CDMA (频段 BC0)
  • EDGE/GPRS/GSM (850, 900, 1800, 1900MHz)

あと、上記のTencentモデルにGlobal versionのソフトウェアをインストールしたモデルがTencent版のGlobal ROMバージョンです!なので、Banggoodなどで販売されている端末は、公式Tencent版と同じ対応バンドとなっており、Global versionと対応バンドが違うってわけですね!以下がBanggoodで扱うTencentモデル(Global ROM版)の対応バンドで御座います!上記の対応バンドと一緒!

  • 2G:GSM:B2(1900)/ B3(1800)/ B5(850)/ B8(900)
  • CDMA:BC0(800)
  • 3G:WCDMA B1(2100)/ B2(1900)/B3(1800)/B4(1700/2100)/ B5(850)/ B8(900)
  • TDSCDMA:B34(2000)/ B39(1900)
  • 4G:FDD-TLE:B1(2100)/ B2(1900)/ B3(1800)/ B4(1700/2100)/ B5(850)/
    B7(2600)/ B8(900)
  • TDD-TLE:B34(2100)/ B38(2600)/ B39(1900)/ B40(2300)/ B41(2500)

というわけで、今回はTencent版のバンドとして公表されているバンドで解説します!

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「通信できれば良い」訳ではないのはなぜ?

スマートフォンで利用する電波って、1つだけじゃないんですよ!

電波は利用する周波数帯で「得意」「不得意」があるんですね。これら、電波の得意不得意を複数の電波に対応することで、それぞれがデメリット部分を補えるようになり快適な通信環境が整うって訳なのです!

なので、通信できれば良いというわけではなく、大手キャリアで販売されているスマートフォンと変わらない複数の必須バンドに対応して初めて「大手キャリアスマートフォンと同等の電波の掴み」を得られ、「○○のバンドに対応している」って言える訳です。

例えば、家電量販店で売られているSIMフリースマートフォンでドコモに対応!と書かれているスマートフォンは、最低以下のバンドに対応しています。

  • LTE:1/3/19
  • 3G:1/6

つまり、上記のバンドにスマートフォンが対応していなければ、ドコモに対応しているとは言えません。

理由ですが、先程お伝えしたようにスマートフォンの電波は得意不得意があり、複数のバンド(周波数)に対応することで欠点をクリアしているため、ドコモだけでなく各回線は最低限対応していなければならないバンドがあるからです。

必須のバンドに対応していないとどうなる?

必須のバンドに対応していない場合、電波の掴みが悪くなる、通信速度が遅くなる、移動中に途切れやすくなるなど、様々なデメリットが起こってしまいます。

例えば、LTEのバンド1はドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの全ての回線で利用されているバンドです。

極論ですが、LTEのバンド1のみ対応していれば、LTEのバンド1を掴みさえできれば通信出来てしまいます。

みなさんは、ここまで対応バンドの特性を理解した上で、これで十分だ、問題ないと考えますか?

一部メディアでは、単純に通信が出来たので問題ないとしていますが問題大アリです。

それでは、ROG Phone 2(Tencent版)の対応バンドを照らし合わせながらチェックしてみましょう!

ROG Phone 2の対応バンドは、どの回線で快適に利用できる?

ドコモ回線を利用する場合は電波の掴みが悪くなったり、圏外率が高くなる。

現時点の検証結果は、通話・データ通信できるが必須バンドに対応していないので電波の掴みが悪くなる場合があります。

以下はドコモ回線を利用する場合に必須となるバンドです。

  • LTE:1/3/19
  • 3G:1/6

LTEのバンド1は全国区をカバーするバンド、3は東名阪の高速通信バンド、そして、19は地下や郊外、移動中の繋がりやすさを左右するバンドで、「プラチナバンド」と呼ばれるほど重要なバンドです。

3Gのバンド1は全国区をカバーするバンド、6は山岳地帯や農村地区をカバーするFOMAプラスエリアに対応するバンドで御座います。

最低限、上記のバンドに対応していなければドコモで販売するスマートフォンと同じ様な快適性は得られません。

以下はROG Phone 2(Tencent版)でドコモバンドに合致するバンドです。

  • LTE:1/3
  • 3G:1

なんということでしょう。ドコモで対応する必須のバンドに対応していません。

例えば、出張で新幹線に乗って移動する、旅行で地方に行く、趣味で登山する。そのようなシチュエーションでは、ROG Phone 2(Tencent版)だと電波の掴みが悪くなったり、圏外率が高くなってしまいます。

もちろん、ドコモ回線を利用する場合の「一部の電波」には対応しているのでデータ通信や通話は出来ます。が、これでは「問題ない」とは言えません。

僕は沢山スマートフォンを持っているんで、ドコモバンドにフル対応しているスマートフォンとROG Phone 2(Tencent版)では、同じ場所でも電波の掴みが弱くなってしまったエリアがあります。

このように、必須バンドに対応していなければ、携帯電話とし十分機能しない可能性があるので、ROG Phone 2(Tencent版)はドコモ回線での利用をガルマックスは推奨していません。

au回線を利用する場合はデータ通信のみで通話は出来ない。必須バンドにも対応していないので圏外連発

現在の検証結果ですが、au VoLTE SIMでデータ通信できるが、通話は不可。また、au VoLTE SIMのメインバンドに一切対応していないので、著しく電波の掴みが悪くなる場合があります。

続いてはau回線を利用する場合に必須のバンドを確認してみましょう。ちなみにauは3G電波の停波を発表しており、最近のスマートフォンは全て「通話もデータ通信もLTE回線を利用」するau VoLTE SIMが主流なので、au VoLTE SIMの必須バンドを確認してみましょう。

  • LTE:1/18(26)41

LTEのバンド1はメインバンドを補助するバンド、バンド18は主力のメインバンドでプラチナバンドです。ちなみに(26)のバンドはバンド18を内包しているので、1/26/41でも問題ありません。バンド41は通信方式の異なるLTE電波で、こちらも補助バンドとして利用されています。

それではROG Phone 2(Tencent版)のバンドを確認してみましょう。

  • LTE:1/41

なんということでしょう。メインバンドに全く対応していません。これは、絶対にauで利用できるとオススメ出来ないバンド構成です。

僕はROG Phone 2(Tencent版)で通信テストを行ったのですが、通常、au回線にフル対応しているスマートフォンであればかろうじて電波をつかめるエリアでテストを行っています。

ROG Phone 2(Tencent版)は、メインバンドの18(26)に対応していないので、残念ながら僕のテスト環境では「圏外」となり、データ通信すら出来ない状態となってます。

数キロ移動して駅周辺のバンド1や41の電波が吹いている場所では、補助バンドを掴みデータ通信が可能だったので、この点もTwitterなどで「データ通信ができた」と報告しております。

また、ROG Phone 2はauのVoLTE(LTEを利用して通話する仕組み)が開放されていないので、au VoLTE SIMの音声通話SIM(mineo)では、「データ通信ができても通話ができない状況」です。

こちらもドコモと同じです。補助バンドと言えど1や41に対応していれば電波を掴む事が出来て通信自体はできます。

さて、みなさん。これで「問題ない」と言えるでしょうか。

特にau回線はドコモ回線と違い、「主力となるメインのバンド」がごっそり非対応です。

実際に僕もau回線にフル対応しているスマートフォンだと通信できるエリアで「圏外」となってしまいました。また、通話も出来ないので、僕は大問題だと考えています。

ROG Phone 2のTencent版でau回線を利用すると、メインバンドに対応していないので著しく電波のつかみが悪くなり、エリアによっては使い物になりません。また、通話SIMは通話が出来ないのでスマートフォンとして最低限も機能することが出来ません。

「問題ない」なんて、言えるはずがありません。ガルマックスではROG Phone 2(Tencent版)でau回線の活用は全くオススメしません。

余談ですが、au VoLTE SIMの対応バンドに全て対応しているROG Phone 2(Global version)も、au VoLTEが開放さてていないので通話が出来ないと報告が挙がっています。

ガルマックスでau回線については「実機での検証が必要」とスペック表などに書いていますが、au回線はバンドが対応していてもこのように使えない場合が多いので、海外スマホでau回線を快適に利用できるスマートフォンは非常に稀なのです。

ソフトバンク・ワイモバイル回線はフル対応している

現在の検証結果ですが、通話・データ通信ともに快適。バンドもフル対応しているので電波の掴みも抜群でキャリアスマホと遜色ない使い心地です。

最後にソフトバンク・ワイモバイルを紹介。この2つのキャリアは会社が同じなので使っているバンドも全く同じなんです。なので合わせて紹介しますね!快適に通信するために必要なバンドは以下の通りです!

  • LTE:1/3/8/41
  • 1/8

続いてROG Phone 2(Tencent版)でソフトバンク・ワイモバイルに合致するバンドは以下の通り

  • LTE:1/3/8/41
  • 1/8

おおおおお!ソフトバンクやワイモバイルで通信するために必要なバンド全てにフル対応しています!なので、ソフトバンクやワイモバイルで販売しているスマートフォンと遜色ないエリアと電波の掴み具合で利用できますね!

このように、各回線で快適に通信するための複数バンドに対応して、初めて「ソフトバンク・ワイモバイルでは問題ないね!」と言えるわけです。

もちろん、実機でも快適の一言。通話もデータ通信も全く問題なく電波の入りも良好で御座います!

ちなみに、ソフトバンクやワイモバイル回線が利用できる&ROG Phone 2(Tencent版)は2枚のNanoSIMを挿入できるので、ソフトバンクの生回線を利用した最強スマホも構築可能!是非チェックしてみて下さい!

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結論|「通信出来れば問題ない」という単純な話ではない

ここまで読んで頂いたみなさんは、もう回線マスターですね(笑)

以下に簡単にまとめておきます!

  • スマートフォンの回線は複数のバンドに対応することで初めて「問題ない」と言える
  • 各回線は、それぞれ対応していなければならない「必須のバンド」がある
  • 必須のバンドに対応していないと、電波の掴みが悪くなったり圏外率が高くなり、携帯電話としては致命的

一部のメディアでは通信速度を掲載して「通信できたから問題ない」と言っていますが、極論、通信可能なバンドを1つでも掴みさえできれば通信できちゃいます。が、それは紐解いていくと問題ないとは言い難いことがよく分かるはずです。

また、検証者は皆さんと同じ環境でテストを行っている訳ではありません。僕は愛知県の瀬戸市でテストを行っているので、今回のテストではau回線で圏外になるエリアが多発しましたが、東京などの都市部では補助バンドを掴んで通信出来るかも知れません。

しかしながら、携帯電話のネットワークは「何時でもどこでも繋がること」が大前提なはずです。なので、情報発信者は一部エリアで検証を行った結果だけでなく、本記事のように仕様などから論理的に物事を考え、全てのユーザーに対し正しい知識を提供しなくてはならないと考えています。

ROG Phone 2のTencent版で大手キャリアと同等レベルで通信できるのは、ソフトバンク系回線・ワイモバイルのみ。ドコモでは重要なプラチナバンドに非対応でキャリアスマホレベルでは通信できない仕様です。auはメインバンドがごっそり非対応なので、au回線をメインで利用している方は電波の掴みが著しく悪くなったりするだけでなく、通話も現時点で出来ないのでau回線での利用は避けるべきです。

また、ガルマックスは「売れたらそれで良い」とは考えていません。恐らく、au回線を利用している方は本記事を見て「ROG Phone 2のTencentモデルは避けよう」と考えるかも知れません。そのように記事を閲覧して理解し購入を見送るのは正しい判断です。

正しい情報を得た上で「それでも良いからROG Phone 2がほしいんだ!触りたいんだ!世界最高峰のゲーミングスマホを体験したいんだ!」という方は止めません。あなたは僕と同じ生粋のガジェッターです(笑)とことんのめり込んで下さい(笑)

本記事を執筆したのは、海外スマートフォンに興味を持たれているデビュー組の方が、誤った情報を鵜呑みにして後から後悔し、「海外スマホは糞だ!」というイメージを持ってほしくないからです。ASUS ROG Phone 2は素晴らしい端末であることには変わりません。

仕様的に回線が貧弱であることは隠してはならずしっかり共有すべき部分。正しい知識を得て海外スマホライフを満喫してくださいね!

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