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Xperia 1 VIのスペック・対応バンドまとめ!伝統ぶっ壊しで吉と出るか凶と出るか

Sonyが新型フラッグシップスマホ「Xperia 1 VI」を発表。今回のモデルは色々と大刷新されたモデルなので賛否両論ありそう。特徴スペックや対応バンドをチェックしてみる。

Xperia 1 VIの詳細スペックと対応バンド

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対応バンド早見表を表示

Xperia 1 VIの特徴

Xperia 1 VIの特徴は以下の通り!

Xperia 1 VIのハイライト

  • 21:9が廃止された
  • 縦が短く横が長くなった
  • Snapdragon 8 Gen 3搭載
  • 冷却用のベイチャンバー搭載
  • ディスプレイがFHD+に
  • カメラは光学7倍ズームに対応
  • 2倍テレマクロ撮影も対応
  • カメラアプリが統一された

伝統の21:9を廃止。縦が短く横が長くなった

分かりやすく言えば形状が普通のスマホになった。

俺は縦長な21:9のディスプレイは表示よりも持ちやすさが気に入ってるから好きだけど、普通のスマホっぽくなるならそれはそれで別に良いかなって感じ。

ただ21:9ってのはSonyらしさでもあったし、だから選んできたって人も多いはず。

そういった人は去るかもしれないし、普通のスマホっぽくなったことで新規顧客を獲得できるかも知れない。Sonyは万人にウケるよう後者を選んだってこと。

21:9ディスプレイはWEBコンテンツと相性が悪かったから全体的な快適度は向上するはず。さようなら21:9ディスプレイ大好きでした。

Xperia 1 VIのSoCはSnapdragon 8 Gen 3

Xperia 1 VIは執筆時点で世界最高峰のSnapdragon 8 Gen 3を搭載。メモリとストレージの組み合わせは12+256GB、12+512GB、16+512GBの3モデル展開。

ちなみに12+512GB、16+512GBはオープンマーケット版限定だからキャリア版は12+256GBしか選べないらしい。イミフ。

▼動作については心配しなくてOK。ほとんどの人は性能を使い切れないし俺も使い切れない。Snapdragon 8 Gen 3の動きについては以下の記事で書いてるのでチェックしてみて。↓

Snapdragon 8 Gen 3のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

フラッグシップモデルだから性能が良いのは当たり前として、俺が「お!」と思ったのは冷却機構。

▼これまでのモデルは熱に弱い側面があったけど遂にベイパーチャンバーを搭載した。↓

ベイパーチャンバーってのは液体気化を使った冷却システム。結構昔からある技術だけどようやく搭載してくれたからこれで随分安定性は向上しそう。

Xperia 1 VI(Snapdragon 8 Gen 3)のAnTuTuスコア

まだXperia 1 VIの実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでSnapdragon 8 Gen 3の参考ベンチマークをチェックしてる。

  • 総合スコア(CPU):約1,950,000
  • ゲーム性能(GPU):約810,000
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

ディスプレイは4K→FHD+になった

これまでのモデルはディスプレイに4Kパネルを搭載していることをウリにしていたけど、俺はずっと「意味あんの?」と言ってたんよね。画素密度が300ppiを超えたあたりから人の目では違いが分からなくなるし。

だから俺は別に4K→FHD+に変わったとて全然OK。

4K→FHD+は6インチクラスでも全然違うぞ!って人は凄い。認める。でもそんな違いが分かる奴は超ニッチ。だからニッチ層以外は問題ないFHD+をSonyはチョイスした。

変わりと言ってはアレだけど高リフレッシュレートが可変式になったのは嬉しい。(高リフレッシュレートとは

Xperia 1 VIは可変式になったことで1-120Hzで動かせる。滑らかさが不要なシーンで画面の更新回数を減らせるから電池持ちも向上する。

望遠が強化されテレマクロに対応したカメラ

カメラの構成としては16mmの超広角、24mmの広角、85mm-170mmの可変望遠の3カメラ構成。

前モデルから大きく変わったのは望遠カメラで最大125mmだったのが170mmになったから被写体をよりアップで撮影できる。倍率で言えば光学7.1倍でパシャっといける。

実用的な倍率も増えて16mm、24mm、48mm、85mm、135mm、170mmを切り替えて撮影できる。色んな倍率で撮影できるスマホは多いけど実用的な画質で撮影できるスマホって限られてくる。けどXperia 1 VIだったら仕様的に問題なし。

▼望遠性能も上がったし様々な倍率で撮影できるから凄く使いやすそうよね。それに加えて望遠カメラを使ったテレマクロ撮影に対応したのが嬉しい。↓

望遠カメラって被写体にあまり近づけないのが普通なんだけど、テレマクロに対応してると近づけるんよ。あと望遠だから強烈なボケも表現できる。

俺はXiaomi 14 Ultraでテレマクロの凄さを感じたんだけど、普通のスマホじゃ無理な距離からアップの写真とか撮れる。これが撮影の幅をグッと広げてくれるんよね。だからテレマクロ対応は嬉しいし仕様的にXiaomi 14 Ultraよりも近づけるからアプローチ方法はめっちゃ広がってそう。

▼あと大きく変わったのはカメラアプリ。変わったというよりも昔に戻った感じが強い。↓

前モデルまでは用途の応じて複数のカメラアプリが用意されていたけど、Xperia 1 VIは1つのカメラアプリに統合。これもニッチウケよりも万人ウケを狙った感じがするけど、俺は複数のカメラアプリを使うのが面倒に感じてたので嬉しい変化点。

Xperia 1 VIまとめ・発売日・価格

本記事では大きく変化した部分を中心にピックアップしたけど、フラッグシップモデルなので他にも色々と凄い機能や凄い仕様が詰め込まれてる。そのあたりはXperia 1 VIの日本公式サイトがこれでもかってアピールしているからチェックしてみて。

Xperia 1 VIは伝統を打ち破るような部分が多くて長年ファンだった層からすると戸惑う部分が多い、変わりにこれまでXperiaに興味がなかった層が反応するかも知れん。この変化が吉と出るか凶と出るかは見ものよね。

俺としては近年のショート動画ブームなんかもあって、スマホはそういったコンテンツの視聴だけでなく撮影機材としても定着しているしそんな使い方を想定した機能もてんこ盛り。さらに普通の人が扱いやすく感じる仕様になったことで割と人気が出るんじゃないかなって思ってるんよね。

ただカメラだけで考えると日本に上陸した途端に飛ぶように売れているXiaomi 14 Ultraの存在は無視できない。21:9じゃなくなったしSonyスマホのウリが弱くなった今となってはそっちに流れる人も多そう。

それでは最後にXperia 1 VIの発売情報。

Xperia 1 VIはメモリ12GBモデルが2024年6月21日発売、メモリ16GBモデルが8月23日発売。

価格はメモリ12GB+容量256GBが19万円前後、メモリ12GB+容量512GBが20.5万円前後、メモリ16GB+容量512GBが21.9万円前後。

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