「Snapdragon 7+ Gen 3」「Snapdragon 8s Gen 3」発表!

Qualcommより新たにSnapdragon 7+ Gen 3Snapdragon 8s Gen 3が発表されましたよ!一体どういうチップセットなのかチェックしていきましょう。

Snapdragon 7+ Gen 3

まずはミドルハイの立ち位置となるSnapdragon 7+ Gen 3から。命名規則的にはSnapdragon 7 Gen 3の性能盛り盛り版って感じがしますね。

先代モデルのGen 2世代は無印の7だけがなく、7+7sの2種類だったのですが今回はしっかり3無印があるので割とわかりやすい印象する。今回の世代は7s出るんかな‥。

Snapdragon 7+ Gen 3は2023年3月2発表されたSnapdragon 7+ Gen 2の後継チップセット。先代比でCPUパフォーマンスが15%向上、GPUに至っては45%向上とかなりスペックアップしているそうです。

CPUは2.8GHz×1、2.6GHz×4、1.9GHzのオクタコア構成。GPUはAdrenoですが型番は非公表。プロセスルールは4nmです。

今回のSnapdragon 7+ Gen 3ではSnapdragon 7シリーズでは初となるGeneratibe AIに対応しており、AIを活用したアシスタントで様々なことがこなせるんだそう。

これによりアシスタントがToDoリストを作成したり、コンテンツを作成したりできるそうですが‥具体的にはこれまでの7 Gen 2シリーズと比べてどういうことが実際できるかが気になる。

またパフォーマンスは向上しつつも、電力効率は5%アップ。電池持ちの改善具合も期待ですね!

Snapdragon 7+ Gen 3はOnePlus、realme、SHARPなどのメーカーのスマホで搭載予定とのことです。高性能ながら電池持ちとAIによる処理最適化がなされた新型モデルに期待したい!

Snapdragon 8s Gen 3

ハイエンドシリーズにあたるSnapdragon 8s Gen 3も見ていきましょう。こちらはSnapdragon 8 Gen xシリーズでは初となる、廉価グレードにあたるチップセット。もちろんプロセスルールは4nm。

すでに出ている8 Gen 3とは中身は結構変わっています。CPUは3.0GHz×1、2.8GHz×4、2.0×3の構成となっており、クロック数自体はすべてのコアで下げられています(8 Gen 3は最大3.4GHz)。

廉価版とはいえクロック数を見た感じスペック自体はハイエンド級を維持はしていそうですね。とはいえGPUの型番は不明だし、クロック数だけでスペックの全貌がわかるわけではないのですが‥

あと、ゲームプレイにおいては、Adreno Frame Motion Engine 2.0なる機能で、ゲームプレイのフレームレートを60FPSから120FPSに向上させることができる模様!これ結構気になるな。どのアプリでもこの機能が使えるのか、それとも対応するゲームだけけなのだろうか。

カメラは最大2億画素までの処理に対応。動画撮影では4K60FPSが可能だそうです。その他、空間オーディオ、Bluetooth 5.4にも対応。

搭載デバイスとしてはHonor、iQOO、realme、Redmi、Xiaomiが予定しているとのこと!XiaomiではすでにCivi 4 Proというスマホが搭載しています。性能はどれほど高いのか、8 Gen 3とどれほど差があるのか興味深いSoCですね(`・ω・´)。

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