MediaTek Dimensity 9500s発表!Dimensity 9400+のマイチェンSoC。ゲーム性能UP、通信面はナーフ

MediaTekから「Dimensity 9500s」というSoCが発表されました!Dimensity 9500sはDimensity 9400+のマイナーチェンジモデルで、Dimensity 9400eの後継SoCになります。
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Dimensity 9500sの概要
▼Dimensity 9500sは、3nmで製造されるSoCです。Dimensity 9400+のマイナーチェンジモデルです。↓

▼SoCにDimensity 9500sを搭載したREDMI Turbo 5 MaxのAnTuTuスコア(v11)の公称値は、360万点とのこと。↓

Dimensity 9500sの詳細情報
Dimensity 9500sのスペックをチェックしていきます。
CPU
CPU構成Dimensity 9400+と同じで以下の通り。
- 1× Cortex-X925(3.73GHz、2MB L2 cache)
- 3× Cortex-X4(3.3GHz、1MB L2 cache)
- 4× Cortex-A720(2.4GHz、512KB L2 cache)
- 12MB L3 cache
- 10MB SLC
GPU
GPUには12コアのImmortalis-G925 MC12あるいは11コアのImmortalis-G925 MC11を搭載しています。
こちらも、Dimensity 9400+と同じです。
ゲームのフレームレートを向上させるMediaTek Frame Rate Converter 3.0(MRFC 3.0)を搭載。Dimensity 9400+と先代のDimensity 9400eに搭載されているMFRC 2.0+、Dimensity 9400に搭載されているMFRC 2.0から性能が向上しています。
NPU
NPUはDimensity 9400+と同じ、MediaTek NPU 890を搭載。
メモリ/ストレージ
対応メモリはLPDDR5X(最大10667Mbps)で、ストレージ規格はUFS 4に対応しています。
ディスプレイ
解像度とリフレッシュレートはWQHD+@180Hzに対応しています。
カメラ
最大320MPのイメージセンサーに対応。
動画撮影は8K@60FPSに対応しており、8K@30FPSまでだったDimensity 9400eより性能アップです。
通信
5Gモデムには3GPP-R17を搭載。5G通信対応。
Wi-Fi 7をサポート。ピークスピードは最大6.5Gbps。最大7.3GbpsなDimensity 9400+や9400から性能ダウンでDimensity 9300と同じ水準です。
Bluetooth 5.4に対応。Dimensity 9400/9400+/9400eでは6.0対応でしたので、こちらも弱体化しています。
GNSSはGPS L1CA+L5+L1C、BeiDou B1I+ B1C + B2a +B2b、Glonass L1OF、Galileo E1 + E5a + E5b、QZSS L1CA + L5、NavIC L5をサポート。
まとめ
Dimensity 9500sはSnapdragon 8 Gen 5の対抗馬として発表されたSoCです。
Snapdragon 8 Gen 5よりもキャッシュが多く、GPU性能が高いため、ゲーム性能は上回るでしょう。AnTuTuスコアの公称値はDimensity 9400+よりも高くなっており、Dimensity 9400+の改良版と言えます。
ただし、Wi-Fiの最大速度やBluetooth規格はDimensity 9400+どころか、Dimensity 9300+ベースのDimensity 9400eよりもスペックがダウンしており、完全な改良版とは言えない点には注意が必要です。