過酷な環境でも使える!小型BluetoothスピーカーTronsmart「T4」レビュー!
どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。
いつでも何処でも音楽を楽しみたい方に朗報。IP67の防水防塵でタフさを兼ね備えながらスマホと未接続でもローカル再生可能なTronsmart「T4」をご紹介!
お風呂はもちろん、スマホの電波が届かない山中や海上などでも活用できるアウトドア感バツグンなTronsmart「T4」の実機レビューをお届けしたいと思います!
目次をクリックすると各項目へ移動します
Tronsmart「T4」の総合評価
[良かった]
- カバンにも取付けられるコンパクトな本体
- 小さいのにパワフル!大きな音も出せる
- 起動音が小さい
- MicroSDスロット搭載でローカル再生が可能
- IP67の屈強な防水防塵性能
- 操作がシンプルで簡単
[イマイチ]
- 内蔵マイクを利用した通話品質が高くない
[総合評価]
Tronsmart「T4」は片手で持てるコンパクトなサイズ感ながら、約2,000円のBluetoothスピーカーとは思えない非常にクリアな音が出てきます。
また、防水性能も高く、お風呂で使っても全く問題ありません。僕なんて湯船にTronsmart「T4」をダイブさせてしまいましたが大丈夫でした。これは水辺で安心して使えますね。
操作も簡単でボタンなんて3つしか付いていないシンプルな構成ですが、音量調整、通話応答、曲の送り戻し、一時停止など基本的な操作は全て出来るのでご安心を。
特筆すべき点はMicroSDスロットを搭載している点で、Bluetoothスピーカーでありながらスマホと未接続でもMicroSDに保存した曲をローカル再生出来ます。
最近流行りの音楽聴き放題サービスは楽曲をデータ通信で受信しながら再生するのですが、MicroSDスロットが備わることで、電波の届かない場所でもガンガン音楽を流す事が出来ちゃいます。
価格も安いのでコンパクトでカバンに引っ掛けて持ち歩けるBluetoothスピーカーを探しているなら是非レビューをチェックしてみて下さい!
▼価格は執筆時点で2,189円と財布に優しい価格設定です。リアルタイムの価格は以下からチェックしてみて下さいね!↓
売り上げランキング: 913
Tronsmart「T4」のスペック
項目 | 仕様 |
接続 | Bluetooth 4.2 |
防水・防塵 | IP67 |
出力 | 5W |
周波数 | 80Hz-18KHz |
フォーマット | APE/FLAC/WAV/WMA/MP3 |
バッテリー | 1200mAh |
サイズ | 横幅:約8.5cm 縦幅:約8.5cm(リング部含まず) 厚み:約3.5cm |
重量 | 約166g |
保証期間 | 18ヶ月 |
Gクラスのアンプを搭載しているので省電力性能が高くBluetoothスピーカーにもってこいなアンプを搭載してます。
バッテリーは1200mAhも搭載しているので電源のない場所でも長時間駆動可能。重量も166gとスマホ並に軽いのでカバンに引っ掛けていても気になりません。
Tronsmart「T4」の開封と同梱物チェック!
▼Tronsmartさんらしいパープル×ホワイトの美しい外箱。↓
▼背面には特徴などが記載されています。↓
▼Tronsmartさんの外箱ってかなり作り込んでいるんですよ。今回はサイドに磁石で固定された片開きタイプでした。開封時から期待が高まります。↓
▼本体の下部のTronsmartロゴが入ったパープルの箱にはケーブルなどのアクセサリー類が入っています。↓
取扱説明書は日本語で記載されています。
▼外箱は英語でしたが、付属している取扱説明書は英語と日本語のマルチランゲージタイプでした。文字だけの説明では無く図入りで非常に分かりやすい内容です。↓
保証は長期の18ヶ月+6ヶ月の長期保証
▼本来は18ヶ月の保証ですが、保証書の裏にはTronsmartの公式サイトに登録することで規定外の6ヶ月保証も提供との記載がありました。↓
Tronsmart「T4」は過酷な環境でも利用できるタフなBluetoothスピーカーですが、万一の際は保証も万全なので安心して利用しましょう。
便利なカナビラも付属
▼Tronsmart「T4」をカバンなどに簡単に引っ掛ける事が出来るカナビラも同梱!これは嬉しい同梱品です!↓
付属ケーブルはロングタイプが付属
▼付属しているケーブルは1Mのロングタイプが付属していました。↓
この類の製品に付属するケーブルは約15cmほどの短いタイプが多いのですが、Tronsmart「T4」には1Mのロングタイプが付属しているので、本体充電時の取り回しも自由度が高いですね。
パッケージや同梱物に対する所感
低価格なBluetoothスピーカーとは思えない高品質なパッケージで、外箱を手に取った時から所有満足度が高まり製品に対する期待も高まります。付属品も充実しておりパッケージ購入だけで基本的なセット+カナビラまで揃うのはお買い得感が高いですね。
Tronsmart「T4」の外観をチェック!
Tronsmart「T4」の外観を隅々までチェックしてみましょう!
落下時の衝撃にも強い剛性かつ靭やかなボディー
▼スピーカーグリルは金属パーツが使われており質感も良いですね。スピーカーグリル周りは硬質なプラスティックで本体周囲はグルリとラバー素材で囲まれています。↓
低価格なBluetoothスピーカーはプラスティックボディーの製品が多いですが、Tronsmart「T4」は過酷な環境で利用する事を想定している事が伺える外装となっています。
屈強でありながら人を選ばない落ち着いた色合いもGoodです!
置いて使うことも想定したゴム足
▼スピーカーの裏側には置いて使うことを想定しているゴム足が備わっていました。↓
指で触ってみましたが非常に柔らかいゴム素材です。パワフルに音を鳴らしても揺れを強力に抑えビビリ音も軽減にも貢献しますね。
大きなボタンは手袋でも操作できるサイズ感
▼本体側面には大きめのボタンが3つ備わっていました。ボタン同士の感覚も広くボタンを押した時もしっかりクリック感が得られるので、厚手の手袋を使っているときでも手探りで操作可能です↓
端子類はゴムキャップで防水防塵性能を保っている
▼本体の側面についているキャップをパカリと開くと充電用のMicroUSB端子とMicroSDスロットが出てきました。↓
Tronsmart「T4」は防水防塵に対応していますがキャップレス仕様ではないので、充電後やMicroSD交換後はキャップがしっかり閉まっているか確認しましょう。
外観に対する所感
手に取っただけで剛性の高さが伝わりました。スピーカーグリルも耐久性を重視したフラットな形状、落下から破損を守ってくれる周囲のラバー素材、手袋を利用している事を想定したボタン配置など、超アウトドア思考の作りです。しかし、派手さは無く落ち着いたカラーリングを採用していることで、人を選ばない外観に仕上がりはGoodです!
Tronsmart「T4」を実際に使ってみた結果!
それでは早速Tronsmart「T4」を実際に使ってみた所感レビューを残したいと思います!
想像以上にコンパクトで軽量
▼Tronsmart「T4」は片手で持てるコンパクトなサイズ感でした。↓
▼カナビラを取り付けるリングを除いた寸法は縦横が約8.5cm。↓
▼厚みも3.5cmほどでやっぱり大判焼きみたいなサイズ。↓
▼重量もカナビラ込みで166gとスマートフォン並の軽さです。↓
アウトドアで持ち歩く製品は重量の重い製品を避けたいところですが、Tronsmart「T4」はたったの166gでサイズも非常にコンパクト。リュックなどに気軽に引っ掛けて持ち運べるのがとっても良いですね。
ボタンは3つだけど操作出来る事は多い
ボタン操作をリストアップしてみました
ボタン操作 | 動作 |
電源ボタン長押し | 電源オン・オフ |
ボリュームボタンを短く押す | ボリューム調整 |
ボリュームボタンを長押し | 曲の送り戻し |
楽曲再生中に電源ボタンを短く押す | 一時停止・再生 |
電源ボタン2回押し | Bluetooth・SD切り替え |
着信時に電源ボタンを押す | 通話応答・通話が終わった後に押すと通話終了 |
ボタンは3つだけですが基本的な操作は網羅しています。ちなみにAmazonのレビューでは一時停止が出来ないと書かれている方がいましたが、Tronsmart「T4」は一時停止も出来るので安心して下さい。
MicroSDは挿入した状態でデータ転送できる
同梱物のチェックで1Mのロングケーブルが同梱されていて、充電時の取り回しが良い!と言っていましたが、それだけではありませんでした。
▼付属するロングケーブルはデータ通信も可能なタイプで、Tronsmart「T4」にMicroSDを挿入した状態でPCにケーブル接続すると、MicroSDを取り外さずに直接、楽曲データの移動や削除が可能でした↓
わざわざMicroSDを抜き差ししないでも、充電用のケーブルをPCと接続するだけでデータ移動が出来るのは超楽ちん。これは利便性が高くて良いですね。
恒例。シャワー水浸しの刑に処しました
防水!と聞くとシャワー水浸しの刑に処したい衝動に狩られる僕ですが、今回も衝動のままにTronsmart「T4」をシャワー水浸しの刑に処しました。
▼全くびくともしない。壊れる気配ゼロ。だって、IP67ですもの。↓
ちなみにIP67の等級を説明すると、6の部分が防塵等級で6段階中の最高等級6なので「粉塵が内部に侵入しない」防塵性能。7の部分が防水等級で8段階中7の非常に防水性能の高い等級で「一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がない」防水性能です。
ぶっちゃけですね、IP67の等級だと雨とかシャワーとか全く問題なく、なんなら風呂に落としてしまっても問題ない等級です。
実際、僕はTronsmart「T4」を自ら進んで湯船に放り込んで手を滑らせて不覚ながら湯船に落としてしまったのですが、全く問題ありませんでした。
まぁ、風呂に沈めてしまっては音もモゴモゴいってるだけなので、実利用では雨や風呂の水滴を防ぐ為の防水という意味合いが強いですが、これだけの防水防塵等級をクリアしているので水辺で安心して使って下さい。
肝心の音質は「5Wだとよく鳴る」という印象
音質に関しては想像しているよりも良い音が鳴りますよ。
小さいながらも音質チューニングが上手いのでクリアで非常に聞きやすい音質で、どんな楽曲でも心地よく楽しめます。
しかしながら所詮5Wクラス。
確かに他の5Wクラスと比較すると非常に頑張っている音質で、低音はその辺のやっすいBluetoothスピーカーよりも遥かに良い音ですが、当然ながら腹に響く様な重低音は出ません。
とは言いましても、2,000円そこらで購入できるBluetoothスピーカーの中ではバランスが良く、価格を考えれば非常に満足できる音質であることは確かです。
ちなみにTronsmartはガチでスピーカー設計と音質のチューニングが上手いですよ。
以前、「低音ヤバイ!Tronsmart Element T2防塵耐水Bluetoothスピーカーレビュー!」のT2も3.5W×2で総合出力は7Wですが、鼻水出るくらい低音が凄かった。と言うかビックリして鼻水出た。
腹に響くような低音は高望みしすぎですが、普段使いならTronsmart「T4」は満足出来るので安心して下さい。
通話品質が良くないので通話機能はオマケと思いましょう。
▼この小さい穴がマイク。集音声はイマイチでした。↓
Tronsmart「T4」はスマートフォンとBluetooth接続している時は着信があるとTronsmart「T4」から着信音が流れ、電源ボタンをポチッと押すと通話に出ることが出来ます。そして、そのまま通話が可能です。
風呂に入っている時に重宝する機能ですが、実際に使ってみた結果、Tronsmart「T4」を通して話している相手側は非常に聞き取りにくいとの事。
僕も1人で試してみましたが、雑音が乗ってしまい聞き取りにくい感じでした。これでは長電話する気も起きません。
という訳で、通話機能はオマケと思っておきましょう。
風呂に入っている時にTronsmart「T4」で着信応答して「今、すっぽんぽんで風呂に入っているから後で電話する!」くらいの通話は出来ます。
使ってみた後の所感
音質に関しては2,000円クラスだと非常に頑張っています。確かにステレオスピーカーを搭載した10Wクラスのスピーカーには敵いませんが、その代りに軽量&コンパクト。音量も申し分ないですし、音質に関しても音割れも無くクリアで満足して使えるレベルです。アウトドアに持っていきたい方は非常にオススメですね。風呂での利用はカナビラを何処かに引っ掛けることで干しながら利用できるのがとても良かったです。
Tronsmart「T4」まとめ
僕は太っているので山登りなどのアウトドアで音楽を流してもヒーヒーゼーゼー言って音楽を楽しむどころでは無いため自宅で利用していますが、コンパクトな外観、重量感、音質、防水性能、どれをとっても非常に満足出来る仕上がりでした。
僕の友人はアウトドア派だったので、Tronsmart「T4」が欲しいと連呼されましたが、これは僕がバスタイムで使うので自分で買えと言ったらその場で買ってました。それくらい気に入ったようです。
個人的には風呂場での利用でとっても気に入っています。
防水仕様のBluetoothスピーカーは沢山あるのですが、直置きタイプが多いので何かと湯船にダイブしないか心配してました。Tronsmart「T4」はカナビラが付いているので、シャワー水浸しの刑に処した時の写真のように引っ掛ける事が出来て非常に気に入っています。
万一、湯船にダイブしても屈強な防水性能で壊れる心配もありません。
アウトドア派、インドア派、どちらにもオススメ出来るTronsmart「T4」。是非使ってみて下さい。良い製品でした。
売り上げランキング: 913