サムスンのスマホが過剰在庫。これは…在庫セールにも期待しちゃう
世界的に有名なGalaxyに代表されるサムスンのスマートフォンですが、世界的に在庫がダブついているという話が出ているようです。詳細は以下より。
Galaxyの過剰在庫が5,000万台とかなりダブついている
サムスンのお膝元である韓国のメディアであるTheElecは、業界関係者から6月20日時点でサムスンのスマートフォン過剰在庫が5,000万台に迫っているという情報を聞いていると報じています。
サムスンは2022年のスマートフォン出荷台数は2億7000万台と想定していたようですが、過剰在庫台数は想定出荷台数の18%となっており、20%に迫る勢いとのこと。
この18%という割合は、年間出荷量の10%から10%前半の間を適正な過剰在庫の割合としている業界関係者からは、明らかに過剰な数値だと指摘している模様で、かなりの在庫がダブついていることが想像できます。
The Elecは、サムスンが今年の1月から4月までスマートフォンを月平均2,000万台ずつ自社生産していたが、不良在庫が増加したことにより、5月にスマートフォン自体の生産量を1,000台前半まで大幅に減産したことも報じています。
このために第2四半期のサムスン製スマートフォンの部品協力会社に対する部品注文量は当初予想より30%〜70%まで減少しているとの話も出ているとのこと。
また、不良在庫の多くは、エントリークラスのGalaxy Aシリーズだとも言われており、Aシリーズがサムスンの予想よりも売れ行きが良くなかったことも予想できます。
最近のサムスン、迷走してない?
過剰在庫が多すぎる話といい、Galaxy S22 FEが開発中止かもしれないとの話やGalaxy S21 FE 4Gをリリースするかもしれないとの話といい、噂レベルではありますが最近のサムスンは迷走気味な印象を受けます。
この過剰在庫もサムスンが想定していた販売台数と実際の販売台数との大幅な乖離が原因でしょうし、大きく読みを外しているのは事実でしょう。
実は今回の話をガルマックス内でもしたんですが、「最近Galaxy系のセール情報が結構あったりしたし、過剰在庫を流すためのセールが加速するのかな?」との話も出ていました。
日本向けの在庫がどれくらいダブついているかは不明ですが、海外向けモデルも含め、在庫処分のためのセールが行われる可能性は0ではないので、サムスンの今後の動きに注目ですね!