AQUOS R11は6コア版のSnapdragon 8s Gen 4を搭載?公式でヘキサコアと記載

AQUOS R11が正式発表されたんですが、搭載するSoC「Snapdragon 8s Gen 4」のコア数がヘキサコア(6コア)と記載されていて話題になってます。

本来Snapdragon 8s Gen 4は8コア仕様

まずSnapdragon8s Gen 4がどんなSoCかを整理しておくと、Qualcomm(クアルコム)が開発したハイエンド寄りのSoCで、オールビッグコア(省電力コアを持たず全部のコアを高性能コアで構が特徴的なチップです。

ガルマックスでも実機のAnTuTuベンチマークスコアを計測していて、総合スコアは約207万点とかなり高いパフォーマンスを発揮しています。

Snapdragon 8s Gen 4のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

本来のSnapdragon 8s Gen 4のCPU構成はこうなっています。

  • Cortex X4:3.2GHz ×1
  • Cortex A720:3.0GHz ×3
  • Cortex A720:2.8GHz×2
  • Cortex A720:2.0GHz×2

合計8コアが正規の仕様です。

▼なんですが・・・AQUOS R11の公式スペックを確認すると、以下の通りヘキサコアと記載されています。↓

「3.2GHz + 2.8GHz + 2.0GHz ヘキサコア」と記載されており、3.0GHzのCortex A720が3コアある記載が丸ごと抜けています。つまり「3.0GHzコアの3つのうち2つが無効化されているのでは?」と言われています。

またKさん曰く、ベースとなるSnapdragon 8 Gen 3には6コア版があったので、もしかしたらCortex X4:3.2GHz ×1、Cortex A720:2.8GHz×4、Cortex A720:2.0GHz×1の1+4+1の可能性もありそうとのこと。確かに丸っと3.0GHzの3コアが消えているのでありえる…。

コア無効化って何?なぜやるの?

ここで「コア無効化って何?」という話をしておくと、SoCに搭載されている複数のコアのうち一部をあえて動作させないようにするチューニングのことです。

なぜそんなことをするかというと、主な理由は以下の2つが考えられます。

発熱・バッテリー持ちの最適化:コアが多いほど処理能力は上がりますが、その分発熱も増えてバッテリーの消費も激しくなります。シャープのAQUOSシリーズはバッテリー持ちを重視した設計で知られており、今回のチューニングもその方向性の一環かもしれません。

製造上の歩留まり対応:半導体製造では、製造工程で一部のコアに不具合が出た場合、そのコアだけ無効化して出荷するケースもあります。ただしこちらはあくまで可能性の一つです。

理由はこんな感じですが、コア数が欠けると8コア版のSnapdragon 8s Gen 4とはパフォーマンスが少なからず違ってくるはずです。

Qualcommの公式には6コア版の記載なし

コア無効化ってメーカーの独自チューニングなんですかね?それともSnapdragonで6コア版という製品があるんですかね?このあたりで物事の見方が結構変わってきそうな気がします。一応調べたんですが、Snapdragonの公式サイトでは6コア版は見当たりませんでした。

もし上述したように1+4+1構成であればSnapdragonで何かしら情報がリリースはされると思うんですよね。

つまり今のところ有力なのは「シャープが独自にコアを無効化してチューニングした」という見方です。バッテリー持ちを優先させた結果のチューニングなのか定かではありませんが、公式スペック上でヘキサコアと記載があるので、通常のSnapdragon 8s Gen 4とは性能が変わってくるものと思っておきましょう。

同じSnapdragon 8s Gen 4を搭載するPOCO F7Xiaomi Pad 8は8コアフル動作での仕様なので、それらと単純に同じ性能とは言えない点は頭に入れておくといいかもしれません。

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