HMD Fusionが面白そう!背面カバー取り替えやDIY修理も出来る何でもアリなスマホ

HMD Fusion

Nokiaブランドを有しているHMDから背面カバーを取り替えてカスタマイズが可能なスマートフォン「HMD Fusion」が発表されていたので紹介していきます!

HMD Fusionの詳細スペック

SoC Snapdragon 4 Gen 2
メモリ 6GB
容量 128GB
ディスプレイ 6.56インチ、HD+(1,612×720)、90Hz
アウトカメラ 1億800万画素(メイン)+200万画素(深度測定)
インカメラ 5,000万画素
バッテリー 5,000mAh
サイズ 164.15×75.5×8.32(mm)
重量 202.5g
対応バンド GSM:850/900/1,800/1,900MHz
WCDMA:B1/2/4/5/8
LTE FDD:B1/3/5/7/8/20/28
LTE TDD:B38/40/41
Sub6 FDD:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28
sub6 TDD:n26/n38/n40/n41/n77/n78
OS Android 14
備考

スペック表に関する免責事項

背面パネルが幅広くカスタムできちゃう!

HMD Fusion

HMD Fusionの最大の特徴は筐体を自由自在にカスタマイズできちゃう点が挙げられるでしょう。

▼まずは「Casual Outfit」から。Casual Outfitは所謂普通の背面カバーなんですが、一部分がスケルトン状態になっているので内部状態がさりげなく見えるのが新鮮!↓

HMD Fusion

しかもエッジ部分はちょっとしたエアバンパーが配置されているので、ちょっとした保護機能も有しているのもGoodです!ちなみにカラーリングは「Cyan」「Blue」「Pink」の3色構成のようです。

▼2つ目は「Wireless charging outfit」。名前の通りワイヤレス充電が可能となる背面パネルになります。なお、充電能力は最大5Wなのでワイヤレス充電としてはベーシックなようです。↓

HMD Fusion

カラーリングは「Cyan」「Black」「Pink」の3色構成のようです。素材は100%リサイクルのシリコンの模様。

▼3つ目はHMD Fusion屈指の変わり種カバーである「A foldable light ring」。カメラバンプをピッタリ囲うようにLEDライトリングが配置されているので、撮影の際でもしっかりと照らすことができるとアピールしています。↓

HMD Fusion

自撮りを行う時はどうするって?LEDライトがクルッと反転するので、自分に向けてライト照射もOK。自分の顔もしっかりとライトアップできちゃいますね!

なお、カラーリングは「Blue」「Pink」の2色構成と、上記のカバーよりも1色少なく設定されているようです。

▼最後は「Heavy-duty protective outfit」。名前から想像できるようにHMD Fusionをタフネススマホへと変身させることができる背面カバーとなります。↓

HMD Fusion

Heavy-duty protective outfitを装着するとIP68等級の防水・防塵や最大5Wのワイヤレス充電に対応した上にPTTボタンも使用可能になったりと本物のタフネススマホ顔負けな機能が使えるようになっちゃいます!

カラーリングは「Black」のみの1色構成ですが、タフネススマホになることを考えるとまぁ許容できるかも?でも元はせっかくオシャレなスマホなんだからオシャレカラーも1色くらいは用意して欲しかったですね〜。

ディスプレイも自分で取り替えて修理できちゃうぞ!

HMD Fusion

先ほどHMD Fusionは自在に背面カバーが取り替えできると紹介しましたが、後ろ以外にも前…すなわちディスプレイも取り替えができちゃいます!

部品はどこで購入するのかって?かの有名なiFixitにて作業で使用する道具や純正パーツが入手可能なので入手性もかなり良さそうです!しかも手順も確認できちゃいますしね〜!

しかも本機はHMD Gen2 repairabilityに対応しており、HMD製スマートフォンの中でも執筆時点でかなり分解整備が簡単なクラスに属しているとのこと。まさにHMD FusionはDIYも考え抜かれた製品ってこと!

何らかの事情によりディスプレイのガラスを割っちゃった…そんな時でも自分で交換が比較的簡単にできるのは最近のスマートフォンとしてはかなり強みになるんじゃないでしょうか!

SoCはSnapdragon 4 Gen 2

HMD Fusionの搭載するSoCはSnapdragon 4 Gen 2と2023年6月に発表されたSnapdragon 4シリーズ(エントリークラス)に属するプロセッサが採用されています。AnTuTuでいえば総合スコアが約41万点、GPUスコアが約5万点クラスです。

性能的にはミドルレンジの中でもまぁまぁ良いのですが、グラフィック性能がエントリーくらいと結構アンバランスではありますが、ゲームで遊ぶのでなければそれなりに快適に使えるレベルではないでしょうか。

▼Snapdragon 4 Gen 2がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓

Snapdragon 4 Gen 2のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

自撮り機能が強化されたインカメラ

HMD Fusion

HMD Fusionのインカメラは5,000万画素と普通のスマホではアウトカメラで用いられる高画素数のレンズが採用されています。

個性の塊であるHMD Fusionですので解像度が高いだけでなく、自撮りのジェスチャーや自撮りの際のスローモーション撮影機能など自撮りを快適かつ面白く撮影できる工夫が盛りだくさんですよ!

HMD Fusionまとめ

HMD Fusionはスペックだけを見るとイマドキのエントリー〜ミドルレンジスマホに感じるかもしれません。

しかし、取り替えるだけで性格がガラッと変化する背面カバーにディスプレイも比較的カンタンに取り替え可能な構造、自撮り機能が充実したインカメラなどエントリー〜ミドルレンジスマホとは思えないくらいに充実した付加価値が盛り込まれているのは驚愕の一言に尽きます。

HMDの端末は執筆時点では日本展開されていないため、日本で正式に見られる日は遠いかもしれませんが、こういった刺激的なスマートフォンはかなりアリなんじゃないかなと思いました!

ページトップへ