Xiaomi 15S Proのスペックまとめ!搭載する独自開発SoC「XRING O1」は高クロック版でAnTuTuは300万点オーバー
Xiaomiがハイエンドスマートフォン「Xiaomi 15S Pro」を発表!これ、Xiaomiが独自開発したSoC「XRING O1」を初搭載したスマホで非常に注目度の高いモデルとなっています。それではスペックをチェックしてみましょう!
なお価格は5,499元から。執筆時点だと約11万円からなんですが、スペックを見る限りめちゃくちゃ安価に設定されてそうです。
XRING O1を搭載したタブレット「Xiaomi Pad 7 Ultra」も一緒に発表されています!
目次をクリックすると各項目へ移動します
Xiaomi 15S Proの詳細スペック
製品情報 | |
---|---|
端末名 | Xiaomi 15S Pro |
発売年 | 2025年5月 |
発売地域 | 海外 |
メーカー・ブランド | Xiaomi |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
4G LTE | FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 |
5G NR | Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79 |
Wi-Fi | Wi-Fi 7 |
Bluetooth | バージョン:5.4 コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC / aptX Adaptive / LHDC 5.0 / LC3 |
SIMサイズ・スロット | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 | |
ディスプレイ | サイズ:6.73インチ 材質:有機EL 画面占有率:94% 形状:パンチホール(中央) 最大リフレッシュレート:120Hz(LTPO) 最大タッチサンプリングレート:300Hz |
解像度 | 3,200×1,440 |
画素密度 | 522ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ | 高さ:161.3mm 横幅:75.3mm 厚さ:8.33mm |
重さ | 216g |
本体色 | ブラック系、ブルー系 |
システム仕様 | |
OS | Xiaomi HyperOS 2 |
CPU(SoC) | Xiaomi XRING O1 |
AnTuTuベンチマーク | 総合スコア:3,004,137 |
メモリ/保存容量 | |
メモリ規格 | LPDDR5T |
ストレージ規格 | UFS4.1 |
組み合わせ | メモリ16GB+容量512GB メモリ16GB+容量1TB |
ストレージカード | 非対応 |
カメラ | |
背面カメラ | トリプルカメラ ①5,000万画素(メイン、f/1.44) ②5,000万画素(超広角兼マクロ、115°、5cm、f/2.2) ③5,000万画素(望遠、120mm、f/2.5) 手ぶれ補正:光学式(メイン、望遠) センサーサイズ:1/1.31(メイン) PXサイズ:2.4μm(メイン) |
インカメラ | パンチホール式インカメラ 画素数:3,200万画素(メイン) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
カメラ備考 | Leica監修 Summiluxレンズ搭載 フリッカーセンサー搭載 光影猎人900 |
機能仕様 | |
GPS | GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、AGNSS |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー | 赤外線センサー:対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 X軸リニアセンサー搭載 |
防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:IP68 耐衝撃:非対応 |
イヤホンジャック | なし |
NFC | NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
その他機能 | デュアルスピーカー搭載 |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 6,100mAh |
充電 | 有線充電:90W ワイヤレス充電:50W 逆充電:対応 |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース | |
参照元 | 【公式サイト】Xiaomi 15S Pro – mi.com |
Xiaomi 15S Proの対応バンド
Xiaomi 15S ProはNanoSIMで利用できます。
カラーは2色展開
カラーは远空蓝(青いやつ)と小米龙鳞纤维版(黒いやつ)の2色展開!水ポチャにも耐えられるIP68の防水防塵にもバッチリ対応!
▼小米龙鳞纤维版はカーボン調デザインにゴールドの差し色ロゴ。めっちゃかっこいいですねぇ。15周年記念デザインだそうです。↓
▼おー!ハイエンドらしくベゼルめっちゃ薄い!↓
▼ちなみに小米龙鳞纤维版に付属のケースはいつものグレーじゃなくて、なんだかお金かかってそうなやつになってます…笑。買うならこれだな!↓
SoCは独自開発のXRING O1は3.9GHz版を搭載
搭載するSoCは、なんとXiaomi独自開発の「XRING O1」を搭載。3nmプロセスルールで製造されたSoCで、最高周波数は3.9GHzに達します。AI処理を行う6コアNPUは44TOPSとのこと。
▼AnTuTu公称値はなんと300万点オーバー。↓
噂では数世代前のハイエンド性能みたいな情報が飛び交ってたんですけど、いや、これ現行世代のハイエンドとバッチバチ戦えるくらい性能高いんですけど…!
ちなみにXRING O1は周波数の異なるバリエーションが存在するようです。
▼Xiaomi 15S Proは上の画像の通り3.9GHzと記載されているんですが、XRING O1を搭載するXiaomi Pad 7 Ultraは3.7GHzなんです。↓
ただどちらのページでもAnTuTu公称値は3,004,137点となっています。
ちょっと興味深いポストがあったんですが、そのポストによるとスマホは3.9GHz、タブレットは3.7GHzに分かれているけど安定動作範囲は3.4GHzが限界って内容でした。それなら同じ水準のスコアがでも腑に落ちますね。
GPUは16コアのImmortalis-G925とのこと。ゲーム性能は実際にレビューして確認したいところですが、現行世代のフラッグシップSoCと比べても引けを取らないほどのパワーはありそうですね!
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
6.73型の120Hzディスプレイを搭載
画面サイズは6.73型でもちろん有機EL。解像度なんてFHDクラスを遥かに超える3,200×1,440の2Kパネルを搭載しているので画素密度も522ppi。300ppiを超えると高精細と言える水準なので超高精細。
また1-120Hzの可変リフレッシュレートにも対応。画面を消しても最低限の情報を表示できる常時表示機能を使う場合、画面の更新を1Hzまで落とせる仕様なので電池持ちも良さそうですねぇ。
最大120Hzの高リフレッシュレート表示にも対応しているので、標準の60Hz表示の2倍滑らかに表示できる仕様です。ディスプレイもフラッグシップ級ですね!
ライカ共同開発のトリプルカメラを搭載
カメラは光影猎人900センサーを採用した5,000万画素の25mm広角カメラ、115度の広い範囲を撮影できる5,000万画素の14mm超広角兼マクロカメラ、30cmまで近づいて撮影できるテレマクロ対応の5,000万画素120mm光学望遠カメラの3カメラ構成。もちろんライカ共同開発!
▼Summiluxの名を冠するレンズもバッチリ搭載。↓
▼またXRING O1は第4世代ISPを搭載していて暗所でのダイナミック・パフォーマンスが劇的に向上。光が昼より少ない夜景の動画撮影もノイズが少ないキレイな映像を撮れるとのこと!↓
Xiaomiのカメラは評判も良いので仕上がりは期待できそう!ぜひとも触ってみたいですねぇ…!
90W充電対応の6,100mAhバッテリー搭載、無線充電も対応
バッテリーは大容量の6,100mAhを搭載!有線充電も90Wの急速充電に対応、ワイヤレス充電も対応していて50Wでの無線充電もOK。
最近はバッテリー容量も多くなってきましたねぇ〜!少し前は5,000mAhが標準的だったのに、今では6,000mAh超えが当たり前になってきたなぁ。
ただXRING O1の省電力性能が未知数なので電池持ちは実際にレビューして確かめる必要がありそう。
Xiaomi 15S Proまとめ
Xiaomi 15S Proの発売日は5月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ16GB+容量512GB:5,499元(約11万円)
- メモリ16GB+容量1TB:5,999元(約12万円万円)
AnTuTu300万点オーバーのハイエンドながら5,499元(執筆時点で約11万円)から。いや〜、インパクトある価格!
ただXRING O1の性能はカタログスペックだけだと分からない部分も多いので、今後はレビューでの評価にも注目していきたいところ。これは触ってみたいのでどうにかこうにか買えないかな。まめこmobileさんあたりで。
たぶん日本には来ない気がしますが・・・最近のXiaomi Japanはイケイケどんどんなので期待したい…笑
また新たな情報が入ったらX(旧Twitter)・Facebook・Threadsでお伝えするのでフォローよろしくお願いします!