ドコモの650円スマホ「MONO(MO-01J)」ってどんな機種?
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2016年10月19日、ドコモが冬モデルとして発表した端末の中に「MONO(MO-01J)」という普段見慣れないモデルが含まれており「一括650円」という価格が話題となりました。
価格の高い端末だと様々な割引を駆使しても実質数万円という負担が発生しますが、それが650円なんだからビックリ。
ガルマックスでは早速実機を触ってきたので実機フォトを交えながら紹介します。
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MONO(MO-01J)の価格、性能、特徴。
ここではMONOの性能や特徴をまとめます。
MONO(MO-01J)の機種変更、MNP、新規の価格。
機種変更、MNP、新規の全てで一括税込32,400円。
端末購入サポートで端末代金が大幅に割引されて一括税込648円となります。
どのような端末購入方法でも同一の価格となるのは嬉しいポイント。
端末代金650円は1年縛りの端末購入サポート利用時。
MONOを一括650円で手に入れるにはドコモの「端末購入サポート」を利用します。1年間は機種変更しないでドコモで契約を継続する代わりに端末代金の大部分をドコモが肩代わりしてくれます。
月々サポートの場合は利用料金から割引くので端末代金は実質価格となりますが、端末購入サポートは端末代金をダイレクトに割引くので一括650円となります。
性能は中の上で快適です。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android6.0 |
SoC | Snapdragon617 |
メモリ | 2GB |
保存容量 | 16GB |
液晶 | 4.7型HD 1280×720 |
カメラ | 背面:1330万画素 前面:490万画素 |
SDスロット | ○ MicroSDXC (128GB) |
防水/防塵 | ○/○ (IPX7/IP5X) |
VoLTE | ○ |
指紋認証 | ☓ |
おサイフ機能 | ☓ |
ワンセグ | ☓ |
PREMIUM 4G | ☓ |
赤外線 | ☓ |
Simサイズ | NanoUIM |
バッテリー | 2440mAh |
サイズ | 縦136mm 横69mm 厚さ8.8 |
重量 | 138g |
カラー | WHITE Black |
MONOはドコモオリジナルスマートフォンですが製造は格安スマホでお馴染みのZTE製でSIMフリースマートフォンでも人気の高いメーカーさんです。
SoCにはSnapdragon617、メモリは必要十分な2GB、4.7インチの画面サイズではこれまた必要十分なHD(1280×720)で動作自体はキビキビです。
実際にMONOの実機を操作してきましたがレスポンスも良くて端末の基本性能に関しては不満はありません。
また端末的には防水防塵に対応、サービス面では高音質な通話が可能なVoLTEにも対応してます。
▼大きさもXperiaXCompactよりもひと回り大きいくらいで片手でも操作し易いです。↓
▼本体左側面の下部にはマナーモード様に物理スイッチが付いていました。パッとマナーモードに出来るので便利でした。ストラップホールも付いてます。↓
▼本体サイドはプラスティック感が出ていますが、思っていたほどチープ感は感じませんでした。↓
カメラの出来栄えはいい感じでした。
MONOはメインカメラに1330万画素、自撮りカメラには490万画素のカメラを備えていました。本来、3万円前後の端末ですがそれでもカメラ性能は頑張っていますね。
アウトカメラは立ち上がりも早く画質にも不満は無かったです。インカメラは490万画素ですがこちらも移りに関して特に問題はありません。
安い端末だと、液晶に写っている映像はキレイだけど保存した時に画質が劣化してしまう端末もありますが、MONOは撮影後にビューアーで確認しましたが私の目では劣化を感じることは出来ませんでした。
▼インカメラで撮影中を撮影。自撮りもキレイに撮影出来ます。↓
MONOのデメリット。
ここではMONOのデメリットや使えない機能などをまとめます。
使えなくなる機能が多い。
ドコモのスマートフォンではドコモの様々なサービスが利用できる様に設計されていますが、MONOは結構機能を削ってます。
おサイフ機能が付いていない。
iPhone7からおサイフ機能が付いたのでAndroidの特権機能とまでは言えなくなりましたが、おサイフ機能が使えるからAndroidを使っているという方も多いはずです。残念ながらMONOはおサイフ機能には対応してません。気持ちばかりのカードポケット付きケースはリリース予定です。
指紋認証機能が付いていない。
MONOはAndroid6.0を搭載しているのでOSが指紋機能に対応しているのですが、残念ながら指紋認証機能がMONOには付いていないので、ロック解除やアプリ内ログインに指紋が使えません。
ワンセグが付いていない
ワンセグでテレビを見ている方がどれだけ居るのかは分かりませんが、MONOにはワンセグが付いていないのでテレビは見れません。
キャリアアグリケーションに非対応。
キャリアアグリケーションは複数の電波を同時に掴む事で通信速度を底上げする技術で、ドコモでは「PREMIUM 4G」というサービス名で提供しています。利用にはキャリアアグリケーションに対応した端末が必要なのですが、MONOは対応してません。
MONOの2年間で必要なトータル費用。
MONOが気になっている方はデメリット部分を差し引いてから2年間のトータルコストで比較して購入検討したほうが良さげ。
確かに端末代金は端末購入サポートを利用することで一括650円で安いですが、トータルコストを算出して、少しの差額で旧機種のハイエンド端末が購入出来るのであれば旧機種を狙ったほうが幸せになれるかも。
カケホーダイライト+2GBのデータパックで計算します。
MONOを650円という端末価格でゲットするには「端末購入サポート」を利用するのですが、端末購入サポートを利用すると月々サポートが使えません。
また、カケホーダイまたはカケホーダイライトどちらかの音声プランと指定データパックでの契約が必要となります。
という訳で、カケホーダイライト+2GBデータパックでMONOを2年間利用した場合のトータルコストを算出します。
端末代金650円+カケホーダイライト1,837円(44,088円)+2GBデータパック3,781円(90,744円)+SPモード324円(7,776円)で計143,258円。
これは一例ですが、他の機種でも目先の価格にとらわれず2年間のトータルで購入検討したほうが良いです。
旧機種でも端末購入サポート対象機種では結構な割引額で手に入るので、MONOが気になる方は旧機種の情報もチェックしましょう。
【公式】ドコモ-端末購入サポート
MONOは出来る事、出来ないことを把握してから購入検討しましょう。
1年縛りは有るもののその他の下取りプログラムなどを利用せずとも端末代金が一括650円となるのは魅力的。端末も安かろう悪かろうでは無くしっかり作り込まれており、安心して利用できる性能を持ち合わせています。
しかしながら、端末仕様だけでなくドコモのサービスがどれだけ利用できるかもチェックしてきましたがシンプルな反面、利用できない機能もそれなりにあるので注意はしなくてはいけません。
デメリット部分が問題なければ購入検討していいと思います。
【公式】ドコモ-MONO(MO-01J)
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