ソフトバンクでんき始動。期待できる事と懸念
ソフトバンクが東電と業務提携したことは記憶に新しいですが、ようやく個人向けの「ソフトバンクでんき」が始まります。申し込みは2016年1月に開始予定。
1/10追記:セット内容や割引率などの詳細は1/11の週に明らかとなるそうです。日本経済新聞では「セット割で5%以上安くする」と報じている。
何処までセットで安くなるか気になる所ですが、現在の電気料金を算出して比較の準備をしておきましょう。
目次をクリックすると各項目へ移動します
ソフトバンクでんきと他サービス併用での割引に期待。
ソフトバンクではモバイル通信サービス以外に、固定回線サービスも提供しています。現時点でスマホも家の固定回線もソフトバンクで統一すると結構な割引に。
「ソフトバンクでんき」スタートにより、モバイル通信サービスや固定回線との併用割引が期待できます。
auでも「電力」サービス提供を予定していますし、ドコモでは「保険」のサービス。各キャリアでは今後「抱き合わせ割引」に力を入れてくるので、現時点で利用しているサービスをキャリアが提供するサービスで統一する事は検討すべきです。
ソフトバンクでんきに切り替えても使い勝手は「今までと変わらない」
電気の事って良くわからない方も多いとかもしれません。
受け持つ会社が変わるだけで、使い勝手や品質はなーんにも変わりません。が、スマートメーター(通信機能付きの遠隔検針が可能な新メーター)でない場合は取り付けしなければいけません。費用はかからないの安心しましょう。
現在利用している電力会社から切替えるだけですので、ソフトバンクユーザーは必見ですよ。
「抱き合わせ」による懸念。
なぜ、抱き合わせで契約するかーー
やはり「割引」の要素が大きいです。特に現在利用しているサービスから乗りかえる「うま味」は併用割引で利用料金が安くなること。
しかし、割引が1つの懸念すべきことと感じるんですね。
あれもこれも統一して契約するのは利用料金を引き下げる有効な手段ですが、あくまでも割引が適応されての価格ということを忘れてはいけません。
例えばMNPで他社に乗りかえる場合、「併用割引」は解除され、その他のサービスは本来の利用料金が必要になります。
見えない縛りみたいなものですね。
電力自由化で「ソフトバンクでんき」が始まりますが、個人の自由はセット割縛りで固定化されそうです。何か1つでも他社に乗り換えると割引解除で一気に高くなりそうな予感。
長期契約者優遇サービスとしては良いのではないでしょうか。
長期契約者は「ソフトバンクでんき」や「SoftBank光」を有効活用しましょう。
ソフトバンクでは携帯電話、家のネット回線、そして「ソフトバンクでんき」とインフラ系に強いキャリアです。
ソフトバンクを長期利用している方は乗りかえることの出来るサービスは乗りかえて統一しましょう。かなりの割引が期待できますよ。
まだ具体的なサービス内容やプラン、割引などの情報は出てきていませんが、過去の実績から割引が期待できるので続報を待ちましょう。
公式サイトではアンケートに答えるとTポイントがもらえるキャンペーンやよくある質問コーナーを設置している特設サイトを公開していますので、気になる方はどうぞ。
公式サイト:ソフトバンクでんき