Snapdragon 870 5G発表。ほぼ865+だけど低価格で出るかもと超期待
Qualcommがフラッグシップラインの800シリーズで「Snapdragon 870 5G」を発表したみたいです。
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Snapdragon 870 5G発表。ほぼ865+のリネーム品?
Qualcommは2020年に新フラッグシップSoCのSnapdragon 888 5Gを発表したんですが、その前のシリーズが865でした。
通常であればSnapdragon 86xラインの次はSnapdragon 87xラインになるんですが、中国で縁起の良い8を使ったとかなんとかですっ飛んでSnapdragon 88xラインに。
Snapdragon 87xラインは見ることは無いのかと思っていたらSnapdragon 870 5Gってのをラインナップに加えたって訳です。
CPUクロックが0.1Ghzアップした
スペック表をチェックしていたのですが、Snapdragon 865+と同じ7nmのチップでモデムチップもX55 5G Modem-RF system。Snapdragon 888で5Gモデムは統合されたのが大きなウリですが、こんな感じでSnapdragon 865+と同じ仕様。
処理性能を左右するCPUはSnapdragon 865+と同じKryo 585を搭載していますが、クロックが0.1Ghzアップした3.2Ghzで駆動するようです。
GPUもSnapdragon 865+と同じAdreno 650を採用していますが、クロック数は非公表だったので870でGPU性能が強化されているのかは不明。この辺りはベンチマークしてみないとちょっと分からないですね。
その他の変化点ではSnapdragon 865+がWi-Fi 6Eに対しSnapdragon 870はWi-Fi 6になっています。
これはもうほぼリネーム。
Snapdragon 888はSnapdragon 865+比で総合性能やGPU性能が向上しているのは既にベンチマーク結果からも分かってるし、Snapdragon 870 5Gの性能が888を超えることはまず無いはずなんだけど、そうなるとこのチップは結構面白い立ち位置になりそう。
もしかしたら870搭載スマホはめっちゃ安くなる?
既に5nmで製造され性能がグッと向上したSnapdragon 888搭載モデルはいろんなメーカーから投入が進んでます。
Snapdragon 865+は処理チップと通信チップが分かれていたことで製造コストが高く、2020年のハイエンドスマホは非常に高価格になってしまいました。
その後登場したSnapdragon 888は通信チップが統合され製造コストが安くなり、Snapdragon 888搭載モデルは安いものだと6万円強、サムスンの最新スマートフォンGalaxy S21すらS20の約10万円から値下がり8.3万円ほどでリリースされてます。
こんな状況なので、ランクとしてはSnapdragon 888の前世代となる865+のほぼリネームチップ「Snapdragon 870 5G搭載スマホ」の価格が個人的にかなり気になります。
さすがにナンバリング的にも上位のSnapdragon 888より高価格になるのは考えづらいし、もう、投げ売り状態で出すんじゃないのかと。もしかするとSnapdragon 870 5G搭載モデルは4〜5万円なーんてことも有りえるかも。
そうなると、ほぼSnapdragon 865+とほぼ同じ性能のSnapdragon 870 5Gを採用した低価格なゲーミングモデルも出てくるんじゃないかと期待してます。
2019年後半から2020年はハイエンドSoCではないランクのSoCを搭載したモデルでもゲーミング性能を謳っている製品がありましたが、元ガチPCゲーマーだった僕は違和感あったんですよね。
ゲーミングモデルで低性能って。みたいな。
2021年はもしかしたらSnapdragon 870 5Gを搭載した低価格なゲーミングモデルが出るんじゃないかって思うととってもワクワクします。Snapdragon 865+とゲーム性能が同じだったらゲーミングモデルを謳っても良いんじゃないかなぁ。
▼追記:ガチで安くてビックリした。↓
Snapdragon 870搭載モデルは?
現時点ではMotorolaがSnapdragon 870を搭載したモデルを2020年1月下旬に発表予定みたいです。その他のブランドからも出てくるはずなんでまた続報が入り次第、Twitter・Facebookでお伝えします!フォロー宜しくお願いします!
▼Motorla edge s発表されました!スペックや詳細は以下の記事をチェック!↓