レビュー:Razer DeathAdder V3 Proってゲーミングマウスを使ったら勝率上がった!
個人的に話題沸騰中の最新ゲーミングマウス「Razer DeathAdder V3 Pro」を勢いでポチってしまった。なんとお値段23,880円!!!こんなに高いマウスは初めて。なんでこんなに高いんだよ!!!
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圧倒的オーバースペック
スマートフォンでもゲーミングモデルが続々と打ち出されているが、もはや圧倒的オーバースペックのやつも多い。例えばタッチサンプリングレートとか人間では感じ取ることのできない領域に達してしまっている。
Razer DeathAdder V3 Proもまた同じように「そ、そこまで・・・」と言わしめるようなオーバー&オーバーなスペックなのである。
▼それもそのはず。これプロ向けだから!…俺みたいなエンジョイ勢には違いが分かるのだろうか…不安になってきた。↓
▼センサーは最新鋭のRAZER FOCUS PRO 30K。30,000DPIに対応してるけど、正直どこで使うのかサッパリ分からん。↓
非対称カットオフが26段階ってのはスゲー!しかもリフトオフとランディングを別々に設定できるだってよ!
ちなみに非対称カットオフってのはマウスを持ち上げたときにどの高さでトラッキングを切るか、下ろす時にどの高さでトラッキングを再開するか設定できる機能な!
FPSとかでローセンシだと頻繁にマウスを持ち上げでポジションをリセットするけど、その時にトラッキングが切れずにわずかに視点が動いたりすることがあるけど、そういったのを柔軟にカットできる!
▼あとこれよ。ポーリングレート4000Hzに対応。でもこれは別売りのドングルが必要…。ゴラァァァアアア!これ23,880円だぞ!!!同梱してくれたって良いじゃないかよ!!!↓
とまあ、Razer DeathAdder V3 Proは世界の頂点を目指し競うプロ向けの仕様なので、俺には違いを感じられない恐れすらあるオーバースペックなのである。
圧倒的軽量ボディー。62g
Razer DeathAdder V3 Proの圧倒的オーバースペックなセンサー性能を俺が感じ取れるかは疑問だが…この軽さは分かる!
▼62gって言われてもピーンとこないかも知れないが、たぶん卵一個分くらい。仕事で使ってるロジクールのMX Master 3sが約140gだから半分以下!めちゃ軽い!↓
この軽さ、何も持っていない感じといえば大げさになってしまうが、そう思わせてくれるほどに軽い。
敵を見つけた方向に視点をビュッと移動する時のスピード感、止めたいところで止まってくれるピシッと感。もうね、全体的なキビキビ感が凄い。
俺はRazer DeathAdder V3 Proを使う前にPRO X SUPERLIGHTを使ってたから軽さに対する感動はやや薄れてしまっているが、初めて60g台のマウスを触る人ならこんなにも違うんだ!と驚いてくれるはず。
あと、軽量だから疲れづらい。
もう、おっさん世代に両足突っ込んで肩まで浸っている俺は重いマウスをブンブン振る体力が無いの!!!だから軽量モデルは最高なのである。まじで+3試合くらいは遊べるようになったもんね。
この軽さ是非体験してほしい。飛ぶぞ!
多ボタン派は修行が必要
非常に軽いRazer DeathAdder V3 Proは犠牲にしている部分もある。それはボタンの数である。
▼昔は俺も多ボタン派。キーボード操作が苦手で何でもかんでもマウスのボタンに割り当ててた。↓
俺はPRO X SUPERLIGHTで脱多ボタン修行を経て現在に至るが、いやー、正直キツかった。多ボタン派は心しておこう。
▼ちなみにRazer DeathAdder V3 Proはサイドボタンが2つのみ。ホイールのチルト機能も無い。↓
あと、Razer DeathAdder V3 Proはホイール回した時のコチコチ感が非常に弱い。
ホイールの前後で武器切り替えを設定しているが勢い余って2ノッチ進むとかザラだったんで、この点も修行が必要である。
▼それと、電源ボタンとDPI変更ボタンが一体型に。今まで使ってたRazerのマウスは電源がスライドスイッチだったからちょっと慣れるまで扱いづらい。↓
(俺は)最高のホールド感!!!
マウスの持ち方はいくつかあって、「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」に分かれるらしい。調べてみたら俺は「ほぼかぶせ持ちのつかみ持ち」とうなんとも微妙な持ち方だった。
こんな感じで「ほぼかぶせ持ち」なわけだが、同じような持ち方ならRazer DeathAdder V3 Proは合うかもしれない。
▼良かったのが小指の側面がマウスパッドに干渉しなくなったこと。↓
実はいままでマウスの形状が合わなかったのか、小指の先っぽの側面がマウスパッドに擦れていて滑りの大きな抵抗になってた。軽量マウスの利点がこれで台無しになっていると言っても過言ではない状況だったのである!
Razer DeathAdder V3 Proは「背」にあたる部分が高い。左からRazer Viper Ultimate、PRO X SUPERLIGHT、Razer DeathAdder V3 Pro。随分と背が高いのが分かると思う。↓
以前から「背の高いマウスだと恐らく小指は擦れないだろう」と予測していたが、Razer DeathAdder V3 Proを使って実証できた。これは絶対に(俺は)小指がマウスパッドに擦れない!
というわけで、Razer DeathAdder V3 Proは(俺にとって)最高のホールド感だった!
機能は至ってシンプル
Razer DeathAdder V3 Proの機能はめちゃくちゃシンプル。
▼各種設定はSynapseで一括管理されている。設定できる項目はボタンの割当であったりDPI設定であったり先述した非対称カットオフ設定などである。↓
あと…ゲーミングデバイスなのにあれが無い!そう、ライディング機能。
ゲーム向けのやつってめちゃピカピカ光るやつ多いけど、Razer DeathAdder V3 Proは恐らく軽量化を追求しているのであろう、ゲーミングデバイスの十八番でもあるライディング機能まで封印するとは…本気度が違う!
23,880円×プロ仕様=プラシーボ効果MAX
Razer DeathAdder V3 Proは誰がなんと言おうと最高峰のゲーミングマウスであることは間違いない。ただそれだけでは強くはなれない。
まずは心に念じよう。「23,880円、23,880円、23,880円」。そして第二章は「プロも使ってる、プロも使ってる、プロも使ってる」。これでOK。
なんということでしょう。なんだか、強くなった気がしてきたではありませんか。いや、正直そういうのってあると思う。
もちろん形状や重量感が自分にピッタリってのもあるが、それ以上の効果が、たぶん、きっと、もしかしたら、おそらく、ある。実際に勝率上がってるし!
試せるって素敵
ゲーミングマウスは絶対に触ってから買ったほうが良い。何処の馬の骨か分からんやつが良い!凄い!って騒いでも、その感じ方は手の大きさ、マウスパッドの素材、その他諸々で変わってくる。俺が良いというものが、貴方にとっては悪いかもしれない。
だからゲーミングマウスというのは自分で触って確かめるものなのである。
なので、ここまで読んでくれた諸君には申し訳ないが、恐らく、全く参考にならんレビューかと思う。だが安心してくれ!
▼Razer DeathAdder V3 Proは「30日感の安心トライアル」なる制度がある!↓
Razerさんも良くわかってらっしゃるようで、ちゃんと「マウスをお試しいただけます」って言ってくれてる!しかも「返送料も Razer が負担します」だとよ!だから、この記事を読んで気になったらポチって試してみてほしい。
Razer DeathAdder V3 Proまとめ
俺にとってはRazer DeathAdder V3 Proは大当たり。
23,880円って価格は解せぬが、こんなに相性の良いマウスは中々出会えないだろうから後悔はまったくない。むしろ買ってよかった。スペアにもう一個欲しいくらい。もうお小遣いないから無理だけど。
ただ、さっきもお伝えしたように、ゲーミングマウスは自身で触って初めて合う・合わないが分かるものなので、「失敗したらやだなー」って人も多いかと思う。この価格ならなおさら。
そう感じている人にとっては「30日感の安心トライアル」ってのはめちゃくちゃ背中を押してくれるサービスかと思うんで、是非、プロ仕様の最新ゲーミングマウスをその手で体験して頂きたい!
じゃあ、そろそろAPEXの時間だ!またね!