HUAWEI「Mate X3」のスペックまとめ!かなり普通のスマホサイズに近づいたフォルダブルスマホ!
HUAWEI Mate X3が発表されたので特徴とスペックの詳細をまとめました!
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Mate X3の特徴
Mate X3の特徴は以下の通り!
Mate X3のハイライト
- ハイエンドクラスのスペック。5Gは非対応
- フォルダブルとしては薄型軽量。カラーは5色
- メイン・サブディスプレイはどちらも120Hz表示対応
- メイン+超広角+ペリスコープ望遠の3カメラ構成
- バッテリー容量は4,800mAhまたは5,060mAh
- 最大66W+50Wワイヤレス充電対応
▼Mate X3はこの手のフォルダブル(ヨコ折り式スマホ)としてはかなり軽量で薄型なのが特徴!厚みは折り畳むと11.08mm、開くと5.3mmまで薄くなります。重さも239gと見た目よりは軽い印象。↓
比較として、フォルダブルスマホとしてはメジャーであるGalaxy Z Fold4は厚みが6.3mmで重さは263g。このMate X3はそれよりも1mm薄く24gも軽量化されているんです。持ちやすさも結構違ってきそうですな。
折り畳んだ状態だと厚みこそ約11mmありますが、高さが156.9mmで横幅が72.4mmと普通のスマホサイズにかなり近づいてます。
▼カラーは5色でバリエーション豊かなのも良い!大人っぽい感じな色合いってのがHUAWEIっぽい。↓
SoCはSnapdragon 8+ Gen 1…の4G版!本来の8+ Gen 1と違って5G回線には非対応となっています。
▼Snapdragon 8+ Gen 1がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓
今は8 Gen 2がリリースされているので型落ちチップにはなるものの、ハイエンド帯のチップなのでパフォーマンスで心配になることは少なそうです。とはいえ5G非対応なのでその点は注意。日本ではあんま普及していないこともあるので筆者としては問題とは思っとりませんが…。
▼ちなみにSoCの熱を逃がす冷却システムを搭載してます。広範囲にグラフェン放熱板を敷き詰めており発熱を抑えてくれるようになっているのもGoodです。↓
▼ディスプレイはメイン7.85インチの大画面!サブは6.4インチなので普通のスマホのようなサイズ感で使えそうです。どちらも最大120Hzの高リフレッシュレート対応でパネルは有機ELを採用しています。↓
サブディスプレイのみLTPO式の可変リフレッシュレートとなっており、スクロールしていない状態、画面が動いていない状態では自動的にリフレッシュレートを1Hzまで落とし込み、バッテリー消費を抑え込んでくれるようになっているのもミソ。
メインディスプレイは右上にパンチホールを配置しているのは珍しい!とはいえ筆者としてはパンチホールは無い方が理想なんだけどね。あるいは画面内蔵型で隠しているタイプにしてほしいって思う。
ただ大画面ゆえ、動画視聴はスマホとしてはかなり楽しめること請け合いでしょう。この部分は実際に操作レスポンスや折り目が目立つか否かも含めて実際に触ってみたいし買ってみたいもんです。無理だけど。
▼カメラは「5,000万画素メイン」「1,300万画素超広角」「1,200万画素ペリスコープ望遠」の構成!望遠は光学5倍ズームに対応しており、まさにハイエンドらしいスペックです。↓
今では制裁のためかなり厳しい状況とはいえ、カメラに関してはスゲェ高評価を得てきたHUAWEIなので今回のMate X3のカメラにも期待が高まります。このあたりは実機レビューとかでチェックしたいポイントですね。
個人的には光学5倍ズームができるのは嬉しいところで、遠くの被写体もキレイに撮影できるってのは便利で良いんすよねぇ。
あと折り畳みモデルは自立できるので三脚なしで長時間露光とかタイムラプスとかセルフタイマーで集団で撮影も楽しめそうです!
▼Mate X3のバッテリー容量は2通りあって、256GB/512GB版は4,800mAh、1TB版のコレクターズ・エディションが5,060mAhとなっています。↓
最大66Wの急速充電に加えて50Wのワイヤレス充電にもバッチリ対応!この点においてはさすがハイエンドといったところ。
▼防水仕様なのも嬉しいポイント!Mate X3はIPX8の防水規格に対応しています!なお「防塵」は非対応なのでその点は注意。あくまで防水のみです。↓
Mate X3の記事執筆時点の価格は以下の通り。メモリは非公表でした。
- 容量256GB:12,999元(約24.7万円)
- 容量512GB:13,999元(約26.7万円)
- 容量1TB:15,999元(約30.4万円)
高ぇ。高すぎる。スマホの中でもトップクラスに高価っすね。あとこのモデルは中国向けってこともあってオススメはできんです。中国の富裕層が買うやつだコレ。
グローバル版が出るかは今のところ不明なんだけど、基本グロ版より中国版のほうが安いこともあるので、もし出るんだったらこれ以上に高くなる予感しかしないっすね。
とはいえ物欲をそそる折りたたみ、さらに軽量で薄型でスペック的にも申し分ないぐらい高いので魅力といえば魅力。触れる機会があったら触ってみたいもんです。中国に行けば販売店で拝めるだろうか…。
HUAWEI Mate X3のスペック・仕様
HUAWEI Mate X3は2023年3月発売のHUAWEIのスマートフォンです。
製品情報 | |
---|---|
端末名 | Mate X3 |
型番/別名 | ALT-AL00 |
発売年 | 2023年3月 |
発売地域 | 海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド | Huawei |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | 非公表 |
4G LTE | 非公表 |
5G NR | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.2 |
SIMサイズ・スロット | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 | |
ディスプレイ | ▼メイン画面↓ サイズ:7.85インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:折りたたみ 最大リフレッシュレート:120Hz(LTPO) 最大タッチサンプリングレート:300Hz ▼カバー画面↓ サイズ:6.4インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:パンチホール(右上) 最大リフレッシュレート:120Hz 最大タッチサンプリングレート:240Hz |
解像度 | ▼メイン画面↓ 解像度:2,504×1,080 画面比率:21:9 ▼カバー画面↓ 解像度:2,496×2,224 画面比率:9:8 |
画素密度 | メイン画面:347ppi カバー画面:522ppi |
サイズ | ▼折りたたみ時↓ 高さ:156.9mm 横幅:72.4mm 厚さ:11.08mm ▼オープン時↓ 高さ:156.9mm 横幅:141.5mm 厚さ:5.3mm |
重さ | 241g(ブラック系、ホワイト系、パープル系)/ 239g(カーキ系、ゴールド系)/ 242.5g(カーキ系、ゴールド系の1TB版) |
本体色 | ブラック系、ホワイト系、パープル系、カーキ系、ゴールド系 |
システム仕様 | |
OS | HarmonyOS 3.1 |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
AnTuTuベンチマーク | 総合スコア:約1,080,000 |
メモリ/保存容量 | |
組み合わせ | メモリ:非公表 容量:256GB/512GB/1TB |
ストレージカード | NMカード対応(最大256GB) ※片方のSIMスロットと共用 |
カメラ | |
背面カメラ | トリプルカメラ ①5,000万画素(メイン、f/1.8) ②1,300万画素(超広角、f/2.2) ③1,200万画素(望遠、光学5倍ズーム、f/3.4) 手ぶれ補正:光学式(望遠) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
インカメラ | パンチホール式インカメラ 画素数:800万画素(f/2.4) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
機能仕様 | |
GPS | GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:非公表 |
センサー | 赤外線センサー:対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 |
防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:IPX8 耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック | なし |
NFC | NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 4,800mAh(256GB版、512GB版)/ 5,060mAh(1TB版) |
充電 | 有線充電:66W(11V/6A) ワイヤレス充電:50W 逆充電:対応(ワイヤレス対応) |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース | |
参照元 |
SoCはSnapdragon 8+ Gen 1。メモリは非公表
HUAWEI Mate X3のSoCはSnapdragon 8+ Gen 1。
SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここで端末の性能が決まります。
メモリ(RAM)は非公表、保存容量(ROM)は256GB/512GB/1TBとなっています。
メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2023年現在、メイン機種として使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。
保存容量は写真やアプリなど端末本体に保存できるデータ容量です。2023年現在、メイン機種として使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。
MicroSDカード等のTFカードによる保存容量の拡張に対応しています。最大対応容量は256GBです。
HUAWEI Mate X3(Snapdragon 8+ Gen 1)のAnTuTuスコア
AnTuTuスコアは性能の指標です。まだHUAWEI Mate X3の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでSnapdragon 8+ Gen 1の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。Snapdragon 8+ Gen 1の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは9で測定しています。
- 総合スコア(CPU):1,087,251
- ゲーム性能(GPU):479,252
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
HUAWEI Mate X3のカメラ
HUAWEI Mate X3の背面カメラは広角のメインカメラ(5,000万画素)、ワイド画角の超広角カメラ(1,300万画素)、光学ズーム対応の望遠カメラ(1,200万画素)の3眼構成です。
- メインカメラ(5,000万画素)
- 超広角カメラ(1,300万画素)
- 望遠カメラ(1,200万画素)
インカメラの構成・画素数はメインカメラ(800万画素)のみの1眼構成です。
HUAWEI Mate X3のディスプレイ
HUAWEI Mate X3の画面はサイズが7.85インチ(メイン画面)/ 6.4インチ(カバー画面)、解像度は2,504×1,080(メイン画面)/ 2,496×2,224(カバー画面)、ディスプレイは有機ELを採用しています。画面形状は折りたたみとなります。
また高速表示とタッチ操作に対応しており、リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリングレートは最大300Hzまで対応しております。
- サイズ:7.85インチ(メイン画面)/ 6.4インチ(カバー画面)
- 解像度:2,504×1,080(メイン画面)/ 2,496×2,224(カバー画面)
- ディスプレイ:有機EL
- 画面形状:折りたたみ
- リフレッシュレート:最大120Hz
- タッチサンプリングレート:最大300Hz
HUAWEI Mate X3のサイズ・重量・カラー
HUAWEI Mate X3のサイズは高さが156.9mm、横幅が72.4mm(折りたたみ時)/ 141.5mm(オープン時)、厚さが11.08mm(折りたたみ時)/ 5.3mm(オープン時)、重量が241g(ブラック系、ホワイト系、パープル系)/ 239g(カーキ系、ゴールド系)/ 242.5g(カーキ系、ゴールド系の1TB版)となっています。
- 高さ:156.9mm
- 横幅:72.4mm(折りたたみ時)/ 141.5mm(オープン時)
- 厚さ:11.08mm(折りたたみ時)/ 5.3mm(オープン時)
- 重量:241g(ブラック系、ホワイト系、パープル系)/ 239g(カーキ系、ゴールド系)/ 242.5g(カーキ系、ゴールド系の1TB版)
カラーはブラック系、ホワイト系、パープル系、カーキ系、ゴールド系の5色展開です。
- ブラック系
- ホワイト系、
- パープル系
- カーキ系
- ゴールド系
HUAWEI Mate X3の対応バンド
HUAWEI Mate X3の対応バンドは記事執筆時点で非公表です。情報のアップデートがあり次第更新予定です。
HUAWEI Mate X3の価格・購入先
HUAWEI Mate X3のメーカー希望小売価格は以下の通り。
- 容量256GB:12,999元(約24.7万円)
- 容量512GB:13,999元(約26.7万円)
- 容量1TB:15,999元(約30.4万円)