
2025年11月に登場したSoC「Snapdragon 8 Gen 5」のスペック、実機での処理性能とゲーム性能、実際の動きをチェックしてみました。
なお、本記事で紹介する内容は「目安」です。スマートフォンやタブレットはSoC以外に画面の解像度、メモリ搭載量、ストレージの速度などで動作が変わってきます。
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Snapdragon 8 Gen 5のCPUとGPUのスペック
| SoC | Snapdragon 8 Gen 5 |
| CPU | Qualcomm Oryon プライムコア:3.8GHz ×2 パフォーマンスコア:3.32GHz ×6 |
| GPU | Qualcomm Adreno 829 |
Snapdragon 8 Gen 5の処理性能
▼ガルマックスではSoCを6つの性能帯に分けています。Snapdragon 8 Gen 5は記事執筆時点で最上位クラスのハイエンド帯にあたるSoCです。↓

今回、処理性能の検証に使用した機種はOnePlus 15R/メモリ12GBです。
Snapdragon 8 Gen 5の実機AnTuTuスコア
端末の性能を数値化するAnTuTuベンチマークで実機測定してみましょう。
▼Snapdragon 8 Gen 5の実機AnTuTuのスコアは総合スコアが3,172,078点、GPUスコアは1,076,475点、UXは721,680点となっていました。↓

Snapdragonの8番台であることやスコア的にもハイエンド帯に属するSoCですが、最上位クラスのSnapdragon 8 Elite Gen 5よりもワンランクグレードが下の立ち位置。とはいえ非常に高いスコアで一つ前の世代で最上位のSnapdragon 8 Eliteに近い水準となっています。
▼以下は2026年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓| AnTuTuスコア(V11) | 動作・操作感 |
|---|---|
| 総合スコア:約270万点以上 GPUスコア:約80万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
| 総合スコア:約200万点〜270万点 GPUスコア:約60万点〜80万点 | (準ハイエンド)サクサク。重いゲームもOK |
| 総合スコア:約140万点〜200万点 GPUスコア:約30万点〜60万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
| 総合スコア:約70万点〜140万点 GPUスコア:約15万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
| 総合スコア:約40万点〜70万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | (エントリー)必要最低限 |
| 総合スコア:約40万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
Snapdragon 8 Gen 5のゲーム以外の動き
Snapdragon 8 Gen 5を搭載するスマートフォンでゲーム以外の動きをチェックしてみます。
▼ホーム画面操作、WEB閲覧(Yahoo!ニュース)、動画視聴(YouTube)の動作はこんな感じでした。↓
ハイエンド帯なので、上のようなライトユースが中心な人も長期的にパフォーマンスの心配をすることなく愛用していける水準です。
Snapdragon 8 Gen 5のゲーム性能
ライトな使い方は先程検証しましたが、次はゲームを試してみます。検証では重量級ゲームとして原神、最重量級としてアークナイツ:エンドフィールドで行います。
今回はハイエンド帯SoCなので画質を「最高」、フレームレートを60に設定した際のフレームレートを測定します。
なお検証結果により他ゲームでの大体の動作目安も分かります。
- 大部分で30FPS未満は画質やフレームレートを妥協する必要があったり、それらを妥協しても遊べないゲームが出てくる。
- 大部分で30FPS以上が出ていれば大多数のゲームは遊べるレベルで動作する。画質を妥協することで大多数のゲームは快適に動作する。
- 下限FPSが60FPSに近づくほど画質と高フレームレートを維持しやすくなる。また下限50FPSを超えるとと大多数のゲームは快適レベルで動作する。(Snapdragon 8 Gen 5はこれに該当します)
▼原神の結果は以下の通り。平均59.6FPS、下限平均は54FPSと平均FPSと10FPS以内に収まっており、大きなカクつきなく非常に快適にプレイできる水準でした。↓

▼原神より重い最重量級のアークナイツ:エンドフィールドも平均59.3FPS、下限平均FPSも10FPS以内の55.3FPSと非常に快適にプレイできる水準です。↓

また余談になりますが、Snapdragon 8 Gen 5を搭載する製品はフレーム補間に対応している場合があります。
▼以下はOnePlus 15Rでフレーム補間にて120FPSでプレイしたデータです。稀に60FPS台に落ちるシーンもありますが、平均119.6FPS、下限平均FPSも10FPS以内の111.4FPSと全体的にみれば快適と言える水準でプレイが可能でした。↓

Snapdragon 8 Gen 5の動作目安まとめ
Snapdragon 8 Gen 5はSnapdragon 8 Eliteに匹敵するパフォーマンスを持つSoCです。SoCの性能は年々進化してパワーアップしているんですけど、「最上位クラスは高価だしそこまでの性能は必要ないから価格を抑えたい」というニーズとマッチしそうなSoCですね。
Snapdragon 8 Gen 5搭載製品の一覧
Snapdragon 8 Gen 5を搭載する製品は以下です。