ZTE「Blade V8」スペック詳細と日本発売日や価格まとめ!

ZTE Blade V8

▼2017/5/22更新▼ZTE JAPANが2017年5月25日に国内発売を発表!日本仕様の詳細が公開されたので加筆しました!

先日、ガルマックスで執筆したBlade V8 Proの弟分である”Blade V8”も発表されました!こっちは日本発売予定!→2017年5月25日に発売決定!

新世代のミドルスペックSoCを搭載しており、低価格モデルながらもデュアルカメラを搭載している要注目な機種です。

本記事ではZTEのBlade V8についてまとめます!

兄貴分のBlade V8 Proは以下の記事で纏めていますのでよろしければどうぞ!

 「Blade V8」のスペック詳細と価格・発売日。

ここでは「Blade V8」のスペックと価格・発売日を纏めます。

「Blade V8」の発売日と価格について。

僕の予想は大外れ。発売日は2017年5月25日で価格は34,800円とミドルスペック端末の中では平均的な価格です。

日本発売はアナウンスされていますが価格は後日発表とのこと。性能の高いBlade V8 Proが日本円で26,000~27,000円位なので、これ以下の価格になることは間違いないでしょう。

発売次期は2017年2月。日本向けではZTEから発売されるのか、はたまたgooスマホとして発売されるのかは不明。Blade V8 Proの記事でも書いたのですが、個人的にはgooスマホとして発売されるんじゃないかと予想してます。

「Blade V8」の性能はミドルスペック。

SoCにはマイナーチェンジしたSnapdragon435を搭載。メモリが2GBで保存容量が16GB、メモリが3GBで保存容量が32GBの2モデル展開となります。

追記:日本ではメモリ2GB/保存容量32GBのモデルとなりました。

画面サイズは5.2型と最近のスマートフォンでは標準的な大きさで、画面解像度は1920×1080(フルHD)。

長期的に利用するならメモリが3GB/保存容量が32GBモデルを選びましょう。

項目スペック
OSAndroid7.0
SoCSnapdragon435
1.4Ghz×4
1.1Ghz×4
8コア
メモリ3GB
保存容量32GB
MicroSD利用可
最大128GB
液晶5.2型
(1920x1080)
背面カメラ1300万画素+200万画素
デュアルカメラ
撮影後にピント
調整可能
前面カメラ1300万画素
フラッシュ
対応バンドLTE
Band1
Band3
Band8
Band19
Band26

3G
Band1
Band6
Band8
19

GSM
850MHz
900MHz
1800MHz
1900MHz
SimサイズNanoSIM×2
(片側は
MicroSDと共用)
DSDS
Wi-Fi802.11 b/g/n
センサー GPS/A-GPS/Glonass
光センサー、ホールセンサー
加速度センサー、近接センサー
ジャイロセンサー、指紋認証センサー
コンパス
VoLTE
CA
FMラジオ
バッテリー2730mAh
取り外し不可
サイズ縦148mm
横71.5mm
厚さ7.7mm
重量142g
カラーシャンパンゴールド/ミッドナイトグレー

OSはAndroid7.0を搭載。

「Blade V8」はOSに最新のAndroid7.0を搭載。Android7.0では2画面表示で操作することが可能なので”動画を見ながらネットサーフィンする”ような使い方もできます。

「Blade V8」のベンチマーク。

Blade V8で搭載されているSoCはSnapdragon430のマイナーチェンジモデルであるSnapdragon435です。

430も435もCPU部分は1.4Ghz×4コア+1.1Ghz×4コアの8コアで同じなので、基本的な処理性能はほぼ同じ。

▼Snapdragon430を搭載したZenfone3LaserのAnTuTuベンチマーク。スコアは約45,000点なので、Blade V8も同じくらいの数値です。これだけの性能なら普段使いで不満を感じる事はすくない。↓

ZenFone3のベンチマークスコアは約44930点
新世代のスナドラ430を搭載したZenFone3 Laser。

本体正面のホームボタンに指紋センサーを搭載。

Blade V8の指紋センサーはホームボタンに搭載。

「Blade V8」はホームボタンに指紋センサーを内蔵してます。ホームボタンに指紋センサーが付いているモデルは、机に置いている時のロック解除が簡単。

背面に指紋センサーが付いているタイプはひっくり返して指紋センサーにタッチしなくちゃいけないので面倒くさい。

あ、そういう操作を考えていると、Xperiaみたいな本体のサイドに指紋センサーが付いているのって使いやすそう。

Wi-Fiはacに未対応。

ここは価格なりの仕様となっていますが、「Blade V8」はWi-Fiはac規格に対応していません。

私の家の固定回線は頑張って実測値25Mbps位なので、acに対応していても宝の持ち腐れなのですが、実測値で1Gbpsとか出ちゃう神回線を使っている方はBlade V8では不満が出るかも。

ジャイロセンサーはバッチリ対応。FMラジオも聞けます。

ポケモンGOで有名になった”現実世界を拡張するAR”を利用する時に必要なジャイロセンサーにバッチリ対応しているので、今後増えるであろうARゲームも楽しめます。

▼AR機能は現実世界にキャラを表示させて”現実世界を拡張”するモード。分かりやすいのがポケモンを現実世界に表示するARモード。ジャイロセンサーに対応していないと仮想空間でのプレイとなり寂しいです。↓

ポケモンGOをプレイする場合はジャイロがあったほうが良い

それと、最近はネットラジオも流行ってますが、「Blade V8」はFMラジオにも対応しているので、ネットラジオの様にパケットを消費せずにFMラジオを聴くことが可能です。

「Blade V8」のカメラは流行りの”デュアルカメラ”

ここでは「Blade V8」の最大の特徴である”デュアルカメラ”についてまとめます。

デュアルカメラ搭載。ボケ味撮影は後からでもピント調整可能。

Blade V8は2つのカメラを搭載するデュアルカメラ仕様です。

「Blade V8」は1300万画素+200万画素のデュアルカメラとなってます。

200万画素のカメラは画素数的に補助的なカメラとなりそうですが、2つのカメラを使って撮影することで、デュアルカメラが得意とする一眼レフで撮影したような”背景をボカして被写体を際立たせる”撮影を楽しめるようで”リフォーカスモード”で撮影後にピントを調整することも可能。

自撮りカメラも1300万画素カメラを搭載。

Blade V8は自撮りカメラに1300万画素カメラを採用。フラッシュも付いてます。

「Blade V8」は自撮りカメラにも力を入れてます。

自撮カメラは1300万画素カメラを搭載しており、フラッシュにも対応。これだけの画素数だとかなり高精細な撮影が可能で美しい自撮りが可能ですね。

「Blade V8」の気になるポイントは対応する電波。

ここでは「Blade V8」の対応する電波について解説します。

これから書くことは現時点で発表されているスペック表を基に書いています。日本向けの仕様では異なる場合があるので、その時は更新します。

追記:国内販売が決まり、正式に国内仕様表が公開されたので日本向け仕様に書き換えています。

ドコモの回線を使う場合の必須バンドに対応。

ドコモのLTEは全国をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3、プラチナバンドの19。3Gは主力バンドの1、農村地区をカバーするFOMAプラスエリアのバンド1/19に対応しており、必須とされるバンド全てに対応しているので安心して利用可能です。

ソフトバンク(ワイモバイル)回線は必須バンドに対応。

ソフトバンク(ワイモバイル)の電波に関してですが、LTEは主要バンドの1、元ワイモバイルの主要バンド3、プラチナバンドの8に対応。3Gも必須バンドの1と8に対応しており安心して利用可能です。

auの電波に関して。

auは通話もLTEもLTE回線を利用する”au VoLTE SIM”仕様となっており、主力バンドの26(バンド18を内包)と補助バンドの1に対応。必須バンドは対応しているので安心して使えますが、3G回線を利用しないau VoLTE SIMである必要が有るので注意しましょう。

デュアルスタンバイに対応!

2枚のSIMを挿して4G+3Gの同時待ち受けが出来るデュアルスタンバイに対応!音声通話SIMは大手キャリア、データ通信は格安SIMを使う。といった運用が可能となっています。

デュアルスタンバイ対応機種では通話の発信を都度選択することも可能なので、ビジネス用とプライベート用の2台持ちを1台にまとめることも可能な便利な機能です。

但し、SIMスロットの片方はMicroSDと共用となっているので、デュアルスタンバイを利用する為に2枚のSIMを挿すとMicroSDが利用できなくなります。デュアルスタンバイを利用する場合は保存容量に気を付ける必要があります。

Blade V8まとめ。デュアルカメラ、DSDS、最新SoCが魅力的!

最新型ミドルスペックSoC、デュアルカメラ、DSDS、指紋認証、AR機能が使えるジャイロセンサーに対応するなどスペックと仕様的には非常に秀才な端末です。

また、日本仕様ではドコモ系、au系、ソフトバンク系の3キャリア電波に対応し、デュアルスタンバイまで利用できるので付加価値の多い機種だと感じました。

但し、価格は数多くのメディアで予想されていた3万円以下とはならず、価格に関してはちょっぴり残念ですが、価格なりの内容にまとまっているので正直欲しいと思える端末でした。

製品ページが公開されていたので是非チェックしてみて下さいね!

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