ROG Flow Z13のレビュー!実機を使って気にいった・気になったポイントと評価まとめ!
ROG Flow Z13を試す機会を頂いたので実機を使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けします!
メリット・良かった点
- スタイリッシュで軽量なボディー
- ゲーミングPCとして一定水準はクリアしてるパフォーマンス
- ゲーム性能を後からパワーアップできる
- デスクトップスタイルでも使える
- クリエイターも使える仕様と性能
デメリット・注意点
- 派手なデザインは好みが分かれる
- 4K/FHDモデルでリフレッシュレートが異なる
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ROG Flow Z13の発売時期と価格!
ROG Flow Z13は2022年2月21日発売のゲーミング2 in 1タブレットPCで4モデルがリリースされています!
モデル | ROG Flow Z13 GZ301ZA | ROG Flow Z13 GZ301ZC | ROG Flow Z13 GZ301ZE | ROG Flow Z13 GZ301ZE (レビュー機) |
CPU | Core i5-12500H | Core i7-12700H | i9-12900H | i9-12900H |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD | 512GB SSD | 1TB SSD | 1TB SSD |
ディスプレイ | FHD/120Hz | FHD/120Hz | FHD/120Hz | 4K/60Hz |
GPU | インテル Iris Xe グラフィックス | 3050 | 3050 Ti | 3050 Ti |
価格 | 199,800円 | 239,800円 | 254,800円 | 269,800円 |
4モデル展開なんですが、グレード的には3つで最上位モデルはディスプレイが4KかFHDのいずれかを選べるようになってます。今回は4K/60Hzディスプレイを搭載している最上位モデルをレビューしますよ!
なお、その他モデルではCPUやGPUのグレードが異なるので、本レビューで記載しているゲームの快適性などは最上位モデルでの評価となります。
購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!
ROG Flow Z13のデザイン・外観のレビュー
ROG Flow Z13は2 in 1タイプでキーボードとディスプレイ部分が分離できるデザイン。ゲーミングノートPCでこのタイプは見たこと無かったかも。
▼ディスプレイは13.4型のタッチパネル。キーボードを外してタブレットとしても使えます!↓
▼背面の一部は透明になっていて内部をチラ見せするようライトアップ。背面部分はデザイン含めかなりゲーミングしてますねぇ。↓
▼キックスタンドは開きやすいように赤い”ツマミ”が付いてます。これが結構使いやすい!角度調整は柔軟なんで好みの角度に調整しやすくてGood。↓
この類の製品はキーボードカバーが別売りになっていることがデフォなんですが、ROG Flow Z13は標準付属してるのが嬉しいポイント。
▼キーボードはバックライト付き。もちろんゲーミングモデルなのでカラフルに光らせることも出来ます。↓
▼取り付けてみました。キーボードの根本(画面側)は折れ曲がるようになっていて傾斜を付けられます。結構打ちやすい!↓
▼もちろんキーボードカバーを取り付けたまま持ち運びOK。キーボードカバー込みで1536gとゲーミングモデルとしては軽量な部類。↓
▼端子は左側面にUSB-CとROG XG Mobileを接続する端子、右側面にUSB-Aとヘッドホンジャックの配置です。電源ボタンは指紋センサー付き、ボリュームボタンも側面に備わっているので素早く調整可能。↓
電源ユニットは想像していたよりも小型で驚きました。これまで触ってきたゲーミングノートPCはバカでかい電源ユニットだったので、このサイズは持ち運びやすいしありがたい!
▼ゲーミングモデルとしてはコンパクトな電源ユニット↓
ROG Flow Z13の性能とベンチマーク
レビュー機のROG Flow Z13は最上位モデルでCPUは最新のintel Core i9-12900H、GPUはNVIDIA GeForce RTX 3050 Tiを搭載してます。端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。
ROG Flow Z13の実機ベンチマーク結果
各種ベンチマークを測定してみました。ゲーミングモデルはリアルタイムでゲーム画面を表示するために高度な処理が必要なので一般的なノートパソコンと比較して高性能ですね。
AAA級タイトルを快適に遊ぶにはグラフィックの調整も必要ですが、多くのゲームを「楽しめるレベル」で動作させるゲーム性能は持っています。あと、動画の編集やエンコードもFHDクラスは余裕でした。
▼ストレージも超高速。ロードの多いゲームもサックサクです。↓
買うなら最上位のFHDモデルをおすすめしたい
先述通り最上位モデルは4KまたはFHDいずれかのディスプレイタイプを選べます。
- 4K:リフレッシュレートは60Hz
- FHD:リフレッシュレートは120Hz
外部GPUのROG XG Mobileを接続して遊ぶことを前提としているなら4Kでも良いんですが、ROG Flow Z13に内蔵されているNVIDIA GeForce RTX 3050 Tiで遊ぶなら描画負荷の低いFHDがおすすめ。
また、FHDの場合は120Hzのリフレッシュレートに対応してます。
FHDで負荷が軽い→4KよりもFPSが高くなる→120Hzまでは余すことなく表示できるので、ゲームによってはFHDモデルのほうが快適に遊べる場合が多くなるはず。
あとROG Flow Z13のディスプレイサイズ的に4Kって意味あるのか?問題もありますからね。
ちなみに筆者も検証でゲームを遊ぶときはFHDにしてます。理由は4Kだと重くなり快適度が下がるから。あとこのサイズのディスプレイだと精細さの違いもそれほど気にならないから。
購入するならFHDモデル、高解像度のディスプレイで遊びたければ4Kの高解像度を活かせる27インチ以上のディスプレイを別途購入したほうが良いんじゃないかと思います。
ROG Flow Z13でガチで遊んでるAPEXやってみた
ベンチマークよりも実際のゲームで快適に動くのか。ここが一番大切。
あれこれとゲームを試したいところなんですが、ガチで遊んでいるゲームじゃないとあまり語れないので、今回は筆者がガチで遊んでいる「APEX Legends」で試します。
3050 TiでもFHDで電源接続状態なら快適
電源に接続していないとパフォーマンスが落ちて快適では無いライン(60FPS以下)に片足を突っ込むんで、ゲームするなら基本的に電源接続状態がおすすめです!
検証では外部GPUを取り付けない状態で
- 電源は接続している
- ゲーム解像度はFHD
- ゲームグラフィックは高FPSを維持する設定
という内容で遊んでみます。
▼ゲーム設定は以下の通り。↓
実際にAPEX Legendsを何試合か遊んでみましたが、一番動作が重くなる上空待機時以外は平均80〜90FPS前後。こんなにFPS出ると思ってなかったんで正直ビックリ。最近のモバイルゲーミングPCはパワフルになったなぁ。
まあ4Kモデルはリフレッシュレートが60Hzなので滑らかさは堪能出来ないんですが、動きの激しいAPEX Legendsで60FPSを切ることなく遊べたのは高評価です!
ゲーム性能をパワーアップできるROG XG Mobile対応が嬉しい
モバイルゲーミングPCはデスクトップみたいにパーツ交換してパワーアップできない・・・というのは昔の話。今は外部GPUってものがあるので、ゲーム性能を簡単にパワーアップすることが出来ちゃいます!
ASUSでは独自のドッキングコネクタで接続する外部GPUを2つリリース中。現時点で最上位は3080なので今後の新モデル登場にも期待したいですね。
- NVIDIA GeForce RTX 3080を搭載するROG XG Mobile GC31 (GC31S-026)
- NVIDIA GeForce RTX 3070を搭載するROG XG Mobile GC31 (GC31R-026)
価格は3080搭載モデルが188,800円、3070搭載モデルが149,800円とパソコンを購入できるくらいの価格。グラボってホント高くなったよね。
まあ価格については置いといて、あとからゲーム性能を劇的に向上できる仕組みが設けられているのが超絶Good。
昔のモバイルゲーミングPCはこれが出来なかったんでカスタマイズできるデスクトップ一択みたいな感じでしたが、今は外部GPUが使えるのでモバイルゲーミングPCも選択肢としてはアリよりのアリ。
▼ちなみにROG XG MobileはUSBポートや外部出力端子なども備えているのでDock的な使い方もOK。↓
ゲーム性能が劇的アップ!でもケーブルの硬さは改善してほしい
そんなROG XG Mobileですが、今回は3070を搭載するモデルを一緒に貸してもらいました。
▼これが本体。ROG Flow Z13とはケーブル一本で接続出来ます。が、ケーブルが結構硬いので本体を置く位置がわりと固定化されます。これは改善してほしいかな。↓
▼APEX Legendsを先ほどと同じ設定で遊んでみたんですが、120FPSほぼ張り付きにFPSが劇的向上。より快適に遊びたいのであればROG XG Mobileの導入も検討してみて下さい。↓
自宅ではデスクトップスタイルで遊べる
ROG Flow Z13の良いところは2 in 1のタブレットPCであること!一般的なノートパソコンとは違いキーボードが取り外せるので、自宅では大画面に繋いでデスクトップスタイルで遊ぶこともできます。
例えば、外部ゲーミングディスプレイに接続してROG Flow Z13はサブディスプレイとして利用、キーボードはお気に入りのゲーミングキーボードを接続して使えますよ!かなり快適に遊べる筆者イチオシのスタイルなのでお試しあれ。
クリエイティブな作業もOK。動画編集も捗る
最近はGeForce Experienceの巻き戻し録画で簡単にカッコいいクリップを保存できるので、ゲーミングPCを購入して遊び始めたらチャレンジしたくなるのが動画投稿。
動画編集やエンコードはそこそこCPUやGPUのパワーが必要なんですが、こちとらちゃっきちゃきのゲーミングPC。ROG Flow Z13はそんなゲーム動画の編集やエンコードも朝飯前で、実際に動画を撮影・編集・エンコードしてますが快適快適!
▼ちなみにディスプレイはタッチパネルでスタイラスペンも使えるので動画の絵コンテ作りも捗ります。マジでゲーミングではないデザインを採用したクリエイター向けモデルを出してほしい。↓
ROG Flow Z13のメリット・デメリットと評価まとめ
正直、ガチでゲーミングデスクトップPCを組んでいいる身としては失礼ながらモバイルゲーミングPC?(笑)とか思ってたんですが、ROG Flow Z13はある意味、モバイルゲーミングPCとしては完成の域に達しているなと感じました。
- スタイリッシュ&軽量である
- 十分なパフォーマンスを確保している
- GPUをパワーアップできる
- デスクトップスタイルで使える
モバイルゲーミングPCの中でROG Flow Z13が現時点で間違いなく最強で最高峰。デスクトップじゃないゲーミングPCが欲しいなら、筆者は迷いなくROG Flow Z13をおすすめします!
ROG Flow Z13の割引情報・購入先まとめ
■メモリ16GB+容量512GB■
初出時価格→239,800円
過去最安値→239,800円
端末価格239,800円!
■メモリ16GB+容量1TB■
初出時価格→254,800円
過去最安値→254,800円
端末価格254,800円!
■メモリ16GB+容量1TB(レビュー機)■
初出時価格→254,800円
過去最安値→254,800円
端末価格254,800円!