Ulefone Power Armor 19Tのスペック・対応バンドまとめ!ガチなサーマルカメラを搭載するタフネスモデル

Ulefone Power Armor 19Tが発表されたので特徴とスペックの詳細・対応バンドをまとめました!

同時にトランシーバー機能を搭載した「Ulefone Armor 20WT」も発表されています!

■メモリ12GB+容量256GB■

Ulefone Power Armor 19Tの特徴

Ulefone Power Armor 19Tの特徴は以下の通り!

Ulefone Power Armor 19Tのハイライト

  • ミドルレンジ中位クラスのスペック
  • 屈強なタフネスボディー
  • 120Hzディスプレイ
  • 108MPカメラ搭載
  • FLIRサーマルカメラ搭載
  • 66W充電対応の9600mAhバッテリー
  • ワイヤレス充電も対応
  • 内視鏡カメラ機能など拡張できる

Ulefone Power Armor 19Tは屈強なプロテクターに身を包む頑丈スマホってやつです。

▼保護ケースなんかはありません。本体自体が頑丈なプロテクターで保護されてます。ディスプレイも屈強な強化ガラスであるGorilla Glass 5を採用。↓

軍用レベルでも通用するMIL-STD-810Gに準拠しており、過酷な環境でも利用できるので、登山、アウトドア、現場などハードなシーンでも安心して利用できそうですね。防水防塵はIP68/69Kの最高等級。お湯に対する耐性も兼ね備えています。

Ulefone Power Armor 19Tは頑丈なプロテクター、金属フレーム、そして大容量バッテリーを搭載するモデルなので、一般的なスマートフォンより巨大で重いです。厚みは18.8mm、重量は驚異の409gなので、初めてこの類のスマートフォンを触る方はビックリするかも。

搭載するSoCはMediaTek製のHelio Ḡ99を搭載。ミドルレンジの中位クラスといったところですね。スマホの性能を5段階に分けたらちょうど真ん中くらいって感じ。

▼このレベルのSoCであれば、サブ用途として利用することの多いタフネススマートフォンとしては十分でしょう。↓

▼Helio G99がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓

Helio G99のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

メモリとストレージは非常に大容量で、メモリは12GB、ストレージは256GBを搭載。

メモリはストレージを利用することで最大5GBを追加して最大17GBメモリとして駆動します。正直、そんなにどこで使うのか分からないほどの搭載量です。最近の流行りですね。

6.58型のディスプレイは水滴ノッチタイプで解像度はFHD+。120Hzの滑らかディスプレイにも対応しています。

▼SoCの性能的にゲームで活かせるシーンは少なそうですが、普段使い時に滑らかなスクロールだと画面も見やすくなるので個人的には嬉しい仕様です。↓

カメラはメイン、マクロ、補助カメラ、サーマルカメラの構成です。

メインカメラは1億800万画素の超高画素カメラを採用。アウトドアシーンだと超高画素カメラで撮影しておいて後から写真を切り抜いて1枚に仕上げるような使い方も楽しめそうです。

▼普段は画質を優先するために9-in-1にて撮影するようですね。画質については正直分からないんで気になる方はレビューなんかを見てから検討するのが良いです。↓

Ulefone Power Armor 19TはFLIRサーマルカメラ機能を搭載しているのもウリです。FLIRってAmazonで調べると分かるんですが、一流メーカーでめちゃくちゃ製品が高価なんですよ。実は僕もFLIRサーマルカメラが欲しかったんですが手が届かなくてスマホに組み込まれているのを使ってます。

▼需要はニッチなんですが、SoCの発熱を測ったりとか自作PCの排熱を見たりとか、持っていたら結構便利なんですよね。これが使えるってだけで買う人もいそう。↓

▼その他、面白い機能としては、内視鏡カメラ機能を拡張することなんかもできます。↓

バッテリー容量もモンスター級。一般的なスマホでも大容量と言われるものは4,500〜5,000mAhくらいなんですが、Ulefone Power Armor 19Tは9,600mAhもの大容量を搭載。

▼大容量バッテリーは充電時間が長くなるので、66Wの超急速充電に対応しているのも嬉しいポイントですね。↓

あと、ワイヤレス充電に対応しているのもグッド。

タフネススマホって端子のキャップを開け締めするとキャップが劣化して防水性能が低下することもあるんですが、ワイヤレス充電なら問題なし。長く防水性能を維持できるという点でもタフネススマホでワイヤレス充電対応は嬉しいポイントなのです。

但し、有線充電とは異なりワイヤレスは15W充電なので、寝る前の充電は忘れないようにしたいですね。

▼ちなみにワイヤレス逆充電にも対応しているので、ワイヤレス充電対応のイヤホンケースなんかも背面に置くだけで充電OK。↓

Ulefone Power Armor 19Tの発売日は3月を予定していますが、執筆時点で価格は未定です。Aliexpressでは3月20日から初売りセールを開催するみたいなので、そのあたりで価格なんかも出てくるはず。また分かったら追記しますね。

タフネススマホって似たりよったりなところが多いんですが、Ulefone Power Armor 19TはFLIRサーマルカメラが一番のウリ。ホント、FLIR製品って高いので、サーマルカメラが欲しいって方は初売りセールの価格を見てから検討してみて下さい。

ちなみに中華スマホって初売りセールが最も安くて、それ以降はなかなか最安値を更新しないのが通例です。欲しいと思った方は3月20日〜の初売りセール価格が買い時かと思います。

Ulefone Power Armor 19Tのスペック・仕様

Ulefone Power Armor 19Tは2023年3月発売のUlefoneのAndroidスマートフォンです。

製品情報
端末名 Power Armor 19T
発売年 2023年3月
発売地域 海外:SIMフリー
メーカー・ブランド Ulefone
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
4G LTE FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 66 / 71
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41
5G NR 非対応
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth バージョン:5.2
コーデック:非公表
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様
ディスプレイ サイズ:6.58インチ
材質:液晶
画面占有率:非公表
形状:ノッチ(水滴)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:240Hz
解像度 解像度:2,408×1,080(FHD+)
画面比率:20:9
画素密度 401ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:175.2mm
横幅:83.4mm
厚さ:18.8mm
重さ 409g
本体色 ブラック系
システム仕様
OS Android 12
CPU(SoC) MediaTek Helio G99
メモリ/保存容量
組み合わせ メモリ12GB+容量256GB
ストレージカード MicroSDカード対応(最大2TB)
※片方のSIMスロットと共用
カメラ
背面カメラ クアッドカメラ
①1億800画素(メイン、f/1.89)
②500万画素(マクロ、f/3.0)
③サーマルカメラ
④500万画素(補助カメラ)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:1/1.52(メイン)
PXサイズ:0.7μm(メイン)
インカメラ 水滴ノッチ式インカメラ
画素数:1,600万画素(メイン、f/2.0)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
カメラ備考 赤外線サーマルカメラ搭載(160×120)
機能仕様
GPS GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 赤外線センサー:非公表
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:温度センサー
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:IP69K
耐衝撃:MIL-STD-810H
イヤホンジャック あり
NFC NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
その他機能 独自キー搭載
FMラジオ対応
uSmartコネクタ搭載
バッテリー
バッテリー容量 9,600mAh
充電 有線充電:66W
ワイヤレス充電:15W
逆充電:対応(ワイヤレス対応)
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

【公式サイト】Ulefone Power Armor 19T – ulefone.com

スペック表に関する免責事項

SoCはHelio G99。メモリは12GB

Ulefone Power Armor 19TのSoCはHelio G99

SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここで端末の性能が決まります。

メモリ(RAM)は12GB、保存容量(ROM)は256GBとなっています。

メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2023年現在、メイン機種として使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。

保存容量は写真やアプリなど端末本体に保存できるデータ容量です。2023年現在、メイン機種として使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。

MicroSDカード等のTFカードによる保存容量の拡張に対応しています。最大対応容量は2TBです。

Ulefone Power Armor 19T(Helio G99)のAnTuTuスコア

AnTuTuスコアは性能の指標です。まだUlefone Power Armor 19Tの実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでHelio G99の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。

※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。Helio G99の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは9で測定しています。

  • 総合スコア(CPU):376,984
  • ゲーム性能(GPU):84,760

MediaTek Helio G99 – nanoreview.net

▼以下は2023年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

Ulefone Power Armor 19Tのカメラ

Ulefone Power Armor 19Tの背面カメラは広角のメインカメラ(1億800万画素)、接写用のマクロカメラ(500万画素)、サーマルカメラ、補助カメラ(500万画素)の4眼構成です。

  • メインカメラ(1億800万画素)
  • マクロカメラ(500万画素)
  • サーマルカメラ
  • 補助カメラ(500万画素)

インカメラの構成・画素数はメインカメラ(1,600万画素)のみの1眼構成です。

Ulefone Power Armor 19Tのディスプレイ

Ulefone Power Armor 19Tの画面はサイズが6.58インチ、解像度は2,408×1,080、ディスプレイは液晶を採用しています。画面形状はノッチ(水滴)となります。

また高速表示とタッチ操作に対応しており、リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリングレートは最大240Hzまで対応しております。

  • サイズ:6.58インチ
  • 解像度:2,408×1,080
  • ディスプレイ:液晶
  • 画面形状:ノッチ(水滴)
  • リフレッシュレート:最大120Hz
  • タッチサンプリングレート:最大240Hz

Ulefone Power Armor 19Tのサイズ・重量・カラー

Ulefone Power Armor 19Tのサイズは高さが175.2mm、横幅が83.4mm、厚さが18.8mm、重量が409gとなっています。

  • 高さ:175.2mm
  • 横幅:83.4mm
  • 厚さ:18.8mm
  • 重量:409g

カラーはブラック系の1色展開です。

Ulefone Power Armor 19Tの対応バンド

Ulefone Power Armor 19は海外モデルなので技適に関してはご留意下さい。

以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。

docomo回線の電波バンド対応状況

Ulefone Power Armor 19Tはドコモ回線の4Gで重要なバンド1・3・19に対応しています。

またUlefone Power Armor 19Tはドコモで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするドコモ回線の格安SIMはこれ!↓

ドコモの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz)

Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況

Ulefone Power Armor 19Tはソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。

またUlefone Power Armor 19Tはソフトバンクで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするソフトバンク&ワイモバイル回線の格安SIMはこれ!↓

ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz)

au回線の電波バンド対応状況

Ulefone Power Armor 19Tはau回線の4Gで重要なバンド1・3・18・26に対応しています。

またUlefone Power Armor 19Tはauで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするau回線の格安SIMはこれ!↓

auの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz)

楽天モバイル回線の電波バンド対応状況

Ulefone Power Armor 19Tは楽天モバイル回線の4Gで重要なバンド3・18・26に対応しています。

またUlefone Power Armor 19Tは楽天モバイルで提供される5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼月間20GBで3,278円、通話料は無料!↓

楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz)

Ulefone Power Armor 19Tの価格・購入先

■メモリ12GB+容量256GB■

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